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総合土木1(河川課・菊地 雄太)

更新日:2024年3月1日 印刷ページ表示

河川課 菊地 雄太

総合土木1(令和5年度)写真
​掲載内容については、令和6年2月現在の情報です。

1 現在の仕事

 気候変動の影響等により頻発化・激甚化する気象災害に対応するため、近年では河川改修を含めた防災・減災対策が重要となっています。
 そういった中で河川の改修に必要な予算を国に対して要望したり、改修を進めていく際の設計・工事に関する技術的な指導を、現場で工事を担当する土木事務所に対して行う業務を担当しています。
 また、限られた予算の中で河川を適切かつ効率的に維持管理していくために、各土木事務所が実施する県内河川の点検の結果をもとに、必要な予算を配布して対策を行う業務なども行っています。

2 職務経歴

職務経歴一覧
年度 所属 説明
平成29年度 館林土木事務所 道路・河川事業に関する設計・工事・維持管理業務に従事しました。
令和元年度 監理課(岩手県派遣) 東日本大震災の復興事業に従事しました。
(令和元年11月~令和2年3月)
令和2年度 河川課 河川の改修事業、維持補修事業等の予算管理業務等に従事しました。
令和4年度 河川課(国土交通省派遣)

河川の環境整備事業にかかる予算編成や事業評価に関する業務に従事しました。

令和5年度 現所属 「1現在の仕事」のとおり

3 県職員の仕事の魅力・やりがい

 総合土木の仕事は道路・河川・砂防・都市公園・下水道など多岐にわたり、専門的な分野の計画から工事、維持管理といった幅広い業務に携わることができます。
 その中でも、近年では頻発化・激甚化する気象災害に備えるためのインフラ整備といった「ハード対策」や避難対策などの「ソフト対策」に携わることもあります。これらは県民の命に関わる重要な業務ですので、非常にやりがいを感じることができます。
 また、一つの目標に向かって国や市町村、民間企業など多種多様な関係者と協力しながら業務に携わることができることも県の仕事の魅力です。

4 これまでの仕事で印象に残った業務やエピソード等

(1)館林土木事務所

 入庁一年目で道路や河川の工事に携わり、全てが初めての経験で分からないことだらけの中、上司の方々に丁寧に教えていただきながら日々の業務に取り組んでいました。そういった中でも初めて自分が担当した道路の舗装工事が完了したときは、きれいに整備された道路を見て達成感を感じることができました。

(2)災害派遣(岩手県)

 東日本大震災の復興のため岩手県に派遣され、津波で壊滅的な被害を受けた地域で津波浸水区域を回避するための道路事業に携わりました。派遣先では地元自治体の復興まちづくりと一体となって道路整備を進めていきました。日々の業務は多忙ではありましたが、被災地の安全で安心な防災都市・地域づくりに寄与することができ、大きなやりがいを感じることができました。

(3)河川課(国土交通省派遣)

 全国の河川事業における取組や国の予算編成にかかるノウハウを学ぶため、一年間国土交通省に派遣されて業務を行いました。全国でどのような河川事業に関する取組が実施されているのか知ることができ、また、国で実施している事業や自治体の交付金事業の予算がどのような過程で編成されているかを直に学ぶことができる非常に貴重な経験でした。

5 入庁前と入庁後の印象

 入庁前は県庁の仕事はデスクワークが多い仕事だと思いこんでいましたが、入庁して実際に業務に携わると、現場に出向いて行う仕事が多いと感じました。また、県の仕事を進めていくうえでは県職員だけでなく、様々な関係者がいて、それらの方々と密に連携しながら仕事を進めていくことが大切だと感じました。

6 今後の目標、これから挑戦したいこと

 総合土木の仕事は道路・河川・砂防・都市公園・下水道など多岐にわたるため、まずは各分野の知識を学んでいきたいと考えています。また、得た知識をどのように業務に活かしていくかが重要になるので、様々な業務を経験する中で柔軟な考え方や対応力を培っていきたいと思っています。

7 群馬県職員を志望した理由

 学生時代からずっと群馬県で過ごしてきたので、何か地元のためになる仕事に就きたいと思ったのが一番の理由です。その中で、県民の生活をより豊かにするために、生活の身近にある道路や河川などのインフラの整備について、計画段階から設計・工事、維持管理までの過程に携われることに魅力を感じ、群馬県職員を志望しました。

8 受験時に心がけたこと

 筆記試験については、なるべく早いうちから計画的に勉強することを心がけました。早めに筆記試験対策にとりかかることで、自分がどの科目が得意で何が苦手なのかを把握し、苦手な科目は時間をかけて克服するようにしました。
 面接試験については、まずは自分が将来群馬県職員としてどのような仕事をしたいかを考え、関連する情報を県のホームページなどから収集することから始めました。情報収集をする中で自分が携わりたい仕事を具体化し、どうしてその仕事に携わりたいか自分の中で明確にすることを心がけました。

9 未来の後輩へ

 総合土木の仕事は多岐にわたる専門的な知識が必要となるため、時には大変だと感じることもあります。ただそれ以上に、インフラの整備などを通して、県民ひいては自分自身の生活を豊かにする仕事に携われ、やりがいを感じることができる魅力的な仕事だと思います。
 今後、皆さんと群馬県職員として一緒に働く日がくることを楽しみにしています。

総合土木1(令和5年度)業務写真
会議を通して関係機関との情報共有を図ります

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