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建築(前橋土木事務所・戸塚 一将)

更新日:2023年3月1日 印刷ページ表示

前橋土木事務所 戸塚 一将

建築(令和3・4年度)写真
​掲載内容については、令和5年2月現在の情報です。

1 現在の仕事

 建築確認申請や開発許可申請等の許認可業務を担当しながら、建築基準法や都市計画法等の各種相談について窓口対応を行っています。どちらの業務も、法令に関する幅広い知識や経験を必要とするため、法令や手引き等の根拠をよく確認し、また、上司や同僚との報告・相談を密にして、出来るだけ迅速な対応を心掛けています。

2 職務経歴

職務経歴一覧
年度 所属 説明
令和元年度 管財課  県有施設の改修に関する調査・保全計画の策定・設計・積算・工事監理業務を担当しました。また、各施設の管理者に向けた、施設の維持管理についての研修を行いました。
令和2年度 財産有効活用課  県有施設の改修に関する調査・保全計画の策定・設計・積算・工事監理業務を担当しました。また、各施設の管理者に向けた、施設の維持管理についての研修を行いました。
令和3年度 現所属  「1現在の仕事」のとおり

3 県職員の仕事の魅力・やりがい

 建築職は、建物をつくる際の建築確認申請や開発許可申請等の許認可業務だけでなく、県有施設の整備を行う営繕業務や、住宅政策、都市計画など幅広い業務に携われる点が魅力の一つであると思います。
 業務範囲が広い分、各種法令や建築現場にまつわる知識など、学ばなければならないことも多いですが、それぞれの業務や知識同士がどこかでつながりを持っているため、新たな業務に携わる度に発見があり、自分自身の成長を実感することができます。

4 これまでの仕事で印象に残った業務やエピソード等

  1. 管財課(財産有効活用課)では、年間約15~20施設の県有施設について劣化状況の調査を行いました。狭い点検口に体をねじ込み、長いタラップをよじ登り、外壁打診の為に腕を上げ続けるなど、半日~1日掛けて各建物の様々な箇所を調査し、調査結果を作成するのに苦労した事を覚えています。しかし、このようにして完成した調査結果が、県有施設の維持保全計画の見直しにつながったため、とてもやりがいがありました。また、調査における協働等を通じて、上司や同僚と仲を深めるよいきっかけとなりました。
  2. 管財課(財産有効活用課)では、合同庁舎等の管理担当者を対象にした施設の維持管理に関する実地研修を行いました。入庁1年目だった事もあり、研修計画の作成や諸々の調整にとても苦労しましたが、研修内容はとても好評で、その翌年以降も継続して行われる研修となり、大きな達成感を味わうことが出来ました。
  3. 財産有効活用課では、渋川合同庁舎のトイレ改修工事を担当しました。老朽化していたトイレやその他の水廻りについて、施設側の要望を踏まえながら、大幅な改修(男女エリアの入れ替え、トイレの洋式化等)を行いました。悔いが残るポイントが無いといえば嘘になりますが、それでも、先輩や施設担当者にフォローされながら、快適なトイレに造り替えることが出来たのではないかと感じています。当時、渋川合同庁舎で業務をしていた同期職員に感謝されたのは良い思い出です。
  4. 前橋土木事務所では、建築基準法や都市計画法に関する知識や経験が浅い中で、窓口に立って建築士の方や業者の方からの相談を受けることが最初は不安でしたが、上司からの手厚いサポートを通じて、時間が掛かっても、確実に答えに辿り着く力が身についたと感じています。今では、窓口へ立つ不安は消え、相談者に対してどのような説明をすれば、より伝わり易いかということを考えながら業務にあたることが出来るようになりました。

5 入庁前と入庁後の印象

 入庁前は、建築の知識や業務への基本となる考えが身についていれば、業務上の支障はないものと考えていました。しかし、実際に仕事を進めていく上では、他分野への理解はもちろんのこと、県議会の流れ、国や他の地方公共団体との連携等、様々な事柄についても理解を深めていくことが必要となるため、日々勉強する姿勢がとても重要であると感じています。

6 今後の目標、これから挑戦したいこと

 県職員としては広くアンテナを張りながら業務にあたることが求められますが、その中でも、建築職員として自分自身の得意分野を見つけ、県民の方や周囲の職員から頼りにされるような職員を目指していきたいと考えています。

7 群馬県職員を志望した理由

 私は生まれも育ちも群馬ではありませんが、群馬県出身である家族とともに、東京から群馬に移り住むこととなりました。そこで前職(鉄道会社の建築職)での経験を活かすことが出来ると考え、公務員を目指しました。他の自治体の受験も検討しましたが、県全体の広い枠組みで仕事ができるという業務規模の大きさが決め手となって、群馬県庁の建築職を志望しました。

8 受験時に心がけたこと

 筆記試験については、教養試験は範囲が広いため、分野を絞って学習しました。また、専門試験は、建築士試験の学習を行っていたため、その学習内容を十分活かすことができました。
 論文や面接試験については、群馬県でどのような業務に携わっていきたいのか、また、前職の経験を群馬県でどう活用していけるかについて、考えをよく整理して臨みました。

9 未来の後輩へ

 昨今、豪雨や地震の多発により、安心・安全の上で成り立っている“普通の生活”がいかに素晴らしいものであるか、痛切に感じざるを得ない世の中になっています。その中で、建築職は建築や開発の適切な確認・認可等を通じて、安心・安全な生活を支え、持続させていく意義の深い仕事です。安心・安全に暮らし続けることの出来る群馬県づくりの為に、是非一緒に頑張っていきましょう。

建築業務(令和3・4年度)写真
現場で施工状況を確認しています

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