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建築(建築課・吉田 りか子)
建築課 吉田 りか子
掲載内容については、令和7年2月現在の情報です。
1 現在の仕事
建築基準法等に関する業務を担当しています。主に地域の土木事務所や市町村、県民の方から、建築物の建築に関する相談を受けて、法令に基づいて回答する業務を行っています。
また、今まで各種申請の手続は郵送や窓口での提出がほとんどでしたが、利便性の向上や業務の効率化のために、現在手続の電子化を進めています。その電子申請に関する専用フォームの作成も担当しています。
1日のスケジュール(例)
時間 | スケジュール |
---|---|
8時30分 | 始業、メールチェック |
9時 | 資料作成、電話対応等 |
12時 | 昼食 |
13時 | 係内打合せ |
14時 | 資料作成、電話対応等 |
17時15分 | 終業 |
2 現在の職場の雰囲気
和やかで相談しやすい雰囲気です。
3 職務経歴
年度 | 所属 | 説明 |
---|---|---|
令和4年度 | 太田土木事務所 | 建築物を建てる前の事前相談から完了検査まで、建築物のさまざまな段階に携わりました。 |
令和6年度 | 現所属 | 「1現在の仕事」のとおり |
4 県職員の仕事の魅力・やりがい
太田土木事務所では、日々の窓口業務や審査業務等を通じて、幅広い知識や経験が習得できました。建物が建つ前の計画段階から完了するまで、さまざまな形で建築物に関わることができ、安心安全な生活環境づくりに貢献できることは魅力であり、やりがいを感じられました。
建築課の業務は、市や県民などからの問い合わせに対し、法文等の複数の資料を読み込み、根拠を探して回答する作業が主です。上司や先輩に助けていただきながら日々知識が増えていくことを実感し、やりがいにつながっています。
5 これまでの仕事で印象に残った業務やエピソード等
(1)太田土木事務所
一日のほとんどを相談等の窓口業務が占めていました。業者や住民等さまざまな方から電話や窓口にて問合せや相談があり、根拠を探して理解していただけるよう説明するのが大変でした。なかなか理解していただけないときは、経験豊富な先輩に手助けしてもらい一緒に対応したときもありました。
(2)建築課
問合せを受けて、なかなか根拠が見つからないとき、たくさんの資料を読み込んで根拠を探すという作業が印象に残っています。
また、建築行政のDX化に向けて土木事務所の職員と調整を行っていますが、経験豊富な建築技師の先輩方から新たな観点でアドバイスをいただくこともあり、勉強になっています。
6 入庁前と入庁後の印象
入庁前にはデスクワークが多いと思っていました。現在の職場はある意味イメージ通りです。
また、異動が多くて大変だと思っていましたが、幅広い経験ができるところはむしろ魅力だと思います。業務の内容が違っていても、以前の所属で学んだ知識や経験が活かせるし、知識が積み上がっていくことはうれしいことです。
入庁前には建築に関する業務に限られると思っていましたが、建築物に関する法律もさまざまあり、幅広い知識が必要だと実感しました。現在担当している建築行政のDX化に関する業務では、行政手続に関する法令等を日々勉強しながら進めています。
7 今後の目標、これから挑戦したいこと
業務の幅を広げるために、一級建築士の資格取得を目指しています。
また、庁内のシステムが今年度新しいシステムに移行しましたが、DX化の担当者として、私も研修を受けました。建築関係の電子申請はまだ馴染んでいなくて、件数はそれほど多くはありませんが、今後増えてくると利用者からさまざまな意見が出てくることと思います。それらを参考にしながら、さらに使いやすく修正していくつもりです。
8 プライベートの過ごし方
読書やバスケットボール観戦が趣味です。特にバスケットボールは、群馬クレインサンダーズのファンで、月1回くらいオープンハウスアリーナ太田へ友達と通っています。
9 群馬県職員を志望した理由
大学進学で県外に出たことで、生まれ育った群馬県の魅力を再認識しました。大学で学んだ建築の分野で地元に貢献したいという気持ちが強くなり、地元で就職することに決めました。県職員を選んだのは、建築行政や営繕など、さまざまな方面から建築に携わるというところに魅力を感じたからです。
福利厚生が充実していて、女性が働きやすい職場だと思ったのも理由の一つです。
10 受験時に心がけたこと
筆記試験対策は公務員試験の参考書や問題集を購入し、ひたすら問題を解きました。
面接対策としては、大学内の就活をサポートしてくれるセンターに通って練習しました。人前で話すのがあまり得意ではなかったので、回数をこなして話せるようにトレーニングしました。
それから、論文対策として群馬県の取組や特徴などについて調べました。調べてみると、地元なのに知らないこともたくさんあって、改めて知ることができました。
11 未来の後輩へ
建築職は、業務が幅広く、県全体という広い視野でさまざまな方面から群馬県の安全な生活環境づくりに携われるところが魅力です。ぜひ一緒に頑張りましょう!