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■日時 令和7年8月28日(木曜日)14時02分~14時57分
■会場 記者会見室
■出席者 県:知事、副知事ほか
記者:記者クラブ所属記者等17人
■記録作成 メディアプロモーション課(報道係)
20250828山本一太群馬県知事定例記者会見<外部リンク>
■知事冒頭発言
それでは、定例会見を始めたいと思います。今月に入ってから、ブログ等々にも書いたので皆さんご存知かもしれませんが、群馬県建設業協会全12支部をずっと行脚しながら、意見交換会を行ってまいりました。今週25日に全ての支部への訪問が終了したところです。この取り組みは、私が知事に就任してから、今回で3回目ということになります。全ての行程において、建設業協会の青柳会長がぴたりと同行していただきました。青柳会長には、お忙しい中時間を作っていただいて、この場を借りて御礼を申し上げたいと思います。その青柳さんの方からも、知事自らが建設業協会の県内の全支部を回っている都道府県というのは群馬県以外にはないとご評価をいただいています。意見交換会では、私から新たに策定した「ぐんま・県土整備プラン2025」、この中身とか、公共事業予算確保の考え方、それから、昨年各支部から、ほとんど同じ場所だったんですけれども、その伺った要望について、今の群馬県の考え方、これまでの対応等について説明をさせていただきました。加えて、全ての支部で、今回は、桐生市市庁舎建設を巡る入札妨害事件について言及をさせていただきました。この事件によって、公共事業そのものが悪であるかのような、ちょっとイメージが県民の皆さんの間にも広がっていると、そういう兆候があるんですけれども、ここであらためて言いますが、公共事業自体が悪いわけではありません。ほとんどの公共事業は、これはルールを守って頑張っている各地域の建設事業者の皆さんによって支えられているということは、あらためて、この会見を通じて、県民の皆さんにぜひ理解を求めたいと思っています。私の方からは、世の中の常識というのはどんどん時代とともに変わっていくと、有権者の目もどんどん厳しくなっていくという中で、特に12支部のそれぞれの支部に集まっていただいた建設事業者の皆さんを守るためにも、やっぱり協会としっかり協力して、この際、群馬県の地方政治の古い体質を見直して、あらためてコンプライアンスの徹底を図っていく必要があるということをしっかりとお伝えをさせていただきました。群馬県としては、建設業は地域に欠かすことができない重要な基幹産業の一つだと考えています。今後も、建設業協会の皆さんとの連携を重視しながら、群馬県の未来につながる社会資本整備というものを進めてまいりたいと考えております。
では、会見の中身に移りたいと思います。スライドをご覧ください。今日の会見の主な中身です。今日は、「官民共創スペース『NETSUGEN』の拡張」、あるいは「デジタルクリエイティブスクール・パイロット事業」、それから「湯けむりフォーラム2025特別ゲスト」が決定いたしましたので、発表させていただきたいと思っています。
まず、「NETSUGENの拡張」についてです。スライドをご覧ください。群馬県庁32階の「NETSUGEN」は、「新たなビジネスや地域づくりにチャレンジする人が集まり交流する場」として、令和2年12月にオープンしました。オープン以来、会員数、コワーキングスペース利用回数、セミナー回数、いずれも増加しております。また稼働率が非常に高く、コワーキングスペースが満席になることも珍しくない状態です。自治体が設置した官民共創スペースで、ここまで成功している施設は他にないと思います。一方で、会員の皆さんから、もっと座席数を増やしてくれないかとか、あるいはもうちょっと集中して打ち合わせができる個室が欲しいなど、多くの要望が寄せられておりました。こうした声を踏まえて、今、県庁の32階の北側エリアにあるNETSUGEN、ここに加えて、このNETSUGENを、31階の南側にも拡張することを決定させていただきました。現在のコワーキングスペースとして使用できる床面積が330平方メートルであるのに対し、拡張後は、32階と、今度整備する31階を合わせて約660平方メートルということで、倍の広さに拡張いたします。広くなるNETSUGENによって、官民共創を進め、さらなるイノベーションの創出に取り組んでいきたいと思っています。なお、この31階南側は、現在、「日本料理店・くろ松」が営業しているスペースとなります。昨日、「くろ松」からも発表があったと、私も新聞報道で読みましたが、県庁での営業は来年1月末で終了し、その後は前橋市の朝日町で新店舗を開店される予定だと伺っています。「くろ松」には、これまで、多くの県民に親しまれてきた場所だと認識をしております。長年にわたり、群馬県庁で営業していただいたことに対して、「くろ松」の関係者の皆様にあらためて感謝を申し上げたいと思います。それでは拡張の方向性についてご説明したいと思います。次のスライドをご覧ください。拡張後のNETSUGENは、会員の皆さまからのニーズを反映し、交流の促進と、誰にも気兼ねなく集中できる空間、これが共存するような場所にしたいと考えています。具体的にはコワーキングスペースの増設、それからWEB会議スペース、この新設を予定しております。コワーキングスペースは、利用者同士の交流を促進するオープンな空間として整備したいと思っています。また、WEB会議スペースでは、ニーズの高い会議室とか個室スペース、これを新たに設置して、静かな環境で集中した打ち合わせができるようにしたいと思います。こうした様々なニーズに対応できる新しい官民共創スペースとしてNETSUGENをさらに進化させていきたいと考えています。詳細が決まりましたら、あらためてこの記者会見等でお知らせをしていきたいと思います。群馬県としては、新たなNETSUGENが、より多くの人と企業がつながる拠点となって、官民共創による地域課題の解決がさらに進んでいくように、引き続き取り組んでまいります。
続いて、デジタルクリエイティブスクール・パイロット事業についてご報告をしたいと思います。群馬県ではデジタルクリエイティブ人材の育成を進めておりまして、現在、大学生、専門学校生、社会人などを対象としたデジタルクリエイティブスクール、これは仮称ですが、この構想検討を実施しております。この構想検討に生かすために、パイロット事業として、世界をリードする先進的な教育機関などと連携した講座、ワークショップを今、試行的に実施しております。まず先日、パイロット事業の第1弾として、ニューヨークフィルムアカデミーと連携した特別講座「フィルムメイキング・ワークショップin群馬」というものを開催いたしました。あらためてご報告をしたいと思います。スライドをご覧ください。この第1弾ですけれども、36名の県内外の方々に受講していただきました。受講者からは、「ハリウッドで活躍する講師の経験談が聞けた。これは日本ではなかなか得られない貴重な経験だった」とか、「チームのメンバーで試行錯誤しながら作品を完成させる。こういう過程に多くの学びがあった」等の意見をいただきました。私も講義の見学をしましたし、また、このニューヨークフィルムアカデミーのロサンゼルス校から派遣されてきた4人のクリエイターというか、講師の皆さんにお目にかかって、大変見識や人柄に感銘を受けたんですが、講義は、最新技術、ハリウッドのトレンド、こういうことを真剣に語っていただいて、私自身も大きな学びを得ることができたと思っています。もっと大勢の人に本当に見てもらえばよかったんじゃないかとメディアの方にも言われたんですけど、ニューヨークフィルムアカデミーってすごいところなんですね。自治体で、これだけ世界最先端のある意味エンタメの動きとか、フィルムの作り方みたいなことを教えてくれる講座はありません。群馬県しかないんですよね。こういうところにやっぱり知事の本気度を皆さん見ていただけると思うんですよね。アメリカに行った時にも随分なんか、知事は出張ばかりだと言われたんですが、アメリカに行って、ニューヨークフィルムアカデミーのロサンゼルス校、ちゃんと校長先生と会い、いわゆるその創設者と会い、これから群馬県として、世界最先端のエンタメを目指していくという中でいうと、ぜひ、いろんな形の共催、ワークショップを共催したいということで、ご理解を得られたんで、これができたと。いろいろ言われるんですけど、知事の出張で一応成果が出ていないものはないということは、ちょっとここでPRさせていただければと思います。今回の講師、受講者のご意見については、これからデジタルクリエイティブ構想をしっかりと本格化していく中で生かしていきたいと考えています。集まった方々の真剣さにも結構感動しました。これだけ本気にフィルムメーカーを目指している人たちがいるんだなということが分かりました。次のスライドをご覧ください。続いてこの度、第2弾として、「ロイヤルカレッジオブアート」と連携した特別講座を開催いたしますので、お知らせしたいと思います。ニューヨークフィルムアカデミー・ロサンゼルス校、これもう本当に映画の世界ではもう常に五本の指にあるトップスクールなんですけれども、このロイヤルカレッジオブアートというのは、実は知っている人は知っているすごいところなんですよね。1837年にロンドンで設立されたんですが、アート、デザインに関する芸術系大学院、この分野の世界大学ランキングってあるじゃないですか。いくつか、QSとかね、いくつかあるんですけれども、そういったメジャーの世界大学ランキングで、この分野では11年連続で世界第1位という、誰もが認めるスクールなんですよね。今2,500人以上の学生が建築、芸術、人文学、コミュニケーション、デザインを学んでおりまして、卒業生は多方面で活躍をしています。私が行った時も、ちょうど確かアカデミー賞受賞経験のあるアニメーターが来られていたんですけれども、映画でちょっと分かりやすいところで言うと、あのヒットメーカー、リドリー・スコットが卒業したのが、実はロイヤルカレッジオブアートです。この大学院についても、ニューヨークフィルムアカデミーと同様、昨年11月のトップ外交で培った人脈、校長先生に会えなかったんですけど、副学長に会って、いろいろ群馬県のプロジェクトを熱く語って、じゃあちょっと1回講座をやってみようかみたいになって、この講座の開催が決まりました。ワークショップの名称は、「ロイヤルカレッジオブアート特別講座 デザイン・シンキング・フォー・フューチャー・イノベーション」です。いいでしょう、「デザイン・シンキング・フォー・フューチャー・イノベーション」ですからね。このイノベーションの核心に迫る3日間の講座となります。開催期間は11月26日水曜日から28日金曜日までで、会場はGメッセ群馬とさせていただきたいと思います。定員は25名で、参加費は無料です。参加対象者は21歳以上で、社会人の場合は大学卒業または実務経験が3年以上、学生の場合は大学3年生以上とさせていただきます。アート、エンタメ、文系、理系、こういった分野を問わずに、学習意欲があって、イノベーションによって新しい付加価値を生み出そうとする熱意のある方々を募集したいと思います。また、群馬県外からの参加も可能とさせていただきます。このワークショップでは、複雑な社会課題を解決し、新たな価値を生み出すアプローチとして活用されるデザイン思考、昔なんか芸大の大学生はほとんど就職先がなかったらしいんですけど、最近すごいあっちこっちから引っ張りだこで、いろんな多摩美(多摩美術大学)とかムサビ(武蔵野美術大学)もそうらしいんですけれども、結構主要な企業で活躍している方々も増えてきているんで、デザインというのは、やっぱりこれからの社会を考える上の、皆さんよくご存知だと思うんですけど、大きな鍵なんですよね。このワークショップでは、先ほど言った複雑な社会課題を解決し、新しい価値を生み出すアプローチとして活用されるこのデザイン思考、これを学ぶことができるということですね。もう1回申し上げました。このワークショップは、そのデザイン思考の基礎、実践的な演習、それからグループワークから構成されています。募集は9月1日月曜日から開始予定です。応募締め切りは10月10日の金曜日とさせていただきます。詳細はスライド記載のQRコードから群馬県ホームページをご覧の上、ご応募いただきたいと思います。何度も言いますが、こういう取り組みが実際に実現していくということが、知事のトップ外交の大きな成果の一つだと考えています。群馬県にしかない、群馬県でしかできない講座、そもそも県議会の了解でイギリスにもアメリカにも行かせていただいたし、いわゆる群馬県が創設を目指している(デジタル)クリエイティブスクールの調査費もちゃんと県議会で認めていただいたと。普通、県議会、なかなかこういう予算を認めてくれない中でいうと、おかげさまでこういうことが次々に起こっているということで、群馬県しかないことなので、ぜひ熱意のある方の応募をお待ちしております。何度も言いますが、さっきのニューヨークフィルムアカデミー・ロサンゼルス校のクリエイターによるいろんな講座とともに、群馬県でしかこれは起こりえない、群馬県でしか受けられない講座なんで、ぜひ皆さんに来ていただいて、まさにデザインシンキングの神髄を学んでいただくと同時に、もう1回言いますが、知事の本気度を感じ取っていただきたい。群馬県の目指す、群馬県の野望が本当に本物なんだということを感じ取って帰っていただければ嬉しいし、ぜひこれはまたメディアの皆さんにも視察する機会があれば、ぜひ来ていただいて、ぜひ見学していただければなと思っています。
続けて、「湯けむりフォーラム2025特別ゲスト決定」についてです。はい、ということで、「湯けむりフォーラム2025」の特別ゲストが決定いたしました。12月13日の土曜日と14日の日曜日の2日間、草津温泉で「湯けむりフォーラム2025」を開催いたします。このフォーラムに出演いただく特別ゲスト、ここ(パネル)に書かれています。今年の特別ゲストは、南カリフォルニア大学映画芸術学部・副学部長のリピット水田堯さん、日系の方なんですが、そして東宝株式会社の代表取締役社長・社長執行役員の松岡宏泰氏と、こういうことになりました。まず、リピット教授には、初日に特別講演をしていただくことになります。講演では、知事とのトークタイムも予定しております。リピットさんは世界の映画界で活躍する人材を数多く輩出している、アメリカの名門・南カリフォルニア大学で教鞭を今とっている映画研究の第一人者です。南カリフォルニア大学の映画(芸術)学部というのは、ジョージ・ルーカスが卒業していっぱい寄付をしているので有名なんですけど、スピルバーグが2回落ちたというところで、そもそも2%ぐらいしか入れないところなんですが、ここからすごい人たちが次々輩出されているってことなんですよね。このリピットさんってすごい人なんですよ。しかも日系の方で、日本に対して非常に知識もあったり思い入れがあったりして、こういう人が南カリフォルニア大学で副学部長をやっているということは大変な日本にとっては財産だと思っています。リピットさんの豊富な見識から、クリエイティブが持つ無限の可能性についてお話をうかがえることを、大変楽しみにしています。続いて、東宝の松岡社長とは、2日目にトークセッションを行います。もう皆さん、ご紹介の必要もないと思いますが、松岡社長は、日本を代表するエンターテインメント企業である東宝、まさに今、御三家の中でもトップを走り続けている東宝の社長として、日本の文化と映像産業を率いてこられた方です。松岡社長とは、これからの日本が目指すべき文化政策、コンテンツ産業の未来像について、率直かつ熱量のある議論を交わしたいと考えています。このほかのプログラムも、前回よりも充実した中身となるように準備を進めております。詳細は、今後発表していきますので、ぜひ皆さん、ご注目いただきたいと思います。もう一度申し上げますが、なかなか地方自治体のフォーラムに来ていただくような方々じゃないんですよね。これも、本当に群馬県がデジタルクリエイティブの拠点を目指している、産業の創設を目指しているということの、ある意味覚悟の印みたいな、熱意の証明みたいな感じで。今もう東宝株式会社、ずっとトップを走っているんですけれども、「国宝」も邦画としては久しぶりに、実写の邦画としては100億円をもう突破したということですし、もう当然、東宝のアニメも次々大ヒットして、「鬼滅の刃」、猗窩座(あかざ)が出てくるやつですが、これも大変な勢いですし、またこれ三部作ですから、さらにヒットが続いていくということで、コナンも相変わらず100億円超えていますんで、松岡社長、わざわざ草津まで来ていただくということについては、群馬県のやっぱり本気、今、いろんなところからロケを誘致して、とにかく映画産業、いわゆる映像産業の拠点を目指しているという、本気度がしっかり伝わっているという証左でもあるかなと思っています。次々また、いろんなこの「湯けむりフォーラム」の詳細が決まり次第、いろいろ皆さんにお伝えしていきたいと思うんですけれども、記者の皆さんも年末いろいろ忙しいと思いますが、お時間があれば、温泉旅行とか言ったら失礼ですよね、皆さん忙しいのに、も兼ねて、草津温泉にぜひ「湯けむりフォーラム」を見に行っていただけたら大変幸いでございます。
続いて、「群馬県自殺予防月間」についてご説明をしたいと思います。自殺予防月間で行う取り組みを説明する前に、まずは群馬県の自殺者数について、ご報告したいと思います。スライドをご覧ください。こちらのグラフは、群馬県に住所のある方の自殺者数の推移を示したものです。平成15年の562人をピークに、平成29年には332人まで減少したんですけれども、平成30年からこう、横ばいの状態が続いています。令和6年には、338人の尊い命が自殺によって失われたということです。また、人口10万人当たりの自殺者数を見ると、平成12年以降は、一貫して全国平均を上回っているというのは分かっていただけると思います。このことは知事として、人口10万人当たりの自殺者数、これはこういう流れになっている、なかなかここが下がっていないということは、知事として大変重く受け止めなければいけないと思っています。自殺は皆さんご存じのとおり、一つの要因で起こるわけではありません。いろんな複数の要因が重なって追い込まれた末に起こると言われておりまして、なかなか、なんで増加したのかという要因を特定するのは難しいと言われています。群馬県では特に自殺者が多い中高年男性のほか、若年層や女性など、それぞれの世代に応じた支援策を実施しております。まもなく8月が終わって、新学期が始まります。この時期は夏の疲れが心身に影響しやすくて、また学校や職場環境の変化なども重なって、特に心理的な負担が高まりやすいと言われています。群馬県では、この時期における県民の皆さんの不安にしっかりと寄り添うために、毎年9月を「群馬県自殺予防月間」と定めて、取り組みを強化して実施いたします。次のスライドをご覧ください。まず、群馬県として初めて、通常は平日に開設している「こころの健康相談統一ダイヤル」を、9月は土日祝日にも拡充して、毎日9時から22時まで開設いたします。また、SNS相談「こころのオンライン相談@ぐんま」も、引き続き毎日19時から24時まで開設しております。自殺を防ぐために大切なのは、不安や悩みを一人で抱え込まず、誰かに相談することです。どうか一人で抱え込まず、このような相談窓口とか、身近な信頼できる人に相談していただきたいと思います。次のスライドをご覧ください。次に、群馬弁護士会と共催で「暮らしとこころの相談会」というものを、9月17日の水曜日に群馬県庁の昭和庁舎で開催します。参加は無料ですけれども、事前予約が必要となっています。相談会では、弁護士や保健師などの専門職の方が様々な相談に対応いたします。借金や家庭内トラブルなど、今の暮らしにお困りの方はぜひご相談いただきたいと思います。また、9月中は「自殺を減らすために、人は、社会はどう変わるべきか」をテーマとしたオンライン講演会を群馬県の公式YouTubeチャンネル「tsulunos」で、配信する予定です。講師はエッセイ漫画家の歌川たいじさんです。歌川さんは幼少時に虐待を受けた経験があって、かつてご自身も「死にたい」という気持ちを抱えておられたと伺っています。そうした経験の中で、自身の気持ちがどのように変化したかや、社会に求めることなどをご講演いただきたいと思っています。ご視聴には事前に申し込みが必要となります。相談会と講演会の詳細は、スライド記載のQRコードから、ぜひご覧いただきたいと思います。
最後に、知事から県民の皆さまへ大切なお願いがあります。次のスライドをご覧ください。皆さんにとって大切な人を守るためにできることがあると、このことを知っていただきたいと思っています。人は、つらい気持ちを抱えた時に、その思いを誰かにしっかり聴いてもらうだけでも、気持ちが軽くなることがあります。「生きているのがつらい」とか、「消えてしまいたい」とか、強く思い詰めている方が、皆さまの身近にもいるかもしれません。もし、周りにいつもと違う様子の方がいたら、どうか勇気を出して声をかけて、話を聴いてあげてください。心の病気や経済的な問題などを抱えているようであれば、ぜひ医療機関とか公的な機関への相談を勧めていただきたいと思います。そして、温かく寄り添いながら、見守っていただきたいと思います。「誰も自殺に追い込まれることのない社会」の実現に向けて、皆さんのご協力をお願いしたいと思います。
私からは以上です。ここから皆さんのご質問を受けたいと思います。今日ちょっと東京でまた、いろいろ会合があるので、3時に終わらせなければいけないということで、30分で切り上げるということをちょっと事前に申し上げて、皆さんのご質問をお受けしたいと思います。
●NETSUGENの拡張について
(記者)
まずはNETSUGENについてです。私も普段取材していても、NETSUGENで知り合ったとか、NETSUGENをきっかけに(事業を)始めましたみたいなのを、ここ1年でよく聞くようになって、なるほど拡張もあるなというふうに実感していますが、知事のNETSUGENの手応えであったり、今後への展望をあらためて教えていただければと思います。
(知事)
NETSUGENは、やっぱり他ではなかなか見られない、画期的な官民共創スペースだと思っています。一番の特徴は自走できそうな感じで、普通こうやって自治体が運営している官民共創スペースというのは、やはりなかなか県のサポートがないとできないんですけど、NETSUGENは半分ぐらいまで自走できるようになってきて、ここはやっぱり広げることによって、ある意味、県のサポートを離れて運営できるかもしれないという、たぶん画期的だと思うんですよ。そういう意味では、非常に期待をしていますし、特に会員の横の交流で、いろんなものが生まれているというのが大変素晴らしいと思います。せっかく担当が熱意を持ってやってくれているんで、間々田さんから。
(DX推進監)
先ほど知事からも説明がありましたが、NETSUGENは令和2年の12月に開設しまして、ちょうど4年半ぐらい経つところですけれども、会員が大分増えてきまして、会員同士のつながりというのは大分強くなり、その中で、NETSUGENの評判というか、ここに行くと面白いことができる、そういったような対応がだんだん広がり、現在の状況になっております。昨日、会員数や会費収入とか、そういったことをお話しさせていただきましたが、本当に自走は夢ではないのかなというところなので、他の自治体でも同じような施設を作ろうということで、施設の視察にもたくさん来ています。自信を持って説明できると思っております。
(知事)
結構いろんなところから視察が来ていたりとか、いろんな問い合わせが入っているらしいので、とても心強く思っています。
●県立高校のいじめ事案について
(記者)
2023年度、県立高校でいじめの重大事態が発生したとして、県教委が昨日第三者委員会に調査を諮問したんですけれども、現時点における知事の受け止めがもしあれば教えていただきたいと思います。
(知事)
これは担当の方からまず説明を。
(教育委員会総務課長)
いじめの防止につきましては、日頃から学校ですとか、教育委員会の中で、様々な取り組みを行ってきているんですけれども、そういった中で、今回重大事態が発生してしまったことにつきましては、誠に残念に思っております。また昨日、いじめの第三者委員会の方に諮問させていただいたところなんですけれども、こちらはそれぞれ高い専門的知識をお持ちの委員の方で構成されておりますので、公平性、中立性を確保しながら、的確に調査していただけるものと思っております。
(知事)
今もちょっと課長から話がありましたけれども、結構、県立学校はこの問題を一生懸命やっていると聞いていたので、今回、こういう重大事態が発生してしまったことは極めて残念に思っています。群馬県いじめ問題等対策委員会というものがあるんですけど、ここでしっかり公平性とか中立性を確保しながら、慎重にかつ丁寧に調査をしてもらって、しっかり原因究明をして、その都度しっかり対策を講じていくということしかないかなと思っています。
●知事の服装について
(記者)
おしまいになりますが、ちょっと今日、白ジャケットでの登場ということで、普段と少し印象が違うなと思ったんですけど、込めた思いとか・・・
(知事)
いろいろ全体の日程を見て、たまにはこういう感じで少し気分も変えないといけないんで。全体の日程を見て、今日はちょっと白ジャケットの方がいいかなと判断いたしました。
●知事のトップ外交について
(記者)
まずブログに先日示されていた、来年2月のインド出張で何か決まっていることがあれば教えていただければと思います。
(知事)
インド出張ってちょっと書いちゃったんですけど、まだ決まっているわけじゃないんです。一応、何度かちょっと言及した覚えがあるんですけど、まだ正式に決まっていません。ただ、インドはかなり有力な候補かなと思っています。それは例えば、今度、外に出張するときには、当然県内の企業の皆さん、それから群銀の頭取にもお願いして、これは経済ミッションも一緒に行こうと思っているんで、やっぱりインドに対する関心がすごく高いんですよね。これは、できればインドに行きたいなと思っていまして、ちょっと正式決定はしていないんですけど、インドに行くということになると、いくつか予防注射が必要なので。しかも、ベトナムに行く前にもベトナムで流行っているものもあったりして、そこも含めて、予防注射をしなければいけないということだったので、ついでにインドに行く場合でもどこに行く場合でも必要なA型肝炎の予防注射だけやってきたということで、まだ決まっていません。ただ、今のところ、インドが非常に有力だということは間違いないです。
●渋川市長選挙について
(記者)
渋川市長選が告示されまして、過日、星名候補の決起大会にも行かれたようですけれども、今の情勢の体感をお聞かせください。
(知事)
これはちょっとよく分かりませんが、少なくとも私は、ここで星名前県議を応援すると明言いたしましたし、そういう意味で言うと、先般の決起大会、1回だけと言うから、出陣式と言いながら決起大会だったんでしょうけれども、そこに行って、一応、応援演説をさせていただきました。会場は超満員で非常に盛り上がっている感じがしたのと、あと星名候補がお話をされた、人生で二度、途方に暮れたという話はとても心に響いて、やっぱり本当につらいときに地域の皆さんにお世話になったと、その恩返しをしたいという言葉は本当に心の中から出たのかなと思っています。他方、相手候補の悪口は、いつものとおり一切言いませんでした。その相手の副市長、彼女には彼女のやっぱり志があって、応援している方々も大勢おられるということなので、そこはもう一切、批判をしたり、これからするつもりもありませんが、しっかりと2人の候補者が堂々と政策を戦わせて、市民の審判を仰げばいいんじゃないかなと思っています。
●政治資金規正法違反の疑いで県内企業が刑事告発されたことについて
(記者)
またお話が変わりますが、関東建設工業と同社の社長は、2023年に複数の自民党支部などに対して、年間上限額を超える寄付をしたとして、政治資金規正法違反容疑で刑事告発されました。そして、グンエイに対しても、本日、同じような容疑で告発されたということです。受け止めをお願いします。
(知事)
よくこういうところに出てくる方がなさったんですよね、あの方が。でも、これはどういうふうになるか分かりませんけど、やっぱりこうやって告発されて、それがまたメディアに出るたびに、非常に嫌な気持ちになりますよね、群馬県知事としては。やっぱり群馬県で起こった事件がこうやって報道されて、またさらにイメージが悪化していくみたいな流れになっていることは非常に懸念しているというか、やっぱり嫌だなと思っています。この告発はどう対応するのかというのは、当然、警察とかそこら辺がしっかりと判断していただくということなんだと思いますが、とにかく何度も言っているように、この話は終わっていないと思っているので、これで何か全部おしまいみたいにはならないと私は思っているんですね。
それはここでもちょっと申し上げましたが、県議が逮捕された、業者が逮捕されたみたいなことが起こるのか分かりませんけど、やっぱりこれだけいろんなことが続いているというところからすると、群馬県のというか、地方政治の利権体質みたいなものは、どこかできっといろいろ世の中から叩かれるんじゃないかなということを少し心配しています。だからこそ、この間、建設業協会12支部でも全部言ってきたんですが、やっぱりこれをある意味チャンスとして、今までの古い政治文化をしっかり変えていくと。まさに群馬県から地方政治をしっかり変えていくと。それは行政も襟を正さなければいけないし、県議会もそうだと思うんですよね。だからそういう機会にすればいいんじゃないかなと思っています。ただ、こうやって次々に報道が出るというのを見るたびに、あっちこっちで飛び火するんじゃないかとか、まだまだ終わっていないんじゃないかと思って、ちょっと陰鬱な気分になっております。
●自民党の総裁選について
(記者)
最後にですね、各社の世論調査で石破茂首相が辞める必要はないとの声が大きくなっているようです。こうした中で自民党の総裁選について、要求議員名を公表する流れになりました。今後、総裁選がどのような流れになるのか、知事のご所見をお伺いできればと思います。
(知事)
これは本当に記者さんじゃないと聞いてくれない問題だと思うんですけど、これもちょっと気を付けながら、少し私の感覚を申し上げたいと思うんですよね。私の考えは、ここでも以前言ったように、ちょっと複雑な気持ちがあって、一方では、石破総理が非常に群馬県に対して、極めて配慮していただいて、この間も来ていただいたり、前橋のまちづくりを見てもらえて、TUMOも見ていただいたりしているし、とにかく赤澤大臣も毎回時間を取っていただいて、群馬県の要望に耳を傾けていただいているし、そういう意味で言うと、私は、石破さんはいろんな意味で関税交渉も含めて頑張っておられると思っているので、できれば1日も長く石破さんに続けてほしいなと、頑張ってほしいなというのが一つの気持ちです。
反面、やっぱりその1人の政治家として見ると、衆議院選挙と参議院選挙で過半数を失った、目標に届かなかったということを考えると、普通の感覚でいくと、自民党の大多数の議員は、このまま石破総理が続けられるということについては、なかなか納得できないんじゃないかなという肌感覚というのがあるんですよね。だから、その両方で揺れ動いているんですが、これも本当に気を付けないといけないんですが、本当に思ったことを言うと、知事として最も望んでいるのは中央政治が安定していることですよね。だから、石破総理には何とか参議院選挙でしっかり目標を達成していただいて、踏ん張っていただいて、さらに自民党にも国民への信頼を取り戻してもらって、しっかり政治を安定させてもらうというのがベストなシナリオだったと思うんですけれども、いろんな流れを見ていくと、分からないんですが、24年間自民党にいた感覚からいくと、分裂するんじゃないかなということで、ちょっと心配しているんですよね。それはなぜかというと、これは短く説明しないと、時間が過ぎちゃうので気を付けて言いますが、まずここから、たぶん8月末に予定していた例の参議院の総括が9月の初めぐらいまでにずれましたよね。さらに、今度は前倒しを求める人たちは実名を出さなければいけないということになりましたよね。これは別に私の感覚からすると、普通だと思うんですよね。実名出したくないなんていうこと自体がもう政治家として間違っているんで。それは前倒しが必要だと思う人たちは堂々と手を挙げて、名前を明らかにして、それを求めればいいとは思うんですけれども。石破総理がここまで続投の意思を示しておられる中で、例えば前倒しが実現したとしますよね。総裁選挙が行われたというときだと、石破総理は自民党を離党するんじゃないかなという感じがしますよね。だって、これだけ総理としてやりたいという中で、党の大勢が前倒しを求めるという感じで、これで総裁選に行くということになったら、もしかすると残っていて何の意味があるのかって思われるかもしれないし、あるいは石破さんを支えている方々もある意味、自民党にいてもあんまり意味がないと思って、小分裂をする可能性があるんじゃないかなということをちょっと恐れています。逆のシナリオで、このまま、例えば外交日程が非常に詰まっているとか、あるいは氏名を公表しなければいけないみたいな話で、少しプレッシャーがかかって、その前倒し派の勢いがそがれて、例えば、この前倒しがなくなったとしますよね。その場合でも、やっぱり私が24年間やってきた国会議員、自民党議員の心理からすると、その場合、前倒し総裁選挙がないということで、石破総理が続けることについて、大多数の人たちはたぶん納得しないと思うんですよね。そうすると、もしかすると、かなり大勢の方々が今の自民党から出て、新しい会派を作るとか、党を作るとか、そういうことすらあり得るんじゃないかと。しかもですね、この間、ある閣僚経験者と電話で話をしたときに、今回の総裁選挙というのは、非常に今までと違う不思議な動きがあると思うのは、前倒しになった場合に、総裁選挙に出ようと思っている人たちがいるわけですよね。あるいは周りが出したいと思っているのかあれなんですけど。例えば林官房長官、同期の政策オールマイティの芳正氏とかですね、あるいは高市早苗さんとか、小泉進次郎農相とか、私が結構推しているコバホーク(小林鷹之氏)とか、みんなたぶん出ようと思っているんだと思うんですけど、こういう方々が総裁選挙の前倒しに向けて動いているんでしょうけど、他の会派といろんな調整をしていると。例えば国民民主党とか維新とか分かんないですけど、立憲とか。つまり、総裁に選ばれたとしても、とにかく過半数ないので、どう考えてもその政局を回していく、政権を運営していくという場合には、他の勢力と結ばなければいけないから、その前倒しに向けたいろんな準備の中で、各候補者がそういう他の勢力と、どうやって調整していくかみたいなことも、おそらく水面下で調整が行われているみたいなことを言っていたので、こういうのって今までなかったねとおっしゃっていたから、きっとそれは事実なのかなと思うんですよね。だから、とにかく政治が安定してほしいと思うんですが、何かこのままいくと、自民党が小分裂か、あるいは大きく割れるみたいなこともあり得るんじゃないかというのをちょっと心配しています。
これは起こらないシナリオ、起こるかもしれないけど、一つのシナリオとして考えられるのは、鈴木宗男さんがおっしゃった「国民に信を問う」ということですよね。石破総理はお付き合いしている中でも、慎重な方なので、そういうことはなさらないかなと思うんですけど、小泉さんだったら絶対やりますよね。小泉さんだったら絶対解散しますよね。郵政民営化の解散のときに、まさにど真ん中で小泉総理のことを見ていたんですけど、普通で考えたら、絶対に勝てない衆議院選挙なんですよ。そもそも、衆議院選挙、郵政民営化のためにやったわけでしょう。郵政民営化に反対する自民党の議員がいて、そしてちゃんと現職の議員として、しっかりとした組織も持っているというところに、民主党もいるのに、そこにあえて新しい人をぶつけたら、普通保守の票が割れて負けるんですよね。そのとき、官邸に小泉総理を訪ねたときに、「郵政民営化」とか言っていて、「必ず立てるぞ」って言うから、総理に、小泉改革を応援していたんで、「総理、でもやっぱり古参っていうか、結構、地盤の安定した人も郵政民営化に反対している選挙区があって、そこに民主党もいて、そこに新しい人を立てても勝てないんじゃないでしょうか、大丈夫なんでしょうか」って言ったら、「絶対に勝つ。見てろよ、必ず勝つよ」という感じで、よく理屈も分かんないんだけど、でも、そのとき本当に思ったんだけど、もう普通で考えたら勝てないでしょう、普通。保守の票が割れるっていうか、だけど全部勝ったんですよね、そういうところ。その時に思ったんだけど、実は小泉さんが真っ赤なカーテンをバックに郵政民営化の話をして、日本の総理大臣でああいう形で記者会見をやって、死んでもやると、何があろうとやると、これが日本の国益なんだっていうことでもう狂気のような信念で、赤いカーテンのところで、小泉さんが発信したら、翌日から世論がガラッと変わって、ちょうどその頃横浜で戦っていた菅の兄貴から電話がかかってきて、しびれるような反応だと。それから、東京の某衆議院議員からも電話がかかってきて、「一太さん、今日、小泉さんの記者会見の後にパンフ配ったら、ものすごい反応だ」と。やっぱり国民は、ある意味でいうと、狂気の信念みたいな、もう命を失っても、断固やるみたいなことに、結構心動かされたんですよね。だから分かりません、とにかくちゃんと自民党が、国民の信頼を立て直して、しっかり政権を安定させていただくことがベストだと思うんだけど、石破さんが本当にここで選挙に打って出る。普通あり得ないじゃないですか、常識人なら。それが小泉さんのように、もう何があろうとやるみたいになってくると、これが意外とまた国民に響いたりするかもしれないんで。あんまり言うと、衆議院の仲間が心配するから。結構、記者会見見ているので、若手議員とか。ブログもみんな見ているから、気を付けているんですけど。こんなこと言ってあれなんですけど、石破さんが解散するっていう可能性はゼロではないのかなと思いつつ、ちょっと心配しています。どっちのケースになっても、自民党が小分裂か、大きな分裂を起こすとか、あるいは石破さんがとにかく、もう1回総選挙に打って出るみたいなことをしても、いずれにせよ、おそらく政治の枠組みというのは大きく変わるので、もしかすると、いろんな人が言っているように、自民党の一強の時代というのがやっぱり時代の流れとして終わってきていて、多党化じゃないけど、そういうヨーロッパみたいな動きになっているのかなという感じもしながら、見ております。
余分なことを言ったので、その部分だけ切り取られるとやばいなと思いつつ、つい記者さんに聞かれたんで、政治家としての見方です。知事としては、もう1回言いますが、石破さんに1日も長くいてほしいという気持ちがすごく強いし、頑張ってほしいです。頑張っておられると思います。同時にもう1回言いますが、やっぱり選挙至上主義者だから、なかなか2つの国政選挙に負けてそのまま(というのは)、多くの自民党議員がなかなか納得しないんじゃないかなと思う気持ちもあって、やっぱり前倒しになるのかなと思いながら拝見をしているということですね。
●NETSUGENの拡張について
(記者)
NETSUGENの関係ですが、会員数が増えて手狭になってきたというところで拡張されるというお話を伺いました。会員にとっては便利になると思うんですけれども、その一方で、今日お話にあったとおり、県庁の中で「くろ松」は非常に長く営業されていて、県民の方にも親しまれている上、観光客も訪れていたというような場所でした。住民、一般のユーザーにとってはちょっと不便になるのかなというところもありますが、知事のそのお考えをお聞かせください。
(知事)
今、本当に記者さんがおっしゃったように、「くろ松」がこの県庁ができた時にここに入っていただいたという、いろんな経緯もあるんだと思うし、しっかり営業していただいたと、県民にも親しまれた場所だということなので、それについては大変感謝をしております。ただ、知事としてやるべきことは、全体の流れを見て、メリット、デメリットも含めて、全体の流れを見て、何が最も県民のためになるか、どうすれば群馬県の活力につながるかということを総合的に判断した結果、我々の考えを伝えて、「くろ松」には「くろ松」の思いもあったんですけれども、ご了解いただいたということだと思っています。今日も申し上げたとおり、「くろ松」が頑張っていただいたということは、もちろん感謝をしております。その上で、メリット、デメリット全体を見ながら、知事がこちらの方が多くの県民にとってベターだという決断を下したということです。
(記者)
メリット、デメリットということですけれども、デメリットって何かあったんですか。
(知事)
デメリットっていう言い方はよくなかったかもしれませんけど、やっぱりNETSUGENを拡張するっていうことのメリットがすごく大きかったということです。
(記者)
飲食店が2店入っていますけれども、2つの店舗に対して交渉せずに、1店に絞って交渉されたというのはどのような理由でしょうか。
(知事)
それは総合的な判断です。今の状況とかも含めて、例えばNETSUGENを拡張するときに、どういう形の拡張があるかとか、必要なスペースとか、そういうことを全部総合的に判断した結果、「くろ松」と交渉したということです。
(記者)
県庁の周りには、飲食店がそんなに多くなくて、不便になることが多いんですけれども、洋食ばかりだなということをちょっと感じるんですが、日本料理(店)が撤退して、何か他の店に入ってもらうとか、何かお考えはないんでしょうか。
(知事)
今のところはありません。まずはとにかくちゃんとNETSUGENをしっかりと今拡張することが群馬県のためになると思っています。県庁の周りって言いますけど、前橋はいっぱいいいお店がありますので大丈夫だと思います。
(知事)
それでは「Newさんのひとこと」にしたいと思いますけど、Newさんのやつ(パネル)持ってこないといつも。Newさんのパネルない?
(大塚副知事)
捨てられてしまったみたいです。
(知事)
え、捨てたの。まだあるって。次からはちゃんと持ってきてください。はい、それでは皆さん、「Newさんのひとこと」です。
(大塚副知事)
先週の金曜日に、これも取材に来てくださった方が多くて、本当にありがとうございました。群馬県で「新・総合計画」というのを作っていまして、前回作ったのが2020年ですので、5年前の年末になりますが、これコロナ禍で作られたもので、これを見直そうということで検討を始めました。懇談会というものを先週第1回開きまして、別途案内させていただいているように、県内外の12人の方、この時は1人だけご都合がつかなくて、11人の方がいらっしゃったんですが、本当に県内外、あるいはもう国際的に名前が知られていて、各界でご活躍の方々に集まっていただいて、本当にたっぷりお話を聞かせていただきました。まだ初回の議論が始まったところですので、私から細かい内容というのはここではご紹介しないんですが、何より感じましたのは、この方々は今回初めてではなくて、長さはそれぞれ異なるんですけれども、こういった検討に関わってくださった方々で、先ほどのそれぞれの分野でのご活躍というのもあるんですが、群馬県、県外の方も含めて、この群馬県の取り組み、群馬県に対する本当に熱い思いというのを感じさせていただいた時間でありました。先ほど申し上げたように、具体的なことは申し上げないんですが、いただいたコメント、本当に多岐にわたるものでありましたけど、本当にそのとおりだなと感じたものの中に、何かを進めていく、一定の例えばプロダクトを売り出すとか、何か社会のためになる取り組みを進めていくにあたって、一定のストーリーを持って進めていくというのが、人を巻き込む上で非常に重要だというようなご発言をしてくださった方がいました。それに通じる発言をしてくださった方が実は他にもいらっしゃったんですが、群馬県として今この総合計画を見直そうとしているわけですけれども、ぜひこの総合計画というのが、この県の取り組みの一つの大きなストーリーをまとめたものとして出来上がっていくということだと思っていますので、引き続きこのプロセスを大切にして、先々、これから先、2040年を見据えてビジョンをあらためて検討し、それから具体的な姿として打ち出していくというものですので、しっかり検討を進められればと思っています。皆様方もぜひご注目いただければと思っています。よろしくお願いいたします。
(知事)
はい、Newさんありがとうございました。この間、新・総合計画の策定委員会のメンバーに集まってもらったんですけれども、これは新・総合計画をアップデートするということなんですが、作り変えるぐらい結構大規模に変えていかなければいけないのかなと思って、1年半かけてこれをやっていくわけなんですけれども、新・総合計画の策定委員会のベスト・アンド・ブライテストの12人のうち、3、4人ちょっとメンバーが変わったんですけれども、前のメンバーにもう本当に負けないような素晴らしい方々に集まっていただいたと。Newさんは初めて新・総合計画の議論を聞いていただいて、これ全部知事任せで、私はいつものとおり司会をして結構エネルギー消費するんですけれども、1時間は本当に中身の濃い議論をやって、その後2時間ご飯食べるんですけど、ここでも全部議論なんで、基本的にはもう3時間半ぐらい群馬県のことについてみんなで話し合うみたいな流れを見ていただいて、Newさんも、いよいよまた群馬県、結構ダイナミックだなと思ってくれたようで、結構顔見たらニコニコしていて、懇談会の時も。いい感じです。かなりだんだんNewさんが溶け込んできて、乳酸じゃないですよ。Newさんが溶け込んできて、なんかいい感じになってきて、ウルビー(宇留賀前副知事)みたいなバンバン前に行くタイプじゃないんですけど、本当に着実にいろんなところを一生懸命やってくれていて、大変もう戦力になりつつあって期待をしています。いろいろ国会とのつなぎなんかも頑張って、牧島さんのところに会いに行ったりして頑張っていただいているんで、これからのNewさんには頑張ってほしいと。Newさんコーナー、一応YouTubeのショート動画で切り取られていて、7,000回ぐらいかな、1万回ぐらいになってきているんで、もし県民の皆さんご興味があればNewさんコーナー、YouTubeショート動画で4つぐらいあります。「変われニュー塚」とか、「知事無茶振り」とか、「今日のNewさん」みたいになっているんで、これはどんどん広がっていけばいいかなと思っています。必ずNewさんのパネルは持ってきてください、これから。
ということで、今日もありがとうございます。皆さんのご協力も得て、この15時ちょっと前に終わりたいと思います。今日もありがとうございました、最後まで。失礼します。
( 以上で終了 )
文章中の()内については、メディアプロモーション課において加筆したものです。