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薬剤師(薬務課・山崎 雄哉)
薬務課 山崎 雄哉
(「崎」は「山へんに竒」ですが機種依存文字のため「崎」と表記しています。)
掲載内容については、令和7年2月現在の情報です。
1 現在の仕事
麻薬・危険薬物係に所属し、麻薬及び向精神薬取締法や覚醒剤取締法、大麻取締法、あへん法などに基づいて監視・指導を行っています。
特に、麻薬を取り扱っている病院や薬局に立入検査を実施して、管理状況や帳簿等の関係書類を確認し、適切に管理が行われているかを調査します。
また、県警察本部等との連携による薬物乱用防止キャンペーン活動や、中学・高校などに出向いて薬物乱用防止教室の講師も行っています。
1日のスケジュール(例)
時間 | スケジュール |
---|---|
8時45分 | 始業、メール・チャットチェック |
9時 | 文書起案・事務処理 |
12時 | 昼食 |
13時 | 事務処理 |
17時30分 | 終業 |
※時差出勤
2 現在の職場の雰囲気
真面目な方が多い職場です。一つ一つの業務に対して丁寧に電話対応や事務処理を行っている印象です。
3 職務経歴
年度 | 所属 | 説明 |
---|---|---|
平成31年度 | 水質検査センター | 県営浄水場の水質検査業務、河川の水質調査業務を行いました。 |
令和4年度 | 伊勢崎保健福祉事務所 | 食品工場の衛生管理状況を監視・指導する業務を行いました。 |
令和5年度 | 現所属 | 「1現在の仕事」のとおり |
4 県職員の仕事の魅力・やりがい
県の薬剤師は、幅広く、多岐に渡ってさまざまな業務を担っているため、病院や薬局の薬剤師が行う調剤や服薬指導以外の業務を経験できる点が魅力だと思います。
現在の所属では、中学校や高校に出向いて薬物乱用防止教室の講師を務めることもあり、やりがいを感じます。
5 これまでの仕事で印象に残った業務やエピソード等
Gメッセ群馬でワクチン接種が行われた際に、様々な方々と協力してワクチンの充填業務を担いました。とても大変でしたが、印象に残っています。
6 入庁前と入庁後の印象
入庁前から県の薬剤師業務は幅広いと知っていましたが、思った以上に多岐にわたる印象です。現在の配属先は3か所目ですが、いろいろな経験をできると同時に、異動の都度、新たな知識を習得していかなくてはなりません。
スキルアップのために日々法律の勉強をしていますが、一人では解決できない場合には、先輩や上司に相談します。気軽に相談できる雰囲気があり、働きやすい職場だと思います。
7 今後の目標、これから挑戦したいこと
県庁内にはまだ経験したことのない薬剤師業務があるので、また違った配属先で新たな知識をつけ、成長していきたいと思います。
8 プライベートの過ごし方
3歳の子どもがいるので、近所の公園で遊んだり、いろいろな子ども向けイベントを探して出かけたりすることが多いです。
9 群馬県職員を志望した理由
県外の大学で学んで薬剤師の資格を取り、生まれ育った群馬県のために働きたいと思い応募しました。
10 受験時に心がけたこと
教養試験は、公務員試験対策の参考書と問題集を購入し、繰り返し解いて対策しました。
論文対策としては、県のホームページで現在の県の取組み・課題などを調べて、自分なりの考えをまとめました。文章の構成の仕方も本で学びました。
面接試験対策は、想定質問に対する回答を紙にまとめたりしました。
11 未来の後輩へ
民間の病院や薬局での実習を体験した際、自分が思い描く薬剤師像と何か違うなと感じた方は、県職員を目指してみるのもいいのではないでしょうか。県の薬剤師は、幅広い分野で活躍できます。群馬県のために働きたいと思っている方には、絶対に向いています!