【5月26日】中小企業等経営強化法に基づく経営革新計画3事業者を承認しました(経営支援課)
承認状況
新規承認件数:3件
累計承認件数(令和3年4月30日現在):1,142件(中小企業経営革新支援法及び中小企業新事業活動促進法での承認を含む)
承認事業者
事業者名 | 所在地 | 計画のテーマ |
---|---|---|
有限会社HAPPY ISLAND | 高崎市 | 惣菜店舗を併設したセントラルキッチンの構築による商品提供プロセスの革新 |
有限会社井野口自動車整備工場 | 館林市 | 「パッカー車専門店」として車両の調達から維持・運用までを総合サポートする新サービスの展開 |
※事業者の希望により、1件について非公表。
「経営革新計画」承認の仕組み
中小企業等が「経営革新計画」を作成し、県の承認を得ると、県及び政府系金融機関の低利融資制度や、信用保証協会の保証枠の拡大、ものづくり補助金の加点など、各種の支援措置の利用が可能となります。
承認の条件
- 3~8年間の計画であること。
※計画期間は、研究開発期間(0~5年)と事業期間(3~5年)とで構成。 - 事業内容が、次のいずれかに該当し、かつ、本県の中小同業者において未だ一般化されていない新たな試みであること。
ア.新商品の開発又は生産
イ.新役務の開発又は提供
ウ.商品の新たな生産又は販売の方式の導入
エ.役務の新たな提供の方式の導入
オ.技術に関する研究開発及びその成果の利用
カ.その他の新たな事業活動 - 経営革新を行うことによって、当該企業の付加価値額又は1人当たりの付加価値額及び給与支給総額が下表のとおり向上する見込みがあること。
事業期間 | 付加価値額又は1人当たりの付加価値額の伸び率 | 給与支給総額の伸び率 |
---|---|---|
3年 | 9%以上 | 4.5%以上 |
4年 | 12%以上 | 6%以上 |
5年 | 15%以上 | 7.5%以上 |
【別記】企業概要及び計画概要等
有限会社HAPPY ISLAND
代表者
福島 健司
所在地
高崎市緑町1丁目28番地2
従業員
46名
テーマ
惣菜店舗を併設したセントラルキッチンの構築による商品提供プロセスの革新
計画内容
当社は1975年に創業したステーキ・ハンバーグの専門店である。店舗は高崎市内に2店舗、前橋市内に1店舗の計3店舗である。提供している牛肉は、上州牛を中心に「一頭買い」をすることで希少部位を含めた多様な部位の肉を提供しており、競合店との差別化を図っている。
今般の新型コロナウイルス感染症の影響により、飲食店は休業や時短営業等を求められており、一層の経費削減と事業の再構築が急務となっている。
そこで当社では、これまで各店舗で行っていた肉の下処理を一括して行うセントラルキッチンを構築するとともに、惣菜店舗を併設することで、仕入れの効率化と食品ロスの低減、生産性の向上を進めていく。
有限会社井野口自動車整備工場
代表者
井野口 光
所在地
館林市近藤町779
従業員
12名
テーマ
「パッカー車専門店」として車両の調達から維持・運用までを総合サポートする新サービスの展開
計画内容
近年需要が増えているパッカー車(ゴミ収集車)の整備から、レンタル、車両販売まで扱う「パッカー車の専門店」としてリニューアルする。
新型コロナウイルスの影響でステイホームが続く中、家庭ゴミの増加にともないパッカー車の整備や買い替え需要が増えています。この需要に対応すべく、パッカー車レンタル事業、車両販売事業をリリースし、現存の整備工場をより大型に建て替える。
国内でも数少ないパッカー車の専門店として、競合他社との差別化を図るとともに、一般車に比べ単価が高いことを活かして当社の業績・付加価値額を向上させ、当社の経営革新を進めていく。