本文
令和7年8月27日(水曜日)午後6時00分から午後6時50分
県庁24階 教育委員会会議室
湯澤晃委員長、吉田秀文委員長職務代理者、神出誠一郎委員、宇部弘子委員、大澤桂子委員
平田郁美教育長、小林謙五総務課長、高橋章高校教育課長、高井俊一総務課次長、代田英敏総務課補佐(行政係長)、柴山和宏高校教育課生徒指導係長、富澤茂高校教育課指導主事、河内皐総務課主事
平田教育長から、群馬県いじめ問題等対策委員会の湯澤委員長に対し、諮問書を提出した。
諮問書(令和7年8月27日群馬県教育委員会) (PDF:39KB)
(平田教育長)
本日はご多忙の中、委員の皆様にご出席いただき、感謝申し上げる。また、本来の業務を抱える中、本年5月より委員にご就任いただいたことに対し、改めて謝意を表する。さて、本日、皆様にお集まりいただいたのは、県立高校においていじめの重大事態が発生したことによるものである。
教育委員会としては、学校からこれまでの経緯や対応について聴取を行ってきた結果、8月定例教育委員会会議において、「群馬県いじめ問題等対策委員会」に対し、本事案の調査を諮問することを決定した。
過去の事案調査等において、貴委員会からいただいた提言を踏まえ、各県立学校ではいじめの積極的な認知や組織的な対応に努めてきたが、残念ながら今回、重大事態が発生するに至った。
本事案は、生徒がいじめにより心因性の疾患を発症した疑いがあるものである。委員の皆様には、公平性・中立性を確保しつつ、慎重かつ丁寧な調査をお願いしたい。教育委員会としても、委員会の円滑な運営に最大限の協力を行う所存である。
本日は、どうぞよろしくお願いする。
湯澤委員長が会議の開催を宣す。
(湯澤委員長)
本日はご多忙の中、ご出席いただき感謝する。ただいま、教育委員会から諮問書を受領した。
今回諮問された事案の調査に当たっては、対象生徒や保護者の思いを受け止めつつ、関係する生徒や教職員等への調査を行うとともに、対象生徒が疾患を発症するに至った背景や心理状況について、公平性・中立性を確保し、先入観を持たずに事実関係の把握と検証を進めていく所存である。
本委員会の委員は、それぞれが各分野の専門家である。その専門性を活かし、各委員が様々な立場から議論を交わしていくことで、しっかりと調査報告書を取りまとめていく考えである。
審議を開始するため、平田教育長は退室した。
議事の審議に先立ち、湯澤委員長から、本日の委員会は重大事態の調査審議に係る内容であるため、以降の会議を非公開で行いたい旨の発議があり、全員賛成した。
ここで、湯澤委員長から、以降の会議は非公開で行う旨の発言があり、取材者は退室した。
高校教育課長が説明を行い、質疑応答を行った。
今後の調査及び検証の方針を決定した。
調査報告書の答申を行うまでのスケジュールを確認した。
事務連絡、その他の報告を行った。
午後6時50分、湯澤委員長、いじめ問題等対策委員会会議の閉会を宣す。