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令和6年度第3回定例記者会見要旨(4月18日)

更新日:2024年4月18日 印刷ページ表示

■日時    令和6年4月18日(木曜日)午後2時3分~2時53分
■会場    記者会見室
■出席者  県:知事、副知事ほか
      記者:記者クラブ所属記者等16人
■記録作成 メディアプロモーション課(報道係)

 令和6年4月18日定例記者会見動画(You Tube)<外部リンク>

 モニター資料 (PDF:971KB)

会見項目

■知事冒頭発言

 1.はじめに

 2.手話を学べるショート動画

 3.ぐんまマラソン参加者募集

 4.近代美術館50周年記念企画展

 5.給湯器の点検商法の注意呼びかけ

■質疑応答

■知事メッセージ

知事冒頭発言

1.はじめに

 それでは定例会見を始めたいと思います。先週の11日の木曜日、元サッカー日本代表で、ザスパ草津の監督も務められた植木繁晴さんが病気のために亡くなられました。皆さんご存じだと思いますが、植木さんはザスパの創設に関わって、監督時代にはザスパのJリーグ参入を果たすなど数々の功績を収められた方です。亡くなられた植木さんに謹んで哀悼の意を表するとともに、ご遺族の皆さまに心からのお悔やみを申し上げたいと思います。

 さて、ご存じの方も多いと思いますが、群馬県のスポーツ界にまた1つうれしいニュースが入ってまいりました。ご報告をしたいと思います。昨日17日の水曜日、県内唯一の女子プロバレーボールチーム、群馬グリーンウイングスが来シーズンからトップリーグであるSVリーグに参加することが決定いたしました。群馬グリーンウイングスは1975年に発足した群馬銀行バレーボール部を前身に持ち、昨シーズンはV2リーグで3位という好成績を収めていました。先月にはチームのメンバー全員による表敬訪問を受けました。その際にもSVリーグへの参加を目指していると、今いろいろ団体の方で協議中だというお話でした。今回それが叶ったということで、知事として本当にうれしく思っています。群馬県としては、今回のグリーンウイングスのSVリーグ参加を受けて、これまで以上にスポーツによる地域活性化の機運が高まることを期待しております。そして知事として、県民と一緒になって、全力でチームを応援していきたいと思います。

 少し前の話ですけれども、非常にサッカーが盛んな某県出身の知人からですね「群馬県ってスポーツ盛んだよね」というふうに言われたんですよね。しばらく前で、健大高崎(高校)が優勝した後なんですけども、何しろセンバツも優勝しているし、サッカーの世界では、前橋育英(高校)が本当にトップクラスだということで、スポーツが強い群馬県というイメージがあるという、非常にスポーツが強いと言われていた県の方から言われたということをとてもうれしく思いました。だんだんそういうイメージが発信されていくといいなと思っています。

 はい、それでは会見の中身に移りたいと思います。スライドをご覧ください。本日の会見の主な項目です。今日はですね、「手話を学べるショート動画」、「ぐんまマラソンの参加者募集」、それから「近代美術館50周年記念企画展」について発表させていただきます。

 

2.手話を学べるショート動画

 まず「手話を学べるショート動画」についてです。群馬県は新・総合計画において、年齢や性別、国籍、障害の有無等にかかわらず、全ての県民が幸福を実感できる社会の実現を目指しています。こうした社会の実現に向けて群馬県では、聴覚に障害がある方への理解を深めるため、これまで聴覚障害に関するリーフレットの配布とか啓発イベントの開催などに取り組んでまいりました。そしてこのたび、手話の普及啓発に関する新たな取り組みを始めますのでご報告したいと思います。今回、手話の実技ショート動画「#SHUWANOWA(ハッシュタグしゅわのわ)」を配信することといたしました。この動画によって、いつでもどこでも誰でもより簡単に手話を学べるようになります。ショート動画には、県立聾学校の生徒に出演をしていただいて、手話をわかりやすく解説いただいています。参考までにショート動画の1例をご覧いただきたいと思います。20秒間「おはようございます」を見てください。

 

~ショート動画再生~

 

 今ご覧いただいたように「#SHUWANOWA(ハッシュタグしゅわのわ)」では、日常的な会話、挨拶から焼まんじゅうとかですね、こういう群馬県ならではの言葉など様々な手話をここから学ぶことができます。配信は群馬県公式YouTubeチャンネルtsulunosのほか、若い世代にも手話に関心を持ってもらうためにTikTokでも行わせていただきます。本日から配信を開始し、今後、毎月第3日曜日に新しい動画を配信してまいります。加えてtsulunosでは、群馬県聴覚障害者連盟の皆さまによる手話の動画講座というものも配信をしています。県民の皆さんには、このスライド記載のQRコードからぜひご覧いただきたいと思います。手話をめぐっては、今年の9月に聴覚障害者のための国内最大規模のスポーツ大会「全国ろうあ者体育大会」が群馬県内で開催されることになっています。こうしたことから、県民の皆さまも身近に手話に触れる機会が多くなると思います。ぜひこの「#SHUWANOWA(ハッシュタグしゅわのわ)」を活用して、手話を学んでいただきたいと思います。

 

3.ぐんまマラソン参加者募集

 続いて「ぐんまマラソン」についてご報告いたします。今年も11月3日の文化の日に、県内最大のスポーツイベントぐんまマラソンを開催いたします。1991年に第1回を開催してから今回で34回目ということになります。今回のぐんまマラソンは初めての試みとして、群馬の温泉をテーマに掲げました。参加者全員に温泉まんじゅうを配布する他、メイン会場には足湯を用意する予定です。さらには抽選で県内温泉地の無料宿泊券などが当たるプレゼント企画も用意しています。メイン会場は正田醤油スタジアム群馬、種目はこれまでと同様、フルマラソン、10キロマラソン、それからリバーサイドジョギングの3種目ということになります。参加申込は来週24日水曜日の午前10時から行います。申込方法など詳細は、スライド記載のQRコードから大会のホームページをご確認いただきたいと思います。

 自治体主催のマラソン大会は他県でも開催されておりますが、参加者募集に苦労しているというふうに伺っています。こうした中ぐんまマラソンはですね、昨年度、全種目合計で14,000人を超える方々から参加申込がありました。特にフルマラソンについては、募集定員の5,000人を超える多くの方の参加申込がありました。これはぐんまマラソンが県内外の多くのランナーから注目されていることの表れだと考えています。こうしたことを踏まえ、今年度はフルマラソンの定員を500人増やすことにしました。5,500人とします。県民の皆さまだけでなく、県外の皆さまの参加もお待ちしています。どうぞ皆さん、奮ってご参加ください。

 

4.近代美術館50周年記念企画展

 続いて、「近代美術館50周年記念企画展」についてです。群馬県立近代美術館は1974年10月17日に開館し、今年で50周年を迎えます。これまでルノアール、モネ、ピカソなど海外の近代美術から、日本の近現代美術とか群馬県ゆかりの美術とか、こうした優れた作品を収集し、展示を行ってまいりました。このたび50周年を記念して、特別な企画展などを開催することといたしましたのでご報告したいと思います。記念事業として、春・夏・秋の3つの企画展を開催します。コンセプトは、「これまでの近代美術館の歴史と存在をたどる」ということです。

 まず春の企画展では、「コレクションのつくりかた/つたえかた・日本と西洋の近代美術」というものを開催いたします。開館から今までに収集した約2,100点の収蔵作品から、群馬県出身の作家の作品、ヨーロッパ近代美術の作品など代表的な作品約100点を展示させていただきます。通常企画展はジャンルや美術史の流れで展示することが一般的ですが、今回は近代美術館の歴史に沿った展示を行うということが特徴です。会期は、明後日の4月20日から6月23日までということにさせていただきます。

 次に夏の企画展を見てください。ここはですね、植物を正確に描いたアート「ボタニカル・アート」ってありますけども、この「ボタニカル・アート」をテーマにした企画展を開催いたします。世界最大級のボタニカル・アート・コレクションを収蔵する「英国キュー王立植物園」というのがあるんですけど、ここにご協力をいただいて、著名なボタニカル・アートを展示いたします。会期は7月13日から8月25日までということです。

 そしてちょうど50周年を迎える秋、秋が本当50周年ですけども、記念行事のメインとなる企画展「群馬からみる日本の美 戸方庵(こほうあん)井上コレクション5つの扉」というものを開催いたします。戸方庵井上コレクションとはですね、高崎市出身の実業家で近代美術館の設立にも尽力した井上房一郎氏から寄贈された作品群です。中国の絵画とか日本画とか229点からなっておりまして、中には国や県の重要文化財に指定されている作品もあります。企画展ではこのコレクションを中心に、他の美術館から借用する作品を加えて約100点を展示させていただきます。会期は、9月21日から11月10日までとさせていただきます。

 50周年記念企画展の概要については以上です。詳細は、近代美術館のホームページで確認できます。県民の皆さんには、この機会にぜひ近代美術館を訪れていただき、この美の世界を堪能していただきたいと考えています。

 

5.給湯器の点検商法の注意呼びかけ

 最後に、「給湯器の点検商法」に関する注意の呼びかけを行わせていただきます。最近、全国の消費生活センターなどに給湯器の点検商法に関する相談というものが相次いで寄せられています。スライドをご覧ください。給湯器の点検商法というのは、突然の電話や訪問で無料点検を持ちかけて「このままでは壊れますよ」とか、不安を煽ってですね、その場で高額な給湯器への交換を迫る等の手口なんです。中には市役所から委託を受けたとか、契約中のガス会社から依頼されたなどと身分を偽る悪質なケースも見られます。相談件数は令和5年度に入り急増しています。全国では令和4年度と比較しておよそ3倍に増加しています。さらに群馬県では、令和4年度は3件だったものが、令和5年度は今年2月21日時点で109件。36倍に増加しています。

 そこで県民の皆さんにお願いをしたいと思います。トラブルを未然に防ぐために、突然の電話とか訪問で無料の給湯器の点検を持ちかける業者には、安易に点検をさせないでください。また、早めの対応によって、クーリングオフができる場合もあります。少しでも不安を感じたら、あるいは契約してしまった場合には、できるだけ早く周りの人に相談していただきたいと思います。最寄りの消費生活センターに繋がる消費者ホットライン188(いやや)でも相談を受け付けております。群馬県内ではトラブルに遭った方の約6割が70歳以上の高齢者となっています。本当に高齢者を狙った手口は許せないですよね。これから大型連休を迎えて帰省される方も多いと思いますが、高齢のご家族がいる方はですね、この機会にぜひ注意の呼びかけをお願いしたいと思います。188(いやや)ですね。私からは以上です。

質疑応答

●手話を学べるショート動画について

(記者)

 「#SHUWANOWA(ハッシュタグしゅわのわ)」ですが、県民の幸福度向上ということで、ろうあ者大会もあるということで、背景としてはとてもすばらしい取り組みだなと思うんですけども、改めてですね、やっぱり知事のこうした行政、こうした手話とかに対する思いというか、期待するところ、どういったような地域社会にしていきたいのかっていうのを教えていただきたいと思います。

 

(知事)

 まず健康福祉部長から一言いただいた後で知事としてコメントさせていただきたいと思います。

 

(健康福祉部長)

 今回、今まで手話研修のような形でやっていたものを、こういう形のショート動画という形にさせていただきました。これは手話をより身近に、多くの方に使っていただくことによって、手話を通じて、今地域共生社会のような動きも広がっておりますけれども、そういった総合計画に書いてありますような動きというのが、群馬県でも広がっていけばいいなという形で、こういう取り組みをさせていただいたところでございます。

 

(知事)

 今部長からも話がありましたけれども、群馬県が目指すのは多文化共生の社会、年齢、性別、障害の有無等にかかわらず、誰もがそれぞれ幸せを見つけられる。そういう人生を送れるっていう社会の実現なので、そういう意味からいくと非常にそこに沿った取り組みだと思うんですよね。手話に結構興味がある人がいても何となくこう、覚えるまでいかないような人にとって、ショート動画と手話ってすごく相性がいいんですよね。これちょっと見てみようって人は結構多いと思うので、これやっぱりTikTokでやるってのは非常にいいアイデアかなと思っています。できるだけこういうことで、多文化共生に繋がるような、手話の普及みたいなこともですね目指していけたらいいなと思います。

 

(記者)

 ちなみに、知事はこれには出演されるんですか。

 

(知事)

 いや、今のところ出演する予定はありませんけれどまた必要があれば。また担当部が私の許可なく「ひまゆき」みたいな企画を無理やり持ってくればやらざるを得ないかなと思いますけど、今のところちゃんと(聾)学校の方に出演いただいているということなので、必要があれば喜んでやらせていただこうと思います。

 

●近代美術館50周年記念企画展について

(記者)

 近代美術館の50周年ということで、こちらも県のアート行政の方にも通ずるというか繋がるようなイベントだと思うんですけども、知事は近代美術館訪問されたと思うんですが、何ていうか全国にアピールしたい、ここが素晴らしいみたいなところが率直な印象があれば教えていただければ。

 

(知事)

 地域創生部長の方からまず一言。

 

(地域創生部長)

 知事に感想をということなので、その前の前振りとして説明させていただきますと、まず建物も非常に特徴的です。一昨年になりますか、亡くなられました磯崎新氏の初期の頃の傑作とされております。白いキューブ体ということで非常に特徴的な建物で印象深いと思います。また、群馬県ゆかりの近現代の作家の作品も集めています。今回秋の企画展では、この美術館の建設に尽力された井上氏のコレクションを中心に展示を行います。さらに、企業局から寄託を受けておりますモネですとか、そういった西洋の近現代の、様々な作品も集めております。現代美術も扱っておりますので、非常に印象深い施設だと思います。

 

(知事)

 今部長から話がありましたが、近代美術館って磯崎新さんの作品なんですよね。初期のね。やっぱり建築を志す人たちにとってはまさにカリスマじゃないですか。昔初めてニューヨークに行った時に磯崎新さんが設計した「パラディアム」っていうディスコがあって、そこに行きたいと思って観光本みたいなものを見たら「パラジウム」って書いてあったんで、運転手に「パラジウム」って言って全然通じなかったっていう思い出があるんです。「磯崎新、磯崎新」とか言ったら「パラディアム」って言うからパラディアムっていうのかと思って。すいません個人的な話なんですけど、やっぱり磯崎新さんが設計したっていうのはもうちょっとその価値をぜひ県民の皆さんに分かっていただきたいっていうのと、あと私も大学時代結構絵が好きだったので、上野の西洋美術館とか、しょっちゅう行ってたんですね。ちょっとそう見えないかもしれませんけど。格闘技と漫画とアニメ見ていただけじゃないんですけど、やっぱりその西洋美術も含めた所蔵している絵画がかなり素晴らしいということもありますし、今群馬県ゆかりの作家というか、アーティストの作品もありますので、ぜひ足を運んでいただきたいと思います。

 もうちょっと言うと、実はその美術館をもっと観光資源として活かしたらいいと思うんですよね。例えば群馬県には自然史博物館みたいな、結構子どもにすごく人気のある博物館から、有名な作家がいろいろと作品を展示している館林美術館みたいなのもあって、群馬県の美術館を回っていくハラミュージアムみたいなね、グリーン牧場の近くにあるし、こういうツアーをやったらいいと思うぐらい実は群馬県って結構美術館が充実してるので、これを機に少しそういうリトリートに結びつけたPRみたいなのをしていければなと思います。

 

●手話を学べるショート動画について

(記者)

 ショート動画についてなんですけれども、こちらどれくらいの本数を発信するのか、あと長さ的にはどれぐらいのものなのかというのを伺えればと思います。

 

(知事)

 唐木健康福祉部長お願いします。

 

(健康福祉部長)

 こちら今月は、4単語になりますけれども、1年間を通じて全部で37単語の手話をショート動画にて発信したいと考えております。長さ的には、先ほどご覧いただいたように、だいたい2,30秒ぐらいのものを考えております。

 

(記者)

 基本的には聾学校の生徒がやるようなイメージですか。

 

(健康福祉部長)

 そうですね、県立聾学校の高等部の皆さんに賛同してご協力いただいていまして、それらの皆さんに全員ご参加いただいて、動画を発信していきたいと考えております。

 

●近代美術館50周年記念企画展について

(記者)

 50周年記念企画展の方なんですが、これ企画展以外に50周年を記念したイベントとかギャラリートークみたいなものがあったりはするんでしょうか。

 

(地域創生部長)

 ちょうど50周年になる秋を目がけ、企画展の開催に合わせて式典を予定しております。今のところ9月を予定しておりますので、また近くなりましたら周知させていただきます。それ以外に、本年度寄贈を受けた作品の展示というのもタイミングよくやっていきたいと思っております。

 

(記者)

 本年度に寄贈を受けたものを本年度展示するということですか。

 

(地域創生部長)

 すみません。昨年度末に寄贈を受けたものを、本年度の途中で、ちょうどいいタイミングで展示できればと考えております。

 

●給湯器の点検商法について

(記者)

 給湯器の点検商法の方なんですが、これはどういうような悪質な商法というか、被害があるんでしょうか。

 

(生活こども部長)

 点検をして法外な代金を要求したり、それから、故障があるということで、即時の交換を求めて、今ならお安くできるとか、そういう勧誘をしたような、本来であればそういう勧誘の仕方はいけないんですけれども、そういうことで法外な価格の支払いをさせられる契約をしてしまうので、それが残るという形で・・・

 

(記者)

 その場で、「壊れているんで今変えなきゃ危ないですよ」とかって言われて、法外な数十万円とか十数万円とか、契約させられちゃったりとかしていて、後になっておかしいんじゃないかということで、センターに相談に来たりとかと、そういう話なんですかね。

 

(生活こども部長)

 はい。

 

●駐日韓国大使との面会について

(記者)

 追悼碑の関係で、毎週聞いているのですが、大使との面会の日程調整はどのような状況でしょうか。

 

(知事)

 事務方から。

 

(知事戦略部長)

 双方で具体的な日程などを提示し合いまして、引き続き調整をしているところでございます。

 

(記者)

 まだいつ頃という目処もついていないという状況でしょうか。

 

(知事戦略部長)

 お互い案を出して調整をしているのですけれど、まだなかなか日程が合わなくて、調整を継続しているというところでございます。

 

●第4種踏切への対応について

(記者)

 第4種踏切について質問です。先週の知事会見で第4種踏切は原則廃止の方針というのを知事もおっしゃっていたんですけれども、昨日会合が開かれたということで、どんな協議が行われて、県として廃止に向けてどんな前進があったのか教えていただきたいです。

 

(知事)

 それではDX推進監の方から。

 

(DX推進監)

 まず、昨日の合同会議の概要ですけれども、国の方から3点の説明がされました。4月6日に発生しました上信電鉄の踏切事故の概要、そして踏切改良のための国庫補助事業の内容、そして、近年第3種・第4種踏切の死亡事故の概要、この説明がありました。これに対しまして、群馬県からは3点要望をさせていただきました。

 まず、関係者に対しましては、県としまして第4種踏切の廃止、もしくは第1種踏切への転換を行う方針。これを説明しまして、協力の依頼を行いました。

 2点目としまして、国に対しては、第4種踏切の手動遮断棒設置等の安全対策について、国庫補助金の創設を要望いたしました。

 3点目としましては、予算要望の時期、これが現在は1年に1回の要望のみとなっておりますので、この時期に対して柔軟性を持たせることを要望いたしました。以上です。

 

(記者)

 今の予算要望の時期というのは、大体何月とかというのは決まっているんですか。

 

(DX推進監)

 すいません、確認をしてまた改めて回答させていただきます。

 

※会見後の記者への回答

 例年、翌年度分の国への予算要望締め切りは4月中旬までと聞いています。現在、令和7年度分の予算要望に関する照会が国から各鉄道会社に来ていますが、締め切りは明日4月19日となっています。

 これから、第4種踏切対策について関係者間で調整を進めて行くため、踏切の改良(第1種踏切化)の合意が取れた時点であっても、国へ予算要望が行えるよう、要望時期に柔軟性を持たせるよう要望したところです。

 

(記者)

 高崎市は上信電鉄には負担を求めずに廃止や切り換えを行うという方針を決めたことを県としてはどうご覧になっていますか。

 

(知事)

 富岡市長らしいなと。ちょうど一昨日、例の未来構想フォーラムで、高崎市で市長と対談をしたので、その時に申し上げたんですけれども、さすがの決断の速さだと思います。みんなどこも、高崎市みたいな対応ができるわけじゃないんですが、これはこれで1つのきっかけになればいいなと思います。県としてできる後押しはしっかりやっていきたいと思っています。

 

(記者)

 今おっしゃったように、どこもこういった対策ができないこともあると思うんですが、県が支援をする仕組みづくりですとか、予算に計上するとか、そういったことは考えてらっしゃいますか。

 

(DX推進監)

 現時点で今後の方針なんですけれども、先週、知事の方から発言がありましたように、可能な限り第4種踏切を廃止し、もしくは警報機と遮断機のある第1種踏切への転換を進めていくという方針であります。県といたしましては、鉄道事業者、そして市町村と一緒になりまして、個々の踏切における課題、こちらを整理した上で最適な安全策を検討してまいります。いつまでに何をするかという大枠でのスケジュール、こちらを来週中に公表させていただく予定であります。

 

(記者)

 知事からも安全確保に向けての意気込みみたいなところを一言お願いします。

 

(知事)

 そうですね、やはり県としてできる限りのいろんな後押しをしていきたいと考えています。これ(踏切事故防止対策)は国と市町村、鉄道事業者が主体となりますが、この中でも県としてできる役割をしっかりやっていきたいと思います。全体としての目標は前回の会見で申し上げたとおりです。

 

●給湯器の点検商法について

(記者)

 群馬県内での昨年度の相談件数が109件という数字がありました。もう少し、例えば年齢別ですとか、具体的に教えていただければありがたいです。

 

(生活こども部長)

 本日フリップでお示ししたものが、2月21日までの数字で109件ということなんですけれども、速報を少し申し上げますと、そのあと3月末まででプラス18件ありまして、合計で127件となりました。全部で127件という数字はまだ速報なのですけれども、109件の内訳としますと、70歳以上が57.8%、また60歳以上が73.4%ということで高齢者に偏りがあるということです。それから県内各地域それぞれあるんですけれども、北毛で22件、西毛で39件、県央で44件、東毛がやや少なめで4件というような内訳になっております。

 

(記者)

 この(数値を)表示をしながら、知事や部長が先ほど事例を話してくださいましたけれども、それはすべて県内の、この相談の中であったものととらえてよろしいのでしょうか。

 

(生活こども部長)

 そうですね。はい。

 

●前橋市議会議員団との意見交換会について

(記者)

 午前中に県の方から情報提供いただいていた前橋市議会の議員団との意見交換会について、今回意見交換をした背景であったり、きっかけであったり、あるいはどういう意見交換ができたのかと、その辺りを知事に伺えればと思います。

 

(知事)

 先般、皆さんご存じのとおり、市長選挙で前橋市が新しい体制になりました。新しい市長が当選されたということで、会見でも何度も申し上げましたが、民意を受けて選ばれた市長、しかも初の女性市長にはぜひ頑張っていただきたいと思いますし、前橋市との連携は体制が変わっても、市長が代わっても、大事にしていきたいと思います。

 一方で、何度もここで申し上げているとおり、前市長の時代に群馬県が前橋市と時間をかけていろいろ協議をし、ともに進めてきたプロジェクトとか事業とか、あるいは構想については、これをやはり引き続きしっかりと前に進めたいと県としても考えております。前橋市政の主役はもちろん、一方は市長ですけれど、もう1つは市議会ですから、市議会は、たまたまですけれども、去年私が知事選挙に出るときに保守系の市議団の皆さんがグループを超えて知事を応援する会を作っていただいたということなので、今回、その会を中心に皆さんにお声をかけていただいて、最初の意見交換をやらせていただいたということです。全員参加ということで、19名の市議の方に来ていただいたのですが、こうしてこの定例の懇談みたいな感じで、これは続けたいと、正式に、県として前橋市議会とのこういう意見交換会を定期的にやりたいと思っています。

 2人の副知事にも出てもらいましたが、まずは群馬県側から、群馬県が前橋市と一緒に進めてきた、いろんな事業とかプロジェクトの現状、それから展望、そういうことについていろいろ話をさせていただいて、市議団の方からも、それぞれジャンルを分けていろんな質問ご意見をいただきました。それについて我々も丁寧に答えたということで、例えば、県立赤城公園の開発事業の問題とか、あるいは敷島公園の新しい水泳場の問題とか、あるいはトランジットモール構想とか、もう工事は始まったのでしょうか、例のフラワーパークリニューアルの件とか、こういうことについていろいろと市議の皆さんのご質問を受けて、こちらでお答えをしたということです。

 少なくとも、今県と市が連携して様々ないい事業が動いているということで、これはもう前橋市にとっては千載一遇のチャンスだったと。県都前橋市が良くなるということは群馬県全体が良くなるということなので、そういう認識はお互いにきちっと共有できているかなと思っています。

 ですから、これからもその都度、必要があれば意見交換会を開いて県の立場を直接市議会の方にお伝えをすると。保守系市議団の皆さん、特にやはり市議の皆さんは市民に一番近い立場にいるので、そこからいろんな意見を吸い上げて、我々の将来の事業にも生かしていきたいという趣旨です。

 

(記者)

 知事からも呼びかけをされたみたいなイメージでいいわけですかね。

 

(知事)

 はい。そもそも24年も国会議員をやっていたので、知事になって(政治家として)28年でしょう。もう古参の方々もみんな昔からよく存じ上げているんです。そんな中で、お互いこれから前橋市のこと、群馬県との連携のことについて少し不透明な部分があるという問題意識があったので、ぜひいろいろ意見交換をしましょうと。どうせやるならば、保守系の皆さんに集まっていただこうということで、知事の会でみんな集まったメンバーがいますという話で、声をかけたら全員来ていただいたということです。これは県にとってはとても意味のある仕組みだと思っています。

 

●国民スポーツ大会について

(記者)

 先日来、全国知事会長の村井宮城県知事が、国民スポーツ大会をめぐって、あり方について、例えば廃止も1つの考えとおっしゃったことを1つの契機に、各地の知事が国スポに対しての様々な意見を表明されているんですけれども、群馬県知事として、湯けむり国スポをご準備されていたり、来年の1月には伊香保でもスピードスケートを予定されていますけれども、まず知事としてのお考えを聞かせていただけたらと思います。

 

(知事)

 まず、全国知事会長でもある宮城県の村井知事が国スポについておっしゃったこと、これは私の感覚では、おそらく多くの知事が共有している感覚なんじゃないかと。別に正確に確かめたわけではないんですけれども、結構こういう感覚の知事は多いと思っていて、基本的には私は問題意識を共有しております。もちろん国スポについては、2029年にやるわけなんですけれども、もちろんスポーツの振興に繋がるような、県民に夢とエネルギーを与えるようなすばらしい大会にしたいと思いますが、やはり「コンパクトな国スポを目指す」、こういう原則はしっかりと掲げていきたいと思っています。

 もう国スポは第1回開催から80年経っているんです。群馬県のあかぎ国体もあったのですが、あの頃と今は全然状況が違います。同じような経済効果があるのかというと、それは少し違うと思いますし、その国スポに向けて、とにかく大きな施設を整備するみたいな時代でもないので。もう1回言いますが、そこはコンパクトな国スポを群馬県は作っていきたいと思います。村井知事の方からもお話がありましたけれども、特に多くの知事がおそらく同じような感覚を私は持っていると思うので、そういう意味で言うと群馬県の国スポは注目されていると思うんですよね。新しい時代に合った、コンパクトな国スポにしていきたいと思います。

 その中で、当然ですけれども、群馬県としてできる限り、いい成績を目指していきます。でも、それはもう前から言っているように、今までの慣例みたいな、例えば、主催県がその時だけ県外から優秀な人たちを集めてくるみたいなやり方はやりたくないです。つまり主催県のときだけ1位で、そのあとすぐ20位になるみたいな、こういうことはやめて欲しいということをしっかり担当部に言っていますし、県民にもご理解をいただけると思います。そういうことをやらないで、例えば、スーパーキッズプロジェクトをはじめ、特に優秀な子どもを発掘し、育成する仕組みとか、あるいは科学的なトレーニングの仕組みを導入したり、アスリートをしっかり育てていき、コンパクトな国スポの中で、本当に群馬県の歴史に残る、そして周りにもしっかり感動を与える、なおかつ、選手の競争力も上げられるような、こういう国スポを目指していきたいと思っています。

 それから、少しメモにもあるんですけれども、2025年に冬季大会スピードスケート、29年に本大会の開催を控えているということなんですけれども、2025年の冬季大会は、会見でもちょっと申し上げた覚えがあるんですが、スピードスケートの会場地が決まらない(という背景があって)、そもそもここ(群馬県)でやる計画があったわけじゃありません。これはスピードスケートの会場地が決まらない中で、日本スポーツ協会から緊急の要請があって、そして引き受けたというものです。こういう中で、大会のホームページを他県と共同で運営したり、会場についても、設備の改修を必要最小限に抑えるとか、ここでも事務とか経費のコンパクト化を進めています。村井宮城県知事の発言でも、「廃止も1つの考えである」とか、「今と同じやり方を3順目でもやるのか、立ちどまって考える必要がある」と、こういう発言があります。ちょっと廃止とは思っていないんですけど、こういう感覚は私も共有をしています。やはりこれから、しっかり都道府県知事会でも、今後の国スポのあり方についてしっかり議論と検討をして、存続の是非も含めて、開催方法等が、群馬県が目指しているみたいな、より時代に合った形に見直されるように知事会としても、ぜひ働きかけていただきたいと思いますし、私もこの問題は知事会で積極的に発言していきたいと思っています。

 

●県が過去に使用していたインターネットドメインの第三者による再使用問題について

(記者)

 ドメイン問題でお問い合わせをしたいと思います。群馬県が持っていた、「やんば旅ナビ」というドメインは今見ると資金調達業者のサイトになっていて、「Fashionable Gunma(ファッショナブル群馬)」というドメインは何か一時アラビア文字か何かが表示されていて、今朝見たら売り出し中みたいなことが書いてあったんですけれど、その他、コロナ自殺関係のサイトもオークションにかかっているということで、場合によっては悪徳業者が群馬県の権威付けを欲しがるみたいな話になる可能性もあると思います。インターネット上では、「年数千円ぐらいの維持費だから、維持し続けた方がいいのでは」みたいなコメントもあったのですけれども、県としてどうお考えでしょうか。

 

(知事)

 岡田DX推進監の方から。

 

(DX推進監)

 ドメインの管理維持費というのは年間数千円程度、高くても1万円程度と言われております。ただ一方で、それでは何年保持すれば再利用が防げるかというところが、なかなか確かなところが分からないという現状もございます。ですので、群馬県としましては国が定めたガイドライン、こちらに則りましてサイト閉鎖後に最低1年は保持をすること、そして、リンクを提供している関係者に対しては、そのリンクを削除いただくよう依頼をしております。また、今回定めたガイドラインとしては、新たに外部のサイト、こちらを開設する場合は群馬県のサブドメイン、「pref.gunma.jp」というのがドメインになるんですけども、その前に任意の文字列を加えたサブドメイン、こちらの方の利用を原則としております。

 とはいえ、今この現状、今後の状況を見ながら、この対策が有効であるかどうか、それを検証しつつ、同時にドメインの再利用についてもチェックを徹底してまいります。

 

(記者)

 今おっしゃった、サブドメインの利用を原則とするというのは、ここ最近のやり方なんですか。

 

(DX推進監)

 はい。こちらにつきましては、先月、全庁に通知をいたしました。

 

(記者)

 その方式だと売却しないということになるんですか。

 

(DX推進監)

 はい、そうです。売却できないです。

 

(記者)

 過去のものはサブドメイン方式ではなかったので、国の方1年保持という原則にのっとって、外部に販売していたけれども・・・

 

(DX推進監)

 販売していたのは県ではございません。

 

(記者)

 そこは少し勉強します。外に出る、オークションにかけられることにはなってしまったけど、今後はそういうサブドメインじゃない、新規の「Fashionable Gunma」のような、そういうアドレスのものは原則作らないということでしょうか。

 

(DX推進監)

 原則サブドメインの利用を行うことというのをルールとしております。

 

(記者)

 そのサブドメインじゃない過去のものが結構たくさんあるので、今後も同じようなことになるかもしれないということでしょうか。

 

(DX推進監)

 ドメインの仕組みとしまして、他者が登録していないものに関しては、任意の文字列で登録できるという仕組みがございますので、おっしゃるとおりに、今、サブドメインを使っていない外部サイトについては、県がサイトを閉鎖した後に1年以上ドメインを保持していたとしても、第三者が再利用するという可能性はございます。

 

(記者)

 知事、何かお考えありますでしょうか。

 

(知事)

 もう岡田DX推進監の言ったことに付け加えることはありません。私も今記者さんが言ったみたいに、ドメインの維持管理費用が年間数千円だという話でしたから、最初は持っていればよいのではと思ったのですけれど、先ほど岡田DX推進監がおっしゃったように、何年維持すれば再利用を防げるのかということは分からないので、やはり今言ったような方向性でやってくのがいいと思います。

 

●給湯器の点検商法について

(記者)

 給湯器の関係でお話を伺いたいんですけれども、法外な値段の契約とか相談というのがあったのですが、いくらぐらいのものがあったのか教えていただけますか。

 

(知事)

 生活こども部長、お願いします。

 

(生活こども部長)

 あまり具体的なところは個人が特定される恐れがあるので申し上げられないんですけれども、例えば、給湯器の交換で15から30万円台の事例が多いんですけれども、中には配管を交換する契約を含めて100万円を超える事例もございます。

 

(記者)

 100万円を超えるものがあったと。これは実際に支払ってしまった例ですかね、それとも契約をしたという段階でしょうか。

 

(生活こども部長)

 そこのところは少し個別具体的になってしまいますので。

 

(記者)

 そういう契約の例があったということですね。

 

(生活こども部長)

 はい。

 

●国民スポーツ大会について

(記者)

 先ほどの国スポの関係で、私も伺いたかったのですけれど、知事として、国スポの理想的なあり方として、例えば群馬県単独で開催するとか、あるいはいくつかの県で共同で開催するとか、あと期間に対しても何年ごとにやるとか、いろんな考え方があると思うんですけれど、現時点での理想のあり方のようなものがあればお聞かせいただけますか。

 

(知事)

 それはこれからいろんな議論をしていけばいいと思いますし、知事会でもいろんな議論が出ると思うんですが、群馬県がまず最初に「群馬モデル」として、新しい時代に合ったコンパクトな国スポというものをしっかり実現することが大事だと思います。

 もちろん群馬県の中でできる競技はしっかりやるし、そうじゃないものはコンパクトに、例えばシェアするとかですね。いろんな知恵を使って、コンパクトなものにしていけばいいのかなと思います。

 しかし、そこで考えなくてはいけないのは、各競技団体を育ててきた皆さん、本当に一生懸命頑張っておられるので、そのことを思えば当然国スポではいい成績を目指していくというのは、これは当然だと思うんです。ただ、そのやり方が今までみたいに莫大なお金をかけて、例えば施設を新設するとか、そういうやり方はもう時代に合っていないと思いますし、そこだけに絞って、とにかく主催県だから1位を取るために、ごっそり他県から人をかき集めてくるみたいなやり方は、やっぱりもう時代に合っていないと思います。

 まったくあかぎ国体の頃と同じ経済効果というのは期待できない中で、どういう発信をすればいいのか、どんな国スポがいいのかということを、大きな方針は今まで発信してきましたけれど、これからもよく皆さんとご相談しながら、群馬県でまず理想的な姿をつくれたらいいんじゃないかなと思います。

 もう1回言いますが、知事会で村井知事がこういう発言をしていただいたので、国スポのあり方についてはぜひ議論していただきたいと思いますし、私の方からもいろいろ問題提起をしていこうと思っています。

知事メッセージ

 それでは例によって、最後に知事の方から少し県民の皆さんにお話をさせていただきたいと思います。今最後にご質問がありました、その前にもあったと思いますが、国スポについてはですね、とにかくコンパクトな国スポを目指していきたいと思います。そして、時代に合ったコンパクトな国スポをやる中でも、もちろんスポーツの素晴らしさを伝えられるような、本当に皆さんの記憶に残るような国スポを、今までの常識にとらわれないやり方でぜひ実現をしていきたいと思っています。

 この件については、まだまだ国スポのPRが充分じゃないっていう方もいるんですけども、(群馬県開催の)決定はまだですが、そういうタイミングはありますけども、そういうものをしっかり見極めながら県民の皆さまにも周知をしていきたいと思います。ぜひ皆さんには、今群馬県が進めようとしている新しい形のコンパクトな国スポについてご理解をいただきたいと思いますし、ぜひ応援していただければと思います。

 ようやく春らしくなってまいりました。私は毎晩散歩をするのが趣味なんですけれども、今までは結構、3月になってからもダウン着たりとか、ウィンドブレーカー着たりして出ていたんですけど、最近はTシャツはちょっと大げさだけど、ちょっとトレーナーを着れば街を歩けるようになって、何となく人のにぎわいも出てきた感じでいい感じだなというふうに思っています。これからもしっかり群馬県を元気にしていきたいと思います。

 今日ちょうど会見の中でスポーツの話をさせていただきました。ちらっと言いましたが、今群馬県は非常にスポーツが盛んだというイメージが広がりつつあります。アマチュアスポーツで言えば、この間県民栄誉賞授与の決定をさせていただいた健大高崎が春のセンバツで初めて全国優勝を果たしたとかですね、あるいは今日ご報告しましたが、群馬グリーンウイングスが新しいプロリーグのSVリーグに参加できるようになったとか、今ダイヤモンドペガサスももちろん頑張っていますし、クレインサンダーズはトップのリーグで奮闘していると。今日はザスパ群馬の、ある意味で言うと井戸を掘った方のお話もしましたけども、ザスパ群馬も頑張っているということで、プロスポーツの面でも群馬県は結構頑張っています。サッカーも(前橋)育英強いですし、こういうイメージがすごく広がってきているっていうのは、群馬県にとっていいことだというふうに思っています。今日国スポの話題も出ましたが、みんながスポーツをしやすい、スポーツがとても盛んな群馬県を作るというのも山本県政の柱の1つとして頑張っていきたいと思います。これまでそれぞれの種目もそうですし、スポーツを盛り上げた皆さんの気持ちを大事にしながら、皆さんともよく力を合わせてですね、スポーツ大国群馬県、新しい何かスローガンとして掲げるほど大げさなことは言いませんが、本当にスポーツの盛んな群馬県をつくっていくために頑張っていきたいと思います。

 今日も記者の皆さんには少し長くなりましたが、最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。これにて今回の定例会見を終わりたいと思います。

 

 

( 以上で終了 )
文章中の()内については、メディアプロモーション課において加筆したものです。