本文
群馬県の普及事業
1.普及事業とは
普及事業(協同農業普及事業)とは、国と都道府県とが協力しながら、農業技術や経営改善に関する支援や農村地域の振興を図るために専門の職員(普及指導員)が行う様々な活動を支える仕組みです。
2.群馬県協同農業普及事業の実施に関する方針(令和3年3月)
基本的な課題
- 農業の持続的な発展に関する支援
(1)力強い担い手の確保・育成
(2)需要構造等の変化に対応した生産体制の整備に対する支援
(3)農畜産物の販売力強化
(4)環境保全型農業の推進
(5)気候変動・自然災害対策の推進
(6)スマート農業等の新技術や新品種の導入による産地支援
(7)女性農業者の活躍促進
(8)6次産業化等の支援 - 農村の振興に関する支援
(1)都市と農村の交流による関係人口の拡大
(2)多様な形態による農村への就業促進
(3)官民共創による野生鳥獣被害対策
(4)耕作放棄地の発生抑制と再生支援
(5)農業・農村の多面的機能の維持・発揮 - 食料の安定供給の確保に関する支援
(1)農業生産工程管理(GAP)の普及推進
(2)農薬適正使用の推進
(3)輸出による販路拡大
普及指導員の資質の向上
近年の農業分野における技術革新、農業者の高度かつ多様なニーズ及び地域農業における課題に的確に対応するため、普及指導員の人材育成を普及組織として取り組みます。
普及指導活動の方法
重要性及び緊急性が高く、かつ地域への波及効果の高い課題を重点化して取り組みます。
農業者に対する支援については、普及指導員が行うものと先進的な農業者を含む民間等と連携して行うことを整理しつつ、多様な関係機関による総合力の発揮により農業者に対する支援の充実強化を図ります。
群馬県協同農業普及事業の実施に関する方針(PDFファイル:194KB)
3.農業革新支援センター
群馬県では県庁技術支援課に農業革新支援センター(普及指導室)を設置し、センターに主要な農政分野・技術分野ごとに農業革新支援専門員(普及指導室員)を配置し、関係機関との連携や生産現場等での困難な課題への対応を行っています。
4.普及指導センター
群馬県では、地域に密着した活動を行う普及指導員の活動拠点として、県内5か所の農業事務所に普及指導課(農業指導センター)を設置するとともに、中部、西部、東部の各普及指導課にそれぞれ2か所ずつ、6か所の地区農業指導センターを設置し、農業における新たな技術や知識の普及、地域の実情に応じた様々な課題の解決を行っています。
5.普及指導センターのご案内
群馬県では145名の普及指導員(うち農業革新支援専門員14名)が、県庁技術支援課普及指導室及び11ヶ所の普及指導センターを拠点として活動しています。(令和2年4月現在)
名称 | 住所 | 電話番号 | |
---|---|---|---|
技術支援課普及指導室(農業革新支援センター) | 前橋市大手町一丁目1番1号 | 027-226-3068 | |
中部農業事務所 | 普及指導課 | 前橋市上細井町2142-1 | 027-233-9255 |
渋川地区農業指導センター | 渋川市金井395 | 0279-23-1321 | |
伊勢崎地区農業指導センター | 伊勢崎市今泉町一丁目236 | 0270-25-1252 | |
西部農業事務所 | 普及指導課 | 高崎市台町4-3 | 027-321-3600 |
藤岡地区農業指導センター | 藤岡市下栗須124-5 | 0274-23-4555 | |
富岡地区農業指導センター | 富岡市田島343-1 | 0274-63-6711 | |
吾妻農業事務所 | 普及指導課 | 吾妻郡中之条町大字中之条町664 | 0279-75-2364 |
利根沼田農業事務所 | 普及指導課 | 沼田市薄根町4412 | 0278-23-0338 |
東部農業事務所 | 普及指導課 | 太田市西本町60-27 | 0276-31-3824 |
桐生地区農業指導センター | みどり市笠懸町阿左美1912-1 | 0277-76-2047 | |
館林地区農業指導センター | 館林市仲町11-10 | 0276-74-2257 |
6.関連リンク
普及事業ホームページ(農林水産省)<外部リンク>