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多様な働き方(令和4年度)

更新日:2023年3月1日 印刷ページ表示

デジタルトランスフォーメーション戦略課 主任 小池 隼

多様な働き方(令和4年度)・写真

1 現在の仕事

 県庁内のDX推進や地域課題解決プロジェクトに取り組んでいます。
 地域課題解決プロジェクトとは、県庁内の各部局が直面する行政課題に対して、専門的なIT知識やデジタルサービスを提供している事業者と協働で実証実験に取り組み、課題解決を目指すものです。また、デジタルツールを活用して、県庁内の業務改善などもサポートしています。

2 テレワークなどによる働き方の変化

テレワーク

 週1回以上を目標にテレワークを実施しています。事業者との打ち合わせや課内ミーティングは、基本的にオンラインに対応しているので、テレワークでも支障はありません。資料作成などはテレワークの方が集中して作業できます。
 また、テレワークを行うことで、通勤時間を掃除等の家事に充てられるようになりました。特に、終業直後に夕飯の準備を開始できるので、家族からはとても好評です。さらに、子どもの保育園が急に学級閉鎖になったときなど、出勤が難しい場合でも自宅にいながらメール等を確認して対応できたため、業務への影響を軽減することができました。テレワーク日の昼休みは、趣味のアクアリウムや観葉植物の世話をする貴重な時間となっています。

無線LANの整備

 県庁内で無線LANに接続できるようになり、ノートPCを持ち込んで会議ができるようになりました。このため、会議に参加しながら議事録を作成できるようになり、またノートPCで資料を共有することで印刷する必要が無くなるなど、業務を効率化できました。

Microsoft 365の導入

 業務効率化に大活躍しているツールです。Microsoft Teamsにより職員であれば誰でもWeb会議を開催・参加できるようになり、例えば遠隔地の職員とも、移動時間無しで会議ができるようになりました。また、OneDriveで資料を管理することで、出張先や自宅からでもアクセスできるようになり、働く場所の制約が少なくなりました。さらに、Power Automate(自動化ツール)やPower BI(データのビジュアル化・分析支援ツール)などの活用が広がれば、今後ますます業務が効率化すると思います。

3 未来の後輩へ

 新たなツールの導入等により多様な働き方が可能になりつつありますが、当然、職員一人ひとりの情報セキュリティに対する高い意識やMicrosoft 365を習得するための努力が求められます。テレワークが難しい職場もありますが、デジタル技術による働き方や業務プロセスの改革をさらに進め、みなさんと一緒に、より働きやすい職場に変えていきましょう。

フリーアドレスの写真
県庁の一部のフロアではフリーアドレスが導入されています

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