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建築課 横澤 佑也
掲載内容については、令和2年3月現在の情報です。
県有施設の設計・積算・工事監理業務を担当しています。設計業務では、建物を所管する担当課や施設利用者側の要望を反映しながら、設計事務所の担当者と打合せを重ねて図面を作成します。次に設計された図面をもとに工事金額を計算する積算業務を行い、工事を発注します。工事監理業務では工事の段階ごとに現場に赴き、進捗状況や発注図面のとおりに施工されているか確認を行います。工事の内容は新築、増築、改修、解体など多岐にわたります。
年度 | 所属 | 説明 |
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平成28年度 | 中之条土木事務所 | 建築基準法及び関係法令に関する許認可や窓口での相談業務を担当しました。建築物を建てるうえで基本となる建築基準法などについて学ぶことができました。 |
平成30年度 | 現所属 | 「1現在の仕事」のとおり |
建築職は、建築物について、建築基準法などに適合するかを審査する許認可から、県有施設の工事監理などの営繕業務、住宅政策や都市計画等の様々な面から建築物に携われます。このことから、一つのことに特化するのではなく、建築のゼネラリストとして活躍できることが魅力です。様々な業務があるため学ばなければならないことも多いですが、自分が携わった建築物が実際に形となり、県民の方々が利用されているところを見たり、今後も長く使用されることを考えると大きな達成感を感じることができます。
入庁前は庁内でのデスクワークが多い印象でしたが、現在の所属では担当現場に週に1回程度は出るなど、実際には完了検査や工事の進捗確認などで庁外での仕事も多くあります。県内各所にある現場に出向くことで、県という大きなフィールドで仕事をしていることを実感しています。
建築に関する知識をさらに得るため、普段から向上心を持ち、まだ経験したことのない業務にも積極的に挑戦していきたいと考えています。多くの知識と経験を積んで建築のゼネラリストとして学んだことを活かし、県民の方々の安全・安心の確保を目標に仕事をしていきたいと思います。
大学在学時に、大学のOBで建築職として働く県職員の業務内容についてのセミナーに参加した際に、県という大きなフィールドで専門知識を活かして活躍されていることに魅力を感じ、地元に貢献できる群馬県職員を志望しました。
筆記試験は市販の参考書や、大学のセミナーを活用したほか、建築士試験の問題を何度も繰り返し解いて対策を行い、複数の問題集は使わずに一つの問題集を完璧にすることを目標に取り組みました。また面接試験は、自己分析や想定質問について自分だったらどのように答えるかをノートにまとめて対策を行いました。
建築職は生活の根幹となる建築物を建てる側から審査をする側、時には建物の利用者側など様々な目線で業務に取り組むことができることや、建築以外の知識も得られることが魅力です。これらの知識を生かしてより良い群馬県を目指して一緒に頑張りましょう。
現場で施工状況を確認しています