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活躍する女性職員の紹介(平成30年度)
総合政策室 主幹 橋本 良子
1 現在の仕事
群馬県の抱える政策課題について、国に提言や要望を行うための調整を担当しています。
また、職員による県政課題の解決のための新たな政策の提案など、職員の政策立案能力向上を図る事業も担当しています。県政全般の課題を見渡し、幅広く動きを把握するよう努めています。
2 職務経歴
年度 | 所属 | 異動時の職名 | 説明 |
---|---|---|---|
平成7年度 | 教育委員会福利課 | 主事 | 教職員の働く環境を内から支える福利厚生の業務を担当しました。 |
平成9年度 | 経営指導課 | 主事 | 企業の人材育成、創業支援などを担当しました。企業の皆様から活きた経済、経営などの考え方を学ばせていただきました。 |
平成12年度 | 企画課 | 主事 | 県の政策課題の研究や、職員の提案制度・自主研究など、政策形成能力の向上を支援する業務を担当しました。 |
平成15年度 | 総務課 | 主任 | 県庁の組織や部の予算などについて調整する業務を担当しました。 第1子出産、1年間育休(平成17年6月~平成18年8月) |
平成19年度 | 高崎保健福祉事務所 | 主任 | ひとり親家庭・児童福祉など、子育て家庭等を支援する業務を担当しました。 第2子出産、1年間育休(平成22年1月~平成22年11月) |
平成22年度 | 西部行政事務所 | 主任 | 地域振興を担当し、ぐんま三大梅林のPRや西部地域の魅力発信などを市町村の皆さんと協力して取り組みました。 |
平成26年度 | 国際戦略課 | 副主幹 | グローバル人材育成や外国人留学生の定着促進事業を担当しました。日頃から国際的視点を意識するようになりました。 |
平成29年度 | 現所属 | 主幹 | 「1 現在の仕事」のとおり |
3 県職員の仕事の魅力・やりがい
県の仕事は、県民生活のあらゆる分野にわたっており、業務内容も多彩です。様々な分野の業務に携わることができるため、視野が広がり、常に成長できる環境に恵まれています。
また、すぐには成果が見えない仕事もありますが、県民の方に直接声をかけていただく機会もあり、そういった時には少しでも自分の関わる仕事が役に立ったと感じ、励みになります。
4 育児休業等の利用経歴
育児休業等の種類 | 利用期間 | 利用時の所属 |
---|---|---|
産前産後休暇 | 平成17年2月~平成17年5月 | 総務課 |
育児休業 | 平成17年6月~平成18年8月 | 同上 |
育児時間 | 平成18年9月 | 同上 |
産前産後休暇 | 平成21年10月~平成22年1月 | 西部保健福祉事務所 |
育児休業 | 平成22年1月~平成22年11月 | 同上 |
育児時間 | 平成22年12月~平成23年3月 | 西部行政事務所 |
育児部分休業 | 平成23年3月~平成26年3月 | 同上 |
5 育児休業等を利用した感想
育児休業等制度を利用する環境が整っており、また、職場の協力や理解もあったことから、安心して制度を利用し、子どもとのかけがえのない時間を過ごすことができました。
職場復帰前には復帰支援研修もあり、スムーズに仕事に戻る準備ができました。復帰後は、育児部分休業の制度を活用し勤務時間を調整することで、保育園へのお迎えを早めにするなど、柔軟に育児に取り組むことができました。
6 女性職員から見て、群馬県庁がどんな職場であるか
育児や介護などのライフステージに合わせた看護休暇や時差出勤、短時間勤務等の支援制度が充実しています。職場全体の理解や協力も得られ、風通しが良いです。
また、様々なスタイルで女性が活躍できる環境が整っています。子育てをしている人もそうでない人も、自分らしく充実した働き方をしています。参考となる先輩職員がたくさんいるので、将来像をイメージしやすい職場であると思います。
7 仕事と家庭の両立で大切にしていること
時間の管理です。子どもは急に体調を崩すことが多く、仕事が計画通りに進まないこともあります。そのため、職場では早めに仕事の段取りを考え、進捗状況をこまめに共有、相談することを心掛け、家族間でもスケジュールを共有し、協力し合うようにしています。
仕事はもちろんですが、何事も一人で抱え込まないことが大切だと実感しています。
8 県職員を目指す女性へのメッセージ
県庁は、群馬県を良くしたい!という気持ちがあれば、誰でも活躍できるフィールドです。生活者としてのあらゆる経験が、直接的でなくても、必ず群馬県を良くするための仕事への力になります。
そのために、職員のワークライフバランスの実現を支援する制度や職場環境が整えられており、自分らしく活躍する女性の先輩職員がたくさんいます。
あなたの群馬県での活躍を期待しています!
子どもと過ごす時間が、仕事に取り組む活力となっています。