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令和5年度第32回定例記者会見要旨(1月11日)

更新日:2024年1月11日 印刷ページ表示

■日時    令和6年1月11日(木曜日)午後2時15分~2時40分
■会場    記者会見室
■出席者  県:知事、副知事ほか
      記者:記者クラブ所属記者等15人
■記録作成 メディアプロモーション課(報道係)

 令和6年1月11日定例記者会見動画(You Tube)<外部リンク>

 モニター資料 (PDF:2.46MB)


会見項目

■知事冒頭発言

 1.はじめに

 2.能登半島地震に対する支援

 3.高病原性鳥インフルエンザの対策状況

​ 4.群馬デジタルミュージアム

​ 5.アニメ「ぐんまちゃん」公式ブック発売

■質疑応答

■知事メッセージ


知事冒頭発言

1.はじめに

 それでは定例会見を始めたいと思います。記者の皆さまには、この会見の前に行われた4者会見も大勢の方に取材をしていただきありがとうございました。今週から、ご存知だと思いますが、令和6年度当初予算の知事査定、ヒアリングが本格的に始まっております。すべての案件には、これもいつもブログに書いているんで皆さんご存知だと思いますが、2人の副知事に同席してもらい、時には移動中の車内で協議すると。連日、5時間も6時間も今真剣な議論を行っているところです。来年度予算は、「県民幸福度の向上」と「新群馬の創造」の実現に向けて、あらゆる分野で群馬の強みを生かした独自の群馬モデルをしっかりと実行していくものにしたいと考えています。年頭にも申し上げましたが、2期目の、攻めの県政の1年目ということで、攻めの姿勢で取り組んでいきたいと思っています。もちろん、こうした政策を進めるためには財政を健全化しながら、必要なところにはお金を使うと。繰り返しですけど、このワイズスペンディングの視点というものが非常に大事になってきます。国の財源とか民間の知恵を結集して、負担を抑えながら最大限の成果を追求すると。いろんな知恵を絞って集めた財源、マンパワーのリソース、こういうものをより必要な政策に振り向けていく。この視点で今回の予算もしっかり編成をしてまいりたいと思っています。これからの数週間、しっかりと関係部局と議論を重ねながら、県民の皆さんにとってよりよい予算となるよう全力で取り組んでまいりたいと思います。

 それでは会見の中身です。スライドをご覧ください。本日の会見の主な項目です。「能登半島地震に対する支援の現状と今後の展望」、それから「高病原性鳥インフルエンザの対応状況」、それから「群馬デジタルミュージアム」について発表させていただきます。

 

2.能登半島地震に対する支援

 まず「能登半島地震に対する支援」です。元日に発生した能登半島地震については、本日で発生から10日目ということになりました。連日、お亡くなりになっている方の数がメディアの報道等で増えていくということに大変心を痛めておりますし、また、安否不明の方もまだ大勢いらっしゃるということで、お亡くなりになった皆さんに哀悼の意を表すると同時に、とにかく厳しい状況の中で決死の救助作業が進んでおりますので、今助けを待っている方々が全員救出されることを願ってやみません。

 このことについて、先週の記者会見で、群馬県が能登半島地震に対して行っている支援の中身をご報告いたしました。これまで、群馬県では緊急消防援助隊とか防災ヘリはるな、DMAT、トレーラートイレなどの派遣を行ってまいりました。緊急消防援助隊はですね、今の時点で多分もう600人以上行っていると思います。防災ヘリはるなも先般派遣をして、確か5人の方を搬送したということですけれども、もう1回多分行っていると思うんですよね。それからDMATも昨日か一昨日の段階でもう80人出ているということで、トレーラートイレも派遣済みということです。

 そういう中で、いろいろと情報が入ってくるんですが、被災地の方々からも群馬県の支援に対する感謝の言葉をいただいているということを報告したいと思います。例えば、能登町役場に派遣したトレーラートイレですが、役場の方とか住民の方々から、断水が続く中で水洗式トイレが使えて大変助かりますとか、町民からも大好評だと、こういった言葉をいただいています。

 一方で、被災地への支援はまだまだ必要な状況にあります。群馬県では、被災地を最大限支援するため、その後もどんな支援ができるかを検討しておりまして、本日は新たな支援策についてここで発表したいと思います。

 スライドをご覧ください。まずは追加支援ですが、「県営住宅の提供」です。報道によると、石川県を中心に2万5000人を超える方々が避難生活を余儀なくされているということで、毎日不自由な生活を強いられているということですが、そのため、被災地では二次避難が今急ピッチで進められています。こうした中、群馬県では被災された方々の一時的な住まいとして県営住宅を提供することにいたしました。

 昨日から提供を始め、前橋市や高崎市など6つの市で計50戸を確保しています。提供期間は原則入居から1年以内ということになりますが、希望に応じてその後も入居いただくことは可能です。家賃や敷金、駐車場使用料といった、費用の負担はありません。光熱水費や共益費のみご負担いただくという形になります。

 このことについては、早急に被災地にも伝えて円滑な受け入れにもつなげていきたいと思っています。県民の皆さまにも、もし被災された方で住居に困っている方を知っているとか、そういうお話を聞いたら、ぜひ県の方に伝えていただきたいと思っています。

 加えて、群馬県では石川県への物資支援の準備も行っています。昨日石川県に対して、群馬県から物資の支援についての打診を行いました。石川県からは、避難生活の長期化、感染症の拡大などで必要な物資が増えてきていると、この群馬県の申し入れについて検討をして連絡しますと、こんな回答をいただいています。群馬県としては、被災地のニーズを踏まえて、要請があればすぐに支援ができるような準備を進めてまいりたいと考えています。

 なお、先週の会見でも発表しましたが、群馬県では現在義援金の受け付けを行っています。県庁舎1階正面玄関受付、各行政県税事務所、県立美術館や博物館、ぐんまこどもの国児童会館でも募金箱を設置しています。施設によって閉館日とか受付時間は異なりますが、概ね午前9時から午後5時まで募金を受け付けています。こうした災害の被害は、何度も申し上げますが、群馬県に住む私たちにとっても決して他人事ではありません。ぜひ多くの県民の皆さまにご協力をお願い申し上げます。

 

3.高病原性鳥インフルエンザの対策状況

 続いて、「高病原性鳥インフルエンザ」について報告をいたします。スライドをご覧ください。防疫措置の進捗状況です。元旦に高山村内の養鶏場で発生した県内4例目となる事案については、先週6日に殺処分が終了し、9日に農場の防疫作業が完了いたしました。当初の計画よりも早く防疫作業を完了することができました。

 殺処分した鶏の数は、約32万1000羽、作業にあたっては、県庁職員はもちろん、国、自衛隊、市町村、関係団体の皆さまなど、延べ3539人の方々にご協力をいただきました。ご協力をいただいたすべての皆さまに、この場を借りまして知事として改めて深く感謝を申し上げたいと思います。

 現時点で発生農場での防疫措置は完了しましたが、半径3km以内の区域にかかる移動制限、半径10km以内にかかる搬出制限はまだ続きます。群馬県としては制限が解除されるまで引き続き丁寧に対応するとともに、次の事案が発生しないよう緊張感を持ってしっかり警戒をしていきたいと思います。県内の農場主の皆さまにおかれましても、引き続き、飼養衛生管理基準の遵守徹底をお願いしたいと思います。

 

4.群馬デジタルミュージアム

 続いて、「群馬デジタルミュージアム」についてご報告をしたいと思います。スライドをご覧ください。群馬県には県立歴史博物館や自然史博物館、それから近代美術館など5カ所の県立の博物館や美術館があります。各施設には国宝や国指定の重要文化財、著名な画家による名画、それから歴史的な古文書など、貴重な収蔵品が多くあって、これらはまさしく群馬県の宝、財産ともいうべきものです。これらの収蔵品は大切に保管されていますが、それでも経年劣化を完全に防ぐことはできません。そのため劣化の心配がないデジタルデータによる保存として、群馬県では今年度「デジタルミュージアム事業」というものを進めております。

 この事業では、3Dスキャンなどを活用して収蔵品をデジタルデータとして保存、アーカイブ化するということをやっています。加えて、従来とは異なる場所や手法で展示を行い、これも新たなコンテンツとして活用したいと思っています。収蔵品の鑑賞機会は、これまで普通は館内だったわけですけれども、この取り組みによって自宅とか公共空間、さらにはデジタル空間など、時間や場所にかかわらず鑑賞できるようになるということです。また、デジタル技術を駆使することで大型スクリーンで投影したり、VR技術を用いて展示したりするなど、よりクリエイティブな方法での鑑賞が可能となります。保存を目的としたデジタルアーカイブ化は多くの博物館などで取り組んでおりますが、今言ったようなこういう取り組みは群馬県ならではであろうと思います。

 今年度は、24点の収蔵品についてデジタルアーカイブ化を行いました。そこで、それらを活用したイベントを開催することにいたしましたので、お知らせをしたいと思います。スライドをご覧ください。イベント名、「群馬デジタルミュージアムLAB(ラボ)」です。このイベントではGメッセ群馬と昭和庁舎の公共空間で、県立博物館や美術館の収蔵品のデジタルアーカイブを展示させていただきます。

 まずGメッセ群馬では、西側壁面を使った日本最大の屋外スクリーン、日光江戸村にあるやつよりも大きいですから、これ日本最大の屋外スクリーンですけれども、これでデジタルアーカイブ化した収蔵品の映像を上映したいと思います。名画や恐竜の標本などがスクリーンに投影されると相当迫力がありますので、こういう映像を楽しんでもらえると思います。観覧はドライブインシアター形式ですから、車に乗ったまま見ていただくことができます。開催日は1月20日の土曜日、21日の日曜日の2日間。上映時間は1回約15分です。各日とも17時30分から開始し、21時までに計7回上映をいたします。入場は無料ということで、定員は各回先着50台ということですので、早めに行っていただきたいなと思います。

 続いて、昭和庁舎ではデジタル技術を活用した未来のミュージアム体験というものを提供させていただきます。マメンキサウルスの標本を実寸大の3Dモデルでバーチャル展示します。そのほか、クロード・モネ作「睡蓮」、これも立体的に投影した展示などを行う予定です。普段見ることができない角度から骨格標本を見るとか、間近で名画が見られる機会になります。開催期間は2月1日の木曜日から3月1日の金曜日までで、観覧料は大人1人500円、子どもは250円です。

 イベントの概要については以上です。詳しくはいつものとおりスライド記載のQRコードから群馬県のホームページを確認してみてください。県民の皆さまには、ぜひこの2つのイベントにご参加をいただき、収蔵品の新しい魅力というものを体感していただけたら嬉しいなと思います。

 

5.アニメ「ぐんまちゃん」公式ブック発売

 最後に、アニメ「ぐんまちゃん」公式ブックの発売についてお知らせします。スライドをご覧ください。アニメ「ぐんまちゃん」の公式ブックが発売になります。アニメ「ぐんまちゃん」は2021年10月にシーズン1、昨年4月にシーズン2を製作し、テレビ放送をいたしました。このたび、作品の魅力をまとめた初の公式ガイドとして、アニメ「ぐんまちゃん」オフィシャルファンブックを発売いたします。

 ファンブックには登場キャラクターの紹介のほか、本郷みつる監督への独占インタビュー、メインキャストの高橋花林さん、内田彩さん、小倉唯さんの座談会などを収録する予定です。初公開の情報も含まれておりますので、これもファン必携の1冊、必ずファンには1冊持っていていただきたいと、こういうコンテンツですので、ぜひ皆さんご期待をいただきたいと思います。

 発売日は2月19日、価格は税別で1600円を予定しています。全国の書店およびネット書店で販売を予定しています。今日から予約を開始しています。ぜひ皆さん、お買い求めいただきたいと思います。

 アニメ「ぐんまちゃん」は各種配信サイトで全話配信中の他、県公式YouTubeチャンネルtsulunosでも毎週1話ずつ無料公開をしております。加えて、この度ぐんまちゃんシーズ1の第1話から21話がいつでもtsulunosで視聴できるようになりました。まだご覧になっていない方、何度も繰り返し視聴したい方はこの機会にぜひぐんまちゃんのアニメを見ていただきたいと思います。

 ちょっと長くなりましたが、私からは以上です。何かご質問があればお受けしたいと思います。

 

質疑応答

 

●群馬デジタルミュージアムについて

記者

 まず、先ほどご説明いただいた群馬デジタルミュージアムについてなんですけれども、こちら今後の活用方法としては、例えばスマホのアプリとかサイトなどで見れるようになったりとか、あと、こういったイベントとかを想定されてるという感じでしょうか。

 

(知事)

 地域創生部長の方から説明をお願いします。

 

(地域創生部長)

 まずはデジタル化して、本年度はGメッセ群馬と昭和庁舎のイベントを企画しておりますけれども、これは次年度以降もできるだけ多くの作品をデジタル化して、いろいろな新しいコンテンツを作っていきたいと思っています。今おっしゃられたような使い方というのも今後の検討材料になろうかと考えております。

 

(記者)

 現時点で決まっているイベント以外の活用方法とかはありますでしょうか。

 

(地域創生部長)

 まず、それぞれの各館でのホームページでこれを閲覧できるようにしたいと、そういうのは考えております。

 

●能登半島地震に対する支援について

(記者)

 県営住宅の提供についてですけれども、昨日から申込受付を開始しまして、一晩しかたっていませんけれども、問い合わせであったりとか、具体的に話が進んでいる事例とかはございますでしょうか。

 

(知事)

 県土整備部の方から状況を報告していただきます。どうぞ。

 

(県土整備部長)

 実際にまだ入居の手続きまでは進んでいないんですけれども、3件のお問い合わせをいただいてございます。

 

(記者)

 それは、皆さん石川県の方からメールとか電話とかで問合せがあったということでしょうか。

 

(県土整備部長)

 一例を言いますと、太田市に息子さんがいらして、その方のところに身を寄せていて、県営住宅の方に入れないかというようなお話をいただいているという状況でございます。

 

●災害関連死に対する受け止め・県内の避難所について

(記者)

 最後に知事にお伺いしたいんですけれども、能登半島地震をめぐっては、県営住宅にも絡んできますけれども、今後、災害関連死の増加の懸念というところがあると思います。災害関連死についての受け止めと、現状の県内の避難所の環境についての認識について伺えればと思います。

 

(知事)

 災害関連死の報道は、当たり前のことですけど、非常に胸を痛めています。こういう大きな災害が起こると、避難所の状況とか、あるいはこれが長引くことでこういうことが出てくるんだなということを感じましたし、とにかく今日も申し上げましたけども、群馬県としては現地のニーズをしっかり把握しながら、できる限りの支援をさせていただきたいと思いますし、群馬県で同じことが起こるかもしれないので、その時のことも考えてですね、特に避難所の問題についてはしっかり取り組んでいきたいと思います。

 群馬県については、最新の避難計画、プランを作っているわけですけども、基本的に体育館というよりは、やはり群馬県内の旅館やホテルに避難してもらうということで、群馬県の旅館組合とも協定を結んでいますので、それについて(今回、)どのぐらいの場所を確保できるかということを、今、いろいろ検討しているんですが、今の現状を担当部長から説明させます。

 

(健康福祉部長)

 ご案内のとおり、県内の宿泊施設、旅館やホテルなどにつきましても、みなし避難所という形で活用することも可能でございます。今まさに、旅館業の組合とですね、現状どれぐらいの人数分が使えるのかということを調整していますので、できる限り早く調整を終えて、発表させていただきたいと思っております。

 

●能登半島地震に係る支援について

(記者)

 石川県の追加の支援の関係なんですけれども、必要な物資が増えているというお話でしたけど、具体的にはどういうニーズが出てきていると聞いていますか。

 

(知事)

 危機管理監の方からお答えさせていただきます。

 

(危機管理監)

 物資の関係のことを申し上げますと、先週の5日、金曜日の夜にですね、全国知事会の関東ブロックを通じて、市町村のニーズを踏まえた物資の支援ができないかという問い合わせがございました。その中で、うちの県の備蓄の中で対応できるものを対応可能ということで返したんですけれども、残念ながら、当県の部分は「結構です」という回答になりました。

 3連休が過ぎて現地の状況が徐々に分かってきて、感染症が広がったりとか様々な物資のニーズが増えてきているというのが分かりましたので、先ほど知事からお話させていただいたとおり、昨日、石川県の方に問い合わせをさせていただいて、知事の気持ちもしっかり伝えさせた上で、ぜひ群馬県として応援したいということを話させていただいて、石川県の方からは、検討して回答したいというお話をいただきましたので、我々とすれば、被災県のニーズに応じてしっかり支援ができるような取り組みを進め、準備を進めていきたいと考えています。

 

(記者)

 群馬県で提供できるもののリストを、今の段階では、提供しているようなイメージでしょうか。

 

(危機管理監)

 それについては提供していません。まずはニーズを把握してということで、想定できるものを考えながら、どうすれば最短で支援できるかということを今準備を進めているという状況です。

 

●収蔵品のデジタルアーカイブ化について

(記者)

 デジタルミュージアムなんですが、3Dで読み込んで、スキャンが完了している点数が現時点で分かれば、または今年度何点(スキャン)したいという数字が分かれば教えてください。

 

(知事)

 地域創生部長お願いします。

 

(地域創生部長)

 本事業では24点ですけれども、それ以外に、例えば文化財保護課で実施している事業もございますし、以前から自然史博物館の恐竜の化石で読み込んだデータもありますので、そういったものもあわせて活用していきたいと考えております。本事業については24点です。

 

(記者)

 24点以上というような言い方で・・・

 

(地域創生部長)

 そうです。

 


知事メッセージ

 それでは最後に、知事の方から県民の皆さまにお話をさせていただければと思います。実はこの会見はですね、私が思っている以上に多くの方々に見ていただいてるということが、いくつかのことをきっかけに分かりました。普通でいくと、数千ぐらいなんでしょうか。これしかし、まず経済人の、群馬県内の企業人の方から非常に視聴率が高いということが分かりましたし、また先般、大神ミオさんとコラボした会見はですね、3万とか4万とか、もっといっているのかな。ライブの視聴者も数万で過去最高だったんですね。ですからその状況を見ながら、この会見はさらに真剣にやらなければいけないなと感じております。

 今日は震災の支援について、今、群馬県が行っている支援の中身を少し説明させていただきましたが、県民の皆さんに改めて申し上げたいのはですね、やはりこれは決して他人事ではないということです。群馬県でも同じような災害はいずれ起こり得るということを考え、また、今の被災地の皆さんの立場を考えると、道路が寸断したところにはまだ電気も水も通ってないところがあるわけであって、そういう方々がいるということをしっかり頭に置いて、県としても、もう一度言いますが、追加支援を考えておりますので、この点については、もちろん県議会のご協力もいただけると思いますけども、県民の皆さんにもですね、ぜひご理解ご協力を賜れればと思っております。

 今年は攻めの1年にしたいということを申し上げました。大変辛い年始になってしまいましたが、とにかく群馬県は、昨年コロナ禍をようやく抜けたということで、ここから、いろいろ新しい政策についても攻めの姿勢で取り組んでいきたいと思っています。前回の会見で申し上げましたが、新しい群馬モデルが次々と立ち上がるそういう一年になりますので、ぜひですね、この県の政策に県民の皆さまには興味を持っていただきたいと思いますし、今日この会見の前に、実は別の会見をやったんですけども、前橋では新しいプロジェクトがどんどんどんどん生まれています。やはりそれは、前橋が実は全国から注目をされていると。今の市長のリーダーシップのもとに進めてきたデジタル化の推進、マイナンバーも含めてですね、あるいは民間主導のまちづくりの環境づくり。こういうことがものすごく全国に評価されていると。そのことは県民の皆さまに改めてご認識をいただきたいと思いますし、知事としては、前橋市長としっかり信頼関係・連携を保ちながら、県都・前橋の発展というのは県全体の発展に繋がるので、そのために全力を尽くしていきたいと思います。

 昨日、今日と非常に寒い朝です。県民の皆さまには、ぜひ風邪などひかれぬよう、インフルエンザにも注意していただいて、お元気にお過ごしください。記者の皆さんには、今日は定例会見以外の別の会見もありましたが、大勢の皆さんにご参加をいただいたことに感謝を申し上げて、この定例会見を終わりたいと思います。それではありがとうございました。

 

 

( 以上で終了 )
文章中の()内については、メディアプロモーション課において加筆したものです。