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ワークライフバランス(令和4年度)
未来投資・デジタル産業課 主任 目黒 達往
1 育児休業等の取得歴
育児休業等の種類 | 利用期間 | 利用時の所属 |
---|---|---|
配偶者出産休暇 | 令和3年10月(3日間) | 産業政策課 |
男性職員の育児参加のための休暇 | 令和3年10月(1日間) | 産業政策課 |
育児休業 | 令和3年11月~令和3年12月 | 産業政策課 |
男性職員の育児参加のための休暇 | 令和3年12月(3日間) | 産業政策課 |
時差出勤(注) | 令和3年12月~令和4年3月 |
産業政策課 |
(注)時差出勤制度は育児等を行う職員でない場合でも、要件を満たせば利用することができます。
2 育児休業等を利用した感想
6歳(長男)、4歳(長女)、1歳(次男)の子どもがいますが、次男が産まれた際に、初めて1か月の育児休業を取得しました。産後の安静が必要な妻に代わって、主に炊事や洗濯などの家事や、上の子どもたちの保育園送迎を行いました。
また、職場に復帰した後も、下の子の首がすわるまでの間、時差出勤の制度を活用して、帰宅後に子どもたちのお風呂や食事などの世話をしました。
育児休業中は毎日の送迎や家事に奮闘する日々でしたが、保育園で楽しく遊ぶ長男、長女の姿は、普段なかなか見る機会がなかったので、とても貴重な時間を過ごすことができました。毎日の子どもの成長をそばで感じることができて、本当に取得してよかったと感じています。
育児休業中で一番苦労したことは、意外にも毎日の晩ご飯のメニューを考えることでした。日頃から朝食や休日のご飯を作ることはあったのですが、栄養バランスを考え、毎日違ったメニューを考えなければならないのが大変でした。毎日の食事を当たり前のように作ってくれていた妻のすごさと大変さとありがたさを知る機会となり、改めて妻への感謝の気持ちがわきました。
長男、長女が産まれた際には、所属へ迷惑をかけてしまうのではというためらいもあり、育児休業を取得しませんでしたが、今回初めて育児休業取得の希望を申し出たところ、上司や同僚から「絶対取った方がいいよ」と心強い言葉をかけてもらいました。快く送り出してくれた所属のメンバーには、今でもとても感謝しています。
こうした経験から、職場復帰後は、自分の業務だけでなく周囲の人の仕事にも関心が向くようになり、職場全体への貢献をより意識するようになったと感じます。また、将来、後輩に子どもが産まれた際には、今度は自分が全力で応援してあげたいと思っています。
3 仕事と家庭の両立で心がけていること
私は埼玉県在住であるため県庁までの通勤に1時間以上かかってしまい、平日の家事、育児の貢献がどうしても限定的になってしまいます。それでも、なるべく妻の負担を減らせればと思い、平日の朝ご飯や洗濯などのできる限りの家事を受け持つようにしています。また、業務の都合で、どうしても帰りが遅くなってしまう時期もあるのですが、仕事にメリハリをつけ、必ず週の2~3日は早く帰るようにしています。早く帰宅した際には、絵本の読み聞かせや寝かしつけなど、子どもたちと多く関わるようにしています。
また、円満な家庭環境を築き、仕事と家庭を両立していくためには、日頃から感謝の気持ちを言葉で伝えることが大切だと思います。私は、妻だけではなく、子どもたちにも「ありがとう」とよく言うようにしています。それが影響しているのかは分かりませんが、子どもの世話をしているふとした際に、子どもの方から「ありがとう」と言われることもあり、そうしたときはとても温かい気持ちになって、家族の大切さを再認識できます。
家族と過ごす時間も大切にしています