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群馬県教育委員会では、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条の規定に基づき、令和6年度の教育委員会の事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の結果について取りまとめましたので、お知らせします。
地方教育行政の組織及び運営に関する法律(以下「地方教育行政法」という。)において、全ての教育委員会は、毎年、その教育行政事務の管理執行状況について自己点検及び評価を行い、その結果に関する報告書を議会に提出するとともに、公表することが義務付けられています。
群馬県教育委員会では、効果的な教育行政の推進に資するとともに、県民への説明責任を果たすため、年度を区切りとして、前年度の状況について「教育委員会の点検・評価」(以下「点検・評価」という。)を実施し、報告書にまとめています。
群馬県教育委員会では、毎年度当初に、群馬県教育ビジョン(第4期群馬県教育振興基本計画(以下、「教育ビジョン」という。)に基づき、当該年度の教育行政に関する基本方針と主要な事業を掲載する行政資料「ぐんまの教育202□-基本方針と主要事業-」(以下、「ぐんまの教育」)を作成・公表しています。
令和7年度の点検・評価は、「ぐんまの教育2024」の「1-2 重点政策ごとの事業ツリー及び指標」に掲載されている「令和6年度における代表的な事業」及び「指標」のうち、県教育委員会が所管するものを対象とします。
※「ぐんまの教育」に掲載されている知事部局が所管する事業及び指標(同資料でも参考扱いで掲載)については、令和6年度の事業概要及び取組実績と指標の最新値を参考として報告書に掲載しますが、評価の対象とはしません。
【参考リンク】
「令和6年度における代表的な事業」ごとに、令和6年度の具体的な取組内容について担当所属にて自己点検・評価を行うとともに、指標の状況について分析を行いました。指標は、最新の数値とともに、矢印で前年度からの数値の上昇・下降等の状況を記載しています。これらを踏まえ、重点政策ごとに令和7年度の方向性を検討しました。
さらに、地方教育行政法に基づき、教育に関し学識経験を有する者の知見の活用を図るため、「群馬県教育委員会の点検・評価委員会」を設置し、委員から御意見、御助言をいただきました。
氏名 | 所属等 |
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新井 セラ | 株式会社ワーク・ライフバランスコンサルタント 群馬県行財政改革評価・推進委員会委員 |
大森 昭生 | 共愛学園前橋国際大学学長 第4期群馬県教育振興基本計画策定懇談会座長 |
栗原 淳一 | 群馬大学共同教育学部教授 同 共同教育学部附属教育実践センター センター長 |
田中 政文 | 藤岡市教育委員会教育長 群馬県都市教育長協議会会長 |
藤澤 都茂子 | 群馬県スクールソーシャルワーカー・スクールカウンセラー |
※所属等は令和7年8月(教育委員会会議における議決)時点
令和6年度に実施した事業・取組のうち、特に成果を挙げられたものは以下のとおり。
※その他、教育ビジョンの具現化に向け、「エージェンシーを育む学びの実現 PJ」、 「体育担当者資質向上」などの授業改善に係る取組や、「SAH」などの児童生徒の主 体性を育む取組を積極的に推進しました。
令和6年度に実施した事業・取組に係る課題について、点検・評価委員会(後述)で挙げ られたもののうち主なものは以下のとおり。(課題の詳細は、報告書の各重点政策まとめペ ージ参照)
設定した指標(68 件)について、令和 5 年度を基準年度とし、令和6年度の数値との比較 (令和 6 年度数値が未公表の指標は令和 4 年度と5年度の比較)を行い、「上昇」・「横ば い」・「下降」に分類したところ、上昇した指標が最も多くなりました。
《上昇:33件(48.5%)、横ばい:18件(26.5%)、下降:1件(1.5%)、前年度数値なし:16件(23.5%)》
点検・評価の報告書をご覧になりたい方は、こちらのファイルをダウンロードしてください。