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臨時記者会見:G7デジタル・技術大臣会合群馬県開催決定について(9月16日)

更新日:2022年9月16日 印刷ページ表示
  • 日時 令和4年9月16日(金曜日)午後3時00分~3時30分
  • 会場 記者会見室
  • 出席者 県:知事、副知事ほか
    記者:記者クラブ所属記者等17人
  • 記録作成 メディアプロモーション課(報道係)

令和4年9月16日臨時記者会見動画(You Tube)<外部リンク>

モニター資料(PDFファイル:404KB)

知事冒頭発言

質疑応答はこちらをクリック

 それでは臨時記者会見を始めたいと思います。報道機関の皆さまにおかれましては、急遽、お集まりいただきまして、ありがとうございました。
 本日の午前中に、松野官房長官が閣議後の記者会見で、来年のG7サミット、主要7カ国の首脳会議において、国内の全14カ所で開催される閣僚会合の開催地を発表しました。このことを受け、本日の臨時記者会見を行うことといたしました。
 このたび、2023年G7広島サミットに関わる「G7デジタル・技術大臣会合」が群馬県で開催されることが正式に決定いたしました。群馬県でこの関係閣僚会合が開催されるのは初めてのこととなります。
 まず、群馬県で関係閣僚会合が開催されることについて、群馬県知事として大変光栄に思いますし、この上ない喜びの気持ちでいっぱいです。
 閣僚会合の招致にあたっては、皆さんご存知だと思いますが、今年2月、知事である私みずからが林芳正外務大臣を訪問し、群馬県での開催を要望してまいりました。
 加えて、群馬県選出の国会議員10人で作る「G7サミット関係閣僚会合群馬開催を目指す国会議員団」を結成していただき、松野官房長官をはじめ、関係閣僚に対して、群馬県開催を求める要望活動も行ってまいりました。
 今回の招致に当たり、ご尽力をいただいた群馬県選出の国会議員の皆さん、その他関係者の皆さんに心から感謝を申し上げ、この喜びを分かち合いたいと思います。
 国会議員団については、中曽根弘文元外務大臣に会長を引き受けていただき、当時、総務会長だった福田達夫衆議院議員とか、あるいは、(自民)党の組織本部長の小渕優子衆議院議員はじめ、10人の国会議員の皆さんに本当に親身に動いていただきました。
 県選出の国会議員団の皆さんは本当に頼りになるなと、知事として、大変心強く思っておりますし、また改めて感謝申し上げたいと思います。
 G7サミットについてはもうご存知の方も多いと思いますが、改めてご説明させていただきます。

 スライドをご覧ください。
 G7サミットは、主要7カ国とEUの首脳が参加し、その時々の国際情勢や地球規模の課題について、率直な意見交換を行う国際会議です。日本で7年ぶりの開催となる今回は、来年5月に広島県広島市で開催されることが決まっています。
 そして、この首脳会議に合わせてコロナ対策、地球温暖化、人権問題など各分野の主要テーマについて議論される関係閣僚会合が、全国14の都市で開催される予定になっています。

 次のスライドをご覧ください。
 今回、群馬県において開催される「デジタル・技術大臣会合」においては、世界経済、安全保障、地球環境等の課題解決においてデジタル技術が果たす役割など、世界規模のテーマで議論が展開される予定です。
 世界的な広がりの中で、デジタルとか、技術の方向性などが議論されるということで、日本最先端クラスのデジタル県を目指す群馬県としては、これはもう誘致活動においても、群馬県のこれまでの様々な取り組みについて、PRをしてまいりました。
 今回の閣僚会合開催は、デジタル化の推進に向けた理解の深化に繋がるとともに、デジタル技術による地域課題解決に向けた、様々な取り組みにも大いに弾みがつくと思います。
 群馬県は、皆さんご存知のとおり、自動車産業を初め、ものづくり産業が経済の中心になっていますが、デジタル化による競争力の強化というものは、今の産業界にとって重要なキーワードになっています。
 今回の閣僚会合開催を契機として、県内でより一層DX化への関心が高まることを期待しております。
 また、閣僚会合が開催されることで、デジタルの取り組みが進んでいる県としてのブランド力の向上というものが期待されますし、また加えて、国際会議が受け入れ可能なレベルの都市として、世界中に認知されることについても期待できると思っています。
 加えて言うと、過去の開催実績から見て、経済波及効果は、開催推進協議会等による関連イベントも含めて、約5億円と試算されています。
 これをはじめに、県の魅力を世界に示し、インバウンドのV字回復にもつなげていけたらと考えています。
 今回の決定は、単にハイレベルな国際会議が群馬県で開催されるということに留まらず、群馬県がさらに発展していくためのステップにしていくと、これが大変大事だと思っています。
 最後に、今後のスケジュールの想定についても報告をしたいと思います。スライドをご覧ください。
 まず、10月中を目途に、関係自治体、関係団体と開催推進協議会を設立し、閣僚会合に向けた準備を本格化させます。
 その後、年明けから閣僚会合開催までの間、記念シンポジウムやスクールサミットなど、開催の機運を醸成する様々な取り組みを実施していきたいと考えています。
 そして、来年4月から5月ごろに本番を迎えることになります。閣僚会合の本番では、歓迎レセプションや体験型の視察ツアーなどで、最上のおもてなしと、群馬県ならではの体験を提供し、群馬県の魅力を世界に発信していきたいと考えています。
 なお、具体的な日程、開催地、会場、宿泊地などの詳細については、今後担当省庁と調整の上、決定する予定になっています。
 開催地としての責任を果たすべく、関係団体と連携をし、また県民の皆さまのご協力もいただきながら、この閣僚会合の成功に向けて全力で取り組んでまいりたいと思います。

 少し、知事としての個人的な感想も付け加えたいと思いますけども、まず、すごく嬉しいのは、今回、いろんな基準に照らして、群馬県が、このデジタル・技術大臣会合の開催地として選ばれたわけですが、これはやはり、これまで群馬県が取り組んできたデジタル化への様々な努力、例えばNETSUGENもそうですし、あるいは前橋にオープンしたtsukurunもそうですし、さらには、デジタルワクチン手帳を全国で初めて開発したということももちろん関係があると思います。さらには皆さんご存知のとおり、1人1台のパソコン導入を全国トップレベルのスピードで進めたということもそうだと思います。
 さらに先般、デジ田甲子園で前橋市と嬬恋村が4部門のうちの2部門を制するとか、民間とか自治体のいろんなデジタル化への努力、こういうものが相まって、こういうみんなで頑張ってきた総合力みたいなものが生み出す、デジタル県群馬の発信力みたいなものが認められたと(思っています)。そうやって、このデジタル・技術大臣会合の開催地として選ばれたと。これは群馬県にとって、意味のあることだと強く感じています。
 今回、フィンランドとアメリカへ出張してきたわけですけども、特にフィンランドでは、日本の温泉文化をユネスコの無形文化遺産に登録するというキャンペーンを、これから本格的に、さらに加速して始めるという中でいうと、このタイミングで、G7のデジタル・技術大臣会合を誘致できるということは、そうした目的に向けてのいろんな発信にも活用できるということで、いろんな意味で、このデジタル・技術大臣会合の開催が決まったということは大変うれしく思っています。
 これはもう、何度も言いますが、市町村レベルとか民間レベルとか、あるいは県庁の努力もあるし、知事も頑張ったと思うんですけども、やっぱり群馬県は「今、来てる」と思いますよね。運気が群馬県に来ていると。私は本当にそういうふうに感じています。
 例えば、「NTT本社」の本社機能分散も高崎と京都になったりとか、あるいは、「デロイトトーマツ」が前橋に本部を一つ移すとかですね、あるいは、「ミシュラン日本本社」が残らず太田市にやって来るとかですね、例の「王将」の第3工場も、群馬県に災害が少ないということで、建設されるとかですね、もっと言うと、移住希望先ランキングで、初めて5番まで上がってくるとか、いろいろな意味で今、群馬県は勢いがあって、運気があると思います。
 これはもう何度も言いますが、県庁全体の努力と、それから民間、それから自治体、こういう人たちが今頑張っているということが一つのエネルギーになっているんじゃないかと。こんなことを感じていることも、最後に一言申し上げたいと思います。
私からは以上です。ご質問があればお受けしたいと思います。

質疑応答

(記者)
 今回、招致に成功したということで、今回の選定で、有利に働いたと見られる点を挙げるとすれば、どういう点が有利だったかということを、ライバル候補と比べてですね、知事はどのようにお考えかお聞きしたいと思います。

(知事)
 具体的なことについては細かく聞いてないんですけども、少なくとも、交通の便とか、おそらく警備のしやすさとか、あるいは対応力の高さとか、そういうことがすごく評価されたのかなと思います。
 それともう一つは、先ほど記者さんも聞いていたと思うんですけども、やっぱり群馬県のエネルギーというか、トップクラスのデジタル県を目指すという中でやってきたいろいろな取り組み。こういうものが全体として評価されたんじゃないかと思います。
 それからもう一つは、もちろん、林外務大臣にも直訴しましたし、牧島デジタル担当大臣(当時)にも会ってお願いをしたんですけども、そういう働きかけ。特に今回は、国会議員の皆さん、中曽根先生に会長になっていただきましたけど、10人の県選出の国会議員の皆さんの働きかけ、これも功を奏したんじゃないかと。そういう総合的な要因かなと思います。

(記者)
 実際の会合では、知事自身が群馬県の代表として、何らかのミーティングなりに参加するとか、そういうご意向はおありですか。

(知事)
 それは細かい日程を見てみないと分かりませんが、少なくとも、各国のデジタル・技術担当大臣を迎えて群馬県をアピールする、群馬県について話をするというチャンスは必ずあるだろうと。私がホストする昼食会みたいなものがあるかもしれないので、まだはっきり細かいことは分かりませんけども、あらゆる機会を通じて、群馬県をアピールしたいと思います。
 それからもう一つ嬉しいのは、デジタル担当大臣が河野太郎大臣だということなんですよね。河野大臣ともいろいろ相談しながらで、いろいろと群馬県にもチャンスを作っていただこうと思っています。

(記者)
 先ほど、知事主催の昼食会なども含めてという・・・

(知事)
 そこはまだ分からない。そういう、ホストする機会があればいいなと思っているので。

(記者)
 県が主催するのは、開催時期の関連イベントになると思うんですけれども、もし、アイディア段階として構想があれば教えていただきたいのが、各国政府機関や外国メディア多数が来県するということで、その人たち向けの観光地や食をアピールするPRイベントとかシンポジウムとか、何らか構想があれば。

(知事)
 今まさにおっしゃったような可能性はあると思うので、全体の日程を見ながら、何ができるかよく考えていきたいと思います。いろいろな知恵が出てくるんじゃないかと思います。

(記者)
 課題というところで、警備は国が主体となるかもしれませんけれども、地元の県としても、警備は非常に大きな課題になると思うので、どういう点に注力したいと考えていますか。

(知事)
 国の方でもしっかりとやると思うんですけれども、もちろん開催県ですから、できる限りの対応をしたいと思います。

(記者)
 例えば、交通の規制とか・・・

(知事)
 細かいことは全体の日程が決まってからですけど、安全に開催するために、あらゆる努力をしたいと思います。

(記者)
 現時点では群馬県開催というのが決まっていて、案としては、高崎Gメッセで会議・伊香保宿泊という案と、草津温泉という案が2つあったと思うんですけど、その辺は決まってないということでよろしいでしょうか。

(知事)
 これはまだ正式に連絡きてないと思うけど、産経部長から説明させます。

(産業経済部長)
 今のご質問ですけれども、あくまでも、開催地が群馬県というところだけ国の方からご連絡をいただいておりますので、会合の場所、それから宿泊地については、これから関係省庁とよく検討しながら決めていくという形になると思います。

(記者)
 知事は温泉文化の無形文化遺産への登録を目指していますが、先ほどもおっしゃっていましたけれども、改めて温泉文化を発信する好機になると思いますがいかがでしょうか。

(知事)
 先ほども質問が出ていましたが、どういう形でできるかは分からないですが、やはり開催地の知事として、いろいろなところで発信する機会があると思いますし、各国から集まるデジタル・技術担当大臣とお話する機会もおそらくあると思うんですね。
 そういう中で、例えば、群馬県に滞在していただいている間に、食文化とか温泉文化を体験していただく場所を設けるとか、どういうやり方でできるかまだ細かく分かりませんが、そういうことを通じてですね、やはり「温泉県群馬」をアピールしたいし、ユネスコの無形文化遺産登録という目的があるので、とにかく各国の人たちに、群馬県にいい印象を持ってもらう。あるいは温泉文化の理解を深めてもらうということは、我々が目指す目標を実現するための一歩になると思うので、できる限り最大限、そういうことに活用できるような知恵を編み出していきたいと思います。

(記者)
 経済効果が5億円という話でしたが、関係閣僚会合1カ所で5億円というイメージでしょうか。

(知事)
 そこら辺はいかがでしょうか。どうぞ。

(産業経済部長)
 5億円という積算ですが、関係閣僚会合、それから関連するイベント等々、例えば各国のメディアを対象としたプレスツアーなども想定した上での数字というふうにしております。

(記者)
 これは、県が出された数字でしょうか。

(産業経済部長)
 過去の例をもとに、おおよそということで出した数字です。

(記者)
 この開催推進協議会ですが、どのようなメンバーで、どのくらいの体制で整えられるのかという話と、(開催推進協議会の設立予定が)10月ということですが、あまり時間がない中で、おそらくいろんな課題があると思うんですけれど、10月のいつぐらいからスタートして、どのようにその課題を抽出して話し合っていくのかといったような道筋をもう少し教えていただきたい。

(産業経済部長)
 まず、関係省庁、具体的には3省庁が関係してきます。総務省、経済産業省、それからデジタル庁、その3省庁と開催場所の点も踏まえて、まずは話を詰めたいと思っています。それはもう今月からやりたいと思っています。
 開催推進協議会については、関係する自治体、それから警備関係、もちろん県警も入っていただきますし、それから経済、観光、医療、いろんな業界団体の方にも、受け入れ体制の中でご協力いただいたところにも入っていただきたいと思います。
 今月中に、全体の概要が固まり次第、協議会の中でしっかり進めていければと思っております。

(知事)
 多分、どこの国の大臣が来るのかというのがまだ分かっていないんですよね。だいたいG7に参加するところが来るということなので。それもすごくいいなと思うんですけれども、今回初めて誘致先として立候補したわけですよね。
 それで、どこかに絞っても、確実に取れるかどうか分からないので、いくつかの分野、群馬県ができそうなところいろいろと我々出してきたんですけれども、知事として個人的に言うとですね、なかなか難しいと思ったんですけど、実は、「デジタル・技術大臣会合」というのは最も(群馬県で)やりたかった会議なので、これもすごく嬉しいと思います。
 今回、別にオードリー・タンさんが来るわけじゃないんですけれども、オードリー・タンさんは台湾のデジタル担当大臣として名前を馳せたんですけれど、例えば日本の大臣は河野太郎大臣ですよね。総理候補の1人なんですけれど。やっぱりね、各国でデジタル・技術っていうのは、これから世界を引っ張っていく分野なので、その担当大臣っていうのは、それぞれ非常に影響力のある人たちだと思うんですね。
 だから、こういう人たちに来てもらうというのは、実はとても私は意味があるなと思っています。
 日程も全部含めて、どういうメンバーが来るのかというのは、これから詳しく情報が入ってくると思うので、それを踏まえてできる限り万全の対応をしていきたいと思います。

(記者)
 県としても知事を含めて、メンバーの1人として参加されて、20人ぐらいになるのか分からないですけれど、しっかりとした体制で対応していくということですかね。

(知事)
 これはあくまでデジタル・技術大臣会合だから、私が参加するわけではないので、(私は)大臣じゃないので。何度も言いますけれども、開催地の知事として、できる限り、ここに来た方々に、ここにいる間に群馬県とか、温泉文化をよく理解していただくような機会を設けられればと思っています。

(記者)
 2点伺います。1点は、今も出ていた協議会の話なんですけれども、それは別に中央省庁側が立ち上げてこっち(群馬県)が参加するというものではなく、群馬県側が立ち上げて、向こう(中央省庁)もちょっと協力してもらいながら動かしますというものですか。

(産業経済部長)
 はい。

(記者)
 あと、少し前に話が出ていました、高崎・伊香保プランか、草津プランかどちらになるのかという話については、今後の決定フローとしてはもう政府が検討して決定するということなのか、あるいは群馬県と政府が協議しながら今後決定するという動きなのか、どういう流れになるのでしょうか。

(産業経済部長)
 それはですね、あくまでも、今回初めて担当する省庁が決まりましたので、その省庁の方と話し合いをしながら場所は決めていくということになると思います。場合によれば、視察をしていただいて、現場を確認していただいて決定していくという流れになると思います。

(記者)
 省庁というのはどこのことを今指しておっしゃったのでしょうか。

(産業経済部長)
 経済産業省、それから総務省、デジタル庁の3省庁です。

(記者)
 10月に協議会を設立する時に、関係自治体が入るということは、そこまでには会議(デジタル・技術大臣会合)の場所と(出席者の)宿泊場所を決めるということでいいんですかね。

(産業経済部長)
 はい。そこら辺のスケジュールは、国と調整した上でのことになるんですけれども、国の方もそこら辺の決定は、そんなに時間を置かずに決定されるのではないかという想定の中で、10月には(開催推進協議会を)立ち上げたいと思っております。

(記者)
 あと、ちょっと細かい話かもしれないですけれど、伊勢志摩サミットの時の情報通信大臣会合を開いた香川県への視察とか、(香川県との)意見交換とか、そこら辺はいかがでしょうか。

(経済産業部長)
 そうですね。年数もかなり前のことになりますけれども、ただ、いろんなノウハウを香川県には教わっていきたいと思いますので、当然、メール等々、電話等々での連絡は考えますけれども、場合によっては、いろいろ意見交換をしに向こうの方に伺うというところもあるかもしれません。

(知事)
 他によろしいでしょうか。

知事メッセージ

 それでは、県民の皆さまに直接、また知事の方から一言お話をさせていただければと思います。
 先ほど、ご報告をいたしましたが、今回7年ぶりに日本で行われるG7サミット、このデジタル・技術大臣会合の開催地として群馬県が正式に決定いたしました。
 先ほど知事としてご報告をさせていただきましたが、やはり群馬県が手を挙げて、選ばれたということは知事として本当にうれしく思っています。何度も申し上げますが、これはやはり群馬県がこのデジタル化について様々な努力をしてきたと。これは行政の面でもそうですし民間の皆さんもそうですし、そういう群馬県の熱意が認められたということなので、これ本当に群馬にとってはいいことだと思っています。
 あくまで、これ(デジタル・技術大臣会合)の主役は、集まっていただくG7のデジタル・技術担当大臣ではあるんですが、世界からこれだけの方々に集まっていただく機会なので、開催地の知事として、できるだけいろんな形で群馬県の魅力を発信して、お伝えしたいと思いますし、こういう国際会議をやることによって、例えば、子どもたちの意見交換会があるかどうかは分かりませんが(そういったことを通じて、)いろんな刺激を次世代にも与えることになると思いますし、なんて言っても群馬県はこれからリトリートの聖地を目指していくと、内外に、群馬県がリトリートの聖地だということをアピールして、インバウンドも増やしていこうという中なので、もう1回言いますが、G7の、特に(群馬県で)開催したかった「デジタル・技術大臣会合」をここでやるということは、大変大きな意味があると思っています。
 先のOECDの情動スキル調査もですね、群馬県に声がかかったというのは、これは今群馬県が元気だと、いろんなところから思われてるということで、こういうことも、そういう認識になりつつあるということも、県民の皆さまにはお伝えしたいと思いますし、ぜひ、先ほど少し興奮してお話をしたんですけれども、別に浮かれているわけじゃないので、この会議をしっかり成功させるために、安全面も含めて、これはしっかりとできる限りの準備をして、万全にこれを終わらせるように、これも開催地の知事として、全面的に努力をしていきたいと思います。
 県民の皆さまには、ぜひこの国際会議に注目をしていただきたいと思いますし、皆さまにも、ぜひ成功に向けてご協力を賜ればと思います。
 はい、ということで今回は、群馬県にとって大事な話だと思ったので臨時会見をさせていただきました。
 メディアの皆さんには、急遽のご案内にもかかわらずお集まりいただきまして、ありがとうございます。これにて臨時会見を終わりたいと思います。

(以上で終了)
文章中の()内については、メディアプロモーション課において加筆したものです。