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定例記者会見要旨(4月2日)

更新日:2020年4月2日 印刷ページ表示
  • 日時 令和2年4月2日(木曜日) 午後2時~2時30分
  • 会場 記者会見室
  • 出席者  県:知事、副知事、健康福祉部長
    記者:記者クラブ所属記者等 17人
  • 記録作成 秘書課(報道係)

 令和2年4月2日定例記者会見動画(You Tube)<外部リンク>

会見要旨

知事発言

 それでは、定例記者会見を始めさせていただきたいと思います。
 今日はですね、コロナ対策ということもあり、少し配置を変えさせていただきました。報道各社の皆さんのご協力にも感謝を申し上げたいと思います。
 まず、最初にですね、先週の会見で記者さんの方から、ご質問があった件について、ちょっとフォローアップさせていただきたいと思います。
それは、東京都内に勤務する県職員の対応についてです。前回の会見でですね、新型コロナウイルス感染防止対策に関する東京都内に勤務する県職員のことについて、ご質問をいただきました。
 まず、東京事務所の職員ですが、3月2日の月曜日から3月27日の金曜日までの間は、交通機関の混雑時における出勤を回避するため、時差出勤を実施させていただいています。また、小池都知事の緊急要請を受けて、3月27日の金曜日以降は、時差出勤に加え、一部、テレワーク、県庁勤務等も実施したほか、有給休暇の積極的な取得も、今、促しているところです。

 続いて、「ぐんまちゃん家」について申し上げたいと思います。
 「ぐんまちゃん家」の営業については、2階のレストランは、3月5日の木曜日からランチを休業しました。営業時間を短縮をしています。さらに、小池都知事の緊急要請のあった先週末には、3月27日の金曜日、28日の土曜日のディナーは予約が入っていたため営業をいたしましたが、29日の日曜日は休業しています。1階のアンテナショップについては、先週末の3月28日土曜日から29日の日曜日を休業とさせていただきました。なお、本日からは、営業終了時間を20時から18時に繰り上げるということにしています。

 県職員には、手洗いや消毒など、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底するよう指示をしておりますが、そもそも感染するリスクを最小限にできるように、新年度においても引き続き、勤務方法等を工夫してまいりたいと考えております。

 もう1つあります。Gメッセ群馬の開所日について、ご報告をしたいと思います。
 4月開所予定であるとアナウンスをしてまいりましたGメッセ群馬ですが、開所日は4月20日の月曜日というふうに決定をさせていただきました。イベント等の主催者には、改めて公表する「新型コロナウイルス感染症に係るイベント等実施ガイドライン」に沿って、しっかりと感染対策を行った上で、施設を利用していただきたいと考えております。
 冒頭、私からの発言は以上です。何かご質問があれば、お受けしたいと思います。。

質疑応答

(記者)
 まず、先週、東京都へのですね、不要不急の移動の自粛の方を知事が呼びかけられましたけれども、今週末についてのお考えはいかがでしょうか。

(知事)
 いろいろ、今、どういうメッセージを出すかっていうことを議論している最中ですので、今日、夜の19時の記者会見でですね、まとめて発表できればと思っています。

(記者)
 学校の再開に関して各地域でも判断が、今、分かれてる状況ですけれども、群馬県の対応についてはいかがでしょうか。

(知事)
  これについてもですね、昨日もチラッと申し上げましたが、今、どういう対応をしたらいいかということを庁内で議論をしておりまして、方向性、これも19時の臨時会見の時にきちっとそれまでに出てれば、そこで発表できるかもしれません。午後からもいろんな議論をさせていただこうというふうに思っています。

(記者)
  19時からの会見ということなんですけども、情報をですね、いち早く出さないと対応される皆さんにですね、影響も大きいと思いますので、可能な範囲でですね、(午後)2時の会見で言える範囲は、ちょっと教えていただきたいなというふうに思うんですけれども、どんなことを・・・。

(知事)
 今、現時点で言えることは、記者さんに正直に申し上げたんで、学校再開についてもですね、いろいろ政府の方からも方針が出てますけども、我々としてはいろんな選択肢を考えたいと。何度も申し上げているとおり、一番大切なことは、やはり感染防止対策をきちっと取れるかどうかだと思うんですね。これが取れるかどうかっていうことは、午後からも十二分に議論をしていきたいと。それを踏まえてですね、できれば夜までには、結論を出したいというふうに思ってますので、今どうするかっていうことを真剣に議論をしています。
 ただ、国のいろんな方針だけにこだわるのではなくて、今の県の情勢等々も考えながら、どういう選択肢がいいのかっていうことをですね、方向として出していきたいというふうに思ってます。
 19時の会見、こうやって定例記者会見もやって、さらに夜、臨時会見もやるということで、記者クラブの方にもご理解をいただいて、感謝したいと思うんですけども、やはりいろんな流れを受けてですね、ここで、群馬県知事として県民に対して、今、この新型コロナウイルスをめぐる問題について、群馬県の現状がどうなっているのか、今後どんな流れになって、どういう対応を県として考えているのか、そこら辺のところはですね、この時点でやはりわかりやすく、1人でも多くの県民の方々に伝えた方がいいと、こういう結論になりましたので、あえて同じ日だったんですけれども19時から臨時会見をセットさせていただきました。1人でも多くの方々に見ていただきたいというふうに思ってまして、19時もユーチューブで中継もあって、これも夜の方が見ている方が多いし、今回、また、群馬テレビの生中継をしていただけるということなので、19時にやろうと。こういうことになりました。
 この19時の会見ではですね、さっき申し上げたとおり、何を申し上げるかっていう話は、今、記者さんからご質問のあった県の対応について午後からもいろいろ議論するので、そこで、きちっと結論が出てれば、そこで発信できるというふうに思いますし、あともう1回言いますが、県内でも患者が増えてきたと。群馬県は、まだ20例ということで、少ない方だと思うんですけれども、それでも東京がああいう状況になって県民の皆さんの不安が大きくなってると思うんですね。ですから、改めて、群馬県の状況を説明し、今、我々がどういう状態にあるのかっていうことを、わかっていただいて、それから今後、どんなことが起こりうるのかっていうことも、ちょっとお話をさせていただいて、現時点で、県として、そういう事態に対して、どんな対応を考えてるかっていうことをですね、少し丁寧に県民の皆さんに説明させていただきたいという趣旨です。

(記者)
  先ほど、学校の再開にあたって一番大切なことは、防止策を取れるかどうかっていうふうにおっしゃったんですけれども、具体的にその防止策っていうのは、例えば、どんなものが挙げられますか。

(知事)
  それはやはり、例えば、学校再開するってことになったら、学校でしっかりと、感染の拡大を防ぐ措置が必要だと思うんですよね。そのためには、必要なリソースっていうものがあるわけですよね。例えば、こまめに手洗いをしてもらうっていうのは、これは、もう絶対条件だと思うんですけれども、そのためにはやはり、石けんが必要ですよね。あるいは消毒液が必要ですよね。それからマスクをしてもらうっていうのも、これも不可欠だと思うんですね。
 移さないっていう意味でいうと、これもやはり十分に確保できないといけないんじゃないかというふうに思っていまして、それは、現時点ではですね、我々が考える中では、なかなか再開できるところまでは、集められていないと。ここから、どれだけ、そういう目処がつくのか、果たして、どのぐらい集まるかっていうことも十分考えながら、検討していかなければいけないということだというふうに思っています。
 それから、もう一つ言うと、体温計も、やはり検温ていうのもすごく大事なことだと思うんで、この体温計も不足してますので、ここら辺のものを、きちっとそろえられるかどうかということだと思います。

(記者)
  3月から休校になっていて、例えば学童保育のことであるとか、日中、家にいなきゃいけないとか、小さいお子さんがいる家庭なんかは、大変なご苦労もされてるわけですよね。それが、さらに延長になった場合に、そういった保護者であるとか、もしくはお子さんに対してのサポートというか、支援みたいなものは、県で何かお考えのことはありますか。

(知事)
 記者さん、わかってお聞きになってると思うんですが、県が判断するのはですね、県立学校ですよね。県内の公立の中学校、小学校っていうのは、それぞれの地域の教育委員会の判断、もっと言うなれば、市町村の市町村長の判断になってくると思うんですね。
 県として、どういう方針を出すかっていうのは、今、午後からもよく議論して決めたいと思いますが、それについて、いろんな対応を求めていくところがあるかもしれませんけども、基本的には、これは市町村の判断を尊重しなければいけないんだと思います。
 ただ、これは小学校、中学校の再開っていうのは、市町村の判断だということを前提に申し上げますけれども、今、記者さん、おっしゃったように、親御さんとか、あるいは学校関係者の方々から、いろんな意見が出てると思います。例えば、これ以上、お子さん、ずっと、ちっちゃい子どもを学校に行かせないでっていうのは、大変だという声もあれば、でも、別の声もご存知だと思うんですけれど、いっぱいあると思うんですね。不安がある時に本当に開いていいのかっていう意見もあるので、そういうことも全体、我々として考えながら、我々が決めるのは県立高校の方針ですけども、そういうところも全部よく考えながら、午後から議論して決めたいと思います。

(記者)
 先日のテレビでもおっしゃっておられましたが、観光業界がですね、新型コロナの打撃を受け、県の調査でも3月から5月の宿泊旅行予約が前年比で3割というところもあると。
 群馬DC(デスティネーションキャンペーン)への影響なんですけれども、DC始まる前にですね、いろんな目標設定をなさっておりましたけれども、今、この状況だとなかなか、達成が難しいのかなというふうに、通常受けとめられるわけですが、知事としてですね、目標を再設定し直すとかですね、どういうご対応をこれから考えるのかということについて、お聞きしたいと思います。

(知事)
  DCについて設定した具体的な目標を変えるかどうかっていうことは、今、決めてません。ただ、今、記者さんがおっしゃったように、観光業界への影響は、ものすごく深刻だと思います。特に群馬DCについてはですね、数年間かけて、市町村と連携をしながら、いろんな準備を進めてきてると。例えば、地域の観光関係者もですね、いろんな、種を作ってきたということから考えるとですね、非常にダメージが大きいというふうに思ってます。ただ、何度も言ってるように、これは群馬県に限ったことではないんで、全国どこもそうだと思うんですね。
 とにかく、この状況の中で、できることを考えていきたいと。特に今回のDCは、いわゆるリーフレットとか、紙の広告中心だったものから、どっちかっていうとデジタルの発信に切り換えたいっていうのもありますので、そういうことも活用して、今の状況で、できるだけの効果が出せる方法ですね、みんなで模索していくしかないというふうに思っています。

(記者)
 もう1点ですけれども、ブログでも書かれておられましたが、緊急事態宣言がですね、発せられた場合について、知事はですね、群馬県については、緊急措置を講ずる区域の指定を回避する努力を続けたいとおっしゃっておりまして、これをですね、県の当面の目標と、今、お考えになっているのかどうかということについてお聞きします。また、その理由。それから回避するとすれば、どのような方策があるのか、お聞きします。

(知事)
 緊急事態宣言をするかどうかっていうのは総理の判断だと思うんですね。ただ、ここ最近の総理の発言とか、あるいは、東京都知事の発言を聞いてると、ぎりぎりの状態で踏ん張っているということなので、かなり予断を許さない状態なのかなというふうに思います。
 緊急事態宣言は出てないので、あまり起こってないことを想定したコメントは、できるだけ避けたいというふうに思うんですけども、いずれにせよ、記者さんがおっしゃったように、群馬県としては、感染拡大をできる限り防いでいくと。クラスター、小規模なものは発生してますけど、今のところ、かなり頑張って抑え込んでいると思うんですね。予断を許さないんですけども、とにかく感染拡大を防いでいくということが、そのまま実は、万が一、緊急事態宣言が出たときでもですね、群馬県を対象地域から外すことに繋がっていくということで、これは当然、群馬県として、県民を守るためには、感染拡大を防ぐ。それは、すなわち、まだ出てないことについてコメントはしませんが、いろんな事態を回避できる方向に繋がっていくんじゃないかというふうに思っています。

(記者)
 緊急事態宣言がですね、出されて、仮にですね、区域指定された場合の、県なりのですね、シミュレーションっていうのは、何かなさってるんでしょうか。

(知事)
 現時点では、とにかくまず感染拡大を防ぐということに全力を尽くしたいと思います。

(記者)
 先ほどの質問に関連してなんですが、学校再開の件で、消毒液、せっけんと体温計が不足しているという状況で、なかなか全国的に確保も難しいというふうに、報道がされているということですけども、そうすると、4月7日からの学校のスタートは、基本的には難しいということで、今後の議論は再開の目処がいつになるかっていう議論になるんでしょうか。

(知事)
 さっき申し上げたとおり、まだ結論は出してません。午後からもよく関係部局と議論したいと思います。おっしゃったとおり、必要な、例えば、我々が十分な対策ができると思われる量を集められるかどうかっていうのは、かなり大変だと思いますけれども、それでも、今、知恵を絞ってですね、いろんな方策、算段を考えてるとこなんで、そういう状況も含めた上で、ちょっと午後よく議論して、どうするか決めたいと思います。
 

(記者)
 平日、東京への外出の件なんですけど、他の県だと、既に平日の夜も、基本的には外出しない。東京への移動を控えてくださいというようなところもありますけれども、群馬県で、平日と週末含めて、外出を、東京に出ないっていうところの判断基準みたいなものを、どういうふうにとらえてらっしゃるかっていうのをちょっとお伺いします。

(知事)
 まず、ご存知のとおり先週末、東京への不要不急の移動を控えてくださいということを、自粛要請を県知事としてさせていただきました。平日、これからどうするのかというのは、いろんな議論があるんですけども、これもよく午後から議論して決めていきたいというふうに思っています。
 基準はですね、これはどの県でもたぶん作ってるわけじゃなくて非常に難しいと思うんですが、ただ、この間、申し上げたとおり、東京都が、もうオーバーシュートが起こる寸前だとまで言ってですね、小池知事が平日もそうですし、夜も、外出自粛を求めているという段階でいくと、やはり群馬県としても東京都に協力をしたいという形もありましたので、移動の自粛を呼びかけたってことなので、これと、これと、これが、そろったらみたいな基準は、なかなか難しいんだと思うんですけども。全体の流れを見て、やっぱり判断していくしかないかなと思ってます。

(記者)
 政府の方で1世帯に、2枚ずつ布マスクを配布するというふうな方針が決まりまして、家族が1世帯で多いところだと、2枚じゃ足りないというような話が上がってるんですけれど、ここについて知事どういうふうに、お考えになっているのかお聞かせください。

(知事)
 そうですね、私も、ちょうど昨日テレビに出たときに、国の方で、例えば、このぐらいのマスクとか消毒液が必要なんで、どのくらいの量を提供できるのかっていうことについて、ちょっとまとめて、おそらく報告していただけるとありがたいって言ったんですけど、政府も全力でやっておられると思うんですよね。特に医療機関のマスク配布みたいなものについては、もう始まってるっていうことなんで。ですから、その中で、できる限りのことをやっていただいてるんだというふうに思います。2枚がいいか、3枚か、4枚かっていうのは、多ければ、多い方がいいんでしょうけども、少なくとも、今の段階で2枚配布するっていうことは、それは大変ありがたいことだというふうに思います。

(記者)
 今日の19時からの記者会見について伺いたいんですけれども、直接、言葉を県民に伝えたいということで、群馬テレビさんでの生中継っていうのが前提になってると思うんですけれども、これ、いつぐらいから、そういうテレビさんとの打ち合わせっていうのを行っていらっしゃったんでしょうか。

(知事)
 その打ち合わせの時期がどうのとか、あんまり細かいこと言うことに意味がないと思うんですけども、少なくとも19時から記者会見があるってことについて、群馬テレビが地元テレビとして、生中継をするという判断をしたということに尽きると思います。

(記者)
 県の方から要望されたわけではないということですか。

(知事)
 要望というか、一応、意向を確認したっていうことだと思います。

(記者)
 群馬テレビさんの方から、会見時間について、何か要望とかっていうのはあったんでしょうか。

(知事)
 それは、その細かい何か交渉の経緯みたいなことを言うことは、あまり意味がないと思うんですけども、いろいろ議論じゃないけど、意向を確認する中で決まったっていうことだと思いますので、我々としても、19時っていうのは、さっき申し上げたとおり、ネットでも夜の方が視聴率が高いですし、メディアの皆さんに、もう1回来ていただかなきゃいけないっていう中で、あんまり遅いっていうのもよくないと思ってたので、我々は19時が1番いいと思ってました。これは間違いありません。

(記者)
 直接メッセージを伝えるっていう方法は、記者会見以外でも例えば番組に出演されるであるとか、録画でも可能ではあると思うんですけど、そこを改めて臨時記者会見というふうにした理由について、お聞かせください。

(知事)
 さっき申し上げたとおり、今日、午後から、いろいろ大事な議論をします。いくつか、もしかすると大事な結論っていうか、方向性が出るかもしれない。これはやはりできるだけ早く伝えた方がいいということです。現時点では、まだ、いくつかの問題について、午後からいろいろ議論して最終決定をしようということがありますから、それが、だいたい決まるのが夕方ぐらいだというふうに思えばですね、ちょうど皆さんにも見ていただけるっていうタイミングで考えると19時がいいなと、こういうことです。
 それから、さっき説明したように、記者会見という形であれば、例えば(午後)2時からのこの記者会見だと、十分な時間、もうぎりぎりになってるんで、十分な時間も取れないということなので、少し時間をかけて、きちっとやはり県民の皆さんに、ご説明をしたいっていうことであれば、やはり記者会見がいいし、午後、いろいろ議論して決まったことがあれば、それはできるだけ早く記者の方々からもご質問があれば受けた方がいいというふうに思います。
 そういう総合判断で、記者会見にさせていただきました。

(記者)
 最初に、この臨時記者会見について、記者クラブの方に相談が(3月)31日だったと思うんですけれども、その時点で、今日の午後、ある程度会議だとか、打ち合わせが続く、重なって、発表が遅くなるっていうのを見越してらっしゃったっていうことになるんですかね。

(知事)
 もちろん毎日いろいろな議論してますけども、このぐらいの時間がかかるという、もちろん感覚ありました。

(記者)
 3月31日の時点で、今日2日の夜は、かなり遅い時間になるっていう見通しだったっていうこと。

(知事)
 31日の時点で、どうだったかよくわかんないんですけども、本当は、今日、定例記者会見があるとすれば、本当は19時までに、いろんな結論が出るんだとすれば、出せるものと出せないものがあると思いますけれども、それなら本当は1回で済ませたほうがいいのかなと、最初は思ったので、19時に定例記者会見でもいいかなと思ったんですけども、記者クラブの方からは、19時に臨時記者会見をやることは構わないけど、この(午後)2時からの定例記者会見をぜひやって欲しいと言われたので、2回も集まっていただいて申し訳ないと思ったんですけど、今、集まっていただいて、現時点で報告できることをご報告してるってことです。

(記者)
 すいません、私が伺ったのは(3月)31日の時点で午後7時から会見をやりたいっていう話があったので、その日の時点で、今日2日は、かなり遅い時間、発表するとしても遅い時間になるということが、念頭にあったっていうことですかね。

(知事)
 そうですね、全体の流れからすると、このぐらいの時間が、今言ったような全部いろんな要素を勘案すると、この時間にセットするのがいいだろうと判断しました。

(記者)
 昨日、刀水クラブ(県庁記者クラブ)で申し入れた内容について確認をしたいと思います。
 3点申し入れをさせてもらって、1つは、(午後)2時からの定例会見の開催を求めますということで、ご対応いただきありがとうございます。2点目が、今後、生中継の時間に合わせるためなどの理由で、一方的に定例記者会見の時間を変更することは控えていただくように求めますということと、3点目が、臨時会見等を除き定例記者会見は原則県庁の業務時間内である昼間に開催することを求めます。という2点も、加えさせていただいたんですけれども、その2、3(点目)については、担当課からは、今回は特例であり今後そういった変更はしないというふうに聞いていると幹事社から聞きました。
 知事ご自身のご見解を改めてお聞かせいただけますか。

(知事)
 それは記者クラブの、もうこれ、たぶん私の友人も含めて全部ここで見てるので、今、言った記者クラブの方々からの要望については、しっかり、これを踏まえていきたいというふうに思います。
 ただ、原則的に会見は、何て言うんでしょうか、勤務時間内、県庁の業務時間内っていうのは、時と場合によると思うんですよね。大きなことがあったら、やはり夜でも会見をするという方が、これはやはり県知事としての役目だし、メディアの皆さんもですね、その時点で、できるだけ早く何か大きな事態があった時には、情報を取りたいと思われると思うので、それは、通常、毎週こうやって14時からやってます。
 それはいつも言ってるように、メディアの皆さんとのやりとりは真剣勝負だと思ってるし、皆さんの後ろには県民と国民がいると思って、一生懸命情報提供してるわけなんで、もちろん、これはずっと続けます。毎週やっていきたいと思いますが、何かが起こって会見をしなければいけない、県としては周知しなければいけないと思ったときは、それは遅い(時間の)会見もありうると思います。それは、こちらの判断でやらしていただくこともあると思います。

(記者)
 そのことについては、申し入れ書でも臨時会見など除いてというふうに書いてるので、こちらも承知していることなんですけども。

(知事)
 定例会見ということね。わかりました。定例会見は基本的には、勤務内にやるように、今までもしてきました。ちょっと申し訳ないですが、臨時会見が多くなってるのは、いろんなことがあったもんですからね。CSFから始まって、台風第19号とか、特に新型コロナウイルスみたいのが、なかなか事態が急変したり、夜になってから検査結果がわかることもあるんで、多くなっちゃってますけど、基本的に定例会見は、おっしゃったとおり勤務時間内にやりたいと思います。

(記者)
 では2点目の定例会見を一方的な理由で時間変更することはやめていただくということも、ご理解いただいたということでよろしいんでしょうか。

(知事)
 定例会見は勤務時間内にやるようにしたいと思います。

(記者)
  今日、午後にですね、学校再開等の問題について協議をして、というふうに受けとめているんですけれども、19時からですね、知事がご自身の言葉で説明されて、我々の質問を受けていただくっていうのはわかるんですけれども、それはそれとして、議論の結果、何時にその結論が出るかわかりませんが、結論が出たらですね、速やかに方針だけでも、決定事項だけでも最初に情報発信をされる方が、皆さんのためにとってもいいんじゃないかというふうに思うんです。こういうふうに決まりましたっていうのがあって、19時から、それについてご自身で考えを説明して、我々の質問を受けるという形もありなんではないかと思うんですけれども、その考えについてはいかがでしょうか。

(知事)
 それは、19時に臨時会見をセットしてやるわけですから、そこで、経緯も含めて、きちっと説明した方がいいと私は思います。1時間違ったということで、何か、ものすごい大きな違いがあるっていうならば、ともかくとして、それは19時にやるときに、全体の中でしっかり方針を示した方が、報道を見る県民の皆さんにとってもわかりやすいと思います。

(記者)
 関連して、14時から19時になったというところで、報道機関が危惧しているのは、県民に対する情報提供のスピードが生中継だったりとか、情報提供の形によって、14時までに発表できるものが19時まで繰り下がるんじゃないかっていうことを、我々としては危惧しているんですけど、発表の仕方で情報の発表を遅らせるっていうことは、基本的にはないということでよろしいんでしょうか。

(知事)
  今の段階で、(発表内容について)はっきりと方針を決めていません。これから本当に議論して決めるっていう中で、19時に発表することがいいっていうふうに判断をいたしました。
 情報は、できるだけ早く出したいっていうのは、いつもそういうふうに思って、それでツイッターを使いながら、メディアの方々にも同時ぐらいに投げるようにしているんですけれども、どこで情報出すのかっていうのは、やはりその時の判断にもよると思うんですよね。中途半端なままで、例えば、出したほうがいいのか、それともある程度情報を集めて出していいのかっていうのは、やはり発信する側もそこはしっかり考えていかなければいけないと思います。
 例えば、半分ぐらいしかわかってないことを、この場で発表するのか、それとももう少しいろんな情報が集まってきた時点で、まとめて発表するのがいいのかっていうのは、そこはいろいろ、ケースバイケースで決めるべきことだというふうに思ってます。

(記者)
 発表の形の件なんですけど、生中継にするか、それともユーチューブなんかでも流されてますけれども、こういうふうな記者会見にするのかっていう、そこに知事のこだわりがおありで、時間がずれているのかなっていうふうに推測しているわけですけど、そこについては、どういうふうにお考えになっていますか。

(知事)
 それは、私の思い入れで時間をずらしているっていうよりも、これが最も多くの県民の皆さんに情報を伝える上でいい形だというふうな判断です。
 よろしいでしょうか。ありがとうございました。

(以上で終了)
文章中の()内については、秘書課において加筆したものです。