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令和5年度第16回定例記者会見要旨(8月24日)

更新日:2023年8月24日 印刷ページ表示

■日時    令和5年8月24日(木曜日)午後2時02分~2時39分
■会場    記者会見室
■出席者  県:知事、副知事ほか
      記者:記者クラブ所属記者等14人
■記録作成 メディアプロモーション課(報道係)

 令和5年8月24日定例記者会見動画(You Tube)<外部リンク>

 モニター資料 (PDF:1.47MB)
 

会見項目

■知事冒頭発言

1.はじめに

2.EVカーシェア実証実験の開始

3.知事の韓国訪問

4.クラウドファンディングを活用した山岳遭難対策

5.PoliPoli Gov 第9弾 意見募集

■質疑応答

■知事メッセージ

知事冒頭発言

1.はじめに

 それでは、定例の会見を始めたいと思います。一昨日の22日の火曜日に、高校生が知事のメンターとして、様々な政策提言を行う「高校生リバースメンター」が正式にスタートいたしました。審査を経て選抜された10人の高校生に、私の方から委嘱状を手渡しました。リバースメンター制度を取り入れている自治体は他にもありますけれども、高校生が知事のリバースメンターになっている仕組みというのは全国初めてのことです。当日は、メディアの皆さん、取材に来ていただいた方もおられますが、県庁31階のGINGHAMで非常にリラックスした雰囲気の中で、最初のセッションを行うことができました。高校生たちは、最初は少し緊張した様子もありましたが、話をするうちにリラックスしてきて、距離が縮まった感じがしました。皆さん、若者らしい、本当にみずみずしい感覚で、問題意識を持っているということで、大変私も感銘を受けました。全員とLINEで繋がったものですから、今度はそれを活用して、高校生の皆さんと直接意見交換したいと思います。やはり若いからということもあるかもしれないけれど、もう(交換して)すぐLINEを送ってきて、結構返すのが大変だったんですけれど。もう(LINEが)来たらすぐ返そうと思って、(高校生との)LINEの中身まではいちいち紹介しませんけれど。本当にみんな、いい子とか言ったら失礼ですし、65歳とはいえメンターなのに、かわいいとか言ってはいけないと思うんですが、何かすごいまっすぐで、素直で、本当にいい感じです、皆さん。ですから、すでに当日もいろいろな意見をもらいましたけれど、こうやって何か気がついたときは、とにかくLINEで意見交換ができるというのはすごくいいなと思っています。もちろんラインで繋がっている友達もいますけれど、久々の感覚なんですよね、こうやってすぐLINEで交換(してすぐにトークを)するみたいな。みんなで(のグループ)メッセージが回ってくる時もあるし、個人的に来ることもあったりして。これ結構楽しみだなと思っていますので、しっかりメンターの皆さんのご意見も聞きたいと思いますし、LINEのメッセージが来たときはその都度できるだけ早く返信したいと思っています。11月ごろを目安に、このメンターの皆さんに知事への政策提言を行ってもらうという予定になっています。その後、必要に応じて、提言の事業化、これはしっかり予算を確保したいと思っています。その時にも申し上げましたが、何か群馬県だけで解決できないような問題の場合には、一緒に大臣に要望に行く、政府に要望に行くということも検討したいと思っています。高校生から、これからどういう政策が提言されるのか、当日もいろいろ皆さんの問題意識を伺ったんですけれど、今からとても楽しみにしています。県民の皆さんにも、この10人の「高校生リバースメンター」、全国で群馬県にしかいませんので、この(高校生の)皆さんの活動にぜひ注目をしていただければと思っています。

 はい、それでは会見の中身に移ります。スライドをご覧ください。本日の会見の主な項目です。「EVカーシェアの実証実験開始」のお知らせ、それから「知事の韓国訪問」のお知らせ、「クラウドファンディングを活用した山岳遭難対策」について、発表したいと思います。

 

2.EVカーシェア実証実験の開始

 まず、「EVカーシェアリング実証実験」の開始についてご報告をしたいと思います。群馬県では、災害に強く持続可能な社会を構築するために、「ぐんま5つのゼロ宣言」というものを掲げています。そのうち、温室効果ガス排出量ゼロや災害時の停電ゼロの達成に向けて、再生可能エネルギーの活用拡大、エネルギーの地産地消というものを推進しています。こうした中、群馬県では、新たに電気自動車・EVを活用した取り組みを開始したいと思っています。一応、群馬県のやり方が全国で初めてなのでパネルを掲げます。この度、EVカーシェアリングの実証実験、「EGシェア」がスタートいたします。この事業の最大の特徴は、群馬県が導入したEVを、平日は県庁や近隣自治体が公用車として活用し、そして休日はカーシェアリングとして、県民をはじめ、一般の方々に使ってもらうという点です。

 このカーシェアリングは9月2日の土曜日から貸出が開始となります。本日から事前予約を受け付けます。事業の開始にあたって、県民の皆さまにこの事業に親しんでもらうため、愛称を公募しました。先ほど申し上げましたが、愛称は「EGシェア」に決定いたしました。何かイージーライダーみたいで、すごく古い年代だと分かってしまいますが、いい感じでしょ。この「E」は、EV、エコを表している、「G」は群馬ですね。EGは、先ほど言ったようにイージーライダーじゃないんですが、簡単にできるみたいな、単語「Easy」の意味が込められております。

 それでは事業について、詳しく説明をしたいと思います。スライドをご覧ください。今回、群馬県では実証実験のために、20台位のEVを導入して、県庁舎、県の合同庁舎など5カ所に配置いたしました。車種は、株式会社スバルのEV「ソルテラ」です。平日は群馬県や近隣の自治体でEVをシェアし、公用車として活用させていただきます。これによって、自治体ごとに公用車を管理する従来の仕組みを変えて、複数の自治体で公用車を一元管理することで、県全体で公用車の台数削減も目指していきたいと思っています。また、公用車をガソリン車からEVへ転換することで、環境負荷の低減に繋がるということはいうまでもないことです。

 そして、休日は県民の皆さんや県外からの観光客の皆さんなど、必要な方に使っていただけるようにするという仕組みになっています。これによって、県民の皆さんの移動手段の多様化、観光客の利便性の向上を図るという狙いがあります。また、群馬県内でのカーシェアリングの普及も目指していきたいと思っています。自治体がカーシェア事業を行う試みは、もちろん他の自治体でもありますが、複数の自治体で車両を共有するという仕組みは全国初です。こういうところにも、「群馬モデル」で一歩先に行こうという思いが込められていることをお伝えしておきたいと思います。

 さらに、今回使用するEVの充電には、再生可能エネルギーを利用させていただきます。一部の庁舎では、リユース太陽光パネルを活用したソーラーカーポートを新たに設置して、そこで生み出された電源で充電するという形にしたいと思います。そして災害時は、EVに蓄えた電力を避難所の非常時電源として活用し、地域のレジリエンス強化にもつなげるということになります。

 具体的な設置場所は、まず県庁舎、それから富岡、中之条、利根沼田、太田の各合同庁舎の計5カ所となります。利用予約は専用のホームページで受け付けるほか、次世代交通システム「GunMaaS」とも連携させたいと思っています。詳しくは、スライド記載のこのQRコードからホームページを参照していただきたいと思います。今回の実証実験は36カ月間行う予定にしています。今後、複数自治体での公用車管理のルールや観光における活用方法などを検証して、こうした新たな仕組みの社会実装に生かしていきたいと考えています。

 群馬県としては、引き続き再エネの活用やエネルギーの地産地消を推進するとともに、カーシェアリングやMaaSなど、車社会からの転換に向けた取り組みを進め、持続可能な社会づくりを目指してまいります。

 

3.知事の韓国訪問

 続いて、「知事の韓国訪問」について報告をしたいと思います。スライドをご覧ください。来週8月29日の火曜日から31日の木曜日にかけて、韓国を訪問することにいたしました。私が知事に就任してから韓国への訪問は初めてということになります。皆さまご存知のとおり、日本を訪れる外国人観光客のうち、現在最も大きな割合を占めているのは韓国からの観光客です。政府の調査によると、今年の1月から7月までの間で、すでに375万人を超える韓国人観光客が日本を訪れています。一方、その中で群馬県を訪れる観光客はまだまだ少ない状況にあります。さらに言うと、韓国はドラマや映画などコンテンツ産業に大変な力を注いでおりまして、日本だけではなく世界からも高い評価を得ていることは皆さんよくご存知だと思います。県民の皆さまの中にもK-POPや韓国ドラマなど、韓国のコンテンツが好きだという方は多いと思います。このように、韓国は群馬県のインバウンド市場という観点からも伸びしろがありますし、加えてコンテンツ産業やクリエイティブの分野で先進的な取り組みを行っているという事実があります。こうしたことから、群馬県が掲げる「リトリートの聖地」や「クリエイティブの発信源」といった構想の参考にできると思っています。韓国訪問では、韓国からの誘客に向けて、政府・自治体関係者と会談を行うほか、リトリートやクリエイティブに関連する施設の視察を予定しています。詳しくは、帰国後にご報告をさせていただきたいと思っています。

 私が知事に就任して以来、群馬県のさらなる活性化のために、自治体独自の地域外交を推進してまいりました。これも、「群馬モデル」の1つ、独自の試みと言っていいと思います。これまでにベトナムをはじめ、米国やフィンランドなど、知事自ら訪問して、各国との人脈づくりや文化交流などに取り組んでまいりました。こうした自治体独自の地域外交によって、様々な取り組みが動き出しており、成果も着実に現れてきていると思います。ベトナムでは、皆さんご存知のとおり、外務大臣、副首相、それから国家主席、政府首脳としっかりと会談をしていますし、またフィンランドでも、文化担当のホンコネン大臣に会ったりして、なかなか他の自治体とは違う、一歩先に行くトップ外交が出来ていると思っています。今後も、知事自ら先頭に立って、精力的に地域外交を進めてまいります。

 

4.クラウドファンディングを活用した山岳遭難対策

 続いて、「山岳遭難対策」についてもご報告したいと思います。今年は、新型コロナが5類になったこともあって、多くの方が海や山のレジャーに行かれたのではないかと思います。こうした中で、群馬県における山岳遭難発生件数が過去最多のペースで増加しているということを、県民の皆さんにも知っていただきたいと思います。スライドをご覧ください。

 今年7月末時点の山岳遭難発生件数は89件で、過去2番目に多い発生件数となった令和4年、過去最多だった平成30年を超えて、統計開始以降最多のペースで増加しています。さらに、登山届が提出されたのは遭難発生件数の3割程度に留まっています。山岳救助活動を取り巻く情勢が、群馬は今非常に厳しい状況になっているということを県民の皆さまにもご理解いただきたいと思います。

 そこで、群馬県から改めてお願いをさせていただきたいと思います。皆さんに安全に楽しく登山をしていただくためにも、登山される際には必ず警察などに登山届を提出してください。登山届は、谷川岳の一部を除き、県の電子申請システムや登山者向けアプリ「YAMAP(ヤマップ)」などからも手軽に(提出)できますので、県民の皆さん、ぜひこうした仕組みをご利用いただきたいと思います。

 そこで、もう始まっている事業についてですが、とても大事なことなので、改めて皆さんにお願いしたいと思います。こうした遭難者数の増加を受けて、今年度、群馬県の警察本部で、山岳遭難の早期発見救助に役立てるため、「山岳遭難対策用ドローン」を導入いたします。今回、ドローンの導入にあたっては、自治体がふるさと納税制度を活用して事業を実施する「ガバメントクラウドファンディング」を活用いたします。これは、プロジェクトの趣旨にご賛同いただいた方からの寄付金でドローンを購入して、山岳遭難者の捜索活動につなげるという事業です。先ほど申し上げたとおり、今、山岳遭難をめぐる状況が厳しいので、これはぜひ進めたいと群馬県としては思っております。

 寄付の目標金額は約800万円ですが、23日現在で目標金額の約14%、114万円の寄付を93名の方々からいただいています。この点については大変感謝しておりますが、まだ少し目標金額まで開きがあります。募集はもう今月から開始しておりまして、10月30日まで受け付けております。山岳遭難者の命を救うためのこのプロジェクトにご賛同できる方々は、ぜひ「ふるさとチョイス」から寄付をいただければ幸いです。詳しくはこのスライド記載のQRコードからご確認いただきたいと思います。

 私としては、山岳遭難が群馬県で増加しているという現状には非常に強い危機感を感じています。山岳遭難は登山者の命だけではなく、捜索隊員の二重遭難のリスクを高めるということを、ぜひ皆さんにもご理解いただきたいと思います。今回の山岳遭難対策用ドローンの導入によって、遭難者の早期発見・救助はもちろんですけども、捜索隊員の二重遭難防止のリスクも下げるということになるので、これは非常に大事だと考えています。もう1回言います。クラウドファンディング、今、14%まで来ていますが、ぜひこの目標金額に達するように、ご協力を改めて強くお願い申し上げます。

 

5.PoliPoli Gov第9弾 意見募集

 続いて、「PoliPoli Govによる意見募集」です。群馬県では、昨年度から政策形成や地域課題の解決に多様な意見を取り入れ、官民共創によって取り組むためのオンライン上のプラットホーム、「PoliPoli Gov」を活用しています。この度、第9弾。随分やってきました。歴史が出てきました。今回、第9弾の意見募集を開始しましたのでご報告したいと思います。スライドをご覧ください。

 今回のテーマは、「鉄道を使っていて良かったと感じたエピソードやおすすめのポイントを教えてください!」というものです。昨今、地方の鉄道は、人口減少や車の利用者の増加に加えて、新型コロナの影響もあり、利用者が大きく減少するなど、経営状況が非常に苦しくなっています。特に中小私鉄では、その影響が顕著に現れていて、県内においても同じ状況にあります。しかしながら、自動車を使えない高齢者とか学生などのためにも、鉄道をはじめ、様々な移動手段を確保することは非常に大事です。また、通学などに鉄道を利用することで、自転車事故の防止だけではなく、通学時に勉強や読書をすることができ、時間の有効活用にも繋がるんじゃないかと思っています。そこで、実際に鉄道を使ってよかったと感じたエピソードやおすすめのポイントを募集したいと思います。そしてそれを今後の鉄道利用促進の取り組みに役立てたいと考えています。

 意見募集はすでに始まっています。10月15日の日曜日まで受け付けを行います。スライドに記載されているQRコードやPoliPoli Govサイトから、簡単に投稿できる仕組みです。電車通学中こんなことをしていたとか、この区間の景色が素晴らしいとか、どんな意見でも構いません。皆さまからの自由なご意見をお待ちしております。

 私からは以上です。皆さんからご質問があればお受けしたいと思います。

質疑応答

●EVカーシェアリングについて

(記者)

 カーシェアリングについてお伺いしたいと思います。EVとして全国で初めての試みだとおっしゃいましたけれども、ガソリン車も含めて、このようなこの大規模な公用車を使ったこうした試みというのは、初めてということなんでしょうか。

 

(知事)

 担当部局からまず説明してもらいます。

 

(グリーンイノベーション推進監)

 EV以外でのということですけど・・・

 

(記者)

 このような形態の実証実験はこれまでに例があるのかということをお聞きしたいと思います。

 

(グリーンイノベーション推進監)

 初だと認識しております。

 

(記者)

 規模も含めて初めてということですね。

 

(グリーンイノベーション推進監)

 はい。

 

(記者)

 3カ月実証実験を行うということですが・・・

 

(グリーンイノベーション推進監)

 3年です。

 

(知事)

 36カ月。

 

(記者)

 すいません。36カ月ですね。

 具体的にどのような結果というか成果が得られれば本格導入に繋がるのでしょうか。

 

(グリーンイノベーション推進監)

 そこについては、まず、いろいろなデータが欲しいと思っています。例えば、利用方法のノウハウや、あるいは、今後の発展として、どういった形でシェアしていける可能性があるのかとか、そういうデータを使いながら検証していきたいと思っています。

 

(記者)

 同時に、観光客の方や県外から来られる方にもPRしていきたいということでよろしいでしょうか。

 

(グリーンイノベーション推進監)

 はい。

 

●山岳遭難用ドローンについて

(記者)

 (クラウドファンディングの目標額が)800万円ということですけれども、これは何機導入する予定でしょうか。

 

(知事)

 県警本部長から、よろしいですか。

 

(県警本部長)

 現時点での目標としては、5機導入したいと思っております。県内様々な山岳地帯がありますが、やはり遭難が多い箇所、谷川とか尾瀬の至仏とか、そういったところを管轄している署に2機、可能であれば。また、その他の地域の本部とか他の署にも分散して配置したいと思っています。

 

(記者)

 例えば、長野県とか山岳遭難が同じように多いと思うんですけれども、(他県の)ドローンの導入(状況)とかはお聞きになっていらっしゃるんでしょうか。

 

(県警本部長)

 他県の状況についてここであまり詳しくお伝えできないんですが、今おっしゃっていただいたように、山岳があるところでは導入実績があると聞いております。

 

(記者)

 これまで1機もお持ちでないということなんでしょうか。

 

(県警本部長)

 山岳遭難用のものはないです。他の目的で保有しているものは・・・

 

(記者)

 消防とか。

 

(県警本部長)

 すいません、他の組織の話はちょっと分からないです。

 

(記者)

 山岳遭難に特化したドローンの活用はまだしていないということですか。

 

(県警本部長)

 県内ではまだです。

 

(記者)

 この成果を見て、本格導入につなげていきたいと・・・

 

(県警本部長)

 できれば目標の800万円を達成できればと思っております。

 

(記者)

 ちょうど5機のお値段がこの額なんですか。

 

(県警本部長)

 そうですね。

 

●福島第一原発の処理水の海洋放出について

(記者)

 本日、1F(福島第一原子力発電所)の処理水の海洋放出が本日開始されました。国と東京電力の所管政策でありますけれども、福島県という地域にとっては非常に大きな問題でもあります。同じように地域の代表者である知事として、今回の放出開始について所感のようなものがあればお聞かせください。

 

(知事)

 私は知事という立場なので、その範囲で感じたことを申し上げますが、いろんな議論を重ねてこういう方針を打ち出したということで、これは国の方針に従って、しっかり進めていただくということだと思います。

 ただ、今おっしゃったように、やはり周辺自治体の皆さんの不安とかいろんなものもあるので、これは国の方でしっかりと丁寧に説明をしていただくことが大事なんじゃないかと思います。

 

(記者)

 今の質問に関連するんですが、この海洋放出に関して、香港が10都県の水産物輸入禁止措置を24日午前0時に始めると発表していて、その10都県に群馬も含まれているんですが、農産物の輸出等、やよいひめなどの例は把握しているんですが、これが群馬に影響があるのかということと、水産物輸入禁止の区域に群馬県が含まれていることに対する知事の所感をいただければと思います。

 

(知事)

 そういう話は伺っているんですが、実際にどういうことになるのかはっきりしないので、それがはっきりした時点でコメントさせていただきたいと思います。

 ただ、さっき申し上げたとおり、今回の国の方針は、いろんな議論をしながら国が決めたということなので、これ自体は理解しておりますが、今言ったように、丁寧に説明をするべきだと思いますし、自治体にある程度影響があるような話についても、しっかり国のレベルで説明責任を果たしていただきたいなと思います。

 

(記者)

 事実関係として、これまでに香港に水産物を輸出している実績があるのか分かりますか。

 

(知事)

 今分からないので、後で調べてお知らせします。(実績なし)

 

●知事の韓国訪問について

(記者)

 来週、韓国訪問を行うということですが、歴代の知事で見ても韓国訪問を行うのは初めてでしょうか。

 

(知事)

 初めてだよね。きっと。知事戦略部長から。

 

(知事戦略部長)

 韓国の方は初めてということになります。(正しくは、平成24年2月に訪問歴あり)

 

(記者)

 歴代の知事で見ても初めてということですね。

 

(知事戦略部長)

 はい。

 

(記者)

 韓国訪問に関して私の方から伺いたいんですが、3日間の予定ですけれど、具体的なスケジュールを固まっている範囲で教えていただけますか。

 

(知事)

 まだ流動的なので、今のところはまだ具体的なお話はできないんですけれども、少なくとも自治体の長とか政府関係者にはお目にかかることになると思います。それから、済州島に行くということなので、済州島では当然、観光関係のところを視察するということです。今細かいところを詰めているところです。

 

(記者)

 ソウル、首都には行かれますか。

 

(知事)

 ソウル(周辺)にはクリエイティブ関連施設がありますから。やっぱり、韓流の中心もソウルなので、そこではいろいろとクリエイティブ関連施設を視察するとか、そういう日程が入ってくると思います。

 

(記者)

 知事はソウル市長とある程度関係が深いんでしょうか。

 

(知事)

 韓国には昔から人脈があります。韓国にも、中国にも、フィリピンにも、アジア全般というか、国会議員時代に作った自分なりのいろいろな人脈もあるので、少し流れを見ながら、トップ外交をしっかりできたらと思っています。

 

(記者)

 インバウンドの強化に向けて、群馬県のどんな点をアピールしていきたいとお考えでしょうか。

 

(知事)

 当然ながら観光の拠点としての群馬県の魅力ですよね。さっき言ったように、インバウンドは中国の人がすごく多かったんですけれど、いろんな状況で、今すごく(中国人観光客が)減っていて、基本的に出さないんですよ、方針なんで、また戻ってくるみたいですけども。その状況の中では、やはり韓国が一番ですよね。だから、そういう意味でいうと非常に大きなインバウンドのマーケットとしての可能性があると。しかも、日本には(来ても、)群馬県に(来る観光客は)少ないということなので、もっともっと群馬県の魅力を分かっていただいて、来ていただきたいということで、群馬県のいろんな魅力、自然の魅力とか、温泉の魅力とか、こういうものをしっかりアピールしていきたいと思っています。

 

●国道18号旧道の復旧について

(記者)

 台風7号で国道18号旧道の通行止めが続いているということに関して、安中市の市長が災害復旧に向けた緊急要望をなさったと思うんですけれども、それに対する県の受け止めと、今後どのような取り組みをするかというお考えを伺いたいと思います。

 

(知事)

 県土整備部がしっかり対応していると思うんですが、安中土木事務所長とも直接多分市長が連絡を取っているので、それはそれでしっかり今調査もしていて、対応していくと。いろいろ技術的な問題もあるので、どのぐらいかかるかというのは、いろいろまだ考えているようですけれども、すでに対応は始めていますし、県としてできることをしっかりやっていくということだと思います。

 

●知事の韓国訪問について

(記者)

 まず韓国訪問についてお聞きしたいんですけれども、リトリートの視察というところもあると思いますけれども、済州島をはじめ、特に何か注目しているポイントや、参考になるなと期待しているポイントがあればお聞かせください。

 

(知事)

 そうですね、やっぱり韓国には済州島のような世界的なリゾートもあるわけで、本当に世界中からいろんな人たちを惹きつけているので、いろいろこの最先端の戦略みたいなものは、よく研究していきたいと思っています。済州島と群馬県が置かれている状況は違うとこがあるんですけれど、でも参考にできるところもいろいろ多分あると思うんですよね。そういうものをしっかり見ていきたいと思っています。それから、ホテルとか旅館も結構最先端のリゾートなので、かなり先進的なものもあるんですよね。そういうものもしっかりと見て勉強していきたいと思っています。

 

(宇留賀副知事)

 少し補足させていただくと、日程をまだ細かく出していないのは、政府要人といろいろ日程調整をしていて、訪問先が変わるかもしれないということで、日程を出していないんですけれども、ソウルでは、多分アジア最大級のバーチャルプロダクション、この円形のLEDがあるようなスタジオがありまして、今群馬県ではGメッセ群馬を特に中心としながら、バーチャルプロダクション、特に日本でやる場合は相当程度群馬でやってもらうという戦略を持っているので、我々より先に行く韓国、ソウルがどういうような取り組みをしているのかというのは、非常に我々の戦略の先を行くという点で学ぶことが多いかなと思います。

 済州島の視察では、もともと韓国では大規模なホテルがあって、そこにカジノがついているというパターンが多かったんですけれども、カジノ目当てだけじゃなく、いわゆる高級路線で、小規模で客単価が高いような、そういう小規模型のリゾートが(最近)できてきているので、今回カジノホテルを見に行くみたいな形じゃなくて、むしろ小規模型のいわゆる富裕層向けのサービスとして新たにチェジュ島が作っているサービス、そういったところを見に行きます。群馬県がリトリートの聖地という目標を掲げているんですけれども、そこに合うような彼らの戦略について意見交換をしていきたいと思っています。

 

●山岳遭難について

(記者)

 山岳遭難の件についてなんですけれども、ここまで今年かなり(山岳遭難者が)急増しているところの背景にある要因や原因の分析としてはいかがでしょうか。

 

(県警本部長)

 増加の背景には、やはりコロナが5類になった結果、休暇を過ごす場として山に行く人が増えたということと、併せて、コロナ禍での遊び、レジャーとして外の空間に、室内ではなく山に行く人が増えていると。あと、高齢者、中高年層、その方達の登山ブームというのもありますので、そういった形で(山岳遭難者が)増えているというのはあるかと思います。

 

(記者)

 ちなみに速報値とかでも大丈夫なんですけれども、またこの8月の夏休みシーズン、レジャーシーズンっていうのはまたかなり増加というか・・・

 

(県警本部長)

 まだ7月末までの数字しか出ていません。

 

●ガソリン価格の高騰について

(記者)

 前回の会見でもお聞かせいただいたんですけれども、ガソリン等の燃料価格がどんどん高騰が続いていまして、群馬県も車社会というところで、切っても切り離せないような問題なのかなと思うんですけれども、改めてそこの今の現在の状況について、群馬県に与える影響であったりとか、知事の何か見解であったりとか、所感等をお聞きしたいです。

 

(知事)

 いずれにせよ、非常にこれは深刻な問題として受け止めていますし、今度の補正予算も特に原油価格の高騰とか、物価の高騰もしっかり踏まえて5月の補正と同様に、しっかり我々として手当をしておこうと思っていますので、ガソリン価格がすごく上がっているということで、今政府側でもいろんな動きがあるので、その動きも見ながら、しっかり連動して県としての対策を考えていきたいと思います。

 

(記者)

 先日、確かに岸田総理も今月中にいろいろな対策というのを固めるってお話がありましたけれど、今の時点で、決まっていればで大丈夫なんですけども、何か具体的な何か対策とかはありますでしょうか。

 

(知事)

 まだよく政府の動きを見極めながら、我々として考えていきたいと思います。何か宇留賀副知事からありますか。

 

(宇留賀副知事)

 これ以前にも、ガソリン価格の話で質問されたことがあると思うんですけれども、基本的に、今ガソリン価格をどうするかという話は、政府の方でまた補正予算でも、価格高騰を抑えるための緩和策というのをまた継続するみたいな報道もあるように聞いているので、政府の方でのそこの対応をしていただくというところですが、やはり、群馬県は少し過度に自動車依存社会ということになってしまっているところがあるので、我々としてはGunMaaSみたいな形で、1人1台じゃなくて、1家に1台ぐらいでも十分に利便性があるような形で公共交通を作っていく、そういうことによって家計における燃料費ですとか、自動車の保有に関するコストを下げていく、こういう構造を変えていくことの方が我々にとっては大きいかなと思うので、今は政府に短期的にガソリン価格の緩和策をしていただきながら、その間に我々としては構造変えていく方にチャレンジしていくのが大きな取り組みだと思います。また知事からお話があったように、実際家計の状況を見ながら、我々としても追加の対策が必要であれば、そういったところへ着実に対応していく、そういう形で進めたいと思います。

 

●原子力災害対策特別措置法に基づく出荷制限の一部解除について

(記者)

 発表案件ではないんですけれども、先ほどの東電の福島第1原発に関連して、放射性物質の影響で出荷制限が続いていた群馬県内捕獲の鹿肉について、出荷制限が一部解除になりました。改めて県としての受け止めと、あと期待の部分をお聞かせいただければと思います。

 

(知事)

 この流れを踏まえて、ジビエの話というのは、もう以前からいろんなところから要望もありますので、前向きに受け止めております。できるだけいろんな形で、前に進むようにやっていきたいと思っています。いくつかの条件をクリアしなきゃいけないと思うんですけれど、少しジビエについても、リトリートとかそういう観光戦略につながるところもあるので、そこはしっかり様子・状況を見ていきたいと思います。

 

(記者)

 11年ぶりの解除ということで、まだなかなか解除に至らない農畜産物というのも多いと思うんですが、そのあたりについてはどう支えていきたいとお考えですか。

 

(知事)

 解除になったこの流れを最大限に生かして、群馬県の農畜産物のブランド化をしっかり図って、消費を増やしていく、アピールしていくという機会にしていきたいと思います。

知事メッセージ

 それでは最後に直接県民の皆さまに知事の方から幾つかお話をさせていただきたいと思います。今日、少し前の記者会見で発表した「リバースメンター」に10名の高校生を任命といいますか、委嘱をいたしまして、意見交換をさせていただきました。先ほど申し上げたとおり、もうLINE仲間になって、意見交換をしているんですけれども、ものすごくストレートな感性で、高校生たちの思いをぶつけてくれるというのはとっても知事としてもありがたいと思っています。この高校生の皆さんの思いは何らかの形で事業化をしていきたいと思っておりますので、ぜひこの「リバースメンター」の動きには、県民の皆さんに注目していただきたいと思っています。

 それから、例のクラウドファンディングについて、今日何度か県警本部長にもここでお話をしていただきましたけれども、これとっても大事なことなので、改めて申し上げますが、ぜひこの山岳救助のためのドローンを購入をするためのクラウドファンディングにご協力いただければと思います。それから、山岳事故、本当にすごいスピードで増えているので、ぜひ山に登るときにはしっかりと登山届を出していただきたい。このことも、皆さんにお願いをしたいと思います。

 今日は比較的短く40分で終わりたいと思います。皆さん最後まで今日もお付き合いいただきまして、ありがとうございました。以上です。

 

 

( 以上で終了 )
文章中の()内については、メディアプロモーション課において加筆したものです。