本文
下仁田高等学校 横田 芽衣
掲載内容については、令和4年3月現在の情報です。
生徒の学校生活を維持するため、学校予算の管理や備品購入のほか、夜間の警備や浄化槽の保守、エアコンのメンテナンスといった様々な施設の管理を担当しています。学校内の建物や設備に生じた不具合への対応はもちろん、建物や設備の改修等の際は、工事業者を決めるための入札や落札業者との打合せ、工事の監督等も行っています。
年度 | 所属 | 説明 |
---|---|---|
平成26年度 | 高崎東高等学校 | 学校予算の管理や備品購入、契約、施設管理、工事事務などを担当しました。 |
平成29年度 | 現所属 | 平成29年度から令和2年度までは、生徒関連(授業料や奨学金、学校徴収金、証明書発行等)の事務や教職員の給与、福利厚生の事務を担当しました。 令和3年度からは、1の「現在の仕事」を担当しています。 |
学校事務は、「学校の顔」として、生徒や保護者をはじめ、教職員、来校者、業者、地域住民など、多くの方々と接する仕事です。教員とは異なる立場からそれらの方々に関わり、役に立てることが最大の魅力です。
また、若いうちから仕事を任せてもらえるので、自分で仕事の優先順位や進め方などを工夫しながら、学校運営全般に主体的に参画できる点も魅力です。
入庁前は、生徒や教職員のための定型的な事務を行うという印象でした。
しかし、実際に入庁してみると、工事担当として頻繁に現場に足を運び業者と打合せを行ったり、施設等で不具合があれば現場に駆けつけ修理業者を手配したりと、フットワークを求められる場面も多くあります。
また、金額の大きな工事も扱うため、責任の大きさを感じますが、その分やりがいも感じます。
私は、現在の学校が2か所目の職場ですが、どの学校に行っても周囲に頼りにされる事務職員になることが目標です。そのために、できるだけ多くの事務や、様々な職場を経験し、知識の引き出しを増やしていきたいと考えています。
また、今後は年下の職員と働く機会が増えるため、上の世代と下の世代とのつなぎ役として、働きやすい職場環境を築いていくことも目標です。
生まれ育った群馬で人の役に立つ仕事がしたいと思い、県職員を志望しました。その中でも、学校事務職員は学校という場を通じて子供たちの役に立つことができる、貴重な職場だと感じました。私自身、学校生活を通じて大きく成長させてもらったという実感があったため、子供たちが成長していく場所を支えていきたいと思い、学校事務職員を志望しました。
面接対策として、「自分が学校事務として働いていることをイメージする」ことを心がけました。先輩職員との座談会に参加したり、過去数年分の採用パンフレットを読んだりすることで、学校事務の仕事を具体的にイメージし、それを的確に言語化していきました。そうすることで、「自分はこの仕事に向いている」と自信を持って面接に臨むことができました。
また、実際の面接では、あらかじめ用意した回答を話すだけでなく、面接官との会話のキャッチボールが大切だと感じました。
学校事務は、教員とは異なる立場から子供たちの成長を支えることができ、とてもやりがいのある仕事です。その分、仕事内容は多岐にわたり、大変だと感じることもありますが、仕事を進める中で分からないことがあれば、同じ学校や他の学校にいる先輩職員の方々が親身になって相談に乗ってくれますので、安心して働くことができます。
子供たちの充実した学校生活のため、ぜひ一緒に働きましょう。
生徒が安全な学校生活を送れるよう、校内消防設備の保守点検を監督します