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活躍する女性職員の紹介(令和3年度)

更新日:2022年3月16日 印刷ページ表示

文化振興課文化企画係長 本間 晴美

活躍する女性職員(令和3年度)写真

1 現在の仕事

 係長として、係の業務や係員の状況を把握し、係全体の目標達成に向けマネジメントを行っています。具体的な業務内容としては、新しい文化の取組を行う団体への助成事務や県の様々な文化事業を実施している教育文化事業団との連携調整事務の統括、またアートによる地域振興を図るアーティスティックGUNMAの推進等の事務を担当しています。文化振興行政に携わるのは初めてなので、まずは担当者や関係者の方の話をよく聞くことを大切にしています。

2 職務経歴

職務経歴一覧
年度 所属 異動時の職名 説明
平成10年度 農政課 主事  給与や秘書を担当しました。仕事の何たるか、県の仕組みもよくわからないまま、夢中で仕事をしていました。上司や先輩に様々なことを教えていただきました。
平成12年度 渋川行政事務所 主事  県税の収納窓口や法人の県民税・事業税の課税業務を担当し、貴重な県政の財源である県税の大切さを学びました。
平成15年度 環境政策課 主事  マイバッグ持参を推進する活動をしたり、小中学生が使う環境教育の教材を作成したりしました。
産前産後休暇、育児休業(平成16年5月~平成17年5月)
育児時間(平成17年6月~平成17年12月)
平成18年度 地域創造課 主任  地域づくり、交付金、庶務、議会を担当しました。初めての庶務担当で、議会、予算、経理等職員として押さえておくべき基本の勉強ができました。
産前産後休暇、育児休業(平成19年5月~平成20年9月)
育児時間(平成20年10月~平成21年1月)
部分休業(平成21年1月~平成26年3月)
平成23年度 企画課 主任  議会事務、民間企業との包括連携協定を担当しました。議会事務は、議会関連の知識が得られるため県職員としての強みになると思います。また、包括連携協定では高校生と行ったコンビニの商品共同開発がとても楽しかったです。
平成27年度 教育委員会総務課 副主幹  組織定員や規則、文書事務の担当として、教育委員会全体の業務内容や人員配置について検討しました。
 現場で頑張る教員の皆さんの後方支援が少しでもできたらと考えて仕事をしていました。
平成29年度 秘書課 主幹  副知事秘書として、2~3人のグループで活動しました。
 とにかくスピード感が必要な仕事で、課内で助け合って乗り越えました。また、県行政全体の政策決定の過程の様子がよくわかりました。
令和3年度 現所属 係長  文化振興全般を所管する係の係長として、係員と相談しながら、業務を進めています。

3 県庁で働いて良かったこと、県職員の仕事の魅力・やりがいについて

 自分の仕事が誰かの役に立つことにやりがいを感じます。
 私はどちらかというと内部管理業務の担当が多く、自分の仕事が県民の皆様の生活を直接変えるという経験は少なかったと思いますが、内部管理業務の担当の時も、県民の皆様の役に立つ事業を担当する職員のバックアップを行うことで、間接的に県民生活を良くしているということをモチベーションにして仕事をしてきました。
 民間企業との包括連携協定の業務の一環で、高校生から企画提案を募り、コンビニの新商品を開発する事業を実施した時には、高校生のアイデアが実際に商品化され喜ぶ様子を見ることができ、大きな達成感を得ることができました。

4 仕事と家庭の両立で心掛けていること

 長男を出産後は育児休業・育児時間終了後、すぐに通常勤務に復帰したため、寂しい思いをさせてしまうことがあり、次に子どもを持つときは仕事をセーブする期間をしっかりとろうと思っていました。このため、次男出産後は小学校入学前まで1日最大2時間まで取得できる部分休業を夕方に2時間取得しました。部分休業は必要に応じて、取り消して勤務することもでき、状況に合わせた対応ができるためとても便利であり、勤務時間を短縮したため公私ともに余裕ができました。その後は看護休暇を度々取得しています。県には様々な育児介護等休暇制度があるため、状況に合わせて活用してきました。
 こうした経験から、急な休みにも対応できるよう、1日の時間配分や、書類整理、情報共有を特に意識しました。
 また、県庁には多くの女性職員がいるため、先輩達を参考にして仕事と家庭の両立を考えています。家事は「完璧にしなくて良い。」という気持ちで取り組み、夫と家事を分担し、両親や兄弟などの手も借りてきました。
 さらに、男女を問わず周りの職員の方の理解や協力がとてもありがたかったです。このため、時間がある時には他の人の仕事を手伝ったり、感謝の気持ちを忘れないようにしました。

5 今後の目標、これから挑戦したいこと

 子どもが大きくなった今でも家庭でやることは多いですが、少しずつ読書をするようにしています。今後は、英語の勉強や、書道、茶道など趣味の活動を始めて地域の活動等、私生活を充実させたいと考えています。
 また、これから育休を取得する方がいれば、自分の経験を参考にアドバイスしていくこともできると思います。

6 県職員を目指す女性へのメッセージ

 県職員の魅力の1つは、異動ごとに業務内容が大きく変わることだと思います。入庁後、異動する度に仕事内容が変わり、その都度学ぶことがありました。慣れるまで頑張る必要もありますが、複数所属を経験する内に幅広い業務を経験し、たくさんの知識を得ることができるため、仕事だけでなく家庭などの日常生活にも大きな強みになっています。
 また、女性職員も多く、女性が活躍できる環境があり、女性の管理職の割合も増えています。育児休業や部分休業等の制度を活用し、ライフステージに合わせた柔軟な働き方が可能です。
 最後に、県庁には群馬県民全体のためになる仕事がたくさんあります。一緒に群馬県のために働いていきましょう。

活躍する女性職員(令和3年度)業務写真
相談しやすい雰囲気づくりに努めています

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