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危機管理室 渡辺 寛之
危機管理室では県民の生命・身体・財産を守るため、県の危機管理に関する総合調整をしています。災害対策については関係課、市町村、防災関係機関等と協力して風水害・火山災害・震災等の事前対策を進めていますが、私は主に大規模地震の発生に備え、地震による被害を可能な限り抑止・減少させるための計画である群馬県地震防災戦略を担当しています。
この計画に基づき県・市町村・防災関係機関等は様々な防災対策を実施していますが、住宅の耐震化や家具の固定、火災の防止など、県民や地域のみなさんにも取り組んでいただく対策も多くあることから、市町村と連携した防災イベントを開催し、普及啓発事業も実施しています。
年度 | 所属 | 説明 |
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平成24年度 | 現所属 | 1 「現在の仕事について」のとおり |
群馬県のために、福祉や観光、経済など様々な仕事が経験できることだと思っています。
また、幅広い業務を通じて視野が広がり、今まで気付かなかった新たな適性も見つけられると思います。
社会人経験者採用で入庁しており、前職はシステムエンジニアであったため、職種が行政事務でも情報系の業務を担当すると思っていましたが、配属先では東日本大震災で被災され、本県に避難された方々の心情をよく理解して、生活を支援していく業務を担当しました。想像していた仕事内容とは異なりましたが、人の気持ちや心に触れる仕事を担当したことを通じ、人として少し成長できたように思います。
また、前職と仕事のスタイルが全く異なり、入庁した頃は、これまでの経験を業務にどう活かしていけるか、年齢だけは重ねている私に期待されていることは何なのか悩むことがありましたが、県民のために何をすべきか、ということを中心に考えられるようになると、少しずつ自分の仕事に自信が持てるようになってきました。
県職員としての経験は同年代の職員よりも少ないですが、前職で培った経験や知識をもとに、できる限り豊かな発想を持ち、前例にとらわれずに工夫を凝らして多くの職場で業務にあたり、それが結果として県民から良かったと思ってもらえるよう仕事に取り組んでいきたいと考えています。
大学卒業時は公務員になることは全く考えませんでしたが、地元が好きで前職では群馬から東京まで通勤していました。万一の災害に備え、情報システムのデータを遠隔地へバックアップする仕事にも携わったことがあり、東京から近いものの、程よく離れている群馬県に可能性を感じていました。
そんな時に、社会人経験者採用を知り、地元のために今まで培ってきた技術や知識を生かして県民の役に立ちたいと考え受験しました。
働きながら勉強し直すことは大変でしたが、移動時間には動画投稿サイトの教養チャンネルなどを活用して、学生時代の記憶を戻していきました。
面接では様々な質問に対応できるよう、あまり気負いすぎずに、リラックスして自分の考えを伝えることや聞かれたことに適切に応対することを心掛けました。
大都市とは違い、季節の移り変わりをしっかりと感じられるところです。趣味で登山やサイクリングをしていますが、季節ごとに山の表情が異なり、景色を眺めながら気持ちよく運動することができるのはすばらしいと思います。
県の仕事は県全体の発展と県民の生活を守るため責任のある業務が多く、身につけなければならない知識や能力も多いと思います。しかし、その分、自分自身も成長することができますし、何よりも群馬県のために様々な仕事をすることができます。
是非、群馬県職員となって一緒に働きましょう。