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令和5年度第19回定例記者会見要旨(9月21日)

更新日:2023年9月21日 印刷ページ表示

■日時    令和5年9月21日(木曜日)午後2時00分~2時31分
■会場    記者会見室
■出席者  県:知事、副知事ほか
      記者:記者クラブ所属記者等17人
■記録作成 メディアプロモーション課(報道係)

 令和5年9月21日定例記者会見動画(You Tube)<外部リンク>

 モニター資料 (PDF:1005KB)
 

会見項目

■知事冒頭発言
 1.はじめに

 2.ぐんま推しナンバープレート

 3.ご当地キャラカーニバルの開催

 4.PoliPoli Gov 第11弾 意見募集

■質疑応答

■知事メッセージ

 

知事冒頭発言

1.はじめに

 それでは定例会見を始めたいと思います。すでに公表し、報道もされておりますけれども、先週12日の火曜日に、発熱と喉の痛みがあって、翌日に病院で検査を受けた結果、新型コロナウイルスの陽性であると診断をされました。県民の皆さまにはご心配をおかけして大変申し訳ございませんでした。そして、療養中に励ましの言葉をいただいた皆さま方にも、この場をお借りして心から感謝を申し上げたいと思います。

 現在は、特に症状はなく、回復しております。昨日から登庁をしており、今日の記者会見は記者の皆さんとの距離も離れていますし、衝立もありますのでマスクを外しておりますが、現在は写真撮影等の場面を除き、基本的にはマスクを着用しながら通常業務を行っております。5日間経った後も、そのあと5日ぐらいはできればマスクをつけることが推奨されているということなので、そこら辺も少し気を付けながら、現在は、基本的に業務ではマスクを付けています。自宅で療養している間も、当然ですが、県庁と毎日連絡を取り合っておりました。必要に応じてリモートで公務も行わせていただきました。出席が必要な行事などは、両副知事や部局長に対応をお願いたしました。県庁の業務は通常どおり行われておりましたので、その点はお伝えさせていただきます。

 やはり、新型コロナウイルスの陽性が判明した場合には、義務ではありませんけれども、5日間はしっかりと休養を取り、十二分に配慮して過ごすということを推奨しておりますので、1日で体調が良くなったものですから、一瞬、少し県庁に来ようかなという誤った考えを、(登庁するべきではないと)分かってはいたのですけれども、考えたときもありましたが、(しっかりここは、)リモートで仕事をさせていただきました。

 知事になって4年と少し経ちますが、実は公務を休んだことは1日もなかったんです。一度、食中毒で夜におう吐してしまい、午前中だけ、2つぐらいあった公務をキャンセルしたことはあったんですけれども、そのときは午後から復帰しました。病欠が今までなかったということもあって、知事として1分1秒でもしっかりと県民のために仕事をしたいという思いもあったものですから、一瞬、本当に無理してでも登庁して、当然、他の方とは距離を取って(仕事をする)という、そんな考えもよぎったのですけれども、当然のことながら、5日間、しっかりとリモートで仕事をやらせていただきました。

 県民の皆さんにおかれましても、発熱などの症状がある場合は、速やかに医療機関を受診していただきたいと思いますし、引き続き、手洗いやこまめな換気を含めた基本的な感染防止対策をお願い申し上げたいと思います。

 新型コロナウイルスの感染は私にとっては非常に辛いニュースだったんですけれども、一方で嬉しいニュースもありました。昨日、20日の水曜日、これも報道されておりましたが、来年のパリオリンピック予選を兼ねた女子レスリングの世界選手権で、育英大学所属の桜井つぐみ選手が見事優勝されました。群馬県勢として初めてオリンピック代表の座を掴み取ったということになります。さらに、同大学所属の元木咲良選手も決勝に進出しておりまして、2人目のオリンピック代表に内定をしたということです。知事としてこのことを大変うれしく、また誇らしく思っています。桜井選手と元木選手には来年のオリンピックでもぜひ大活躍をしていただきたいと考えています。

 加えて、もう一つ申し上げると、先般、岸田内閣の内閣改造がありました。一昨日、上京して政府・与党関係者といろいろ意見交換をしてきたんですけれども、続投された西村大臣と会って、群馬県の最新のデジタルの状況などもご報告をしたり、いろいろな意見交換をさせていただきました。また、午後から牧島かれん前デジタル担当大臣にも会って、群馬県のデジタル戦略について意見交換をし、また牧島前大臣には、群馬県が中心となって進めている「『温泉文化』ユネスコ無形文化遺産登録推進議員連盟」の事務局長も引き受けていただいているので、その戦略や議連の進め方等々についてもご相談をさせていただきました。随分新しい閣僚の方が誕生されました。もちろん河野デジタル担当大臣の続投というのは群馬県にとって非常に朗報だと思います。近く、また河野大臣もお訪ねしたいと思いますし、新しく着任をされた大臣には、早速メールや電話で連絡をさせていただきました。主要な大臣にはできるだけ早く上京して、しっかり意見交換をさせていただきたいと考えています。いろいろな分野で、群馬県がこれから国と連携していかなければいけない大事な事業もありますので、特に新しく着任された主要大臣には、できるだけ早く、宇留賀副知事にも同行してもらって、お訪ねをして、しっかり群馬県との連携の絆を強めておきたいと思っております。

 それでは、会見の中身に移りたいと思います。スライドをご覧ください。今日の会見の主な項目です。今日は、「ぐんま推しナンバープレートの申し込み開始」、「ご当地キャラカーニバル開催」、「PoliPoli Gov 意見募集の第11弾」ということで、比較的みんなシンプルな話題ですけれども、これについて発表させていただきます。

 

2.ぐんま推しナンバープレート

 それでは、「ぐんま推しナンバープレート」についてです。群馬県は、走る広告塔としての役割が期待される図柄入りナンバープレートの導入を進めてまいりました。この会見でも、何度も取り上げたので皆さんよくご存知だと思います。先月8日には、国土交通省による審査が完了してデザインが正式に決定するとともに、交付スケジュールが公表されました。そしてこのたび、ナンバープレートの事前申し込みが開始されますのでお知らせしたいと思います。

 (ナンバープレートを掲げながら)これがナンバープレートの見本です。こちらが、群馬県版図柄入りナンバープレート、通称「ぐんま推しナンバープレート」の実物の見本になります。このナンバープレートのデザインは、すでに記者会見で発表しましたが、ぐんまちゃんや温泉、豊かな自然など群馬県の魅力を詰め込んだデザインになっています。そして、多くの県民の皆さまに、このナンバープレートを付けていただくために、通称として「ぐんま推しナンバープレート」という呼び名を付けさせていただきました。事前申し込みは、来週、9月25日に開始されます。そして、交付は10月23日からになります。

 それでは、「ぐんま推しナンバープレート」の概要についてご説明させてください。スライドをご覧ください。まず、対象車種は自家用及び事業用の「登録自動車」、そして自家用の「軽自動車」です。図柄は、「フルカラー」と「モノトーン」の2種類があって、それぞれ、「枠のない自家用」と「緑の枠がある事業用」、それから「黄色の枠がある軽自動車用」があります。続いて、交付手数料等についてです。手数料は、普通乗用車の場合で8200円、大型バス・トラックの場合で1万2800円、そして軽自動車の場合で8300円となります。なお、フルカラーの図柄については、交付手数料に加えて1000円以上の寄付をしていただくことで選択が可能になります。対象地域は群馬県内全域です。前橋ナンバーや高崎ナンバーの地域の方も「ぐんま推しナンバープレート」を取りつけることができるようになっています。申し込みにあたっては、お近くのカーディーラーや自動車整備工場などに手続きを代行してもらうという方法もありますし、ご自身でWEBから手続きを行うことも可能です。新車にも、現在乗っている車にも取り付けは可能です。詳しくはスライド記載のQRコードから県のホームページをご覧いただければと思います。

 今後、群馬県では「ぐんま推しナンバープレート」の県庁の公用車への装着を進めるほか、普及促進に向けた広報を行ってまいります。私としても、多くの車にこのナンバープレートが取りつけられ、群馬県の認知度向上や県民プライドの向上に繋がることを期待しております。ぜひ皆さんご利用いただきたいと思います。自家用車、社用車、どちらでもつけられますので、「ぐんま推しナンバープレート」の取り付けをご検討いただければと思っています。

 

3.ご当地キャラカーニバルの開催

 続けて、「ご当地キャラカーニバル」の開催についてです。スライドをご覧ください。9月30日と10月1日の2日間、群馬県庁において、ぐんまちゃん30周年を記念した大型キャラクターイベント「ご当地キャラカーニバル」を開催いたします。

 イベントには、ぐんまちゃん、あおま、みーみをはじめとして、熊本県のくまモン、滋賀県彦根市のひこにゃんなど、全国各地から総勢92のキャラクターが参加します。皆さん、92ってすごいですよ。ぜひ注目をしていただきたいと思います。全国から92のキャラクターが集合するイベントになります。

 県民広場では、キャラクターがステージで会場を盛り上げます。本当にあちこちから多くのキャラクターが集まってくれるので、そこでステージを盛り上げてもらうほか、ご当地キャラのブースも出展させていただきたいと考えています。

 また、県民ホールでは、アニメ「ぐんまちゃん」の上映会もありますし、ぐんまちゃんのダンスステージも展開されます。いずれも参加は無料ということになります。

 加えて、イベントを盛り上げるスペシャルゲストとして、9月30日には、YouTuberの「HIMAWARI(ひまわり)ちゃんねる」の皆さんが登場いたします。このチャンネルは、親子で楽しめるファミリー向けの動画としてはかなり有名で、登録者が300万人を超えている大人気のチャンネルです。そして10月1日は、保育アーティストの出口たかしさん、それからアイドルの寺嶋由芙さんが登場いたします。

 イベントの詳細については、スライド記載のQRコードから特設サイトをご覧ください。

 今回のイベントはですね、これまでぐんまちゃんの活動を応援していただいた、県内外のファンの皆さん、お友達のご当地キャラクターに対して感謝の気持ちを伝えたいと思い企画したイベントです。親子で楽しめる内容です、無料ですから。92も来ますので。ぜひ皆さん、親子連れでもいいですし、1人でもいいですし、カップルでもいいですし、もうとにかく大勢の県民の皆さんにお越しをいただきたいと思っております。

 

4.PoliPoli Gov 第11弾 意見募集

 続いて、「PoliPoli Govによる意見募集」です。毎回やっておりますけども、群馬県では昨年度から、政策形成や地域課題の解決に多様な意見を取り入れています。官民共創により取り組むため、オンライン上のプラットフォームPoliPoli Govを活用しています。

 この度、第11弾の意見募集を開始しました。いよいよ11弾ということになりました。これをご報告したいと思います。スライドをご覧ください。

 今回のテーマは、「EV公用車が土日祝日に自由に使えるとしたら、どのように活用できると思いますか?」という具体的な質問になっています。

 群馬県では、電気自動車・EVを導入し、平日は公用車として、休日はカーシェアリングとして活用する事業「EGシェア」をですね、会見でも発表しましたが、今月から実施しています。公用車をガソリン車から電気自動車に転換することで、環境負荷の低減を図ると。さらにカーシェアリングをすることによって、県民の皆さんの移動手段の多様化、観光客の利便性向上を進めていくということです。

 そして今回は、EV公用車の新たな活用方法等について、皆さんからぜひ広く意見を募集したいと思っています。現在、EGシェアでは20台のEV公用車を活用していますが、さらに多くのEVを休日に自由に使えるとしたら、どんなふうに活用できるでしょうか。ぜひ皆さん考えていただければと思うんですね。ガソリン車ではないEVならではの使い方などを含めていろんなアイデアがあると思いますので、ぜひこちらにもですね、積極的にご応募いただければ幸いです。

 意見募集はすでに始まっています。12月25日まで受け付けを行います。スライドに記載されているQRコードとか、PoliPoli Govのサイトからも簡単に投稿できる仕組みになっています。県民の皆さまをはじめ、観光で群馬県を訪れる県民の方々など、多くの方々からのご意見をお待ちしております。

 私からは以上になります。ここからは、記者の皆さんからご質問をお受けしたいと思います。

質疑応答

●EGシェアの利用状況について

(記者)

 今、PoliPoli Govの発表がありましたけれども、EGシェアのお話がありました。まず、今月から開始したということですが、EGシェアの利用状況についてご説明ください。

 

(知事)

 担当部の方から説明します。

 

(グリーンイノベーション推進課長)

 先ほどお話のございましたEGシェアの利用状況ですけれども、9月2日から開始をしました。休日・祝日ということで、9月18日までの7日間の利用状況ですけれども、県内5カ所で32件の利用がされております。

 

(記者)

 県内5カ所あるということですが、どこの利用が多いとか、逆に少ないとか、そういう傾向はありますでしょうか。

 

(グリーンイノベーション推進課長)

 各5カ所ございまして、一番台数が多いところが前橋市大手町の駐車場で、6台置いてあります。台数が6台ということもありまして、こちらで15件の利用ということで、一番多い利用となっております。次が太田の9件ですね。そして富岡、利根沼田という形で続いております。

 

(記者)

 まだスタートしたばかりだと思うんですけれども、利用者からこんな反応があったとか、もっとこうした方がいいとか、何か改善した方がいいみたいな声はありましたでしょうか。

 

(グリーンイノベーション推進課長)

 利用者の方はですね、EVに興味があったけれども、なかなかすぐに購入まではいかないという方もいらっしゃいました。今回乗ってみてEVの良さが分かったという声もありますので、このEVカーシェアを通じてですね、EVの普及に貢献できていると考えております。

 

(記者)

 EVについて県民の方にお話を聞くと、そもそもEVは車両価格がちょっと高いとか、EVのスタンドの数が少なくて心配だという声があって、ガソリン価格も、ちょっとまた下がってきましたけれども、高いので、EVに乗り換えたいんだけどもなかなか踏み切れないという声が結構多いと思います。群馬県として、EVの普及に向けて何が必要で、今後どのように整備していくかみたいなものがあれば教えていただければと思います。

 

(グリーンイノベーション推進課長)

 EVの充電器に不安を感じるという方も確かにいらっしゃいます。一応、客観的なデータなんですけれども、群馬県のEVの充電スタンドにつきましては、例えば充電器1機あたりで、どれくらいのEVをフォローするかという台数に限って言いますと、近隣の都県とは遜色ないようなデータとなっております。

 そしてですね、充電につきましては、ガソリン車ですとガソリンスタンドで燃料を入れるという形ですけれども、EVの場合には、各ご家庭で充電ができますので、各ご家庭をガソリンスタンドの代わりということではないですけれども、家庭で十分な充電をしていただければですね、大きな問題はないと思っております。

 また、今回実証実験ということもあり、3年間のデータを取りますので、そのデータの中で課題が浮かび上がってきた場合には、それに対する対応等も検討していきたいと考えております。

 

(記者)

 知事からももし何かあれば、EVの普及に関しての課題であったり、今後の方針だったりがあればお願いします。

 

(知事)

 EVの普及に関して言うと、今回のEGシェアは一つのきっかけになると思うので、今課長の方からもありましたけども、さらにこれを普及させていくということが県民の意識を変えることに繋がっていくのかなと思います。

 

●岸田第二次改造内閣の顔ぶれについて

(記者)

 冒頭に知事のお話の中でもありましたけれども、内閣の改造のことに関してなんですけれども、早速、西村大臣ともお会いになったということで、まずこの内閣の顔ぶれをご覧になった感想、受け止めを一言お伺いしたいのと、群馬県としてこれから特にどういう分野で、いろいろな分野で力を入れていきたいというお話はありましたけれども、特にこの分野で国と連携していきたいというのがあれば教えていただければと思います。

 

(知事)

 ありがとうございます。内閣改造と同時に、党の幹部も変わったんですけれども、まず冒頭申し上げたいのは、小渕優子さんが党四役の選対委員長になったと。優子さんとずっと呼んでいるのであれなんですけれど、ぜひ頑張って欲しいなと。心から応援したいと思っています。大臣について言うとですね、やはり群馬県にとっては何度も言いますが、知事とのいろいろな信頼関係もそうですし、これまで群馬県がいろいろな意味で本当にお世話になってきた西村経産大臣、宇留賀副知事も経産省から来てもらっていますからね。また、私の盟友で親友の河野太郎デジタル担当大臣が留任したと。これは、ものすごく朗報だと思っています。西村大臣にも早速会っていろいろな話をしてきましたが、河野大臣にも会ってですね、またどこかで群馬県に来てもらうことになると思いますが、いろいろなご相談をしに行こうかなと思っています。それから農水大臣。これも大事なんですけれど、宮下一郎衆議院議員もよく存じ上げているので、もうすでにメールでやりとりをしましたが、どこかでご挨拶に行って、いろいろ群馬県の問題もお伝えしたいなと思っています。それから環境大臣。伊藤信太郎衆議院議員ですが、伊藤大臣にもすぐメールを送ってやりとりをしていますので、環境省もぜひ訪ねたいと思います。それから、いろいろなことをメディアでも報道していますが、私の目から見て、今回の内閣改造の最大の目玉は武見厚労大臣だと思っているんですよね。やはり、武見敬三参議院議員にはもっと早く厚労大臣になって欲しかったと。安倍元総理が生きておられるときから、絶対武見参議院議員を中核に持ってきた方がいいんじゃないかと申し上げてきました。実はあまり報道されていませんけれど、ずっと心の中ではぜひ厚労大臣になって欲しいと思っていた武見敬三参議院議員が厚労大臣になったと。これが実は内閣の最大の目玉人事だと私は思っています。それから、群馬県の感覚で言うとですね、文科大臣にもどこかでしっかりお目にかからなければいけないかなと。ユネスコの無形文化遺産登録推進運動の話があるので、文科大臣にはぜひアポを取ってお目にかかれたらと思っています。それから、経済再生担当大臣がどう関連してくるのかということもあるんですけれど、これからいろいろ群馬県の産業構造の転換などもあるので、新藤大臣ですよね、よく知っているので。もうメールのやりとりをしているんですけれど、そのうち群馬県に視察に来ていただけるのではないかと思いますが、進藤大臣にも会いに行かなきゃいけないかなと。それから、松村参議院議員が国家公安委員長だと思うんですけども、防災担当大臣も兼任されていて、群馬県警と実は連携していかなければいけないことが随分これから出てくるんですね。例えばオレオレ詐欺のいわゆる特殊詐欺の問題など、小笠原(前県警)本部長は素晴らしかったので、谷公安委員長に伝えてありますけれども、今度も素晴らしい方をエースとして送っていただいているので、ちょっと今まだ登庁はされていませんけれど、そういうことも含めて、松村国家公安委員長にも会いに行きたいと。参議院時代の後輩といいますか、参議院時代の仲間なので、すぐに会いに行けるかなと。それから、地方創生担当大臣は自見英子参議院議員。自見大臣にもすぐメールを送って、返事が来てですね、いろいろ群馬県のこともお願いしたので、自見大臣にもできるだけ早く会いに行きたいなと思っています。それから、もう一つだけでやめますね、長くなり過ぎちゃうから。やはり防衛大臣との連携も大事だと思っているんですよね、群馬県として。ここでもちょっと言及しましたけれども、例えばシェルターの実証モデルみたいなことがあるとすると、群馬県はすでに手を挙げていますし、浜田前大臣にも宇留賀副知事と一緒にこの点も要望しましたので、木原稔大臣とはすごく仲良しなので、すぐメールしてすぐ返ってきて、木原大臣は保守の中でも非常に評価も高いですし、本当に人間性もいいし、何度も選挙に応援に行っているので、木原大臣には激励も兼ねて会いに行こうかなと。もう急いで、できる限り早く会って激励したいなと思っています。

 そのほか、20何年間国会議員をやってきて、この4年間はその人脈をフルに活用させていただいたので、それを引き続きしっかり活用しながら、本当に必要な時は内閣のどんな主要大臣にも会えるような、そういうネットワークをしっかり維持していきたいなと思っています。

 

●ぐんまちゃんプロモーションについて

(記者)

 先ほど、ぐんまちゃんの30周年イベントのお話もあったと思いますけれども、改めてここまでの間、ぐんまちゃんが群馬県に与えた影響であったり、ぐんまちゃんの役割ということをどういうふうに考えていますか。

 

(知事)

 確か今日のお昼にNHKの全国放送で、「ぐんまちゃん、アメリカに行く(正しくは『ぐんまスペシャル ぐんまちゃん ひと夏の挑戦~海外進出の舞台裏~』)」ドキュメント(番組)をやっていただいたと思うんですよね。NHK県域放送でやっていただいた番組を全国放送で今やっているらしい。(9月21日(木)午後2:05~2:34に放送されました。)NHKプラスの方でもしっかり取り上げていただいて反響があったんですけれど、今、全国放送で、(番組が放映されていることを)記者さん知らないと困るんだけど、今やっていますから。それで、ぐんまちゃんについては、おそらくまた県議会等々でも質問が出ると思うんですけれども、私が一番うれしかったのは、今回の知事選の際にNHKが行った世論調査の中でぐんまちゃんの取り組み、ぐんまちゃんのプロモーション戦略についてどう思うかという時に、9割弱の県民が評価すると答えていただいているということなんですよね。だから、それをまた県議会でもしっかりアピールしたいと思いますし、ぐんまちゃんのプロモーションをやってきたということは県民の皆さんに評価されているんだなと思います。何度も言いますが、ブレイクの予感は非常にしているので、ここからシーズン2も終わりましたし、いろいろな形でぐんまちゃんの動き(YouTubeチャンネル劇団ぐんまちゃんや、劇団ぐんまちゃんコンサート)もあるので、ぐんまちゃんを使って、群馬県を内外にアピールするということについては自信を持って進めていきたいと思います。それから、当初のアジア進出がなかなか難しかったところもあるので、今回、アメリカ最大のアニメエキスポに行ったんですよ、ロスのね。ぐんまちゃんしか行きませんよね。ぐんまちゃんしかアニメ化されていないから、日本のキャラは。ここ(ぐんまちゃん30周年カーニバル)に約90キャラが集まるけれど。(ぐんまちゃんには)すごい可能性を感じて、アメリカのブルーオーシャンみたいなところに攻め込むというのは非常にいいかなと思っていますので、これをきっかけにまた国外へのトップセールスもやっていければなと思っています。

 

(記者)

 今後、より影響を高めていくためには海外というところが、知事ご本人としては重要だと考えていますでしょうか。

 

(知事)

 そうですね、もちろん国内でも、もっと知名度も上げていかなければいけないし、やはり「くまモン」や「ひこにゃん」にはまだ遅れをとっているので、くまモンはもう燦然と輝くスターなんですけれど、ちゃんとくまモンも目指していきたいと思うし、それなりの手応えもありますので、いろいろな形で。群馬県が著作権を持っているアニメがあるという、ものすごい強みもあるので、あらゆる場面でぐんまちゃんを発信していければと思うし、それが経済効果に繋がり、群馬県の農畜産物の消費につなげられるような数字をしっかりと出していければと思っています。

 

(記者)

 ちなみにくまモンを抜くためには何が必要だと思いますか。

 

(知事)

 やはり「粘り強い継続的なPR戦略」だと思います。くまモンがスターになるためには相当時間もかかっていて、なおかつ、熊本県も相当リソースを投入しているので。ある程度定着させるには継続してやることが大事だと思うので、県民の9割弱の皆さんが評価していただいているということなので、ここは継続して、しっかりぐんまちゃんをPRする戦略を推進できればなと思います。

知事メッセージ

 ということで、今日は比較的早めに終わらせていただきたいと思いますが。ぜひ皆さん、ぐんま推しナンバープレートの導入をご検討いただければと思います。(スライド投影モニターを見て、)この質感には驚きました。だんだん記者会見も進化しているということなんですけれども、今日はこういう明るい話題なので。皆さんもご使用を検討いただければと思います。

 暑い毎日でしたけれども、9月に入ってからも相当残暑が厳しかったんですが、今日あたりから随分涼しくなるということなので、急に温度が下がると体調を壊されるケースも多くなると思いますので、ぜひ県民の皆さまにはお身体を十分大切になさってください。それから、もう1回言いますが、コロナの感染が疑われる場合は、早めに受診をされて必要な対応をとっていただければと思います。

 今日は比較的早く30分で終わりました。記者の皆さんには今日も最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。それでは定例会見を終わりたいと思います。

 

( 以上で終了 )
文章中の()内については、メディアプロモーション課において加筆したものです。