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人はだれでも他人に認めてもらいたいものです。友だちがよい行いをしたとき、その友だちをほめるようにしましょう。
ほめられた友だちは自分が認められたことをうれしく思い、あなたのことも認めてくれるようになるでしょう。

忘れ物をしたり、急に体の調子が悪くなったりして困っている友だちがいたら、自分のできる範囲で助けてあげましょう。
友だちはきっと感謝してくれるはずです。そして、感謝されれば、自分も気持ちよくなれます。

友だちの悪口はいつか本人に伝わります。友だちはとても傷つくことでしょう。
自分が言われたらいやだな、と思うことは、本人の前であってもなくても言わないようにしましょう。

もし、自分が悪いことをして先生にしかられているとき、人にジロジロ見られたらどうでしょうか。みじめでいやな気分になるはずです。
だから、友だちがしかられているとき、ジロジロ見ないのが礼儀です。

友だちを仲間はずれにしたら、された友だちはさみしい思いをし、学校もつまらなくなるに違いありません。
友だちをこんな気持ちにさせないためにも、だれとでも仲良くしましょう。

学校で生活していると、みんな一緒に行動しなければならないときが必ずあります。そのときは何もしないで遊んだりせず、きびきびと行動できるようになりましょう。
普段から心がけていれば、いざというとき、あわてずに行動できるようになります。

自分たちがいつも使っている教室やトイレなどを、感謝の気持ちを込めてきれいに掃除することは、大切なことです。
きれいな教室やトイレを使えば、毎日を気持ちよく過ごすことができます。

信号を無視するととても危険です。青になってもすぐ渡らず、ちゃんと左右を確認してから渡りましょう。赤のときは渡らないで必ず待ちましょう。点滅のときは無理に渡らず、また青になるまで待ちましょう。

自転車に乗るときは、自分の命を守るため、ヘルメットをかぶりましょう。
道路では一列になって左側を走りましょう。二人乗りはバランスを崩して事故に遭いやすいのでやめましょう。
暗くなったらライトを点けましょう。点けないと車から見えにくく、ひかれてしまうおそれがあります。
雨のときは、傘をささないで、カッパを着ましょう。

学校にある教材、遊具、机、椅子、水道など、みんなで使う物は大切にしましょう。
物を大切にできる人は、人にもやさしくできるようになります。