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CO-CREATION~官民共創が実現する地域の未来~

更新日:2023年5月9日 印刷ページ表示

未来共創ワークショップ

新・群馬県総合計画の3つのキーワードのひとつが「官民共創コミュニティ」です。
群馬県では、たくさんの官民共創コミュニティの芽を育てるため、令和3年度より官民で地域の未来について話し合う「未来共創ワークショップ」に取り組んでいます。

目次

  1. ワークショップが目指すもの
  2. ワークショップについて
  3. 令和3~4年度ワークショップ実績

【参考】新・群馬県総合計画ポータルサイト<外部リンク>
URL https://gunma-v.jp

※上記にて、官民共創に関する情報(ニュース、レポート等)を配信しています。

官民共創説明図の画像
官民共創説明図

1.ワークショップが目指すもの~官民共創の湯けむりモデル~

このワークショップでは、官(=県や市町村などの行政)と民(=地域住民や企業等)が、それぞれの立場を越え、共にテーブルを囲み、地域の想いや実情に寄り添いながら、地域の課題解決に取り組む、そんな関係を紡いでいくことを目指しています。
私たちはこの営みを、温泉発生の仕組みになぞらえて「官民共創の湯けむりモデル」と名付けました。“多様な人々”が集まる豊かな「森」では、地域への“想い”がじわじわと地中に染み込み「地下水」となります。地下水は、熱源(NETSUGEN)である「マグマ」に“ワークショップ”を通じてふれることで、“想い”が温められ、地上に噴出します。これが、“官民共創の取組”である「温泉」です。
温泉からは、“いい雰囲気”が立ち上ります(湯けむり(湯けむりフォーラム))。そして、湯けむりは、水蒸気、雲となり、また大地に雨として降り注ぎます。この循環を持続的に生み出し、「官民共創の取組(=温泉)」が県内各地に湧き出してくる、いわば、群馬県が「官民共創の“温泉郷”」となる未来に向けて、取組を進めています。

湯けむりモデルの画像
湯けむりモデル

2.ワークショップについて

「未来共創ワークショップ」では、参加自治体が持ち寄った複数のテーマに分かれ、ありたい未来の姿とその未来を実現するために必要な取り組みについて話し合います。
話し合いの進め方としては、地域課題の構造を整理し、そこから取り組むべき「問い」を立て、その問いに対して解決するためのアイデアを出していきます。
また、ワークショップの中では、行政職員が話し合いをサポートする役割(=ファシリテーター)を担います。ファシリテーター役の行政職員が、共創に必要な対話の場づくりのスキルと知識を習得する研修に参加することで、継続的に地域を支援できる体制づくりを行っています。

ファシリテーター養成研修の様子1の写真
ファシリテーター養成研修の様子1

ファシリテーター養成研修の様子2の写真
ファシリテーター養成研修の様子2

3.令和3~4年度ワークショップ実績

エリアごとの詳しい実施内容や成果物は下記リンク先に掲載しておりますのでご覧ください。

なお、ワークショップの内容は以下のとおりです。

第1回 ワークショップ「持続可能な地域のつくり方」

「SDGs de 地方創生 カードゲーム」を活用し、持続可能な未来を考えるうえで大切
になるSDGs(持続可能な開発目標)について、楽しく学びました。

SDGs de 地方創生 カードゲームの写真
SDGs de 地方創生 カードゲーム

第2回 ワークショップ「地域の課題を洗い出す」

テーマごとに分かれ、地域の課題の洗い出しのワークをしました。
また、そこで出た課題の因果関係をつなぎ合わせることで課題を構造化し、その構造化した課題の中から特にフォーカスしたい課題を選び、それに対して問いを立てました。

課題の構造図の写真
課題の構造図

第3回 ワークショップ「欲しい未来を描く」

第2回のワークショップで洗い出された課題からできた地域の「課題の構造図」。
そこから立てられた問いに対してアイデア出しのワークをしました。
そのアイデアを私たちは「未来の種」と呼んでいます。

アイデア出し例の写真
アイデア出し例