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令和5年度第18回定例記者会見要旨(9月8日)

更新日:2023年9月8日 印刷ページ表示

■日時    令和5年9月8日(金曜日)午後2時04分~2時28分
■会場    記者会見室
■出席者  県:知事、副知事ほか
      記者:記者クラブ所属記者等17人
■記録作成 メディアプロモーション課(報道係)

 令和5年9月8日定例記者会見動画(You Tube)<外部リンク>

 モニター資料 (PDF:517KB)
 

会見項目

■知事冒頭発言
 1.はじめに
 2.「ニコニコバスツアー」放送決定
 3.ぐんまプラごみ削減取組店
 4.PoliPoli Gov第10弾意見募集
 5.台風13号について

■質疑応答

■知事メッセージ

 

知事冒頭発

1.はじめに

 それでは定例会見を始めたいと思います。今週5日の火曜日、職員が知事に直接政策を提案する「政策プレゼン」を実施いたしました。政策プレゼンは、私が知事になる前から行われていた政策提案の場です。これは前の知事の時に始まったんですけれども、当時は、ちょっとブログにも書きましたが、公開処刑とか呼ばれるような雰囲気だったので、これは(山本県政になって)中身をガラッと変えて、自由で、活発な意見交換ができる場に刷新いたしました。県庁職員の自由な発想を県政へ反映させることが目的です。私が就任してから今年で5回目となります。これは、オープンで風通しの良い県庁の実現を目指す山本県政にとっては、象徴的なプログラムの1つだと思っています。昨年度は5件の政策が提案され、実はそのすべてが何らかの形で事業化されたり、予算化されたりしています。今回は、県庁舎の活用をはじめ、デジタル人材育成、起業家支援など8つの政策提案がありました。中には、私自らがその場で事業化に向けた検討を進めるように指示したものもありました。例年、大体部局横断の若手職員チームが登場することが多いんですけれども、今回はベテラン職員中心のチームもありました。今年は特に、とにかく手を挙げてくれた方々にぜひ出て欲しいという形だったこともあるかもしれませんけれども、これはなかなかいい進化だなと思っています。それから、政策プレゼンには、若手起業家、群馬県の政策にもいろいろ関わってもらっている2人の起業家にも、外部有識者として参加をしていただきました。2人からは、どの提案に対しても、鋭い指摘とか的を射たアドバイスをいただきました。議論の活性化に大いに貢献していただいたと思います。感謝を申し上げたいと思います。手前味噌というか、知事がこういうことを言うのはなんなんですが、すべてのチームのプレゼンのレベルが高かったんですよね。最初のプレゼンだけはメディアの方々に入っていただいたんですが、明らかに毎年進化していると。このことに感銘を受けました。また、どれも大事なテーマだったんですが、新しい発見、驚きもありましたし、私自身も大変勉強になりました。今後も県庁職員の自由な発想を生かして、群馬県から日本を変えていく、「群馬モデル」となるような政策を実現できるように努めてまいります。

 4年間、知事としていろいろなことをやってきたんですが、ちょっと他の都道府県の状況をよく調べてみようと思うんですけれど、例えば、県内の市町村との連携という形でも、他の知事がどうやっているのかはよく分からないんですけれど、実はですね、例えば(新型コロナの)警戒度1つ変える時も、我々は、かなり丁寧に対応してきたというつもりで、12の市長には私から直接事前に連絡をしていたり、あとは県職員で手分けして、市町村長にしっかり説明をしたりとか、こういうことがほかの自治体で行われているのかということもよく分からないし、例えば若手職員とのプレゼンで、両副知事に全部出てもらっているんですけれども、プラスアルファで、知事戦略部長、総務部長、あるいはデジタル推進監、環境分野もありますので環境森林部長など、そういう人たちが丸1日、今年は中堅ベテランもいたんですが、若手職員のプレゼンにずっと耳を傾けて議論をする、こういうことをやっているところがあるのかなという気もするんですが、少なくとも、群馬県は非常に風通しがいい感じになってきているということだけは、皆さんにお伝えをしたいと思いますし、今、記者の皆さんがご存知のことで、(他の地域で)こんな試みをやっているということがあれば教えていただければと思います。もう1回言いますけれども、こういう中身を県民一人一人の皆さんに毎回見せることができると、いかに群馬県が真面目にこの政策立案に望んでいるのか、特に、予算の協議は何時間もやっているので、今日も大泉町に行く予定があって、町長に直接会ってお話したいことがあったので、大泉まで行ってきましたけれども、その間もずっと車の中で予算の協議をやっていると、こういうのが中身も含めて、なかなか難しいんですけれども、1人でも多くの県民の皆さんに知っていただけると、県庁職員がいかに真剣に仕事しているかということが分かっていただけると思ったりします。

 この間、韓国にも行ってきたんですが、良かったなと思うのは、(自民党の)井下幹事長と金井総務会長に同行していただいたと。去年、アメリカに行った時も、穂積県議に来ていただいたんですけれども、やはり、もう1回言いますが、いかに知事、副知事が真剣にやっているかと、この海外出張やトップセールスを間近で見ていただいただけでも意味があると思います。いずれにせよ、2期目ということなので、知事として、県民の皆さんにより多くの意見をしっかり届けると。知事として、より幅広い県民の皆さんから意見を聴取する、意見を聞く、集める、こういう新しい試みも考えてみたいと思います。今日は発表できませんが予告編ということで、少し言及をさせていただきました。

 それでは会見の中身に移りたいと思います。スライドをご覧ください。本日の会見の主な項目です。「ニコニコバスツアー放送」が決定したこと、「ぐんまプラごみ削減取組店」の話、「PoliPoli Govの意見募集第10弾」ということで、今日はほのぼのした話題が多いということなんですけれども、発表していきたいと思います。

 

2.「ニコニコバスツアー」放送決定

 まずは、「ニコニコバスツアー」の放送です。群馬県では、県の魅力を広範囲かつ高い効果で発信していくため、テレビやウェブ、雑誌など多様な媒体を駆使した戦略的な広報を進めてまいりました。この度、視聴者参加型の生放送旅番組によって、群馬県の魅力発信を行うということにしましたので、お知らせしたいと思います。

 スライドをご覧ください。今月16日土曜日の正午から、群馬県を舞台に「ニコニコバスツアー」の生放送が行われることになりました。ニコニコバスツアーとは、日本最大級のライブ配信サービスである「ニコニコ生放送」が配信する、オンラインで参加できるバスツアーをコンセプトにした生放送の番組です。バスガイドや現地スタッフの案内を聞きながら、オンラインで全国各地の魅力を体感することができるということで、これまで40回以上放送されて、延べ100万人を超える方が視聴している、実はニコニコ生放送の中でも大変人気のある番組なんですね。ニコニコ生放送はもう皆さんご存知だと思いますが、視聴者がコメントを投稿すると、テロップとして動画に流れる機能が特徴になっています。これによって、このニコニコバスツアーでは、視聴者のコメントがリアルタイムで動画に流れ、それに出演者が反応するということで実際にツアーに参加しているかのような臨場感を味わうことができます。今回の放送では、桐生市にある、わたらせ渓谷鉄道・水沼駅を出発して、伊香保温泉を目指しながら、県内各地を巡るという流れになります。旅の途中では、これから見頃を迎える紅葉の名所とか、あるいはグルメや様々な体験とか、県民の皆さまにも注目していただきたい観光スポットも巡ります。具体的なルートについては後日ニコニコ生放送の配信ページで発表させていただきます。

 なお、当日はニコニコ生放送だけでなく、県公式YouTubeチャンネルtsulunosでも、同時配信いたします。スライド記載のQRコードから、ぜひ皆さんにはライブ配信をご覧いただければと思います。また、当日視聴できない方のためにアーカイブの配信も行いますので、ぜひそちらもご覧いただきたいと思います。今回の放送によって、新たな層に群馬の魅力を伝えられると考えています。ぜひ群馬の魅力を皆さんにはオンラインで体験をしていただきたいと思います。

 今後もtsulunosを中核として、メディアの特色を踏まえながら戦略的な広報を実施していきたいと考えています。群馬県では、いろいろ戦略的なメディア戦略というものを検討してきたんですけれども、いろんなことをやってみるというのは大事だと思うんですよね。テレビ、新聞、雑誌、いろいろメディアはあるんですけれども、昨今、すごくネットの影響力というのもあるということで、皆さんご存知のとおり、Re:Hack(リハック)でひろゆきさんと成田先生に行っていただいた草津の旅、群馬の旅。これは1回の配信が100万回再生を超えるような(動画で)、今まで私がいろんなテレビ番組に出演をしたり、いろんなPRをしてきたんですけども、これほどインパクトのあったPRというのはなかったと思うんですよね。相当大勢の人から「Re:Hackの旅番組見ました」と、「群馬県へ行ってみたいな」と、「草津温泉の魅力が分かりました」と、「知事気さくですね」と。昔は「朝生見ました」とか、「サンデープロジェクト見ました」とか、「新報道2001見ましたよ」とか言われたのに、そういうことも一切ないんですよね。知事になって、特に地上波のテレビ番組に出ていないということもあるんですけれども。しかし、当時から考えても、このRe:Hackの旅番組の影響力はかなり絶大だったということで、いろいろな組み合わせだと思うんですよね。まだやっぱり高齢者の方々はテレビを見ている方が多いですし、若者は見ていませんし、しかし、そのテレビ番組をTVer(ティーバー)とかね、あるいはネットで見ていたりとか、あと新聞も、新聞買えなくてもネットの記事を読んでいたりとかですね、いろんな今の現象を細かく分析しながら、ネット戦略を変えていきたいと思っています。

 ちなみに、新しいメディア戦略の中核として、ここから例えばYouTubeのショート動画とかTikTokとか、2期目は相当活用していきます。これは山本県政の目指す新しいメディアミックス戦略みたいなものを打ち出していきますので、この点もぜひメディアの皆さんには注目していただきたいと。これも予告編みたいな感じなんですけれど、ちょっと申し上げておきたいと思います。

 

3.ぐんまプラごみ削減取組店

 続いて、「ぐんまプラごみ削減取組店」についてです。群馬県では、災害に強く、持続可能な社会を構築するために、「ぐんま5つのゼロ宣言」を掲げています。そのうちの1つ、「プラスチックごみゼロ」では、2050年までに環境中に排出されるプラスチックごみをなくすことを目標としています。この度、使い捨てプラスチックを多く使用する事業所や店舗を対象とした新たな取り組みをスタートいたしました。スライドをご覧ください。積極的にプラスチックごみの削減に取り組む事業所や店舗などを群馬県が広く紹介する、「ぐんまプラごみ削減取組店登録制度」を創設いたしました。地味だけど、なかなか大事な取り組みだと思います。

 この制度は、小売業とか飲食店、宿泊業、クリーニング業などを対象にしています。登録には、業種ごとに定めたプラごみ削減の取組項目のうち1つ以上を継続的に取り組んでいくことが要件となります。登録された事業所や店舗には登録証を交付するとともに、「プラごみ削減取組店」であることをPRするポスターを配布し、取り組みを広げるパートナーになってもらおうということです。

 取組店の募集は、すでに始まっています。先日、第1号としてスタジアムでのプラごみ削減に取り組んでいる「ザスパクサツ群馬」が登録されました。群馬県としては、こうした取り組みが広く周知されることで、プラごみ削減の取組が県内に拡大していくことを期待しています。すでにプラスチックごみの削減に取り組んでいる事業所や店舗の皆さまへ、ぜひ「プラごみ削減取組店」への積極的な参加をお願いいたします。

 

4.PoliPoli Gov第10弾意見募集

 続いて「PoliPoli Govによる意見募集」です。これも随分長くなりました。群馬県では、昨年度から政策形成、地域課題の解決に多様な意見を取り入れ、官民共創で取り組むということで、オンライン上のプラットフォーム「PoliPoli Gov」を活用しています。この度、もう第10弾になりましたが、意見募集を開始しましたのでご報告いたします。スライドをご覧ください。

 今回のテーマは、「こども・若者にとっての理想の生活とそれを実現するために必要なことは何ですか?」というものです。現在、群馬県では、こども・子育て政策の新たな計画の策定に向けて準備を進めています。策定にあたっては、まずこどもや若者の視点に立って意見を伺うということが大事だと考えています。そこで今回は、大人の方々だけではなくて、こども・子育て施策の当事者であるこどもや若者の皆さんからも、いろいろな意見を募集したいと思っています。こども・若者の皆さんはどんな理想の生活をイメージしているんでしょうか。その実現のために、周りの大人たちにどんな意識で、どういう行動や支援をして欲しいんでしょうか。皆さんが日頃から思っていることを、ぜひ投稿していただきたいと思っています。

 意見募集はすでに始まっていまして、11月30日までの受け付けです。スライドに記載されているQRコードやPoliPoli Govのサイトから簡単に投稿できる仕組みになっています。こどもから大人まで、様々な方々からの積極的な投稿をお待ちしております。

 

5.台風13号について

 最後に、台風13号について少し申し上げたいと思います。台風13号が群馬県に接近することに伴い、明日未明にかけて大雨になる可能性があると言われています。群馬県では関係機関と連携をとりながら、情報収集体制を強化しております。県民の皆さんにおかれましては、最新の気象情報に加えて、自治体が発信する情報もよくご確認をいただいて、十分注意をしていただくようにお願い申し上げたいと思います。

 はい、今日は比較的シンプルですけども、私からは以上です。何か皆さんからご質問があればお受けしたいと思います。

 

質疑応答

●台風13号について

(記者)

 最後に台風の話が出たので伺います。現状で被害等の情報は入っていますでしょうか。

 

(知事)

 今のところ(被害情報は)ないと思います。何かあればまた改めてご説明したいと思います。

 

●9月補正予算について

(記者)

 9月の補正予算について、編成作業についてそろそろ大詰めを迎えているかと思います。現時点で分かること、予算の規模など教えていただけることがあればお願いします。

 

(知事)

 総務部長どうぞ。

 

(総務部長)

 予算の規模については、まだ今日も知事といろいろ協議をしている段階で、来週発表になりますので、まだ今のところ言える段階ではございません。

 

●グリーン水素の活用について

(記者)

 先日、知事は山梨県とグリーン水素について連携協定を結びました。板倉町では水素を使ったマイクログリッドの実証実験なんかも進めていらっしゃいます。知事はどう戦略的に水素を使っていくか。また、水素を使って未来の社会をどう描いているのか教えていただければと思います。

 

(知事)

 この間の会見にも記者さんに来ていただいたと思うんですけれども、具体的なことはこれからです。ただ、大きな方向性としては山梨県がかなりこの分野で進んでいますので、我々としてもできるだけ連携しながら、ウィンウィンの状況で、この取り組みを進めていきたいと思っています。現時点ではそんな感じです。

 

(記者)

 水素をどう使っていきたいとか、具体的な話はまだこれからでしょうか。

 

(知事)

 これからだね。ただ、板倉の・・・

 

(宇留賀副知事)

 板倉ニュータウンで、群馬県が持っている太陽光を使って水素を作って、蓄電池のように活用していくということを一つ考えています。水素自動車での活用については、水素ステーションが1個しかないというのがあるんですけれども、これからEVもそうだし、プラグインもそうだし、水素を使うFCVなども可能性としてあるので、どういうものがあるのか、いろんな形で探っていくという状況かなと思います。

 

(知事)

 山梨県の方は、企業に利用してもらうとか、いろんな考え方を今までも、他との連携協定でも打ち出しているんですけど、群馬県がまず当面考えているのは、宇留賀さんから説明のあった、生活というか、そこら辺に使うという話なんですけど、いろんな話し合いをする中で、もっと幅広い活動の可能性は出てくるかなと思います。現時点では、今まだいろいろと議論を始めたところです。

 

●新型コロナの感染状況について

(記者)

 コロナについて、1定点(医療機関)あたり(患者数が)20人を超えるような状況になってきました。(コロナに)かかったという話もかなり聞くようになってきて、流行していると思いますが、受け止めと対応について伺えればと思います。

 

(知事)

 健康福祉部長の方から。

 

(健康福祉部長)

 お話いただいたとおり、昨週の定点医療機関当たりの患者数ですけれども、21.17人という形になっております。ただ、群馬県内の状況については、国が注意喚起をするような基準にはまだ達していないというような状況になっておりますので、引き続き状況を注視しながらですね、(県民の皆さんに)予防に努めていただくような形にしていただきたいと思っております。

 

(記者)

 知事としても同じようなお立場ですか。

 

(知事)

 まさに今健康福祉部長が言ったとおりで、よくしっかりモニターされた数字を見て対応を考えていくということですよね。

 コロナとの闘いには一区切りが付いて、マスクをしている人も減って、してもいいんですよ、もちろん。ようやく、(街の)にぎわいとか経済(活動)も戻ってきているので、やはり、しっかり経済を回していくということを考えていきたいと思います。ただ同時に、新たなパンデミック(発生)の可能性はあるので、そこについては前回の会見でも言ったように、しっかり対策を準備しておくということが前提かなと思っています。

 

●9月補正予算について

(知事)

 それからさっき記者さんの方から(補正)予算の話が出たので。補正予算に関しては、今回もかなりずっと各部局のヒアリングをやっています。当初(予算)の時はもっともっと徹底的にやるんですけども、かなり時間をかけて各部局から出てきているものを精査していますし、あるいは、県議会からの要望などについてもいろいろ議論していると。

 県民の皆さんに申し上げたいのは、予算協議はすごい大事だと私は思っているんですね。前の政権の批判をするつもりないんですけど、全然違うんですよ、もう議論の中身が。県の予算を作るということは知事にとって最も大事な仕事だと思っているので、1つ1つの予算を、やっぱり相当関係部局と、もちろんその財政課も含めて議論していると。その心はね、しっかりもちろんこれは県議会でも説明すると。議会の了解を得なければ予算として承認されないので。ただ何かあったときに、本当に詳細な議論の中身、あるいは自分たちの考え方を県民の皆さんに説明できるようにしとくと。これがやっぱりものすごく大事かなと思っていますので、そういうアカウンタビリティをしっかりと維持するためにも相当真剣に議論していますし、当然県議会の皆さんにも一生懸命説明をして、理解を求めていきたいと思います。ただ、真剣勝負でやっているということだけは、ぜひ県民の皆さんに分かっていただきたいと思います。

 

●マイナンバーカード情報の点検作業について

(記者)

 マイナンバーの関係で質問させていただきます。一昨日ですね、デジタル庁の方から、情報とマイナンバーがちゃんと紐づいているか点検をしてくださいという、そういう自治体が公表されました。群馬県も、障害者手帳の情報の確認を求められているところです。この障害者手帳の確認については、群馬県のみならず、すべての都道府県が一律に、確認するように求められているところなんですけれども、この確認は結構な業務負担になるのかなと思うんですが、どのように対応していくか、知事の考えを教えてください。

 

(健康福祉部長)

 まずは、担当の健康福祉部長から。

 

(健康福祉部長)

 お尋ねにありましたとおり、マイナンバー情報総点検本部が、複数の誤り事例の発生などを踏まえて、障害者手帳は点検対象になっております。総点検をどういうふうに行うかについては、まさにこの(記者会見の)裏で厚労省の説明会が行われておりまして、それを担当の方で聞いておりますので、そういった情報を確認しながら、どういう形で点検していくか検討してまいりたいと考えております。

 

(知事)

 まず、マイナンバーについてはですね、これはもう一貫して言っているように、なかなかいろいろな問題も出てきていて、やはり政府がしっかりと国民に説明責任を果たしながら、前に進めていかなくてはいけないということはもう当然だと思うんですね。

 ただ、ぜひやり遂げてもらいたいと。やはりデジタル化を目指す国としては必要不可欠だと思うんですよ。だから、いろんなことがあったとしても、やはりしっかり国にはブレずに最後までやり遂げてもらいたいと思いますし、それについては県としてもいろいろ協力をしていきたいと。おっしゃったとおり、これをやることによって各市町村とか県の負担は増えると思うんですけど、いろんな知恵を考えながらですね、何とか県もいろんなサポートをしながら、前に進められるように我々はしっかり頑張りたいと思っています。

 

知事メッセージ

 今日は比較的ほのぼのとした項目でしたが、最後に知事から県民の皆さまにメッセージを送らせていただきたいと思います。

 少し涼しくなってきて、雨もちょっと多くなってきて、台風の方は心配なんですけども、少し過ごしやすくなってきたのかなという気がしております。台風は、先ほどちょっと申し上げましたけども、群馬県に近づくに伴って、かなり雨が降るという予想もありますので、ぜひ皆さん気をつけてください。先ほど申し上げたとおり、いろいろなメディアの情報もあるんですけど、行政の情報もよく確認していただいて対応していただければと思っております。

 いろいろありますけども、たまには30分以内で終わりたいと思います。今日も記者の皆さん、最後までおつき合いいただきましてありがとうございました。今日申し上げた、群馬県の新しいメディアミックスの試みとかですね、あるいは、県民の声をさらに拾う、知事としていろんな声を収集していくための新しい枠組みとか取り組みについては検討していますので、ぜひご期待いただければと思います。

 他になければ、私から以上です。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

 

( 以上で終了 )
文章中の()内については、メディアプロモーション課において加筆したものです。