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令和8年3月教育委員会会議定例会の会議録

更新日:2026年5月1日 印刷ページ表示

1 期日

 令和8年3月16日(月曜日)

2 場所

 県庁24階 教育委員会会議室

3 出席者

 平田郁美教育長、日置英彰教育長職務代理者、小島秀薫委員、中澤由梨委員、宮坂あつこ委員、都丸千寿子委員

4 事務局出席者

 高橋正也教育次長、古市功教育次長(指導担当)、西村琢巳総合教育センター所長、小林謙五総務課長、角田毅弘管理課長、酒井隆福利課長、角田義行学校人事課長、佐野美幸義務教育課長、高橋章高校教育課長、池田克弘特別支援教育課長、都丸要生涯学習課長、山田知利健康体育課長、鈴木智行総務課学びのイノベーション戦略室長、箱田陽子生涯学習課社会教育主監、高井俊一総務課次長、代田英敏総務課補佐(行政係長)、高田和樹総務課主幹

5 開会

 午前10時02分、平田教育長、教育委員会会議の開会を宣す。

 傍聴人は1名、取材者は2名であることを報告。

6 会議録署名人の指名

 平田教育長が今回の会議の会議録署名人に都丸委員を指名。

7 議案審議等の一部を非公開で行うことについて

 議案審議に先立ち、平田教育長から、第71号議案は教育委員会の表彰に関する案件であるため、第72号議案から第76号議案は教職員の人事に関する案件であるため、審議は非公開で行いたい旨の発議があり、全員賛成で議決した。
 また、第70号議案は、審議が不要となったため、欠番となる旨の報告があった。

8 教育委員会の行事日程

 教育委員会の主要行事日程及び次回定例会議の日程について、総務課長が説明。

9 教育長事務報告

(平田教育長)

 私から一言申し上げる。

 本日は今年度最後の教育委員会会議となる。

 1年間、いろいろ議論や協議をお願いしてきた。大変お世話になり、皆さんからいただいた知見を教育委員会の教育行政に生かすことができて、心から感謝している。

 どうぞ来年度もよろしくお願い申し上げる。

 それでは報告する。令和8年度第1回定例県議会が、2月16日から3月10日まで開催された。

 一般質問では、「地域と連携した県立高校のあり方検討の進め方」など、教育委員会の所管事項に関する質疑があった。

 文教警察常任委員会では、付託議案の審議のほか、「県立高校の魅力向上」や「部活動の地域展開」などの質疑が行われた。

 なお、県議会の議案として提出している「令和8年度当初予算」等については、3月18日が議決日となっている。

 次に、児童生徒の活躍の様子について報告する。

 まず、全国の高校生が建築設計のアイデアを競う「建築甲子園」で、桐生工業高校が2年連続の優勝という、すばらしい成績を収めてくれた。

 2月25日には、桐生工業高校の建築研究部の皆さんが、その受賞報告のために来庁してくれた。

 桐生市で晩年を過ごした作家・坂口安吾の作品と結びつけた建物の設計を提案しての優勝だった。

 このような難しいテーマを高校生が扱うのかと本当に驚いたが、生徒の皆さんはどんな質問にも自分の言葉で答えており、自分たちでしっかり考えていることがよく分かった。

 坂口安吾の作品に込められた思いを丁寧に調べ、色々な方から情報をもらいながら、自分たちで寄り添って、それを作品に生かして取り込んでいる様子が伝わり、本当に素敵な1日となった。

 次に藤岡北高校についてである。藤岡北高校は、ビオトープのヤリタナゴの取り組みなどをとても頑張っており、また、造園デザインでも以前からすばらしい成果を上げているが、今回もそれに続き、「全国学校・園庭ビオトープコンクール」で環境大臣賞を受賞した生徒が来庁してくれた。

 さらに、「毎日地球未来賞」で奨励賞を受賞した生徒、「全国高校生介護技術コンテスト」で介護福祉士会会長賞を受賞した生徒、「全国高校生フラワーアレンジメントコンテスト」で銅賞を受賞した生徒、「全国造園デザインコンクール」で日本造園学会会長賞と入選、佳作を受賞した生徒が来てくれた。

 どの生徒も本当に楽しそうにやっていて、自分の言葉で話している姿が素敵だった。

 初めはビオトープや造園を中心にやっていた取り組みが、介護やフラワーアレンジメントと他の分野にも広がって、生徒同士が影響し合っている様子も分かり、どちらも本当に嬉しい一日になった。

 他にも多くあるが、今日は2校の報告としたい。高校生、若い人たちは本当にすごいと改めて思った。

 続いて、前回の定例会以降の行事について報告する。

 県立学校の卒業式では、教育委員に各学校の卒業式へ出席していただき、誠にありがたく思う。後ほど報告いただければありがたい。

 また、2月13日に県庁で開催された「ぐんまDXハイスクール事業BBミーティング成果発表会」に、小島委員と出席した。

 2月27日には、太田・館林・邑楽地区「県立高校のあり方検討会」に出席した。

 委員の皆様の出席行事については、この後、それぞれご報告いただきたい。

 私からは以上である。

(日置委員)

 先ほど教育長から紹介があったように、私は3月2日に県立伊勢崎高校の卒業式に出席してきた。

 今年度はグローバルコミュニケーション科33名、普通科234名の計267名が、晴れて卒業の日を迎えた。

 今回の卒業生は、同校がSAH協力校に指定された年に入学した世代である。在学中にはパリで開催されたOECDの教師サミットに参加した生徒も含まれているということで、国際的な舞台で経験を積んだ生徒たちが、これからまた次のステージに進んでいくのだと思うと、活躍してほしいと強く感じたところである。

 式典後には、高橋校長先生と、SAHの取り組みによって生徒がどう変化したかについて、少し意見交換をさせていただいた。

 校長先生のお話によれば、これまでは県内や近隣の大学への進学が中心だったが、最近は関東だけでなく関西圏の大学を受験する生徒も非常に増えており、生徒の進路の幅が確実に広がっているという実感があるとのことだった。

 また、探究的な学習によって非認知能力が向上し、それが学力の向上にも結びつくという相乗効果もはっきり感じているという話で、この点も非常に印象的だった。

 さらに、今年度の高校入試の倍率も1.23倍と高く、近隣だけでなく広い範囲の中学校から多くの志願者が集まっているという。同校の探究の魅力が、中学生や保護者に広く浸透してきているのだと強く感じた。

(小島委員)

 私は、2月13日の「ぐんまDXハイスクール事業BBミーティング成果発表会」に参加した。

 BBというのは『Beyond Border(境界を超える)』の意味で、意図としては、それぞれの実業高校の枠を超えて、つながりながら活動を発表するということだったのだろうと思う。

 農業、福祉、工業、商業という、それぞれの分野で、工業高校や商業高校、実業高校等から発表があった。

 どれもなかなか面白くて、自分たちで電動車椅子を作ってみたり、河川環境を調べてみたり、画像を作ってみたり、いろいろ創意工夫しながら、しかもとても楽しそうに取り組んでいた。

 先ほど教育長がおっしゃっていたが、「楽しそうにやっている」というところがとても良かった点だと思う。

 企業の経営者という観点からすると、技術力そのものよりも、楽しんで面白いことを生み出す「遊び心」に興味がある。

 スティーブ・ジョブズが「Appleはテクノロジーとリベラルアーツの交差点にある」と語っていたが、本当にそうなのだと思う。

 自由に考えること、好き勝手に創造すること、遊び心があるところから、新しい価値が生まれる。

 例えば、昔のカセットテープは、家の中で楽しむためのものを外で楽しめる形にしたという、そういった『持ち出す楽しさ』がヒットした理由だったと思う。

 携帯電話、ノートパソコン、カップラーメンなど、家の中で利用するものを外に持っていけるようにしてヒットした例は多い。

 そこには技術と遊び心の交差点がある。

 今回の実業高校の発表は、まさにその交差点に立っていて、『自分でやりたいことを持っている強さ』がすごく感じられた。

 「面白いことをやってみよう」という意気込みが強く、Beyond Borderの意味が非常によく伝わってくるミーティングだったと思う。

 それから、3月2日は藤岡工業高校の卒業式に出席した。

 卒業生は3クラス70名弱で、どちらかというと生徒よりも、保護者の人数が多いくらいの印象だった。

 式典後、校長室で同窓会長やPTA会長と話をしたが、とてもフレンドリーで、地域に密着した高校だと感じた。

 藤岡工業高校は、ウエイトリフティング部が活動しており、かつてモスクワオリンピックにおいて、日本代表に選出されながらも、日本の大会不参加により出場の機会を得られなかった経験を持つ方が、週に1回程度、指導に携わっているという話も聞いた。

 校長先生との会話でのエピソードから、地域とのつながりが本当に強いことが伝わってきた。

 後日、同窓会長に別の場所でお会いしたが、とてもフレンドリーで、「地域ぐるみ」という雰囲気のあたかさを感じる学校だと改めて感じた。

(中澤委員)

 私は3月2日に、高崎北高校の卒業式に出席した。

 235人の卒業生が旅立っていった。

 事前に校長先生からお話を伺っていて、学校は「グローバル」と「探究」という2つの柱で運営してきたと聞いていたが、その取り組みが多くの面で実っている様子が、表彰の数からもよく分かった。

 探究活動、部活動でも、陸上部、写真部、パソコン部など、多くの部が成果を上げていた。

 校長先生の式辞では、卒業生に向けて「未来は自分の手で切り開ける」という言葉を贈られていた。「既存のものに縛られず自分の手で未来を作っていってほしい」という強いメッセージであった。

 答辞では、代表の男子生徒が、高崎北高校での生活を一つ一つ思い返して、噛みしめるように話していた。

 話しながら涙がこみ上げているようで、会場の保護者の方々も胸がいっぱいになっていた。本当に心に響く答辞だった。

 楽しいことばかりではなく、つらいこともあったと思うが、生徒たちはそれぞれの思いを胸に卒業の日を迎えていて、一緒に門出を祝えてとても嬉しかった。

(宮坂委員)

 私は3月12日に、桐生特別支援学校の小中学部の卒業式に伺った。

 小学校・中学校あわせて13人の卒業式で、アットホームな雰囲気だった。

 一人一人が一生懸命歩いて、校長先生からゆっくり卒業証書を受け取る姿が印象的だった。

 在校生も一生懸命、花束を渡したり、言葉をかけたりしていて、本当に心温まる卒業式だった。

 来年度は小学1年生の入学者がゼロという話も伺ったが、小さい学校だからこその良さを強く感じた。

 保護者も本当にあたたかい雰囲気で、写真撮影のときの様子も胸にくるものがあった。母親としても大変共感した。

 それから、3月14日の「こども未来フェス」というイベントで、生徒の活躍を拝見したので報告したい。

 公立高校の生徒が小中学生に向けて学校紹介をおこなうというものだった。

 桐生市エリアの高校が複数参加して、各校20分ほどのプレゼンだったが、生徒たちが本当に自分の学校が好きで、先生が好きだということが伝わってくるプレゼンだった。

 実業高校の生徒は、小中学生向けにプレゼン資料をゲーム風に行うなどの工夫をしており、小学生でも分かりやすい内容になっていた。

 工業高校の生徒はダンスで、会場を盛り上げていた。

 商業高校では、ビジネス研究部が地域と連携した取り組みを紹介しており、中学時代はなかなか活躍できなかった生徒が、高校に入りお菓子の商品開発で頭角を現している、という話を校長先生から伺い、胸が熱くなった。

 どの高校も、生徒も先生も本当に一生懸命で、非常にすばらしい取り組みを伺うことが出来た。

(都丸委員)

 私は3月2日に、伊勢崎高等特別支援学校の卒業式に出席した。

 普通科6名、産業科27名の計33名が卒業した。みんな誇らしそうで、本当に良い表情だった。

 歩行が難しい生徒もいたが、先生と手をつなぎながら中央に出て、校長先生が壇を降りて証書を手渡すなど、一人一人の生徒を大切にしている様子が伝わってきた。

 手話付きの校歌もすばらしく、とても感動した。

 答辞もしっかりしていて、3年間の充実ぶりがよく伝わった。

 学校の目標である「礼儀・感謝・挑戦」が随所に出てきて、生徒たちがそれをしっかり自分の中に落とし込みながら成長したのだと感じた。

 33名のうち、14名は福祉サービス事業所へ、18名は一般事業所に就労、1名は県外での就労ということで、全員が進学ではなく就職・就労という進路になる。

 先生方が一人一人を大切に育ててこられたことがよく伝わってくる、すばらしい卒業式だった。

(平田教育長)

 続いて、関係所属長から報告をお願いする。

 質問はすべての報告が終了した後、一括して行う。

(1)文書館シンポジウム お宝史料との出会い方~文書館収蔵史料の魅力と活用について

 総務課長、資料1 (PDF:4.4MB)により報告。

(2)令和9年度採用(令和8年度実施)群馬県公立学校教員の募集について

 学校人事課長、資料2 (PDF:91KB)により報告。

(3)令和7年度GUNMAグローバル人材育成事業(Be:GM)感謝状贈呈式について

 高校教育課長、資料3 (PDF:150KB)により報告。

(4)SAH IGNITE4.0(エスエーエイチ イグナイト 4.0)の開催について

 高校教育課長、資料4 (PDF:112KB)により報告。

(5)「ぐんぐんハート27」の布タグについて

 特別支援教育課長、資料5 (PDF:368KB)により報告。

(6)令和7年度「ぐんま教育フェスタ」実施報告について

 総合教育センター所長、資料6 (PDF:468KB)により報告。

 (平田教育長)

 ただいまの報告について、委員から意見や質問があるか。

(日置委員)

 教育フェスタのホームページを拝見した。これまでと比べて、情報が非常に分かりやすく、簡単にアクセスできるよう変更されたのではないか。

 例えば指導案をAIで作成する取組などは、学生と一緒に確認しながら活用できる内容である。大学に戻ってからも再度見返せる構成となっており、自分が現地では聴講できなかった研究発表も視聴することが出来るようになった点は非常に良かったと感じている。

​(平田教育長)

 教育委員の皆様からいただいた意見を踏まえ、特別支援学校作業製品のロゴの在り方についても検討を重ねてきた。紙媒体のロゴを付ける場合、どうしても取れやすいという課題があったため、その点も含めて改善を図っている。

 先ほどの動画に関する意見をはじめ、委員の皆様からは様々な提案をいただいた。また、ぐんまグローバル人材事業については小島委員に大変お世話になるなど、教育委員の皆様には大変感謝している。

 他にご質問やご意見がなければ、教育長事務報告を以上とする。

10 議案審議

第66号議案 群馬県教育委員会事務局組織規則等の一部を改正する規則について

 総務課長、第66号議案原案 (PDF:51KB)について説明

 異議なく、原案のとおり決定

第67号議案 群馬県教育委員会の主管に属する公益信託に関する規則を廃止する規則について

 総務課長、第67号議案原案 (PDF:67KB)について説明

 異議なく、原案のとおり決定

第68号議案 群馬県立学校の教育職員の業務量の適切な管理等に関する規則の一部を改正する規則について

 学校人事課長、第68号議案原案 (PDF:47KB)について説明

 異議なく、原案のとおり決定

第69号議案 群馬県立学校の教育職員の業務量管理・健康確保措置実施計画について

 学校人事課長、第69号議案原案 (PDF:1.47MB)について説明

 異議なく、原案のとおり決定

11 議案審議(非公開)

 ここで、平田教育長から、これからの審議は非公開で行う旨の発言があり、傍聴人及び取材者は退室した。

第71号議案 令和7年度群馬県教育委員会退職者表彰について

 総務課長、第71号議案原案について説明

 異議なく、原案のとおり決定

第72号議案 教職員の人事について

 学校人事課長、第72号議案原案について説明

 異議なく、原案のとおり決定

第73号議案 教職員の人事について

 学校人事課長、第73号議案原案について説明

 異議なく、原案のとおり決定

第74号議案 教職員の人事について

 学校人事課長、第74号議案原案について説明

 異議なく、原案のとおり決定

第75号議案 教職員の人事について

 学校人事課長、第75号議案原案について説明

 異議なく、原案のとおり決定

第76号議案 教職員の人事について

 学校人事課長、第76号議案原案について説明

 異議なく、原案のとおり決定

12 教育委員会記者会見資料について

 教育委員会記者会見資料について、総務課長が説明。

13 閉会

 午後11時10分、平田教育長、教育委員会会議の閉会を宣す。


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