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活躍する女性職員の紹介(平成29年度)
子育て・青少年課保育係長 首藤 恵利
1 現在の仕事
保育所と幼稚園の良いところを併せ持った認定こども園の認可・認定に関わる仕事や、県内の保育の質を向上させるため、幼児教育・保育に携わる保育士等の研修を実施しています。
また、高校生に幼児教育・保育の魅力を体験してもらうバスツアーや就職説明会の開催、保育士修学資金貸付事業など、保育人材の確保につなげるための事業を実施しています。
その他、待機児童対策のため、園舎の増築など国の施設整備補助制度を活用しながら、市町村との連絡調整なども行っています。
2 職務経歴
年度 | 所属 | 異動時の職名 | 説明 |
---|---|---|---|
平成5年度 | 太田財務事務所 | 主事 | 県税に関する窓口業務、還付事務を通じて、税金の大切さを学びました。 |
平成8年度 | 地域整備課 | 主事 | 中山間地域の振興を担当し、市町村担当者の考えに触れ、市町村の力になりたいと思うようになりました。 |
平成12年度 | 地方課(前橋市派遣) | 主事 | 市の資産税課に配属になり、土地の評価、課税の仕組み、市民と市役所との関わりについて学びました。その他、選挙の投票事務など県職員では体験できないことにも関わらせていただきました。 |
平成13年度 | 医務課 | 主任 | 病院に対する補助制度や小児救急医療の体制整備等を担当しました。問題解決に向け、関係者の意見を聞き、事業を執行する手法について学びました。 (第1子出産、1年間育休平成18年4月~平成19年5月) |
平成20年度 | 環境政策課 | 副主幹 | 部の予算担当として、予算編成の流れを学び、部内の様々な業務について知ることができました。 (第2子出産、1年間育休平成21年9月~平成22年11月) |
平成24年度 | 消費生活課 | 主幹 | 消費者被害防止のため、警察や高齢者の関係部署と協力しながら事業を行いました。 |
平成28年度 | 県民生活課 | 主幹 | 予算、決算、議会を担当しました。議会の仕組みや流れについて学ぶことができました。 |
平成29年度 | 現所属 | 係長 | 「1現在の仕事」のとおり |
3 県庁で働いて良かったこと、県職員の仕事の魅力・やりがいについて
決定した内容がすぐに県民に反映される仕事も多いので、影響が大きく、責任が重いと感じますが、人の役に立つ仕事をしていると実感できることは、モチベーションの維持ややりがいにもつながっています。
数年で担当部署が変わり、その都度、新たに知識を得ることが必要ですが、県政に関わる多くのことを学ぶことは、自身の成長の糧になっていると思います。
これまで、保健師や薬剤師、林業、化学技師の職員などと仕事をしてきました。県庁には他にも様々な専門職の職員がいて、一緒に仕事をして専門的な知識に触れられることも魅力です。
出産や育児の休暇制度を利用している職員が多く、実際に利用しやすい環境です。周囲も子育てに理解があり、子どもの学校行事などでも休暇を取りやすく助かっています。
4 仕事と家庭の両立で心掛けていること
スケジュールを予測し、時間外勤務になりそうなときは、子どもの学童保育の送迎等を実家の両親などに早めにお願いしています。
日々、明日は何が起こるか分からないと考えて、仕事は早めに仕上げることを心がけ、できるところから取り組むようにしています。
休日は気持ちを切り替え、家庭中心で子どもと一緒に過ごしてリフレッシュするようにしています。
5 今後の目標、これから挑戦したいこと
人の一生のうちでも子どもと一緒にいられる時間は少ないので、子どものための時間を増やすため、仕事の段取りや優先順位を考え、効率的に進めたいと考えています。そして、時間をつくって子どもと一緒に旅行をし、思い出をたくさんつくりたいです。
また、県庁スキークラブに所属していますが、最近はあまり参加できていないので、いつか復帰できるよう、日頃の運動不足を解消し、体力をつけたいです。
6 県職員を目指す女性へのメッセージ
県庁で出会った人は、懐が深く優しい人ばかりです。一緒に働く仲間として、頼もしい存在です。
また、先輩・後輩問わず、仕事に対する志が高く、刺激になります。
女性も多く、職員同士で仕事と家庭の両立に関する悩みも共有でき、上司や同僚など周囲の理解もあると思います。
自分の考えが県の施策に反映されることも多くあり、自分のやりたいことを実現しやすいところでもあると思うので、「群馬をこうしたい!」という熱い思いがある方に是非おすすめしたいです。
係員との打合せの様子