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第15回定例記者会見要旨(7月21日)

更新日:2022年7月21日 印刷ページ表示
  • 日時 令和4年7月21日(木曜日)午後2時05分~3時00分
  • 会場 記者会見室
  • 出席者 県:知事、副知事ほか
    記者:記者クラブ所属記者等 16人
  • 記録作成 メディアプロモーション課(報道係)

令和4年7月21日定例記者会見動画(You Tube)<外部リンク>

モニター資料(PDFファイル:656KB)

知事冒頭発言

発表項目

1.はじめに
2.新型コロナ対策本部会議の結果について
3.新ぐんまチャレンジ支援金について
4.内部統制制度について
5.直滑降ストリームについて

質疑応答はこちらをクリック

1.はじめに

 それでは定例会見を始めさせていただきます。
 スライドをご覧ください。本日の会見の主な項目です。新型コロナ対策本部会議の結果、新ぐんまチャレンジ支援金、内部統制のぐんまモデル等について発表させていただきます。

2.新型コロナ対策本部会議の結果について

 まずは、本日開催いたしました「新型コロナ対策本部会議の結果」について、ご報告したいと思います。
 群馬県においても、新規感染者が急増しています。
 本日、第88回となる新型コロナ対策本部会議を開催し、警戒レベル等について検討を行いました。その結果からご報告したいと思います。

 (フリップを掲げながら)明日22日の金曜日以降、全県において、県のガイドラインに基づく警戒レベルを2に引き上げることといたしました。期間は8月5日金曜日までの約2週間といたします。
 詳しくは、この後ご説明しますが、群馬県も急速に感染拡大が起こっておりまして、前回の会見で申し上げましたけども、第7波に見舞われていると認識しています。
 それでは、今回の決定に至った理由について、ご説明したいと思います。

 まずは、新型コロナの直近の感染状況です。スライドをご覧ください。
 新規感染者数の推移です。直近1週間の新規感染者数は、本日の1,952人を含め、8,442人になりました。昨日、これまでで最も多かった第6波までの1日あたりの新規感染者数である1,194人を上回りましたが、さらにそれを上回って、過去最高を記録いたしました。
 週単位では、先々週の1,650人、(先週の)4,150人から大幅に右肩上がりで増加しています。毎日、前の週の同じ曜日の2倍近くの感染者が確認されており、感染拡大のペースが下がらない状況です。

 続いて、昨日時点の客観的な数値をご報告いたします。次のスライドをご覧ください。
 まず、上段の感染状況ですが、1日当たりの新規感染者数は、1062.3人になって、前回から倍増していることが分かります。過去最多です。
 (2)の感染経路不明の割合は68.2%ということで、こちらも10ポイント近く上がっています。
 (3)の検査の陽性率ですが、62.3%ということで、これも過去最高の水準まで上がってきております。
 (4)の今週先週比ですけども、1.0を大きく上回った状態が19日間続いているということになります。

 続いて、下段の医療提供体制をご覧ください。
 (1)の病床使用率は、35.6%です。先週は16.8%だったということで、20ポイント近く増加しているのが分かります。警戒レベルで言うと、レベル2の状態に達しているということです。
 一方、(2)の重症病床使用率ですが、現段階でも0%ということで、前回と変わっておりません。

 また、この1週間で6人の方々がお亡くなりになりました。心からお悔やみを申し上げたいと思います。

 続いて、療養者の状況についても、ご報告したいと思います。スライドをご覧ください。
 昨日時点の療養者数は9,144人ということで、感染急拡大に伴い激増しております。そのうち、入院している方が約2%になります。

 続いて、入院されている方の年代です。スライドをご覧ください。
 60代以上の方の入院が61%になっています。10代以下の方の割合が減少していますが、これは小児用の病床がもともと少なく、入院が難しくなってきているためです。

 続いて、入院されている方の症状についてです。スライドをご覧ください。
 入院者の状況についてですが、重症の方はおりません。一方、中等症の方が、ここに来て急増しています。人数では、1週間前と比べると約10倍になっています。調べてみたら、このうちの95%以上は、65歳以上の高齢者の方々でした。
 以前もご紹介いたしましたが、ここで言う中等症というのは、自力で呼吸ができない、酸素投与が必要で、多くの方々にとって人生の中で一番苦しいという状態です。
 群馬県内でも、感染の主流となりつつあるBA.5の重症化リスクについては、先週の会見で申し上げたとおり、現時点では、まだよく分かっておりません。
 しかしながら、感染者が増えれば、当然、重症・中等症になる方は増えてまいります。
 また、病床使用率が30%台ということで、まだ余裕があると感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、コロナ患者を受け入れている現場は大変厳しい状況になりつつあります。救急搬送困難事案も増加しておりまして、一般医療にも影響が出始めているということで、改めて県民の皆さまには、十分な警戒をお願いしたいと思います。

 続いて、総合的な状況のうち、3回目のワクチン接種の状況について、ご説明したいと思います。スライドをご覧ください。
 7月20日時点で、県内の3回目の接種率は、全人口比で64.8%になりました。64歳以下では53.8%になっています。
 県としても、これまで、様々なチャンネルで接種を呼びかけてまいりましたが、結果としては、特に若い世代での接種率が伸び悩んでいます。

 以上のとおり、感染拡大が、第6波を上回る急激な速さで進んでいます。このままいくと、日を追うごとに、倍のまた倍といったペースで感染が広がっていくことも想定されます。
 群馬県では、第6波の教訓を踏まえて、病床の積み増しに全力を注いでまいりました。
 この会見でも何度も申し上げた目標の650床については、医療関係者の皆さまのご理解ご協力もあって、643床まで積み増すことができました。人口比の病床数について、北関東では群馬県が最大です。それでも、現在の感染拡大のペースでは、病床使用率の上昇を抑えることができない状況です。
 現状では、先ほど申し上げたとおり、重症になる方は少ないんですけれども、感染のピークが見通せないということで、今後の展開によっては入院基準の運用を見直さざるを得ない状況も考えられると思います。
 ワクチン接種率の伸び悩みも、先ほど申し上げましたが、懸念材料です。
 感染症危機管理チームの専門家の方々からも「感染者が急増し、一般診療にも影響が出てきている状況である」等、警戒レベルを上げることに賛成といったご意見がほとんどでした。
 以上を総合的に判断して、現時点では、社会経済活動を現状のまま回しながらも、医療提供体制のひっ迫を回避するため、警戒レベルを一段引き上げ、県民の皆さまに十分な警戒をお願いすべき段階にきたと判断いたしました。

 それでは、警戒レベル2における県民の皆さま、事業者の皆さまへの要請内容についてご説明したいと思います。
 スライドをご覧ください。警戒レベル2における要請内容です。
 まず、県民の皆さまへの要請内容です。県民の皆さまにおかれましては、これまで以上に警戒感を持って行動していただきたいと考えています。感染リスクの高い場所への外出には十分注意をしていただきたいと思います。特に、大人数・長時間での会食や飲み会は感染リスクを高めますので、慎重に判断をしていただきたいと思います。

 続いて、事業者の皆さまへの要請内容です。
 今まで以上に、テレワークや時差出勤等をご活用いただきたいと思います。
 また、高齢者施設や病院等での直接面会には、十分気をつけていただきたいと思います。
 なお、県立学校については夏季休業期間となりますので、感染防止対策を徹底した上で、夏季休業中における通常の教育活動を継続させていただきます。市町村立、私立学校に関しては、このような県立学校の対応も参考に、適切な対応をお願いしたいと考えております。

 次に、こうした状況における県の取り組み等についてもご説明します。

 まずは無料検査の再開です。次のスライドをご覧ください。
 県では、感染者の急激な増加を踏まえ、無症状で、感染に不安を感じる方を対象とした無料検査の実施を再開させていただきます。
 群馬県内に居住する方が対象で、期間は今月25日から8月31日までといたします。
 本事業については、今年1月に開始しておりますが、検査キットの不足により2月途中で中止しておりました。今回、感染拡大を受け、再開することにいたします。
 検査場所は、前回よりも大幅に増え、県内200カ所以上の薬局や衛生検査所で実施いたします。検査実施店舗は、群馬県のホームページで公表しておりますので、そちらをご確認いただきたいと思います。
 なお、受け付け時間や検査方法等は、検査実施店舗によって異なります。検査を希望する方は、事前に各検査実施店舗に、お問い合わせをお願いいたします。感染に不安を感じる方々は、ぜひ積極的に活用していただきたいと思います。
 ただし、これまでどおり、発熱等の症状がある方は医療機関を受診しての検査ということになります。少しでも症状のある方は医療機関にご相談いただきますようにお願いしたいと思います。

 最後に、ワクチン接種についても、ご説明したいと思います。
 先週も言及いたしましたが、3回目のワクチン接種率に関しては年代別に大きな差がある状況が続いています。スライドをご覧ください。
 これを見たら、一目瞭然だと思うんですけども、直近1週間の10万人あたりの感染者数について、年代とワクチン接種率を比較したものです。
 青色の折れ線で示した3回目接種率、5歳から11歳は2回目接種率ですけれども、それとオレンジ色の棒グラフで示している年代別の感染者数です。(スライドを見ると)当然、この2つは逆の相関関係があることが分かっていただけると思います。
 つまり、接種率の低い若い世代で感染者数が多くなっているということです。先週もお伝えしましたが、若い人であっても、重症化したり、倦怠感などの症状が長引いたりする可能性があります。3回目のワクチン接種は、皆さまご自身を守るだけではなく、ご家族とか友人などの大切な方々を守ることにも繋がります。
 毎回申し上げておりますが、皆さまのワクチン接種で救われる命があるということですので、ぜひ早期に接種をお願いしたいと思います。
接種の詳細については、まずお住まいの市町村のホームページ等をご確認いただければと思います。
 県としても、さらなるワクチン接種の呼びかけを行ってまいりたいと思います。さらには市町村にも、呼びかけについて、さらなるご協力を求めていきたいと思います。

 次のスライドをご覧ください。4回目接種に関するスライドです。
 県内の4回目接種ですが、3回目接種者に対する比率で、13%強ということで、少しずつ進んでまいりました。
 先ほど申し上げたとおり、現時点で重症になる方が少ないのは事実です。
 しかしながら、中等症の割合が急増しています。このうち、95%以上が、先ほど申し上げましたが、65歳以上の高齢者の方々になっています。
4回目接種は、低下した重症化予防効果を大きく回復させるために必要です。オミクロン株に対しても十分な効果があるとされています。私の周りでも、ワクチンを接種した方で、感染しても軽い症状で済んだという声を聞く一方で、ワクチン接種を受けなかった方々は症状が強く出て大変だったと、こんな実例も聞いています。
 私自身も、64歳なので、明日、4回目接種を行う予定です。
 4回目接種対象者の方々には、接種ができるようになりましたら、重症化予防のため、速やかな接種をお願いしたいと思います。

3.新ぐんまチャレンジ支援金について

 続いて、新ぐんまチャレンジ支援金について、ご説明したいと思います。
 昨今、新型コロナウイルスの影響に加え、原油価格や物価高騰など、県内の中小事業者にとって大変厳しい経営環境になっています。スライドをご覧ください。
 そこで、こうした中小事業者を支援するため、群馬県では新たに「新ぐんまチャレンジ支援金制度」を設け、来月の8月1日から申請受け付けを開始することといたしました。
 まず対象についてです。対象はスライドにありますが、県内中小企業者、小規模事業者、個人事業者ということになります。

 なお、業種は限定せず、幅広い業種の事業者の皆さまに、ご利用いただけることとしました。ぜひ皆さまには積極的に活用していただきたいと思います。

 次に、支給金額です。支給上限額は、法人が40万円、個人事業者が20万円になります。支給にあたっては、次の三つの要件をすべて満たす事業者を対象といたします。
 一つ目が、原油価格物価高騰によって、仕入金額、経費が10%以上増加していること。
 二つ目が、新型コロナの影響により、売り上げの合計が10%以上減少していること。
 三つ目が、事業継続に向けて前向きな取り組みを行っていただいたことです。以上の三つが必要となります。

 申請方法については、オンライン、郵送ともに可能です。
 申請にあたって、ご不明な点については、専用のコールセンターを開設しておりますので、そちらにお問い合わせいただきたいと思います。
 申請書類については、現在県のホームページからダウンロードできますが、来週にはお近くの市町村や行政県税事務所、商工会議所、JA等で入手できるよう準備をしております。

 続いて、先ほど説明した支援金の対象となる「前向きな取り組み」について、どのような取り組みを指すのか、これを詳しく説明したいと思います。次のスライドをご覧ください。
 例えば、経費削減に繋がる取り組みとしては、店舗の空調照明設備を省エネタイプに転換するとか、デジタル技術を活用し、既存の作業を省力化する取り組みが考えられます。
 売上増加に繋がる取り組み例としては、新たなサービスの開発、新規分野への参入に関する取り組みなどです。加えて、キャッシュレスシステムの導入など、感染症対策のための取り組みも対象になります。
 このほかにも、様々な事業継続に向けた取り組みがありますので、県のホームページにおいて、随時公開をしてまいります。
こうしたことを参考にしていただければと考えています。

4.内部統制制度について

 続いて、内部統制の群馬モデルについてです。スライドをご覧ください。内部統制の概要についてまとめたスライドです。
 過去の記者会見でも説明いたしましたが、内部統制制度とは、行政事務が適切に行われるように利用ルールを作ること、またそれらが守られているかのチェック体制を整備し、事務の適正な執行を確保することです。
 本県においては、令和2年4月からこの制度を導入しております。ガバナンスを強化したいという知事である私自身の強い思いのもと、群馬モデルを構築し、運用をさせていただいています。
 先日、令和3年度における内部統制の実施状況について評価するため、内部統制推進評価会議を開催いたしました。私自身、評価会議に出席して改めて感じたのは、群馬県の内部統制は、専門の弁護士チームにご協力をいただいており、極めて厳格な制度になっているという点です。
 評価内容を記載した報告書については、監査委員への意見聴取手続きを経て、9月に開会する第3回前期定例県議会に提出させていただく予定です。
 本日は、この報告書に先駆けて、群馬モデルの特徴的な取り組みについて、改めてご紹介をさせていただきます。

 スライドをご覧ください。群馬モデルを3つのポイントにまとめたスライドです。
 ポイントの一つ目は、知事のリーダーシップです。内部統制を有効に機能させるため、群馬県では実質的に知事である私をトップとした体制によって推進をしています。
 ポイントの二つ目は、制度の対象となる事務を拡大しているという点です。具体的に言うと、「財務に関する事務」、「個人情報保護に関する事務」に加えて、一定の公職にある者からの「働きかけの対応に関する事務」も対象にしています。これは全国でも例がない取り組みですので、この点は後ほど詳しくご説明させていただきます。
 ポイントの三つ目は、専門の弁護士の設置による実効性の確保です。リスクマネージメントの第一人者として活躍されている、4人の弁護士のチームの皆さんに日頃から様々なサポートを頂戴しています。

 次のスライドをご覧ください。「働きかけへの対応」について、詳しくここでご説明させていただきたいと思います。
 群馬県では、議員の皆さんや市町村長の皆さんなどの、一定の公職にある者から各所属に意見や要望等があった場合、原則として、全件を内部統制推進部局である総務部に集約するということにしています。
 この内容について、弁護士チームにすべてチェックをしていただくことで、不当な働きかけに該当するものがないか、監視機能を強化しています。
 全国でここまで厳格な監視体制を構築している例はありません。これはですね、非常に先進的なモデルだと自負をしています。
 なお、内部統制制度は、知事部局を対象に行っているものですが、「働きかけの対応」については、8月から企業局、病院局、教育委員会事務局の事案も新たに集約することといたしました。
 近年、総務省の接待問題とか、県内の自治体における官製談合とか、こうした行政のガバナンスを巡る問題が多数発生しています。県職員にこうしたことはないと思いますし、県の職員を知事として信頼しておりますが、外部からのプレッシャーによって、知らず知らずのうちに、古い体質とか利権構造に巻き込まれてしまうリスクがないとは言い切れないと考えています。
 この場ではっきり申し上げておきたいと思いますが、山本県政では、そういった圧力プレッシャーには屈しないと。このことは何度もこの会見で申し上げてまいりました。
 群馬県職員を守る、安心して働くことができる環境を守る、つくる。それが知事である私の責務だと考えています。今後とも、私自らが先頭に立ち、クリーンな県政運営とガバナンスの強化に全力を注いでまいります。

5.直滑降ストリームについて

 最後に、今週の「直滑降ストリーム」についてお知らせをしたいと思います。スライドをご覧ください。
 今回のゲストは、慶應義塾大学総合政策学部の中室牧子教授です。もう3週にわたってということになりますが、中室先生と、エビデンスに基づいた教育の推進をテーマに対談しています。今回最終回です。明日の19時からの配信では、幼児教育の重要性とか、教育行政改革などについて、非常に参考になるお話を伺っています。
 全3回のシリーズを通してご覧いただけると理解が深まると思いますので、またご覧になっていない方もぜひですね、tsulunosチャンネルでご覧をいただきたいと思います。

 私からは以上です。ちょっと盛りだくさんだったんですが、少し早口で報告をさせていただきました。ここからは、皆さんからのご質問を受けたいと思います。

質疑応答

愛郷ぐんまプロジェクトについて

(記者)
 愛郷ぐんまプロジェクトに関して、先週の会見でも、なるべく中止したくないという趣旨のことをおっしゃってましたが、現時点でのお考えを改めてお聞かせください。

(知事)
 まず、セールス局長の方から。
 愛郷ぐんまについてはですね、基本的にまず、よく国の方針を見定めていきたいと思いますので、国が8月末まで伸ばしたということなので、群馬県としては、そこを踏まえて、しっかりと続けたいと思いますけども、今後の総合的な状況によって判断をしていきたいと思っています。
 何か付け加えることがあれば。

(戦略セールス局長)
 先ほど知事が申し上げましたとおり、できるだけ、観光需要喚起策というのは続けていきたいと考えております。
 そのためにも、やはり基本的な感染防止対策を、宿泊施設側、あるいはお客様の方にもですね、ご協力いただくとともに、体調が悪い場合は無理してお出かけにならないような、そういったご案内をしていきたいと考えております。

(知事)
 さっき申し上げたとおり、国の方針もよく見極めながら、国は8月31まで延ばすということになっているので、これを踏まえて、我々もそこまでしっかりやると言ったんですけども、全体の状況を見ながらいろいろと考えていかなくてはいけないと思うんですが、前もこの会見で申し上げたとおり、GoToトラベルをやったときも、GoToトラベルが感染の拡大に繋がったという証拠はほとんどなかったんですね。
 ですから何度も言っているように、できる限り、これは続けたいと思っていますが、全体の状況をよく見ながら判断していきたいと思います。

新型コロナの感染症法上の取り扱いについて

(記者)
 新型コロナの感染症法上の扱いについて、今2類相当なのを、5類扱いに引き下げるべきじゃないかという意見があちこちで聞かれるようになっていますが、それに対する知事のお考えをお聞かせください。

(知事)
 今日も(1日の新規感染者数が)過去最高を記録したということで、おそらく、今回の波を、第7波と呼んでいいのか、第8波と呼んでいいのかよく分かりませんが、これからもかなり(感染が)広がっていくだろうと思うんですよね。
 このままの状態が続くということになると、新型コロナの病床を確保する努力もしていかなくてはいけないと。どこの都道府県もそうだと思うんですね。医療提供体制をしっかりしていくということとか、ワクチン接種の呼びかけをやるということですね。どこもあっという間に病床使用率が上がってしまうということを考えると、これはもう国全体の方針に関わることなんですが、いろいろ慎重な判断は必要だと思いますが、(国には)やはり5類にしていくということも選択肢の一つとして検討していただきたいと思ってます。

入院基準の見直しについて

(記者)
 コロナに関連して、病床使用率が今後上昇することが懸念されていますが、一方で、重症者の数は少なくて軽症者が多い状況です。
 先ほどちょっとお話がありましたけども、入院基準の見直し等について検討するお考えはありますでしょうか。

(知事)
 これはですね、必要があれば健康福祉部からフォローしてもらいますけども、入院基準については、前回の会見でもちょっと申し上げたとおり、高齢者を対象にするという点でいうと、他の県よりもちょっと対象(範囲)が広かったということなので、ここは少し見直しています。5月末か6月ぐらいに見直しているんですけども、会見でも何度か申し上げたし、ブログでも書いているとおり、群馬県の入院率はこれまで、関東地方の(県の)中でずっと一番高かったんですね。
 でも、いろいろと見直しをしたり、状況を見て対応したりする中で、現在はほとんど他の県と変わらなくなってきたというところはあると思います。
ただ、入院率については、他の県とほぼ変わらないんですけどれも、このままの状況でいくとですね、この状況で増えていったら、病床使用率が一気に上がってしまって、そうなると、一般の医療にも支障が出てくる状況になってしまうので、それを踏まえながら、どんな形で入院基準を見直せるかということは、健康福祉部の中でしっかり今議論していただいているので、例えばですね、(重症化リスクの低い方には)療養施設に移っていただくとか、(症状の軽い方には)もちろん自宅療養に移っていただくとか、例えば療養施設に移ってもらうということになっても、そこでもうちょっと医療のサポートができないのかとか、全体を見ながらいろいろなシミュレーションをしてるところです。

ガイドラインの見直しについて

(記者)
 警戒レベルの関係で、レベル2までは行動制限なく呼びかけの段階だと思うんですけども、レベル3については、県外移動の自粛などの行動制限がかかるような状況になると思います。知事は以前から再三おっしゃってますけれども、社会経済活動と感染拡大防止の両立のために、ガイドラインの見直しみたいなところについてのお考えはいかがでしょうか。

(知事)
 今回の感染急拡大と過去の急拡大では、ちょっとケースが違うと思うんですよね。
 まず、今日も1900人出てるんですけど、重症者はゼロなんですよね。こういうことを考えると、今までどおりの基準でいいのかというのはよく考えなくてはいけないということなので、国がどういう方針を出すかということも踏まえてですね、我々として、今までどおりの基準をそのまま当てはめるということじゃなくて、どういう見直しをしたらいいのか、どういう考え方がいいのか、ちょっと整理する必要があるということで、検討を始めているところです。

知事選について

(記者)
 知事選について態度を表明するとされている後援会の全体戦略会議が週明けに開催されます。上毛新聞の調査では、知事の県政に対する評価は6割のぐらいの人が評価するということでした。改めて、知事選への意向について伺えればと思います。

(知事)
 1年後の知事選に出るかどうかは、現段階でまだ決めていません。誰にも出るとも出ないと言っていないので、現段階ではまだ決まっていません。
 ただ、いろいろ材料がそろってきているので、それを全体よく見て決定していきたいと思っていますので、正式にどうするかということは、来週の月曜日に発表させていただきたいと思っています。
 それから、上毛新聞の世論調査を拝見させていただきました。一昨日の1面でしたよね。これはたぶん参議院選挙の時にやられたんだと思います。
 私もちょっと思い出してみたんですけど、参議院選挙に合わせてやったということなんですけど、過去に、上毛新聞が県政の支持率を聞いたことってなかったんじゃないかな。分からないけど。ああいう記事が出てですね、6割超の方々に山本県政を評価していただいてるというのは、素直に大変ありがたいと思いますし、評価しないという方は16%で、評価するという方が63%か64%だったということは、これは地元のリーディングペーパーとしてなさった調査なので、この結果はこの結果として受け止めたいと思いますし、それは非常に励みになるなと思っています。
 なぜなら、この県政に対する評価というのは、知事自身の評価というかね、今日宇留賀副知事も部長もいますけども、やっぱり県全体で、ある意味稼いだ得点なんですよ。みんなが頑張ってくれたからということなので、それについては非常に励みになったなと。6割超の方々に評価されているというのは、素直にとてもうれしく思いました。
 ただ、上毛新聞の記事もよく読んだんですけど、いろいろ課題もあると思うんですよね。やはり、分からないという人が2割ぐらいいたりとかですね、あと、政党別で、参議院選挙の時にとられたということなんですけど、自民党の支持率が73%ぐらいで、他の党も結構高かったと思うんですけど、無党派も6割近かったかもしれませんけど、伸びしろはあると思うんですよね。自民党73%というのは、まだまだある意味で言うと、伸びしろがあると思うし、無党派もそうだし、他もまだまだ、伸ばせるところはあると思うので、まだ次の選挙に出るかどうかというのは表明してないんですけど、少なくとも次の1年は知事を続けますから、この1年間で本当に努力して、今ちょっと分からないと思った方々に支持してもらうとか、あるいは、それぞれの政党支持者の皆さんにも理解してもらうとか、こうやって、県政に対する評価を上げていくということは、群馬県がやろうとしてることを県民の皆さんに理解していただくということなので、そういう目標を持ってですね、しっかり頑張りたいと思います。
 ちょっと余分なことを一つだけ言うとですね、先週の3連休に独自の世論調査を実施しました。上毛新聞のサンプリングは800だと思うんですけど、1,500を超えるサンプリングでやったんです。約1,500だけど、大体トレンドは同じです。だから、上毛新聞の調査というのは、トレンドとしても正しいと思うんですが、ただ一つだけちょっと言うとですね、政策に対する評価は7割でした。これはいろんな見方があると思うんですけども、実態は7割だと思っています。なぜかというと、サンプル数が多いということと、1年前の同じ調査もほとんど同じなので、そのぐらいの評価をいただいているのかなと思いますが、でもいろんな要素があったら厳しい方をとるのがいいと思っているので、6割超だと思って、とにかく、今はこういう状況だと思って、少しでも多くの県民の皆さんに、知事がやっていることを伝える、県が頑張っていることを伝えるということをですね、あと1年間で本気でやっていきたいと思います。でも、この記事自体は大変励みになりました。

(記者)
 3連休に行ったという独自の調査で、政策について7割超が評価ということですが、それは、山本県政への評価というのは別項目になっているのでしょうか。

(知事)
 これまでの3年間の山本県政を評価するか、「大いに評価する」「ある程度評価する」「評価しない」「全く評価しない」みたいな感じだったと思うんですけども、「大いに評価する」と「ある程度評価する」を合わせて7割です。これは1年前も同じ1500サンプルでやって、同じぐらいの結果だったので、(評価する方が)7割かなと思っています。

入院基準等の見直しについて

(記者)
 入院基準の見直しとガイドラインの見直しについて、いずれも検討しているということですが、これは若干厳格化する方向になるんじゃないかと思うんですけど、この感染の拡大を踏まえて、それを今検討してるということは、早ければ月内にも見直す可能性があるということなのか、そのタイミングがどうなるかを教えていただけたらと思います。

(知事)
 厳格化するという言い方が正しいのか分かりませんが、やはり実態に合った形で、ある程度見直しの検討を始めているということです。
 いつまでにというのは決まっていないんですけど、やはり、かなりいろいろ流れも急なので、その全体の流れを見ながら決めていきたいと思いますが、できるだけ早く、どうしようかということはまとめていきたいと思っています。

愛郷ぐんまプロジェクトについて

(記者)
 愛郷ぐんまプロジェクトの件なんですけれど、ちょっと確認させてください。
 当然、国の方はですね、今その行動制限とかしていないのは承知なんですけども。ただ、移動というのはですね、どうしても感染の広がりに繋がってしまうんじゃないかと(思うんですよ)。県内の方でもですね、今知事おっしゃってましたけど、病床の稼働率が、ちょっと高くなっていると思います。どうしても人の動きが積極的になると広がってしまうという可能性があるんですが。
 これ(愛郷ぐんまプロジェクト)を続ける理由を改めて教えてください。

(知事)
 さっき申し上げたとおり、愛郷ぐんまプロジェクトをこれからどうしていくかというのは、総合的にいろいろな条件や状況を考えながら判断していきたいと思いますが、できる限り続けていきたいと思っています。
 一方で、記者さんがおっしゃったように、病床使用率の問題とか、また警戒度の問題とかいろいろあると思うんですが、そういう全体の中で判断していくということなんですけども、前々からこれよく記者さんと議論なっているんですけれど、GoToの頃から言ってるようにね、GoToが感染拡大に繋がったという証拠がほとんど群馬県ではなかったので、やはりそういう意味でいうとですね、愛郷ぐんまプロジェクトが直接感染拡大に繋がるというふうには私自身は考えていないので、全体の病床使用率も含めた全体の状況を見た上で判断していきたいと(思います)。
 でもできる限り経済を動かすといった意味で言うと、できる限り続けたいと思ってます。

(記者)
 おっしゃることもよく理解できるんですけども、愛郷ぐんまプロジェクトを使うとですね、普通の消費者の方だって移動はしたくなるわけじゃないですか。
 例えば、今回の県民の皆さんへの要請、「県外移動は十分注意」とありますけども、県外において移動することが、注意を払わなきゃならないということになりますよね、必然的に。だから、愛郷ぐんまプロジェクト云々より、移動そのものがですね、愛郷ぐんまプロジェクトにより積極的になると、感染が広がるのではないかなという恐れがあると思うんですけれど、その辺はどうでしょう。

(知事)
 そこの矛盾は、前も記者さんの質問であったと思うんですけれど、そもそも、できるだけ外に出ないでくださいと言って、いろいろ対策や政策をやってるわけだから、根本的にやや矛盾があるんですよね。そこのところは前からの課題なんですけれど、全体のバランスで考えていきます。

(記者)
 要するに、経済を回すのも重要だということで、知事として両立させたい部分ということですね。
 あと病床の方はもっと確保もこれから進めていくってことなんですよね。

(知事)
 これはですね、さっきちょっと申し上げたとおり、やっと650床に近づいてきたんですけれど、結構(群馬県は)頑張っていて、北関東では人口比では一番多いんですね。
 ただ、今の状況で(感染者数が)増えていくということになると、さらに医療提供体制を確保する観点から、おそらく病床数を増やす努力をしてかなきゃいけないと思いますね。
 もちろん、いろんな感染対策をお願いしようとしているのですが、状況を見てみると、感染防止対策がどこまでちゃんと効いてくるのかということをよく考えなくてはいけないと思うので、やはりですね、今、注力すべきことは、とにかく医療提供体制を強化すること(だと思います)。
 なかなか、もうここまで相当頑張って(病床数を)増やしてきたので(これ以上の確保も)難しいんですけど、さらに努力し、なおかつ、やはりワクチン接種(を推進すること)ですよね。ワクチン接種をすることによって重症化を防げるというようなデータが出てますから、この2つをしっかり推し進めていきたいなと思います。

(記者)
 最後に一つ、8月5日まで今回2という(警戒)レベルなんですけども、この中でも、さらに新規感染者数が増えるとか、ちょっとこう、入院者が増えた場合には、愛郷ぐんまプロジェクトを取り止める可能性もあるという対応をするんですかね。

(知事)
 さっき言ったように、全体の状況で判断します。

(記者)
 全体状況で(取り止めも)あるかもしれないということですね。

(知事)
 判断するということは、いろいろな判断がありうるということですけど、何度も言っているように、できる限り続けたいと思っていますが、それはいろんな状況によって、いろんな判断があると思います。

警戒レベル2における要請について

(記者)
 コロナの行動要請のところで、ちょっと細かい点なんですけども、先ほどいただいた資料のところで、部活動に関しては宿泊を伴う活動も可となっておりまして、前回5月までのレベル2の時は駄目だったというように記憶しています。この違いについて説明をお願いします。

(宇留賀副知事)
 前回レベル2の時には、学校内におけるクラスターとかが発生していたというところがあって、特にそこの中で、部活によるものだと疑われるものが多かったという状況があったのですけれども、現在の状況を見ると、部活を起因とするクラスターだと疑われるものが発生していないという状況で、ある程度どういう活動だったらいいのかとか、そういったところが現場の中でも、知見がたまってきたということで、今回こういうような形で(要請を)させていただきました。

(記者)
 他にも前回のレベル2の時と比べて緩和されたものが部活動以外にもあるのかという点をお伺いしたいです。

(危機管理監)
 前回5月21日までの要請のレベル2と、今回のレベルの変更の部分については、当県のホームページに掲載させていただいている要請内容でいくとですね、県民への要請の部分で、まず前回のレベル1の中で変更した、特に、場面に応じたマスクの着脱、換気の実施、これが追加になっているというのが1点ございます。
 それから、事業者の要請の部分で、「高齢者施設や病院等での直接面会を十分注意」。ここに「(オンライン推奨)」となっていたんですが、これは各事業者さんがいろいろ工夫しながらやってくださっているので、今回の要請の中では外させていただきました。
 最後、その他の部分で、ホームパーティーという表現があったんですが、それを削除させていただいて、時間軸、長時間での会食は避けて欲しいという表現にしたのと、あと1テーブル4人以下を基本というのを、人数をある程度調整した上でやってくれというのを本文に入れましたので、削除させていただいております。
 以上が前回のレベル2と、今回のレベル2の(要請内容に関する)主な変更点になります。

(記者)
 1テーブルの人数を特に限定せずというのは、やはり前回と比べると、今お話にも出たように、感染状況を踏まえた上での判断ということになるのでしょうか。

(危機管理監)
 そうですね。

救急搬送困難事案について

(記者)
 数字で救急搬送困難事案が増えているということだったので、現状どうなっているか教えていただければと思います。

(危機管理監)
 昨日20日に総務省消防庁が発表した全国の救急搬送困難事案が、11日から17日の1週間で4,139件ございまして、前の週と比較すると43%増加。コロナ事案、疑いを含みますが、これにつきましては1,598件で、前の週と比較して87%増加となっております。
 本県についてはですね、救急搬送困難事案が同じ11日から17日の間で28件ございまして、前の週の19件と比較して47%増。うち、コロナ事案の救急搬送困難事案は10件で、前の週の5件と比較して2倍となっております。
 すべての搬送件数に占める救急搬送困難事案の割合は1.6%で、コロナについては4.1%となっておりまして、現状件数も少ないですし、現時点で救急体制に著しい支障が生じるような状況にはないんですが、昨日来の感染の急拡大を踏まえて、今後の動向をしっかり注視していきたいと考えております。

(記者)
 その上でなんですけれども、一般医療への影響がちょっと出てきてるけどまだ今のところはそこまで深刻ではないということだと思うんですけど、行動制限に関して、政府は現時点では考えてないと、必要ないという言い方をしている一方で、後藤厚労大臣なんかは医療ひっ迫が進めば、それも必要ではないかということを見解として示されています。この、現状の政府の認識に関してですね、知事はどういうふうにお考えかということをちょっとお聞かせいただきたいなと思うんですよ。

(知事)
 今、記者さんのおっしゃったような話がいろいろと報道されてるので、厚労大臣のご発言もちょっと拝見させていただきましたけども、確かにこれ以上ものすごく感染者が増えて、病床がひっ迫、いわゆる医療提供体制がひっ迫すればそういう可能性もあるとおっしゃったんですけど、あんまりいつから何をという具体的な言及もされてないので、まだ明確な方針が出ていないと思うんですね。
 ですから、まず政府がどういう方針を出すかということを、しっかり見極めていきたいと思います。
 ただ現時点では、(政府が今、)経済、いわゆる地域経済活動の制限をしないとしているということはですね、やはりもう相当これまでのいろんな対策で地域経済が疲弊してるということも十分把握されてるんじゃないかなと、そんな気がします。

(記者)
 どうしても行動制限という時に、今だと県民割みたいなところが注目されるんですけど、これまでずっと言われたのは、飲食店の時短要請などだったと思うんですね。それが、結局政府の検証などでも、はっきりとこれ(時短要請が)が、どれぐらい感染抑制に繋がったのか分からない状況の中で、7波を迎えているので、仮に今後行動制限が必要だってなった時に、またこの時短要請をするのかどうか、この辺に関して今の段階で結構ですけれど、どういうふうに知事はお考えでしょうか。

(知事)
 これは、政府のいろんな考え方もあると思うんですけども、記者さんご存じのとおり、今ある制度だと、これ、こういうやり方しかないわけですよね。でもこれ、日本だけかというと、他の国でもそうじゃないですか。飲食店中心にした対応というのが、結構主流じゃないですか。だからこれはこれで、制度としてこれを活用するためには、やはりそれを使ってできる限り感染を抑えていかなきゃいけないっていうのはあるんですけど。
 他方で、記者さんがおっしゃったように、本当に今の制度でいいのかというのは、やっぱり知事としてこの3年間、コロナ対応をやる中で感じていることなので、ここはある意味で言うと、国として、さっき言った5類にするみたいな議論もあったんですけど、これある意味で、重症化しないけど感染者が増えているという状況の中でいうと、いろいろと新たな対応を考えていただく契機にして欲しいと思っています。
 いずれにせよ、県としてどういう対応をとっていくかというのは、やはり国の流れをよく見極めてからでなければいけないということと、それからやはり何をやるにも、やっぱり現行の制度を活用するしかないと思うので、そこはよく現実も踏まえながらやりたいと思いますが、いろいろ県として感じること、意見や要望みたいなものはしっかり国にも伝えていきたいと思います。

知事メッセージ

 それではですね、最後に知事から県民の皆さまにお願いをさせていただきたいと思います。
 今日の会見でご報告をいたしましたが、新規感染者が急増しておりまして、明らかに群馬県は第7波の渦中にあるということで、今日もですね、過去最多(の感染者数)を更新すると。これは群馬県だけじゃありませんけども、そういう流れにあることは皆さまもご理解をしていただいていると思っています。
 一つ皆さまにご理解をいただきたいのはですね、知事として、県民の皆さまの命と健康を守らなければいけないということはもちろんあるんですけれども、同時に皆さまの暮らしも守っていかなければいけないということで、感染防止対策をしっかりとやっていただきながら、できる限り経済を回したいと(思い)、こういう方針をずっと貫いてまいりました。
 そういう中でも、過去に例のないような感染拡大が起こっているということでいうと、やはりこのままのぺースで病床使用率が上がってしまうということになると、医療提供体制にも支障が生じてくるということなので、我々としても、病床の確保についてはさらなる努力をしていきたいと思いますし、医療提供体制の強化についてはいろんな努力もしていきたいと思っておりますが、やはりですね、大事なことは重症化を防ぐということだと思うんですね。
 そのためには、ワクチンを接種していただくということが、本当に今までになく重要になっていると思っています。
 群馬県においては、これは全国もそうかもしれませんけど、特にやはり若い世代の方々の3回目の接種が非常に割合が低いものですから、ぜひですね、3回目の接種を受けていないという方は、できる限り早く接種を受けていただきたいと思っております。
 さらにもう一つ申し上げると、今日の会見でも申し上げましたが、重症化している方はおりません。今日もすでに2千人近い感染者が出ているんですけれども、現時点で重症化してる方はおりません。
 ただ、中等症が急増しています。中等症というのはですね、軽い、何となく中等みたいに思うかもしれませんが、酸素吸入が必要だったり、今まで人生で一番苦しいという感想を持つ方が多い状況なんです。
 ですから、少なくとも中等症がもう増えているということで、この症状の悪化を防ぐためには、明らかにこれはワクチン接種が有効だということは立証されておりますので、ぜひですね、これワクチン接種を受けていただきたいと思います。
 先ほど申し上げた、この急増している中等症の方の95%は65歳以上の高齢者の方々なんですね。それなので、ぜひですね、高齢者の皆さまには、抗体値をさらに上げる、さらにこの重症化を防ぐ効果を上げるための、4回目の接種をしっかりと受けていただきたいと思います。
 私自身も、しっかりとそのことを示すために、私も64歳で対象者ですので、明日、ワクチン接種を受けたいと思います。ぜひ高齢者の皆さまにもですね、4回目の接種をできるだけ早く受けていただくように、お願いしたいと思います。
 何度も申し上げますが、前回の会見でも申し上げましたけども、まだまだ(感染者が)増える可能性があります。今回の第7波は、おそらく第6波よりもはるかに感染者数は増えるだろうという話も今までしてまいりましたので、これはこれで想定の範囲だと思っております。
 皆さまと力を合わせれば、必ずこの波を乗り越えていけると思いますので、特に感染防止対策については、今まで以上に注意をしていただきたいと思っております。

 他に質問がなければこれで終わりたいと思います。今日もメディアの皆さんにはちょっと今日は中身が多かったので長くなりましたが、最後までおつき合いいただきまして、ありがとうございました。以上をもって定例会見を終わりたいと思います。

(以上で終了)
文章中の()内については、メディアプロモーション課において加筆したものです。