本文
行政事務(戦略企画課・井上 あゆ美)
戦略企画課 井上 あゆ美
掲載内容については、令和5年2月現在の情報です。
1 現在の仕事
議会事務や、県庁内の職員向け勉強会「寺子屋・自我作古」の運営等を担当しています。
議会事務では、委員会の資料作成や質問に係る照会・とりまとめなどの各種調整、関係所属への情報共有等を行っています。
県庁内の職員向け勉強会「寺子屋・自我作古」は、職員が興味のある分野に関して「この人と話をしたい!」と思う外部の方へ講師を依頼し、企画・参加する勉強会です。主に、若手職員の能力開発や民間も含めた人脈づくりを目的としています。職員が開催する勉強会の運営を補助するほか、当課主催で、職員のステップアップ等につながるようなテーマで講師をお呼びし、勉強会を開催しています。
2 職務経歴
年度 | 所属 | 説明 |
---|---|---|
平成26年度 | 環境政策課 | 温室効果ガス排出削減に向けた事業者向けの認定制度の運営や、県庁内のエコカー導入・グリーン購入の推進等、地球温暖化防止に係る事業を担当しました。 |
平成27年度 | 環境エネルギー課 | |
平成29年度 | 太田行政県税事務所 | 法人の県民税・事業税の課税等を担当し、法人の申告が適正に行われているかの確認等を行いました。 |
令和2年度 | 戦略企画課 | 県の総合計画の評価・検証等を担当しました。 |
令和3年度 | ワクチン接種推進課 | 新型コロナウイルスのワクチン接種に関わり、広報や市町村・関係団体との情報共有を担当しました。 |
令和4年度 | 現所属 | 「1現在の仕事」のとおり |
3 県職員の仕事の魅力・やりがい
行政事務職の仕事は、様々な部局に異動し様々な分野に関わることが魅力だと感じます。
新しい知識を求められる場面や、これまでの経験を活かすことが難しい場合もありますが、異動する度に新しい発見があり、新鮮な気持ちで業務に取り組み、自身の成長を感じることができます。
また、行政サービスを通して県民の皆さんの生活のベースをつくること、群馬県がよりよくなるための仕事ができることがやりがいだと思います。
4 これまでの仕事で印象に残った業務やエピソード等
(1)環境政策課・環境エネルギー課
地球温暖化の防止に関する業務は取組の成果が見えにくく、モチベーションの維持や業務への取組の難しさを感じていました。一方、温暖化防止に向けた認定制度に携わるなかで、制度に登録している事業者の方から取組内容を伺ったり、「この制度があるから引き続き頑張りたい。」等のお声をもらえたりした際は、温暖化防止の取組に貢献できたと思い、私も頑張ろうと思えました。
(2)太田行政県税事務所
法人の事業税や県民税の課税等を担当する中で、税金を申告・納付する方々と直接お話する機会が多くありました。企業ごとに申告方法が異なる場合もあるので、間違いのないよう丁寧にチェックし、相手方へきちんと説明し、理解してもらえるよう気をつけました。行政サービスを提供するための重要な財源である税金の業務に関わることで、これまでよりも、より慎重にかつ県民の方からの理解が得られるような形で適切に業務を執行しなければという心構えで仕事に臨むようになりました。
(3)戦略企画課1
担当した総合計画の評価・検証事務においては、県の指針である総合計画に基づき、県庁内でどのように取組が進められたのか、目標は達成できたのか等をチェックしました。細かく地道な作業でしたが、こうした業務を通して県庁の様々な部局の事業を知ることができました。これまでの所属では、自分が担当する事業のことが中心で全体を俯瞰することはなかなかありませんでしたが、県庁全体の仕事を幅広く知ることができ、改めて県庁の仕事の奥深さを知ることができました。
(4)ワクチン接種推進課
新型コロナウイルスのワクチン接種の業務は前例等なく、全て一から考えて準備しなければなりませんでした。このような業務は経験したことがなく、難しさを痛感しましたが、課で協力して国の説明会を参考に準備等に取り組みました。苦労した一方で、中々携わることのできない業務でもあり、貴重な経験になりました。
(5)戦略企画課2
職員向け勉強会「寺子屋・自我作古」で勉強会を開催した際、参加した職員から「とても参考になった」「業務で活用したいと思う」といった声をもらうことがありました。開催のための調整など大変なこともありますが、少しでも職員の役に立てるような勉強会を開催できたらと思いながら準備しているため、とても嬉しかったです。
また、私自身も勉強会に参加している職員の姿勢から学ぶことが多く、仕事へ取り組む際の参考にしています。
5 入庁前と入庁後の印象
入庁前は、様々な分野の業務があり面白そうだなと思う反面、異動する度に自分がついていけるか不安でした。
ただ、初めて配属された所属でも、その後異動した所属でも、周りの職員の方からとても丁寧に業務を教えていただき、入庁前に感じていた不安は解消されました。気さくな方も多く、働きやすい職場環境だなと感じています。
6 今後の目標、これから挑戦したいこと
県庁の業務はとても幅広く、まだまだ自分の知らない業務がたくさんあります。今後は、自分が経験したことのない様々な部局の仕事を経験してみたいです。また、どんな仕事に対しても前向きな気持ちで取り組みたいと思っています。
7 群馬県職員を志望した理由
大学時代を県外で過ごしたときに、山などの自然が多く、改めて生まれ育った群馬県の良さを感じ、将来は群馬県に戻り働きたいと思うようになりました。また、群馬県に戻るのであれば、群馬県の発展に貢献できるような仕事に就きたいと考え、公務員を志望しました。
その中でも、県全域が業務範囲であり幅広い仕事ができると感じたことや職員数も多くいろいろな人と関わっていけると考えたことから、群馬県職員を選びました。
8 受験時に心がけたこと
面接試験の際に自分の考えがしっかりと伝わるように、面接の練習を重ねました。文字でまとめるよりも口に出すことで、自分の考えがまとめられたと思います。また、大学の職員やジョブカフェの方と面接の練習を行うことで、話す内容をブラッシュアップし、客観的に見てもらうことで自分の話し方の癖を直すことができました。
9 未来の後輩へ
県庁の仕事は、県民の方と接する窓口業務や県庁内部での調整業務、各目標に基づき行う事業など、とても幅広く面白い仕事が多いです。
また、県民の皆さんのために働くことはとてもやりがいがあります。
ですので、ぜひ採用試験に挑戦してみてください!皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。
勉強会がスムーズに進むよう念入りに準備を行います
職種の紹介(先輩職員の声)へ戻る