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第25回定例記者会見要旨(9月25日)

更新日:2020年9月25日 印刷ページ表示
  • 日時 令和2年9月25日(金曜日)午後4時37分~5時38分
  • 会場 記者会見室
  • 出席者 県:知事、副知事ほか
    記者:記者クラブ所属記者等 18人
  • 記録作成 秘書課(報道係)

 令和2年9月25日定例記者会見動画(You Tube)<外部リンク>

 モニター資料(PDFファイル:842KB)

会見要旨

知事冒頭発言

1.はじめに
2.感染状況について
3.警戒度の判断&対策パッケージ
4.新内閣の閣僚訪問について
5.連休中の人出について
6.群馬県安中総合射撃場の整備遅延について
7.直滑降ストリームの告知について

1.はじめに

 それでは、定例記者会見を始めたいと思います。
 ここ数週間で、県内の新規感染者数が急激に増加をしています。
 県民の皆さまには、大変ご心配をおかけしております。
 全国的には、新規感染者の発生が減少傾向になっている中で、本県では連日多くの感染者の報告が続いている状況です。直近1週間の人口10万人当たりの感染者数は、24日木曜日の時点で、東京、沖縄、大阪に次いで全国で4番目に多い数字となっています。
 これは、普通に考えると、緊急事態宣言が出ていてもおかしくないレベルだというふうに感じています。こうした状況については、知事として、これまで以上に大変強い危機感を抱いているということを、まず申し上げておきたいと思います。
 こうした状況を踏まえて、本日午前9時から第21回の新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催をさせていただきました。
 詳細は後程ご説明させていただきますが、結果からお伝えすると、警戒度を上げるギリギリ手前の状態ではありますが、感染の状況、医療体制の状況および専門家の方々からのご意見も踏まえ、現時点では警戒度2を維持する、継続するということといたしました。
 これまで、再三申し上げてまいりましたが、休業要請はできる限り回避したいというのが、知事である私の思いです。
 警戒度3になると、一部の施設では休業要請を行っていく段階となります。地域の経済に大きな痛みが生じる。そういう措置を取らなければならなくなります。
 そのため、この会見でも何度も申し上げてまいりましたが、できる限り過剰反応はしないと、現状を冷静かつ適切に判断すると、こういうことを心がけてまいりました。
 先ほど申し上げたとおり、今日の時点では警戒度2を維持するという方針ですが、警戒度3のスイッチに手がかかっている状態だと、こう言っていいと思います。
 1日ごとの感染状況をよくウォッチし、状況によってはすぐにでも警戒度3に引き上げる可能性もあると、こういうことは申し上げておきたいと思います。
 県としては、先ほど申し上げましたが、そうした状況にならないように、できる限りの対策を講じてまいります。特に感染が拡大している東毛地域に対しては、地元の市町村等と連携した上で適切に対処したいと思います。さらなる感染の拡大を防いでいきたいと考えています。
 県民の皆さまにも、ぜひ危機感を持っていただきたいと思います。改めて、警戒の意識というものを強めていただきたいと思います。
 何度も申し上げますが、地域経済に間違いなく痛みを伴うような休業要請、経済的な制約をかける措置は、できる限り知事として回避をしたいと思います。そのためには、県民の皆さん一人一人に危機感を持っていただくしかありません。改めて、この場をお借りして、皆さまの協力をお願いをしたいと思います。
 毎回申し上げていますが、県民全体で力を合わせて、この厳しい局面を乗り越えていきたいと、こんなふうに考えております。

2.感染状況について

 それでは、まず警戒度の判断基準である客観的な数値の状況から報告をいたします。
 スライドをご覧ください。客観的な数値のうちの感染状況についてのスライドです。赤枠で囲んだ部分をご覧いただきたいと思います。各項目の最新の数値を記載してあります。
 (1)の新規感染者数は12.3人ということで、先週の12.9人から大きな変化はありません。
 (2)の感染経路不明の感染者は23.3%ということで、先週の45.6%からは減少しております。基準内に収まっております。
 (3)の検査の要請率は6.0%ということで増加をいたしました。我々が基準として定めた7%に迫っています。
 次のスライドをご覧ください。客観的な数値のうちの、医療提供体制についてのスライドです。
 この赤枠で囲んだ部分の上の2段にあるとおり、ECMO、人工呼吸器を使用している方が1名おられます。中段の病床の稼働率は35.4%ということで、先週から大きく上昇しています。警戒度引き上げ基準である40%に迫っています。
 あわせて、一番下の宿泊療養者数をご覧ください。
 これはですね、最近増加している外国籍の感染者の方も含めて、軽症の方は、直接宿泊療養施設で受け入れることとしています。
 このため、先週の3名から9名に増えておりますが、まだ宿泊療養施設にいる方の数が少ないと考えています。
 現在、宿泊療養施設に通訳を配置するなど、こうした措置を取って、外国籍の方の受け入れ体制を今急ピッチで整えているところです。
 こうすることによって、今後は、宿泊療養者の数を増やして、病床の稼働率を下げていきたいと考えています。
 以上が客観的な数値の状況です。
 なお、ここ数週間の新規感染者数の増加は、企業でのクラスターの発生、濃厚接触者への感染、中でも外国籍と推定される方の感染の増加によるものだと分析をしています。
 次のスライドをご覧ください。外国籍と推定される方の割合・感染経路についてのスライドです。
 先週は、新規感染者90件のうち約7割にあたる方が、外国籍の方というふうに見られましたが、今週は新規感染者86件のうち、その8割が外国籍だと推定されます。
 人数・割合ともに、外国籍と見られる方の感染が増えてることがわかります。今週もとりわけ、ブラジル、ペルー等の方が多いように見受けられます。
 感染経路は、家庭、職場、友人知人間の順で多い状況になっています。他方で、感染経路不明の割合は約2割と比較的低く、濃厚接触者がある程度特定できている状況です。
 続いて、新規感染者の発生状況を、地域ごとに見てみたいと思います。
 このフリップをご覧ください。保健所管内別ですけれども、このフリップを見ていただきたいと思います。
 これ(フリップ)は、直近の1週間のすべての感染者の発生状況を群馬県地図に落とし込んだものです。市町村単位ではなく、それぞれの保健所を管轄ごとにまとめました。
 ご覧のとおり、赤く色が塗られている伊勢崎・太田・館林保健所管内、つまり東毛地域に感染者が集中していることがわかります。これは、外国籍の方の居住が多い地域ともリンクしています。
 特に、館林管内の直近1週間の新規感染者数は45人ということで非常に多くなっています。さらに言うと、館林市管内のうち、大泉町の感染者が大半を占めています。
 こうした状況の中、昨日、大泉町長とも対応について連絡を取り合いました。大泉の村山町長はですね、すでに町独自の緊急事態宣言を出しておりまして、注意喚起を強化していただいていると、本人も大変行動力がある町長ですから飛び回っている状況です。
 県としても、市町村と連携を密にして、こうした地域の対応を全力でバックアップしていきたいと考えています。
 他方、東毛以外の地域での感染はほとんど発生しておりません。
 地域的に見ると、感染の拡大が局所的であるということがわかります。感染が他の地域に拡大しないように、できる限り早期に封じ込めることが最も重要だというふうに考えています。

3.警戒度の判断&対策パッケージ

 以上のことを踏まえ、本日、第21回の新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開かせていただきました。
 先ほども申し上げましたが、客観的数値の中で、陽性率と病床の稼働率は、我々が定めた基準に迫る勢いです。
 しかしながら、感染拡大の地域が限定的であること、また、経路不明者の割合が約2割と少なく、濃厚接触者を比較的特定できていること、こういうことから、全県的な感染の拡大というものはまだ抑えられていると考えられます。
 このため、熟慮に熟慮を重ねた上、現時点では、警戒度2を継続することといたしました。
 なお、危機管理チームの専門家の方々からも「警戒度3への移行寸前だ。予断を許さない状況だ」というお話がありましたが、感染の地域が限定的であるため、警戒度は現時点では2のままでいいのではないか、地域ごとの実情に合った対応をすべきだといったような意見を頂戴しております。
 一方で、東毛地域を中心に、外国籍の方の感染拡大が続いている状況を踏まえ、感染拡大防止に向けたさらなる取り組みが必要だと考えています。
 次のスライドをご覧ください。情報発信の強化に関するサイトです。
 外国籍の県民向け情報発信の強化に関するスライドをここに示させていただきました。具体的な対応はスライドにお示ししたとおりです。
 先週の記者会見でもお伝えをいたしましたが、すでに家庭向けのチラシ配布、企業・宗教施設等の直接訪問を実施しています。さらに、Facebookを活用した感染防止に向けた情報発信の強化も進めています。
 また、昨日、東京のブラジル大使館を私自ら訪問させていただいて、サボイア大使、そしてリマ・ネト総領事にお目にかかってまいりました。
 その際、群馬県に住むブラジル国籍の県民の方々の間で、新型コロナの感染拡大が深刻化しているということを改めて説明し、本県在住の自国民向けの情報発信、注意喚起について、大使館の協力を依頼いたしました。大使には、群馬県の要望をしっかり受けとめていただいたと思います。
 その上で、総領事には、早速、コミュニティに直接呼びかけるため、群馬県に足を運んでいただくことになりました。今後も、ブラジル大使館や東毛地域の市町村ともしっかりと連携を図りつつ、感染拡大を封じ込めるための対策を推進してまいりたいと思います。
 また、来週できるだけ早く、ペルー、ボリビア大使館に対しても、同様の要望を行いたいと考えております。
 大使館と連携した情報発信をここからさらに強化をしていく考えです。
 加えて、隣県の栃木県でも感染が拡大しているこの状況を踏まえて、栃木県との連携も強化してまいります。
 具体的には、両県が作成した多言語による啓発チラシを相互共有して配布したいと思います。両県に在住する外国籍の県民の方々に対して共同で情報発信を行っていきたいと思います。
 こうした取り組みによって、広域的な感染拡大の防止を図ってまいります。
 その他、エフエム群馬やコミュニティFM等のラジオ、県の広報車を活用した多言語による情報発信などにも取り組んでまいります。
 さらに、外国籍の陽性者が発生した際、現場での意思疎通をスムーズにするため、県内の保健福祉事務所への通訳者の派遣もしっかりと続けていきたいというふうに思います。
 引き続き、外国籍の県民の方々に必要な情報が届くように、県と市町村が連携し、それぞれの役割のもとで全力を尽くして感染拡大の防止を図っていきたいと思います。
 次のスライドをご覧ください。警戒度2における要請内容についてのスライドです。
 警戒度こそ今日の時点では引き上げませんが、大変厳しい状況だということは、これまでお話をさせていただいたとおりです。
 県民の皆さまには、改めて警戒の意識を高めていただきたいと思います。マスクを着用する、3密を避ける等の新しい生活様式の実践について、引き続きご協力をお願いしたいと思います。
 なお、イベントの開催制限について、国では今月19日から制限が緩和されています。しかしながら、本県では、これまで説明させていただいたように感染が拡大してる状況です。その事実を踏まえ、先週に引き続き、緩和を見送りたいと思います。すなわち、「上限5千人、定員50%まで」というルールを県内では維持することとしたいと思います。
 次のスライドをご覧ください。「ストップコロナ!対策認定制度」に関するスライドです。
 県内の事業者の皆さまには、「ストップコロナ!対策認定制度」の申請登録について、改めて、重ねてご協力をお願いしたいと思います。
 この制度は、業界団体の作成したガイドラインに基づき、感染症対策を行っている店舗を認定する制度です。7月17日から受け付けを開始しました。これまでに2,229件の申請があり、そのうち1,827店舗をすでに認定済みです。
 なお、「社会経済活動再開に向けたガイドライン」では、警戒度3において、感染防止対策が取られていない施設等への休業要請を行うということとなっています。
 実際に休業要請を行うことになった場合は、感染症防止対策が取られているかどうかについて、この制度の認定の有無を判断材料の一つにすることも検討しております。
 9月30日まで、第3次受け付けを実施しておりますので、県内の事業者の皆さまには、ぜひ感染症対策を徹底の上、申請をしていただくようにお願いを申し上げたいと思います。
 次のスライドをご覧ください。COCOA登録のお願いについてのスライドです。
 繰り返しになりますが、今後の本格的な再流行に備えるためにも、厚生労働省の接触確認アプリCOCOAのダウンロードを、改めて、重ねて皆さまにお願いをしたいと思います。
 COCOAからの通知があれば、症状がなくてもスムーズに検査を受けることができます。
 22日の火曜日には、COCOA通知によってPCR検査を受け、陽性が判明した県内で初めての事例もありました。一定の効果が出始めているということだと思います。
 1人でも多くの県民の方に登録をいただくことで、感染拡大防止により大きな効力を発揮することができます。県内事業者の皆さまには、もう一度申し上げます、職場単位での登録の推進もお願いをしたいと思います。また、各ご家庭においても、ご家族の方の登録についてご確認をいただきますようお願いを申し上げたいと。
 加えて、県の公式LINE「新型コロナ対策パーソナルサポート」の友だち登録にもご協力をお願いしたいと思います。
 ご登録いただくと、感染が心配になった際に、健康状況や居住地などに応じた適切な相談先の情報が案内されます。また、群馬県内での新規感染者の発生状況についても、登録者に対して毎日通知をさせていただきます。
 もしもの時の相談や、日々の情報収集がより簡単に行うことができるようになります。多くの方にご利用いただきたいと思っています。
 なお、本日も改めて申し上げたいと思います。
 感染された方々も被害者です。感染された方、特に、今、外国籍の県民の方々の割合が高くなっておりますが、外国籍の方々も私たちと同じ県民です。誹謗中傷、差別はくれぐれもを行わないように、知事の方から、重ねて県民の皆さまにお願いを申し上げたいと思います。

4.新内閣の閣僚訪問について

 続いて、新内閣の閣僚訪問について、報告をしたいと思います。
 一昨日、昨日と、2日間に渡って、菅新内閣の閣僚の方々とお会いしてまいりました。
 その概要について、ご説明をしたいと思います。
 一昨日は、菅総理、加藤官房長官、河野行革担当大臣、田村厚労大臣、4人の方にお目にかかりました。
 菅総理には、本県における自民党総裁予備選挙の状況をまずご報告させていただきました。さらに、現在、県内の外国籍の方々の間で新型コロナウイルスの感染が拡大している状況にあることも説明をさせていただきました。県として様々な対策を取って、今、終息のために全力を尽くしているということを総理に報告をさせていただきました。
 その上で、特に新型コロナ対策については、今後も政府と連携して対応しなければいけないという見解で一致いたしました。
 さらに、私の方から、菅総理が掲げた行政改革・規制改革については、これは地方にとっても極めて重要なテーマだと、ぜひ菅総理のリーダーシップで成し遂げていただきたいとお願いをしてまいりました。
 加藤官房長官には、前厚労大臣ということもあって、総理と同様に県内の(新型)コロナの感染状況をご報告をしてまいりました。群馬県としても、今後、大使館とか領事館と連携を図っていきたいというお話をしました。政府としても、同じような問題はあちこちで、これからさらに起こってくると思うので、政府全体としてもしっかりとこの問題に取り組んでいただくということを、官房長官にも直接お願いをしてまいりました。菅総理の官房長官時代と同様に、加藤長官にも、引き続きの連携とご支援をしっかりお願いしてまいりました。
 河野太郎大臣には、行政改革・規制改革担当大臣ということで、これから様々な行政改革・規制改革が進むことを期待しているというふうに申し上げました。
 群馬県として、中央から見た規制改革の重要性についてはですね、いろいろとこちらから申し上げ、提案もさせていただきました。
 例えば、地方の声が必要だという場所があれば、いつでもお伺いしたいということもお伝えしてまいりました。また、国と地方が一体となって、規制改革を進めるために、必要があれば群馬県の優秀な人材を派遣したいという提案もさせていただきました。河野大臣からは、「ぜひお願いをしたい」と、その場でご返事をいただきました。早急に今、手続きを進めております。
 田村厚労大臣には、本県において外国籍の方の(新型)コロナ感染者が増えている状況を報告し、今後全国的にも増加していく可能性について認識を共有させていただきました。
 次に、昨日ですけれども、野上農水大臣、赤羽国土交通大臣、平井デジタル改革担当大臣にお目にかかりました。
 野上農水大臣、参議院の時の同僚ですが、Go To Eatキャンペーン事業について、群馬県でも早急に事業が開始できるように、2次要望の審査を迅速に行っていただきたいということを、私の方からお願いをいたしました。これに対して、野上大臣からは大変前向きな回答をいただきました。また、農林水産業は、地域の主幹産業ですので、県としても効果的な支援策を検討していきたいというお話もさせていただきました。
 赤羽国交大臣との面会では、まずGo Toトラベル事業について、知事として、このGo Toトラベル事業の趣旨、これは評価しているということをお伝えしました。その上で、群馬県独自で実施したマイクロツーリズムを推奨した「愛嬌ぐんまプロジェクト」とGo Toトラベル事業には相乗効果があったということも、ご報告をさせていただきました。そして引き続き、ウィズコロナ時代の観光政策について、しっかり国と県が連携して進めていきたいということも申し上げました。
 平井デジタル改革担当大臣との意見交換会では、自治体と国が役割分担をして、デジタル化を進めることが必要だということを申し上げました。平井大臣の他に、政府の大臣スタッフ、主要なスタッフが6人か7人同席しておりました。
 平井大臣とはですね、本当に20分以上いろんなお話をすることができて、かなり具体的な議論ができたなという感じがしています。特に教育現場でのデジタル化が重要だという認識で一致をいたしました。群馬県では、5年前倒しして、小中高生の生徒1人1台パソコンの配布を行う流れだということもご報告いたしました。
 これに限らず、群馬県がデジタル分野について様々なベストプラクティスを提供できるようにしたいと、国としっかり取り組んでいきたいという決意表明みたいなものを、平井大臣には、私の方から伝えてまいりました。
 今回、7名の閣僚の方々にお目にかかって感じたことは、以前、私自身のブログにも書きましたが、やはり菅内閣というのは適材適所の仕事師内閣だなという気がいたしました。
 引き続き、群馬県と国との強いパイプを維持するため、また私自身が知事として、関係大臣、場合によっては総理にも要望を伝えられるように、しっかりとこの関係を構築をしたいと、信頼関係を作っていきたいと思います。
 群馬県として、いろいろとお願いをしなければいけない、あるいは、協力をしていかなければいけない省庁が他にもありますので、近いうちにまたどこかで上京して、他の閣僚の方々ともお目にかかりたいと考えております。

5.連休中の人出について

 続いて、この4連休、観光地にかなりの人出が見られました。ビッグデータによる分析をご報告したいと思います。スライドをご覧ください。群馬県への県外からの来訪者数の推移を示したスライドです。
 左側の数字をご覧ください。今回の4連休中の来訪者数を過去の二つの時点と比較いたしました。上段に記載しているとおり、感染拡大前の1月と比べて、28.7%の増加ということになっています。また、下段に記載のとおり、昨年同期と比べても、7.8%の増加ということになっています。Go Toトラベルキャンペーンの効果が表れたと、県外から多くの方々が本県を訪れていたものと考えられます。
 右側のグラフをご覧ください。これは各週における休日の来訪者数を赤線に示した感染拡大前の平均値と比較したものです。
 県外からの来訪者数は緊急事態宣言下で急激に落ち込んでおりましたが、4月にかけて少しずつ回復していました。8月に入って、感染が全国的に再拡大する中で一旦下がりましたが、この4連休で来訪者数が一気に戻ったということが見てとれます。
 次のスライドをご覧ください。これは県内観光地の人口変動分析を示したスライドです。
 記載の数字は、県内2ヶ所の温泉エリアの人出を分析したものです。左側が草津温泉、右側が伊香保温泉です。全体の来訪者数が昨年同期と比べて草津ではほぼ同じレベル、伊香保では18.5%増加していました。
 増加率を県内客と県外客ということで分けてみると、草津温泉では、県内客が10%程度減少、県外客が4%程度増加したという結果になりました。
 一方の伊香保では、県外客の増加率が約10%ということで、県内客が約50%と大幅に増加しています。
 両観光地での県外客の増加には一定程度、先ほど申し上げましたが、Go Toトラベルキャンペーンが寄与しているものと考えられます。
 また、伊香保温泉においては県内客が大幅に増えました。これには二つの特殊要因があったと分析しています。
 一つ目は、昨年の3連休に台風第17号が接近したことにより、県内日帰り客の減少が顕著であったということ。二つ目は、今年、渋川市が独自に子供1人当たり額面1万円の「しぶかわこども応援券」というものを配布したこと。この二つの特殊要因があったと思います。その使用期限が9月末に迫っていたことから、多くのこども応援券ですね、多くの渋川市民がその利用先に伊香保温泉を選んだということが考えられます。
 いずれにせよ、本県への観光客の中で、県外、特に東京からのお客さまが大きな割合を占めています。こうした人出の回復傾向は、基本的には歓迎すべきことだと考えています。
 しかし、繰り返しになりますが、本県の感染状況は東毛地域を中心に油断のできない状況が続いています。警戒度3への引き上げも視野に入りつつある状況にあります。
 宿泊施設の皆さまには、これまでも大変努力していただいてますが、引き続きガイドラインを遵守し、感染防止対策を徹底していただいた上で、お客さまをお迎えいただきたいと思います。
 また、県内県外にかかわらず、観光客の皆さまには、来訪の際に新しい生活様式に即した行動を心がけていただき、発熱等の症状がある場合は、外出を控えていただくように重ねてお願いを申し上げます。
 4連休中のこの活発な人の動きによって、感染がどの程度広まったのか、あるいは広まらなかったのか。結果が見えてくるのは、2週間後ということになります。
 県としては、緊張感を持って、その状況を注視しつつ、感染防止と経済活動の両立のために、先に申し上げた「ストップコロナ!対策認定制度」等の普及に引き続き全力を注いでまいりたいと思います。

6.群馬県安中総合射撃場の整備遅延について

 続いて、本日の県議会の一般質問でも答弁させていただきましたが、群馬県安中総合射撃場の整備遅延について、ご説明させていただきたいと思います。
 この施設は鳥獣害対策を計画的に推進するため、捕獲の担い手を確保・育成するための拠点施設として、平成30年度から整備工事を進めてまいりました。
 昨年度、本年7月に供用開始予定と発表しておりましたが、いまだ工事が完了しておりません。遅延の最大の原因は、射撃場として利用を開始するためには、銃刀法で定める基準に適合する構造としなければならないわけですが、この課題が未解決であるということ、これが最大の原因です。
 しかしながら、法令に定める基準にどう適合させるかという課題を抱えながら、この問題がここまで推移してきたということを、大変お恥ずかしい話ですが、最近まで私は知りませんでした。
 延期された理由は、主に環境の問題だというふうな説明を受けてまいりましたが、最近になって、こういう問題があったということを耳にしたと、報告を受けたとこういうことです。
 これは結果として見るとですね、経緯を見ると、法令の基準への適合方法が詰めきれていないと。そういう状況の中で、工事を進めていたということになります。これは通常では、今日も一般質問で言いましたが、通常では考えられないことだというふうに思っています。
 こういう状況になってしまったことは、知事として、県民の皆さまに、こういう経緯を知らなかったとはいえ、これは言い訳できませんから、こういう状況になってしまったことは、知事として、県民の皆さまに率直にお詫びを申し上げたいと、深くお詫びを申し上げたいというふうに思います。
 どうしてこういうことになったのか、これは早急に調査、検証してまいりたいというふうに思います。法令基準に適用する対策を講じるということになると、さらなる事業費の増加が生じる可能性があります。
 これは、今日も一般質問の答弁で申し上げましたけども、県の財政が非常に厳しい中で、県庁の各部局にも本当に努力をしてもらい、県議会の方にもご理解をいただいて、事業の見直しをやりながら、財政改革をやり、財政構造を見直し、新型コロナ対策への、いわゆるリソースを生み出していると。こういう状況の中でですね、こういう流れで、例えば事業費がかさむみたいな話は、これは県民の皆さんの税金を使うことなので、これについて、なぜこういうことが起こってしまったのかということをちゃんと検証して、県議会にも県民の皆さんにもしっかりと説明をしない限りこの問題を前に進めることはできないと、知事として、そう考えております。
 今日も質問に立った狩野県議の方から強い要望も出されましたので、そうしたことも踏まえつつ、原因を究明し、どう対応していくのかということはですね、十分慎重に検討してまいりたいと考えています。

7.直滑降ストリーム」の告知について

 最後に来週の直滑降ストリームについて、お知らせをしたいと思います。スライドご覧ください。
 来週のゲストは、サントリーホールディングス株式会社の新浪剛史代表取締役社長です。群馬県との繋がりや、Withコロナ社会の未来像などに関して意見交換を行います。
 新浪さんのような本当に活躍している経済人にtsulunosの番組に出ていただくと。これは大変意味があることだというふうに思っております。
 おそらく新しいニューノーマル下のビジネスモデルとか、この新型コロナ社会の未来像なんかについてもいろんな議論をさせていただきたいというふうに思っています。ぜひ皆さん、ご覧いただきたいというふうに思います。
 また番組の後半、一太の知らない県庁職員の世界では、今回も素晴らしい技、特技、趣味を持った県庁職員が登場いたします。こちらもぜひ楽しみにしていただきたいと思います。
 放送は、来週は29日の火曜日ということになります。時間については、通常よりも早い時間で、18時20分から1時間程度ということになります。群馬県の動画・放送スタジオのtsulunosからライブ配信を行う予定です。
 来週はさらに翌日の30日の水曜日にも放送を行う予定です。時間は、19時10分からということになります。ゲストには、河野太郎行政改革、規制改革担当大臣にオンラインで出演いただくことになっています。二夜連続ということになりますので、ぜひこちらもご覧ください。
 ちなみに、菅総理、加藤官房長官、それから平井デジタル改革担当相、赤羽国交大臣、そして野上農水大臣にも出演依頼をいたしました。
 総理からはまだご返事をいただいていませんが、6人の方からは、もうその場で快諾を・・・失礼しました。それから私の同僚の田村厚労大臣。失礼しました。
 総理からはまだご返事をいただいていませんが、残りの6人の閣僚の方からは、その場で快諾をいただきましたので、順次、直滑降ストリームに出演していただけるというふうに思っています。
 ここちょっと現職閣僚が続くことになると思いますが、経済人とか、またもうちょっと幅広い分野で、いろんな方々をゲストに呼びたいというふうに思いますので、ぜひ皆さまには直滑降ストリームにこれからも注目していただきたいというふうに思います。
 私からの冒頭の発言はちょっと長くなりましたが、以上です。何かご質問があればお受けしたいと思います。

質疑応答

(記者)
 まず、警戒度についてお伺いしたいのですが、警戒度3に引き上げるギリギリの状態だということで、知事の休業要請を回避したいという思いはよくわかります。あと、やみくもに3に引き上げればいいということでもないというふうにも思いますけれども、ただ今回、この改定した要請の内容を見ると、追加した内容はホームパーティーとか大人数での会食はやめてねということと、逆に移動制限の対象が神奈川県が除外されていて、移動の制限も緩和されているように見えて、知事がおっしゃっているような危機感というのが県民に伝わるのかなというふうに思う内容なんですけれども、その辺りはいかがでしょうか。

(知事)
 今日の会見でも申し上げたとおり、群馬県としては大変な危機感を持っています。ギリギリの状態なんで、いつ3になってもおかしくない状況だというふうに思います。
 こういう状況下の中で、今何をすればいいのかということを考えたときに、今、警戒度2ですから、その段階で何をすればいいのかということを考えたときに、今、このクラスターが発生している、特に新規の陽性者の方が増えている原因は、外国籍の県民の方々の間で感染が急激に広がっている。特に東毛地域を中心に広がっているということなので、その点についてはですね、地域の市町村とより連携して、外国籍の方々に対する情報発信をしっかりやっていくということをこれからやっていきたいというふうに思いますし、今日も管轄ごとの状況も示させていただきましたが、これを踏まえて、今まで以上に地域の市町村と連携していきたいというふうに思っています。
 それから、前回の会見でも申し上げた記憶がありますけれども、外国籍の方々がなかなか群馬県のルールに慣れてないということがあるんですね。これはやむを得ない話なんですけども、多くの方々が日本語をしゃべれないんです。ですから、これはもう私が即断即決をしてですね、通訳を雇って(派遣できるようにして)欲しいということで、今、4人ぐらい確か確保して、10人ぐらいは確保できる見込みなんで、もうすでに現場に派遣していると思うので、そこでしっかりコミュニケーションをスムーズにしてもらってですね、入院とか、特に療養施設に入っていただくと。症状がない方とか軽い方とか、今、急ピッチで体制整備を進めています。
 それから、先ほどもご報告したとおり、昨日、ブラジル大使館に行ってきました。ブラジル大使館では大使と総領事に直接お目にかかって、協力を依頼しました。ブラジル大使館の方でも全面的に協力するということで、今、大使館が配っているさまざまな資料を使わせていただくということと、それから近いうちに総領事に東毛に来ていただいて、特にブラジル国籍の方々のコミュニティのリーダーみたいな方々と会って、直接、大使館から要請していただくということにしています。
 それから、人数はブラジルの国籍の方が多いんですけども、比率から言うと、ペルーとかボリビアも多いので、これはもう休み明け早々にもですね、大使館の方と連絡を取って同じような要請をしていきたいというふうに考えています。

(記者)
 警戒度の引き上げのことについて確認なんですけれども、病床の稼働率が先ほど35.4%で、間もなく警戒度3の基準の40%に近づいてしまいます。引き上げる基準は、こういう項目の中の一つでも、それに当てはまれば引き上げるんでしたか。それとも二つ以上とか。

(知事)
 それは今日ご説明したように、いろんな項目を見ると、かなり3に近づいているところもあれば、まだ余裕のあるところもあるので、常に申し上げているとおり、客観的な数値、総合的な状況、全体の流れを見て判断するということになると思います。
 例えば、今回も、もちろん重症者の方はお一人いるんですが、まだ一人、今までいなかったわけですよね。そういうことも、もちろん大事だし、かなり近づいてはきましたけども、まだ医療提供体制も基準にはいってないということも重要な要素だというふうに思っています。
 だから、これとこれがこうなったらというよりは、全体の状況を見て、しかも、今、感染者が増えているのは、かなり限定された地域なので、そういうことも全部勘案して、危機管理チームの専門家の方々も、「もうギリギリの状態だと。しかし、今の時点ですぐ警戒度を上げるということはしなくてもいいんじゃないか」というふうにおっしゃったんだと思います。

(記者)
 確認ですが、病床の稼働率が40%になったからといって、すぐさま引き上げるということではない。

(知事)
 相当に大きな指標の一つだと思いますね。やはり、医療提供体制を確保するというのはとても大事なので、これが上回ってくるということになると、相当、判断に影響を与えるんじゃないかなと思います。
 それももう1回言いますが、全体を見て、さらにまた、よく中で協議をし、当然、警戒度を上げるということになると、また専門家の方々のご意見も聞かなければいけないと思いますが、やっぱり医療提供体制は大きな要素の一つじゃないかなと思います。

(記者)
 安中の射撃場の関係ですが、先ほど、問題を詰めきれないまま工事が進んでしまっていることについて、最近知ったというふうにおっしゃいましたけれども、知事はかねてから、県職員の方々との意思疎通については風通しがいいんだということを繰り返しおっしゃってきたと思うんですけれども、この問題に関しては正確な情報が伝わってこなかったということだと思うんですが、その原因を、現時点で知事はどう捉えているかということと、あともう一つ、原因究明について、慎重に検討していきたいということなんですけども、何か調査委員会のようなものを設けたりとか、報告書を出してもらうとか、そういった今後の進め方について教えてください。

(知事)
 まずここで何度も申し上げてるとおり、1年間知事を務めてきましたが、県職員の人たちのことは信頼しています。非常に使命感もあるし、真面目だし、大変優秀な人たちだというふうに思っています。今まで1年経ってですね、県職員の方からこういう情報が来なかったとか、こういうものが不十分だったとかいうことは本当にあまりなかったので、今回はこういう形になってしまって非常に残念だと思っています。
 おそらくタイミングとして言うと、私が(知事に)なったのが去年の7月ですから、そのあとすぐに報告できなかったのかなというのもあると思うんですが、一つは就任以来、まず豚熱がすぐあって、その対応も県庁全体で大変だったし、災害も大変だったし、そのあとは今年に入ってから新型コロナもあってですね、おそらくいろんなことに忙殺されてたんだというふうに思いますね。
 でも、これはあってはならないことなので、こういうことはもう二度とないようにして欲しいと思うし、これだけ信頼して群馬県の職員と本気でつき合ってきたので、やはり私の方からも、申し訳ないんですけど、強く申し上げました。改めてまたよく申し上げたいと思いますが、もうちょっと早く情報を上げて欲しかったです。事情が分かっていれば、その時点でいろんな対応ができたと思ってるんで、こういうことが二度とないように、県職員は私にとっては非常に大事な、ある意味知事の手足で、リソースで、同士ですから、こういう意思疎通に齟齬が生じないように、これから十二分に気をつけていきたいなというふうに思ってます。
 それと検証はちゃんとやらなくてはいけないと思ってるんですよね。私の時代のことではないとはいえ、だって、まだ法令に適合するか分からない状態で、普通は工事にゴーなんてかけませんから。本来は行政からいったら、あってはならないことなんですよ。誰か、なんていうか、その責任を取らせるとか、誰かを悪者にするつもりはないんですけども、どうしてそうなっちゃったのかというのは、ちゃんときちっと調べないといけないと。調査委員会みたいなものを作ることは考えていませんが、しっかりといろんな方々からお話を聞いて経緯を把握して、それは県議会にも説明をし、会見とか県民の皆様にも説明をし、その上でどうするかということを考えたいと思います。
 場合によっては、基準に合致するためにはですね、今までよりもずっと大きな事業費が必要かもしれないので、それをもし県として出すということであれば、その理由は、県議会にもそうですし、県民の皆さんに理解してもらわなければいけないというふうに考えています。

(記者)
 現時点では、報告をいつまでにとかですね、そういう目処は立ってないですかね。

(知事)
 今のところいつまでということは考えてませんが、できるだけ早く、速やかに、経緯を細かく調べて検証して、どうしてこういうことになってしまったのかということはですね、把握したいと思います。

(記者)
 コロナの関係で、専門家の方から地域ごとの対策も必要ではないかという話が出たというお話だったと思うんですが、それは警戒度についても、地域ごとにある程度区切った対策が必要、そういう意味の提言だったのでしょうか。

(知事)
 今の時点で、先般も改定したガイドラインの中身を見直すことは考えておりません、現時点では。今後の推移によってはいろんな対応が必要になってくると思いますが、現時点では今のガイドラインで行こうと思ってます。ただ、これだけもう感染状況について、東毛地域、特に館林管内でこれだけ増えているということなので、これはやはり市町村との連携をしっかりやっていこうと。例えば大泉町は、村山町長がかなり前広に、緊急事態宣言をやって、町民の皆さんに相当いろんなことを呼びかけているんですよね。館林市は確か、市民への緊急メッセージみたいなものを出しているんで、これをもう少し先に進めて、県と、例えば市町村がもうちょっと組んでですね、さらなる、例えば、周知徹底を図るみたいなことは、これから具体的によく相談して、検討していきたいというふうに思ってます。

(記者)
 専門家の方の発言の趣旨として、地域ごとのというのは、それどういう意味なんでしょうか。

(知事)
 武藤健康福祉部長の方から。専門家の方々から地域ごとのっていうのは出てますか。

(健康福祉部長)
 専門家の方の意見の中ではですね、例えば、東毛地域の一部の地域においては特に注意を喚起することなども選択肢だというような形で、警戒度を上げる云々ということではなくてですね、特に注意喚起をするべきだとか、そういったようなご意見でございます。

(記者)
 コロナの関係で外国籍と見られる方が多いという点に関してなんですが、県としては、皆さんの国籍は確認をしていないが、日本語の能力だったり、お名前だったりで推定をしているということでよろしいんでしょうか。

(知事)
 完全には分からないところがあるんです。名前だけでは。だけど、いろんなことから推計して、今回も8割ぐらいは外国籍の方々だろうということなんですけど、その点いかがですか、鬼形さん(産業経済部長)の方から。

(健康福祉部長)
 私の方から。

(知事)
 どうぞ。

(健康福祉部長)
 健康福祉部長から回答させていただきます。
 初めのうちはですね、外国人の患者の方がそんなにたくさんいらっしゃらなかった時というのは、特に国籍の方も、こちらも特に調べるというような形ではしてなかったんですけれども、やはり多くなってきて通訳さんとかが必要になってくるとですね、何語を話されてるのかというようなことも必要となってくるものですから、いろいろ検討していく中で、いろんな方、例えば大使館について先ほど知事も話されましたけど、どの程度の国籍の方がいらっしゃるかっていうことも必要になってくるものですから、途中からですね、国籍についても、聞ける範囲で聞かせていただけるようになりました。
 ただこれは、ご本人さんの承諾がなければお答えいただけないことでもありますので、それはご承諾をいただいた方ということになります。

(記者)
 先ほど栃木県との連携というお話がありましたが、栃木県内でも外国籍の方が増えてるという情報もありますけども、具体的に連携の仕方としては何か考えてらっしゃることはあるんでしょうか。

(知事)
 ちょっとごめんなさい。よく聞こえなかった。

(記者)
 栃木県との連携について、具体的には。

(知事)
 これは角田部長からお話いただければ。

(地域創生部長)
 栃木県での外国人の感染者が増えているという中で、連絡を取り合いまして、当県が作成したチラシ、あるいは、栃木県でもかなり多言語のチラシを作成しているということが分かりまして、相互にそういったチラシを活用していこうということで、現在、連携をして広域的な対策をしているというところでございます。

(記者)
 県議会の一般質問の今日の答弁の中から一つ確認したいのですが、臂議員とのやりとりの中で、知事が就任されてからの成果のところで、ちょっと聞き取れなかったんですけれども、地元メディアへの露出が4倍以上というふうにおっしゃったと思うんですが、これは、何を試算して4倍以上というふうになったのでしょうか。

(知事)
 それは、新聞に県の政策が掲載される頻度とか、あるいは、知事のやってる政策が取り上げられる回数とかで。これはたぶん当然だと思うのは、毎週記者会見やってるでしょ。なおかつ新型コロナでは、臨時会見も相当やってるので、結果としていうと、地元メディアへの露出はかなり増えていると。例えば群馬テレビもそうですし、このローカルなNHKもそうですし、それから新聞各紙の取り上げられ方も、私の感覚だと4倍ぐらいなんですけど、だいたいざっと見てみると、そのぐらいじゃないかというふうにみんなが分析してるので、そのぐらいには増えただろうと。
 県のツイッターはフォロワーが倍になったみたいな話で、地元メディアの露出はかなり、そのぐらい増えてるだろうという分析です。

(記者)
 県に関する記事ですとか、ニュースですとかが掲載されたり、流れたりしたのが4倍以上というふうに見てらっしゃるということですか。

(知事)
 そうです。4倍ぐらいですね。
 よろしいでしょうか。

知事メッセージ

 それでは最後に、県民の皆さんにお願いを申し上げたいと思います。
 知事として、これまで、休業要請のようなことはやりたくないとずっと申し上げてまいりました。しかしながらこのところ、全国では新規の感染者数が増えるペースが鈍っているにもかかわらず、群馬県では連日、多くの新規感染者が出ています。県民の皆さん、さぞかし心配されてるんじゃないかと思います。
 知事としては、大変毎日葛藤しておりまして、これだけの感染者が出てきたということであればですね、もしかすると、もう他県であれば、緊急事態宣言みたいなものをする知事もいるかもしれないと。早くやった方が、県民の皆さんに対するリスクも下がるという思いとですね、しかしながら全体を見ているときにですね、まだその基準には達していないとか、あるいは、今は外国籍の県民の方々の間で集中的に広がっているとか、あるいは地域がかなり限定されてるということも考えるとですね、あまり過剰反応はすべきではないという思いがあってですね、そういう中で連日知事として、大変葛藤してる状況です。
 このままの状況でいくと、先ほども記者の方からご質問ありましたが、いくつかの指標が基準を超えてしまうようなことになれば、さすがに警戒度を上げざるをえない、もうぎりぎりのところになっています。ですから大変な危機感を持ってるんですが、もう1回申し上げますが、できることならば、警戒度3でやらなければいけない休業要請とか、あるいは外出の自粛みたいなことに踏み込まずに、この危機を乗り越えたいというふうに思っています。
 それにはもう、県民の皆さまに協力していただくしかありません。皆さんにはこれまでも県の方針をご理解いただいて、大変努力をしていただいてるのは分かってるんですけども、群馬県は今、非常に危ない状況です。10万人当たりの新規感染者は全国で4番目に多いというところまできてしまいました。ですからですね、ぜひ皆様には一人一人、危機感を持っていただいて、群馬県では今、市中感染が広がりつつあるという危機感を持っていただいて、ぜひ、感染防止のために、お一人お一人が注意深い行動していただくように、3密を避ける、マスクをしていただく、小まめに手洗いをしていただく。こういうことで危機感をしっかりと持っていただいて協力していただくことで、力を合わせて、警戒度を上げずに、何とかこの危機を乗り越えていきたいというふうに思います。皆さんに対して知事として、切にそのことをお願い申し上げたいと思います。
 群馬県は今、ぎりぎりの状況でございますので、その点、県民の皆さまにも危機感を持っていただくように、心からお願い申し上げて、今日の会見を終わりたいと思います。
 随分長くなりましたが、皆さんおつき合いいただきましてありがとうございました。

(以上で終了)
文章中の()内については、秘書課において加筆したものです。