IV.引率の先生方へ

引率の先生方へ

1.施設利用の目的をはっきりと

バッタの原っぱ周辺での活動

　群馬県立ぐんま昆虫の森は、45ヘクタールの園内には雑木林をはじめ、小川や水辺、田畑や草地、かやぶき民家や桑畑など、多様な環境が備わった『里山』があり、散策や虫とりを通して、自然と直接ふれあうことのできる「発見、体験型施設」です。
　限られた利用時間を有効に使うためには、見学や体験する学習目的を明確にし、実施計画を作成することが大切です。

2.事前の打ち合わせが大切

※学校利用説明会 （リンクはR7年度のもの）​を実施しています。引率の先生方に各プログラムを体験していただきながら、より充実したプランになるようにスタッフと詳細な打合せを行います。
■学校利用説明会　年5回（7月下旬・8月中旬～下旬）

3.昆虫の森の中でも引率の先生方が指導者

バッタの原っぱやかやぶき民家では、スタッフが体験指導や解説を行いますが、先生方も一緒にご指導いただくことをお願いしています。

スタッフによる指導
「虫とりあみはこうやって‥」

先生も指導者
「あそこに何かいるのかな？」

4.マナーや安全の指導

ぐんま昆虫の森は、自然を観察・体験する公共の施設です。園内では、以下のことをお守りいただくよう事前指導をお願いします。
■温室のチョウや生き物は、貴重なものなので触らずに観察してください。
■石階段等に置いた荷物は、管理職の先生についていてもらうなど責任をもって管理してください。
■危険を回避するため園路からでないでください。スズメバチやマムシをみかけたら、「さわがない」「近づかない」「手を出さない」ようにしてください。
■野外活動の際には、帽子、長そで（暑い日は半袖）、長ズボン、運動靴をおすすめします。

オオスズメバチ

マムシ

5.学校利用にむけての諸注意

けがや病気の対応について

本館1階に救護室があります。また、かやぶき民家と本館事務室に救急箱が常備されています。緊急の場合は、直ちに119番通報し下記に連絡をお願いします。（事前に危険回避の指導を十分お願いいたします。） 本館事務室Tel：0277-74-6441

トイレの使用について

トイレは、館内に3カ所（本館1、3階・別館1階）とフィールドに3カ所（かやぶき民家前・雑木林ゾーン内・南駐車場）です。バッタの原っぱには、簡易トイレが4つあります。

園内の飲食について

館内やかやぶき民家内、園路は飲食禁止になっています。芝生やベンチ、ガラスドーム下の石階段での飲食をおすすめいたします。
昆虫観察館別館北側、バッタの原っぱのフィールドステーション、かやぶき民家に水道があります。飲料水としてご利用ください。また、ゴミの持ち帰りにご協力をお願いします。

昆虫採集について

観察が終わったら
採集場所にリリース

昆虫採集は観察を目的としています。観察学習以外では、昆虫など動植物をとらないでください。
観察後は必ず採集した場所に戻すようにしてください。持ち帰りはできません。
昆虫の隠れている場所を荒らさないでください。

立ち入り禁止区域について

園内の一部に立ち入り禁止区域を設けています。園内マップで確認をお願いします。また、立ち入り禁止区域以外でも危険と思われる箇所がありますので園路からはずれて行動しないように注意をお願いします。

雨天時の利用について

ガラスドーム下の石階段は、雨天時でも大人数の休けい場所（昼食会場）として、ご利用いただけます。
虫取りの代わりに映像ホールで映画視聴をすることも可能です。
館内の見学は、45分間団体毎の貸し切りとしていますが、雨天時についてはお互いに融通しあって前後の時間が多少重なることをご容赦ください。雨天時は約1時間をめやすに、スケジュールをご計画ください。

・雨天時のみの利用の予約は、1か月前からです。
・雨天時のみの予約で晴天のため利用しない場合など、当日の朝8時30分～40分にご連絡ください。
​・感染症の流行による学級閉鎖等で延期の場合は、延期決定の段階でご連絡ください。

（本館事務室Tel:0277-74-6441）

6.利用にむけてのお問い合わせやご相談

本館事務室　－先生方のご利用・ご相談の窓口です－

※本館事務室では、団体利用・下見・先生方の研修のご相談もお受けしています。