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群馬県教育委員会では、思いやりや公共心をはじめ、子どもたちに身につけてもらいたい、当たり前だけれど、 とても大切なルールを県民の方々から募集し、「ぐんまの子どものための50のルール」を作成しました。
50のルールをまとめた「ぐんまの子どものためのルールブック50」は、県庁2階の県民センター及び各行政県税事務所において、 一部51円(税込み)で購入できます。
なお、「ぐんまの子どものためのルールブック50」の作成に当たっては、『みんなのためのルールブック』(ロン・クラーク著、亀井よし子訳、草思社)を参考とさせていただきました。
「ぐんまの子どものための50のルール」(PDFファイル:35KB)
「ぐんまの子どものためのルールブック50」の使い方
「ぐんまの子どものためのルールブック50」の使い方(PDFファイル:27KB)
「みんなで守ろう 50のルール」(チェックシート)
「みんなで守ろう 50のルール」(チェックシート)(PDFファイル:25KB)
夜早く寝て、朝早起きをすることは、生活のリズムを整え、健康に過ごすために大切なことです。
「寝る子は育つ」という言葉があるように、みんなの体は寝ている間に背が伸びています。早く寝れば、それだけ体がすくすく育ちます。
また、「早起きは三文の徳」という言葉があるように、早く起きれば朝食もゆっくり食べられますし、学校にも時間に余裕をもって行けます。
朝食は、一日三回の食事の中で最も大切なものです。最近、朝食をとらない人が増えていますが、毎朝バランスのとれた朝食をとりましょう。
朝食をとることにより勉強への集中力も高まり、運動する意欲もわいてきます。
みんなが毎日ごはんを食べられるのは、米、野菜を作ってくれる農家の人や、豚や牛を育てる人、魚をとる人、運ぶ人、料理してくれる人のおかげです。
そういう人たちに感謝して、「いただきます」「ごちそうさま」を言いましょう。
口の中に食べ物を入れたまま話をすると、食べ物があちこちに飛びます。
まわりにいる人が不愉快な思いをするので、このような行為はやめましょう。
私たちは当たり前のように、毎日、ごはんを食べていますが、世界の国々には食べ物がなくて困っている人がたくさんいます。
私たちは食べ物が食べられることに感謝して、食べ物を粗末にしないようにしましょう。
学校に行くときは、清潔で活動しやすい服装をしていきましょう。派手なものや高価なものを学校に着ていく必要はありません。
服装がきちんとしていれば、自分自身も、それを見た人もすがすがしい気持ちになります。
家に帰って玄関で靴を脱いだら、きちんと靴をそろえましょう。
靴がバラバラだったり、うらがえしだったりすると、それを見た人にだらしないと思われてしまいます。
黙って遊びに行くと、お父さんやお母さんが心配してしまいます。
行先と帰る時間をきちんと伝えてお父さん、お母さんを心配させないようにしましょう。
暗くなってからの子どもだけでの外遊びは危険です。事故防止・非行防止のためにも、明るいうちに帰る習慣をつけましょう。
食事の用意を手伝ったり、洗濯したりして家族のみんなの役に立つことは、家族の一員として大切なことです。
また、家族の役に立つことができれば、学校のなかでも、将来社会に出てからも、みんなの役に立つことができるようになります。