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ワークライフバランス(令和元年度)

更新日:2020年3月18日 印刷ページ表示

広報課 富澤 洋子

ワークライフバランス(令和元年度)写真

1 育児休業等の取得歴

育児休業等の取得歴一覧
育児休業等の種類 利用期間 利用時の所属
産前産後休暇・育児休業 平成27年11月~平成29年3月 保健予防課
部分休業 平成29年4月~平成30年3月 保健予防課
部分休業 平成30年4月~ 現所属

2 育児休業等を利用した感想

 新年度が始まる4月の復帰に合わせ、子どもが1歳3か月になるまで育児休業を取得しました。
 育児休業中は子育て支援センターや児童館などを利用して、子どもと一緒に積極的に出かけていました。子育てを通して多くの方と知り合えたり、同級生に再会したりもして、情報交換や相談など有意義な時を過ごせました。
 居住地によっては、保育所の入所が厳しいと聞きますが、ある程度月齢を重ねるまでじっくり育児ができて、保育所にも入所しやすい群馬県の環境は、とても恵まれていると思います。
 復職に向けて、子どもが病気になった際など、突発的な事態の発生に不安も感じたため、万が一に備え、ファミリーサポートや病児保育の登録なども行いました。選択肢を増やしておくことで安心することができたように思います。また、育児休業取得者を対象とした効率的な働き方や考え方を勉強できる講習会にも自主的に参加して、復職に向けた準備も育児休業中にすることができました。

3 制度を利用することに対する職場の雰囲気

 産前産後休暇及び育児休業の取得を経て、現在は1日最大2時間まで取得できる部分休業を取得しています。復帰初年度は2時間の休業を取得し、徐々に短くして、現在は定時より30分早く退庁しています。
 復帰当初は「他の方より早く帰ってしまい、申し訳ない」と、短い勤務時間内で出産前と同じような働き方ができず、仕事も育児も中途半端に感じてしまうこともありました。
 そんなとき、管理職や係の方から「今日のお迎えは大丈夫?」「お子さんの体調は大丈夫?」などと声をかけていただき、応援してくれる方がたくさんいることを実感しました。それからは、「日中にできる業務はなるべく引き受けるようにしよう」、「不在時や急な発熱等の休暇に備え、仕事の進捗を上司にこまめに報告して、状況を共有しよう」など、自分の気持ちと業務の整理をすることで、時間的な制約があるなかでも前向きに仕事ができるようになりました。
 上司にも大変協力していただき、作成した資料等をすぐに確認してくださるので、仕事がスムーズに進むことが多くとてもありがたいです。
 部分休業を取得している間も、自治研修センターのeラーニングを利用し、空いた時間に自宅のタブレットでの学習など、自己啓発できる環境も整備されています。

4 家庭における配偶者との役割分担

 朝は忙しいので、同じく県職員の夫と分担し、洗濯やゴミ出しは夫、食事の準備や片付けは私、子どもの支度の手伝いは手が空いた方がやっています。夫も育児に協力的ですが、帰りが遅い日もあるので、普段の家事は便利な調理家電に頼るなどして、短時間で済むようしています。
 基本的に子どもの保育園の送迎は私が担当していますが、繁忙期などは夫や自分の両親にお迎えを頼むこともあります。夫婦の協力も大切ですが、両親の支援があるととても助かります。

5 仕事と家庭の両立で心がけていること

 仕事では、「子どもの急な発熱等で明日休むかもしれない」という気持ちで、今日できること、先取りできる仕事はその日のうちにやるようにしています。また、現在、県政情報をTwitter等で発信する業務を担当していますが、子どもと読む絵本にはわかりやすい言葉で伝えるヒントがあったり、同じ育児仲間の間で「行政の情報がもっと欲しい」といった会話から、積極的な情報発信について考えたりと、育児を通した発見を仕事に生かすようにしています。
 家庭では、食事の準備について週末に作り置きをしたり、早朝に1日分の食事を作っておくなど、自分に合うスタイルが見つけられるようにいろいろ試していますが、無理はしないようにしています。
 子どもが小さいのでなかなか自分の時間を確保することが今は難しいですが、同期と過ごす昼休みや趣味でやっている市民オーケストラ、家族旅行などのリフレッシュできる時間も大切にして、仕事とプライベートのメリハリをつけるようにしています。

6 未来の後輩へ

 共働きで育児をしていると大変なこともありますが、困った時には相談できる経験豊富な先輩職員がたくさんいます。公務員は、数年で異動がありますが、異動後も食事に誘ってくれるなど、相談に乗ってくださる優しい先輩方に、私自身とても支えられています。
 また、私が少し咳をしていると「ママー!マクス(マスク)どうぞ」など、仕事で悩みも忘れるような子どもの可愛い言い間違えや出来事に支えられていると感じます。
 仕事に家事に育児にやることが多く、日々悩みもありますが、素敵な先輩がたくさんおり、協力してくださる周囲の方に感謝しながら、子どもと一緒に成長していけたらいいなと感じています。
 県職員は、育児や介護等、それぞれのスタイルに応じてワークライフバランスの取れた働き方ができる職場だと思います。
 よりよい群馬県をつくる仕事に携わりながら、いろいろな職場を経験できて自分自身の成長にも繋がる働き方ができる県職員は、とても魅力的な仕事だと思います。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。

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