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建築課 久保 規
掲載内容については、令和3年3月現在の情報です。
各土木事務所、各特定行政庁、各都道府県及び県民等から建築基準法をはじめとする建築に関わる各種法令の相談を受けています。回答する際には、各種法令の解説書や質疑応答集等を参考に、正確で分かりやすい回答を行うように気をつけています。
また、法改正に伴う県の条例や細則の改正手続きや国からの調査の回答取りまとめなども担当しています。
年度 | 所属 | 説明 |
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平成28年度 | 教育委員会事務局管理課 | 新高校や特別支援学校の整備を担当しました。設計や工事監理及び学校の施設管理を通して、建築物が完成するまでの一連の流れや完成した後の施設管理について学びました。 |
令和元年度 | 現所属 | 「1現在の仕事」のとおり |
県職員の仕事は、民間企業のような特定の取引先に対しての仕事ではなく、県民全員を相手にする仕事であり、自分の担当する仕事が県民の生活に直結するというところが魅力だと思います。例えば、前所属で県立学校の整備を担当した際、完成後に生徒達が学校生活を送っているところを見たときは、達成感とともに県職員の業務の影響力を感じました。
また、台風や新型感染症等で県民生活に被害が発生するような事態には、専門職や部局関係なく県職員一丸となって対応するなど、よりよい県民生活のために全力で働ける点にやりがいを感じています。
建築職である前に県職員であることを実感しました。入庁前は、建築の知識だけあれば良いと思っていましたが、予算や議会等に関すること、様々な法令等、建築以外の知識も必要となります。新たな知識を身につけるために、日々勉強する姿勢が必要だと感じています。
一級建築士の資格取得を目指しており、仕事終わりの時間や、休日を利用して勉強しています。業務に直接関係のある資格のため、積極的にチャレンジしていきたいです。
また、デジタル時代を見据え、県庁でもデジタル化が進んできています。今後、デジタル化の動きはより早く進んでいくと思うので、これらの知識を身につけ業務に役立てていきたいと考えています。
一口に「建築職」といっても、設計から工事監理、維持保全まで、幅広い業務に取り組める点に魅力を感じ志望しました。また、生まれ育った地元への貢献ができると思ったことも理由の一つです。
教養試験対策は公務員試験対策の問題集を解き、専門試験では建築士試験の問題集を解いて対策を行いました。
また、試験勉強に集中して取り組むことも大切ですが、民間企業の仕事内容も確認することで民間企業と県職員との違いを整理・理解し、その上で、なぜ県職員を目指すのかを考えて試験に臨みました。
建築職は、法規関係など建物の審査に関わる業務や、工事監理など建物の建築に携わる業務など、多種多様な業務に取り組むことができます。建築士や建設業者といったプロフェッショナルとも日々関わる機会が多いため、求められる知識がたくさんあり専門性も高いですが、その分頼りにしてもらえることも多いです。県民の皆さんの生活が豊かになるように一緒に頑張りましょう。
関係法令を確認し、根拠をもって正しく回答しています