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令和8年度第20回定例記者会見要旨(9月3日)

更新日:2026年9月3日 印刷ページ表示

■日時 令和8年9月3日(木曜日)14時04分~15時02分
■会場 記者会見室
■出席者 県:知事、副知事ほか
     記者:記者クラブ所属記者等13人
■記録作成 メディアプロモーション課(報道係)

 モニター資料 (PDF:1.77MB)

 20260903山本一太群馬県知事定例記者会見<外部リンク>

■知事冒頭発言

■知事発表

 1. ぐんま賃上げ促進支援金

 2. ご当地キャラカーニバルin ぐんま2026

 3. 板倉ゴルフ場の新クラブハウスオープン

■質疑応答

■​Newさんのひとこと

■知事メッセージ

知事冒頭発言

 それでは、定例会見を始めたいと思います。まずは、頻発する大雨災害についてお話をしたいと思います。今年の夏は、皆さんご存じのとおり、全国各地で記録的な大雨が続いています。県内でも7月、県央・東毛地域を中心に大雨があって、道路の冠水とか宅地、農地の浸水被害が発生しました。

 先週の27日木曜日には石川県と富山県、それから30日日曜日には福井県に、レベル5の大雨特別警報が発表されました。この大雨で、河川の氾濫とか道路の冠水、住宅の床上・床下浸水などの被害が発生して、けが人も報告されております。被害に遭われた皆さまに、心からお見舞いを申し上げたいと思います。加えて、本日は大雨の影響を受けて、青森県青森市と五所川原市で、警戒レベル5の緊急安全確保が発令されました。これから本格的な台風シーズンを迎えます。大雨が予想されるときは、気象情報や市町村からの避難情報というものを、こまめに確認していただきたいと思います。危険な場所にいる方は、自分だけは大丈夫だと思わずに、とにかく早めに避難をしていただければと思います。また、アンダーパスなど周囲より低い道路は、大雨で冠水するおそれがあります。冠水した道路には、決して車で侵入しないようにお願いしたいと思います。こうした大雨に備える群馬県の水害対策について、取り組みを1つご紹介したいと思います。スライドをご覧ください。

 群馬県では、浸水被害に迅速に対応するため、高崎、伊勢崎、太田、館林の4つの土木事務所に、計5台の排水ポンプ車というものを配備しています。7月の大雨では、伊勢崎市からの要請を受けて、群馬県と建設業界との災害協定に基づき、建設業協会伊勢崎支部の皆さんに排水作業を行っていただきました。長時間にわたる作業によって、住宅地の床下にまでたまった水を排水して、浸水被害の拡大を防ぐことができました。今回使用した排水ポンプ車は、令和2年に伊勢崎土木事務所に配備したもので、実際の浸水現場で活動したのは今回が初めてだったんですね。排水ポンプ車は、実際に動かす人がいてこそ、その力を発揮します。排水ポンプ車を配備している各土木事務所と建設業協会各支部では、ポンプ車配備以降、毎年、操作訓練というものを継続して行ってまいりました。こうした日頃からの訓練が功を奏して、今回の伊勢崎地域での迅速かつ円滑な排水作業につながったと考えています。

 このほか、今回、建設業協会のほかの支部でも、通行止めの措置や土砂・倒木の撤去など、昼夜を問わず、建設業の方に応急措置、応急対応に当たっていただきました。排水作業をはじめ、県内各地で応急対応に当たっていただいた建設業協会の皆さんには、心から感謝を申し上げたいと思います。

 先週の会見でも触れましたが、昨日、最後は高崎だったんですけれども、これで3年連続、3年目となる建設業協会12支部への知事の行脚が完了いたしました。自然災害のほか、豚熱と鳥インフルの対応の際にも、ここで何度か申し上げましたが、最も大変な埋設作業を建設業者の皆さんに担っていただいています。群馬県にとって、建設業というものは非常に重要な産業です。地域の建設業の現場力、群馬県が打ち出した独自のコンセプトで「災害対応組織力」というのがあるんですけれども、これを将来にわたって維持することが極めて重要だと考えています。今後も群馬県は、建設業の皆さんとともに災害に強い県土づくりを進め、力を合わせて県民の命と暮らしを守ってまいります。

 次に、群馬県国際情勢アドバイザリーボードについてです。8月27日木曜日、日本銀行前橋支店の上野陽一さんをお招きして、第5回のヒアリングを実施いたしました。まず、「中東情勢が日本・地域経済へ及ぼす影響と今後のリスク分析」をテーマにお話を伺って、その後、私との意見交換を行いました。

 上野さんからは、日本銀行の展望レポート、各種統計資料に基づいて、大局的な視点から日本経済の現状、今後の見通しについて説明をしていただきました。これ、写真がなくて残念ですね。また、AIに関連する財や原油の価格上昇という変化が県内経済にどんな影響を与えるのか、これについて群馬県の産業構造を踏まえて、非常に分かりやすく解説をしていただきました。

 国際情勢とか世界経済の変化は、県民生活、県内経済にも直結するんですね。今回のヒアリングでは、いろいろなご示唆をいただいたんですけれども、今後の群馬県の施策を検討する上で、大変有意義な機会となったと思っています。引き続き、こうしたヒアリングを通して、有識者の皆さんに意見を伺いながら、群馬県としての対応を、とにかくグローバルな視野で、しっかりと視野を広げながら、常にいろいろなことを前広に検討していきたいと考えております。

 それでは、会見の中身です。スライドをご覧ください。今日の主な会見の中身なんですけれども、今日は「ぐんま賃上げ促進支援金」、それから「ご当地キャラカーニバル in ぐんま2026」、県庁に入ったところにも大きな宣伝のポスター、のぼりみたいなものがあるんですけれども、皆さんご覧になっていると思います。それから、「板倉ゴルフ場の新クラブハウスオープン」、こうしたことについて発表させてください。

 

知事発表

1. ぐんま賃上げ促進支援金

 まず、「ぐんま賃上げ促進支援金」です。スライドをご覧ください。

 今、群馬県では、皆さんご存じだと思いますが、一定以上の賃上げを行った県内中小企業等を支援する「ぐんま賃上げ促進支援金」を実施しております。6月から受け付けを開始して、現在の申請金額が5億円を突破いたしました。県内の中小企業等で働く1万人以上の方々の賃上げにつながったということです。順調に支援金を活用していただいていることを、知事として大変うれしく思っております。あらためて支援金について説明させてください。

 支援額は、前月からの賃上げ率が5%以上の場合、従業員1人当たり5万円、上限は40人分となる200万円です。小規模事業者については、特例として賃上げ率が3%以上の場合でも、1人当たり3万円、上限20人分の60万円となります。

 賃上げ期間は2期制としています。1期2期と分かれています。第1期は8月31日月曜日まで、第2期は9月1日火曜日から12月31日の木曜日までということになります。第1期分の申請受け付けが9月30日の水曜日までとなっています。賃上げを行ったものの、まだ支援金の申請をされていない事業者の方は、忘れずに、申請をお願いしたいと思います。第2期分の申請受け付けも開始しております。来年の1月31日の日曜日までとなっています。

 8月6日の木曜日に行われた群馬地方最低賃金審議会において、群馬県の最低賃金を、ご存じだと思いますが、1,120円にするという答申がありました。前年度に比べて5%超、57円が引き上げられることになりまして、これも10月に発効される見込みになっています。

 このタイミングでも、ぜひ支援金を活用いただいて、積極的な賃上げをご検討いただくようにお願いしたいと思います。詳しい申請方法については、いつも申し上げているとおり、スライド記載のQRコードから特設サイトを確認できます。

 今年度は、昨年度の支援金支給から切れ目のない支援としつつ、年間を通じて、より大きな支援の活用が可能となっています。賃上げの契機として、ぜひ多くの事業者の皆さまに積極的に活用していただきたいなと思っています。

 

2. ご当地キャラカーニバルin ぐんま2026 

 続いて、「ご当地キャラカーニバル」についてです。スライドをご覧ください。

 9月26日n土曜日と27日の日曜日の2日間、群馬県庁で、大規模キャラクターイベント「ご当地キャラカーニバル in ぐんま2026」を開催いたします。これが大きく飾ってあったんですよね。県庁に入ったところね。今年で4回目の開催となるイベントで、前回は全国から2日間で延べ4万8,000人を超える多くの方々にお越しいただきました。グッズなどの出店者の売り上げは約1,600万円に上って、これも過去最高の盛り上がりを見せました。

 今回も、ぐんまちゃん、あおま、みーみをはじめ、くまモンに来ていただきますし、チーバくんにも来てもらいます。全国各地、それから海外、タイとかアメリカからも来てくれるということなので、過去最多となる総勢149キャラが、ここに勢ぞろいいたします。

 今回のテーマは「サンバづくし」ですね。今年5月にリリースしたぐんまちゃんの新曲「ぐんまちゃんバ」、皆さんに聴いていただいたと思うんですが、このリズムに合わせて、子どもから大人まで一緒に踊って楽しめるイベントにしたいと考えています。

 これまで、ぐんまちゃんが参加するイベントの際、「ぐんまちゃんバ」を一緒に盛り上げてくれる皆さんに、カード型の「ぐんまちゃんバ隊員証」というものをお渡ししてまいりました。ご当地キャラカーニバルでは、この隊員証のご提示で、ぐんまちゃんの限定グッズというものをプレゼントいたします。なお、まだ隊員証をお持ちでない方々に向けて、イベント当日も隊員証をその場でお渡しする予定です。ぜひ、みんなで「ぐんまちゃんバ」を楽しみましょう。

 それでは、ここからイベントの詳細を紹介したいと思います。まず県民広場では、それぞれのキャラクターたちが盛り上げるステージイベントを開催いたします。キャラクターのほか、今回もイベントを盛り上げるスペシャルゲストとして、大人気YouTuber「HIMAWARIちゃんねる」の皆さん、それからYouTubeチャンネル「劇団ぐんまちゃん」の歌のお姉さんである中野美優さん、保育アーティストの出口たかしさん、「ぐんまちゃんバ」の振り付けのお手本動画に出演いただいた黛寿儒さん、こういった方々が登場いたします。このほか、県民広場では各キャラクターのブースを設置して、グリーティングとかグッズの販売なども行います。

 県民ホールでは「劇団ぐんまちゃんミニステージ」がありますし、また、アニメ「ぐんまちゃん」の上映、ぐんまちゃんグッズ、群馬県の物産を取りそろえた販売コーナーも設置いたします。また、「ぐんまちゃんバ」をまだ踊れない方々に向けて、なんとダンスレッスンまでやりますから。いずれの会場も入場無料ということにさせていただきます。

 全国のご当地キャラが群馬県に集まることは、貴重な機会になります。詳細は、このスライド記載のQRコードにある特設サイトで順次お知らせをしてまいります。子どもから大人まで楽しんでいただける企画を多数ご用意していますので、ぜひご来場ください。

 加えて、このイベントに参加したいという自治体などの団体も、年々増えています。わずか4年で、全国から期待されるイベントになった、4年で急成長したということを、知事として大変うれしく受け止めております。群馬県としては、このイベントを通じて生まれたにぎわい、こういうにぎわいを群馬県全体にまた広げていきたいと思っています。今後も、ぐんまちゃんを通して群馬県をさらに盛り上げていくために、魅力的な企画をどんどんやっていきたいと思っています。

 ご存じだと思いますが、「ぐんまちゃんバ」、結構頑張っているんですよね。最新、一昨日見た感じだと、確か今もう30万回ぐらい、実は動画が回っていて、Spotify(の5月31日時点急上昇チャート)で36位ですから、これ、すごいと思いませんか。ぜひ、この「ぐんまちゃんバ」、聴いたことがないという方は、Spotifyでも聴けますし、YouTubeでも見られますので、ぜひのぞいてみてください。本当に幸せな気分になれますので。

 

3. 板倉ゴルフ場の新クラブハウスオープン

 そして最後に、「板倉ゴルフ場の新クラブハウスオープン」について報告をしたいと思います。

 群馬県では、河川敷を有効活用しながら、県民の皆さんが身近で気軽にスポーツを楽しめる場として、4つの県営ゴルフ場を運営しています。4つのゴルフ場は昭和51年から60年にかけて開場しましたが、長年の利用によって、一部のクラブハウスでは非常に老朽化が進んでいるんですね。

 そこで群馬県では、広く県民に親しまれるゴルフ場づくりの一環として、平成27年度に玉村ゴルフ場のクラブハウスを建て替えるなど、クラブハウスの更新とか改修を順次進めております。そしてこのたび、板倉ゴルフ場の新たなクラブハウスのオープン日が決まりましたので、お知らせをしたいと思います。スライドをご覧ください。

 10月10日土曜日に、板倉ゴルフ場の新しいクラブハウスがオープンいたします。新しいクラブハウスは、県産木材をふんだんに活用した木造建築とし、ゆったり、ゆっくりとくつろげる快適な空間に仕上げてあります。新たに屋外テラスとか女性用パウダーコーナーを設けたほか、ロッカールーム、パーティールームなども拡充いたしました。利用者の皆さんに、より快適に過ごしていただけるよう、機能の充実を図っております。

 板倉ゴルフ場は、谷田川の河川敷にあります。18ホールのコースになります。フラットな地形でありながら、池とか川とかを配置した戦略性のあるコースですよね。東北自動車道の館林インターチェンジからも非常に近いので、アクセスが非常にいいと。これも魅力だと思っています。なお、新たなクラブハウスのオープン準備のため、10月5日の月曜日から9日の金曜日までは休場するということをお伝えしておきたいと思います。

 オープン日の10日の土曜日以降の予約受け付けは、9月5日の土曜日から受け付ける予定になっております。詳細は、このスライド記載のQRコードから、板倉ゴルフ場のホームページをご確認ください。

 ぜひ多くの皆さんに、この板倉ゴルフ場でプレーしていただき、新しくなったクラブハウスで、ゆったりくつろいでいただければと思っております。心身ともにリフレッシュできるゴルフというスポーツが、まさにリトリートにふさわしいというか、一つの非常に象徴的な過ごし方だというふうにも捉えております。群馬県としては、今後も幅広い方々に親しまれる県営ゴルフ場づくりを進め、スポーツ振興、県民の健康づくり、幸福度の向上につなげていきたいと思います。

 私からは以上です。ここからは、皆さんからのご質問をお受けしたいと思います。

 

質疑応答

​​●ぐんま賃上げ促進支援金について
(記者)
 では、いくつか質問させていただきます。まず、賃上げ促進支援金の関係なんですけれども、第1期の申請状況、例えば件数であるとか、予算の上限のどれぐらいの割合まで申請があったかなど、教えていただけますか。

 

(知事)
 はい、担当部局どうぞ。

 

(労働政策課長)
 まず第1期の申請ですけれども、ここに書いてありますとおり、申請金額で5億円突破というところですが、今朝確認した段階ですと、約5.5億円の申請が来ておりました。これはまだ申請ベースですので、これから審査をして、実際の支払いというのは、これから確定になります。
 件数については、すみません、手元に数字はございませんが、予算に対しては、支援金予算13.2億円の予算がありますので、申請ベースで今、42%ほどの申請をいただいております。

 

(記者)
 この予算の振り分けというのは、第1期、第2期に関係なく、全体からということですか。

 

(労働政策課長)
 そうですね。第1期、第2期を合わせて13.2億円という予算になってございます。

 

(記者)
 あと、知事の、この第1期の申請、これまでの支援金の効果をどのように受け止めているか、お聞かせください。

 

(知事)
 これは、まずは原課の立場から、当初よりも増えてきたから。

 

(労働政策課長)
 まず今年、第1期、第2期ということで2期制に分けてございますが、第1期の賃上げ期間が1月1日から8月31日までの8カ月間、第2期が9月1日から12月31日までの4カ月間というふうに分けてございます。これで2期に分けたことによりまして、昨年度、令和7年度の最低賃金の引き上げが3月1日に年を越したという、昨年の事情がございましたので、その3月1日の最低賃金の引き上げ期間も第1期に入っております。また、4月の定期昇給ですとか、春闘ベースアップとか、そういったものの昇給も対象に入っているというところです。
 それが第1期の対象になっておりまして、第2期につきましては、今年度の最低賃金の引き上げが10月に発効される見込みがございますので、その10月の最低賃金の引き上げでも、第2期のほうで使っていただける。
 同じ事業者の方でも、第1期で5%上げて、第2期でも5%上げた場合には、両方申請いただけるということで、最大で、各期ごとに40人分、200万円上限ですけれども、両方申請いただくと、一つの事業者でのべ80人分、400万円まで申請いただけるというところでございます。
 また、今回について、数字的な分析はまだ行ってございませんけれども、そういったことで2期に分けて、それぞれの期間で賃上げの要素がございますので、そういったところで活用いただけると考えております。

 

(知事)
 前回のとき、ご存じだと思うんですけれども、10月から施行されると思っていたら、それが3月になったんだっけ。それで結構、我々の目測はやや計算が違ったところがあって、なかなか伸びなかったということなので、そういうことも踏まえて新しい仕組みにして、より使いやすくしたので、ここからかなり需要が伸びてくるんじゃないかなと思って期待しています。

 

●ご当地キャラカーニバルinぐんま2026について
(記者)
 続いて、ご当地キャラカーニバルなんですけれども、今回149キャラクター参加ということですが、初登場のキャラクターがどれぐらいいるかということと、来場目標なども教えていただければと思います。

 

(知事)
 まず知事戦略部長から。

 

(知事戦略部長)
 今回149のうち、初登場のキャラですかね?

 

(記者)
 はい。

 

(知事戦略部長)
 49キャラですね。もう一つは?

 

(記者)
 来場者の目標ですね。昨年4万8,000人ですか?

 

(知事戦略部長)
 まず、こちらにつきましては、確か最初が3万1,000人で、その後が4万1,000人、そして昨年が4万8,000人ということなので、当然、昨年を上回る数字ですね。担当者とすると、5万人オーバーを目指していきたいということです。5万人を超えると東京ドーム並みの数字になりますので、昨年の4万8,000人で、多分さいたまスーパーアリーナ超えの数字ですので、これは相当すごい数字かなと思っているんですけれども、5万人を超えると東京ドーム並みの数字ということなので、そこを目指して、多くの方にぜひ来ていただければと思います。今年は特にサンバもありますので、皆さんに楽しんでいただければと思っております。

 

(知事)
 これは、ご当地キャラカーニバルということで、ぐんまちゃんのイニシアチブで始まったんですけれども、これだけのキャラがそろうということも異例なんですけど、この種の地方自治体のイベントで、2日間で5万人来るというのは、結構すごいことなんですよ。他を調べてもなかなか無いので。何度も言いますが、群馬県は数字については非常に正直なので。だから、本当にそれだけの人が来て、かなり経済効果をもたらすということなので。今回、「ぐんまちゃんバ」が30万回近く回っていて、Spotify(の5月31日時点急上昇チャート)で36位でしょう。だから、かなり伸びるんじゃないかなと。分からないけどね。個人的にはそう思っています。これ非常に勢いがあるので、私自身は5万人はもう超えるんじゃないかなと思って期待しています。

 

●新しい文化拠点の整備について
(記者)
 あと、案件外なんですけれども、群馬県民会館廃止後の新しい文化拠点の整備についてなんですが、今週、知事は保存活用を求める市民団体と面会をされて、その後、今後の方針についてもう少し時間をかけたいとブログに書かれていましたけれども、現在の検討の進捗状況ですとか、知事としては、いつ頃までに基本構想を固めたいかというのを、あらためてお聞かせください。

 

(知事)
 まず地域創生部長から。

 

(地域創生部長)
 新たな文化拠点の整備の検討の進捗状況でございますけれども、基本構想策定に向けて、プロポーザルによりまして、劇場コンサルティング事業者でございます「空間創造研究所」というところを選定いたしまして、7月に契約を締結し、今現在、検討を進めているところでございます。
 また、近いうちに有識者会議を立ち上げたいということで、今、準備を進めているところでございます。基本構想の策定の時期でございますけれども、当初説明していたとおり、今年度末までには作成したいというスケジュール感で、現在も変わってございません。

 

(知事)
 昨年度の会見でも申し上げたとおり、今までいろいろ我々としては、きちっとプロセスを踏んできたと思っているんですね。その上で、基本的には県民会館を解体するという方針を、新年度早々に打ち出すつもりだったので、そもそも2月か3月の会見でそう言っているんですよね。
 ただし、いろいろと状況をあらためて考えてみたら、今、地域創生部長からあったように、これから基本構想を我々は作っていくので、事業者も決まって、しっかりやっていくので、やっぱりそれがちゃんと出ない前に、県民会館は基本的に解体してみたいな結論を出すのは、やっぱりちょっと性急かなと思ったり。あるいは、前橋商工会議所のほうも、私のところへは来なかったですけど、少し事務レベルで県民会館を残せないかという意見があったりとか、そんなこともいろいろ考えた上で、もう少しじっくり考えようと。今言ったように、今度の基本構想の検討が本格的に始まるので、今年度中ぐらいをめどに、そこもちゃんと見ながら、こちらの方針を固めていくということが、やっぱりあるべき姿なのかなと思っているので、新年度早々にもう基本的には解体の方針というふうにずっと言ってきたし、そういう気持ちはまだあるんですけれども、ただ、もうちょっとよく全体を見て、もうちょっと丁寧に考えたいなと思っています。
 それから文化協会の方、特に「県民会館ルネサンスの会」でしたっけ。この方々と会わなかったのは、ご存じのとおり、既にいろいろ表明とか文書も出しておられて、これも全部よく読んでいたし、方針がかなり違うので、ブログにも書きましたが、逆に会ったりして、変な期待を与えても申し訳ないと思ったので避けていたんですけど、一応そういうことで、私の方針が、もう少し時間をかけるということに変わったので、そのときに、政治的な盟友とも言うべき(前橋市の)小曽根市議、最大会派の幹事長ですけれども、小曽根さんのほうから、ブログに書いたとおりなんですけれども、「山本さん、一度は話を聞いてもらえないか」ということで、お目にかかったんですよね。
 ブログにも書いたんですよ。私は正直なので書いたんですけれども、やっぱり会ってみたらものすごく真面目な方々で、共同代表のお一人は第九を50年以上やっておられるという、そういう思い入れもあったりとか、この方々の県民会館に対する思いとか、文化振興に対する気持ちというのは、それはそれで本物なので、そういう意味では、とても好感を持ちました。本当に真面目にいろいろ活動されてきた方々なんだなと。
 さはさりながら、やっぱり、もう一回言いますけど、もう県民会館じゃないわけだから。旧県民会館でしょう。そこにものすごく大きなお金を投じるということは、ちゃんとした理屈が必要なんであって、例えば、前橋のホールが少なくなるとかなんですけれども、県民会館じゃないわけじゃないですか。それは普通だったら、前橋市が考えるべきことなんだと思うんですよね。いや、小川市長の方針を一切批判するつもりは全くありませんけれども、そういう考え方の人たちも周りにいるし、あと、高崎芸術劇場は、今、実質的に県民会館みたいな役割を果たしているわけですよね。その存在感とか集客力みたいなことで言うと。でもね、高崎が造ったから。だから、そういう意味で言うと、いろいろなお考えがあるのかもしれませんが、当たり前のように県民会館の役割を果たしていない施設を何十億円もかけて直したり、直したとしても、結局、将来的にあまりうまく立ち上がらないと、中途半端なものを。という中で言うと、本来であれば、あんなに真面目にお考えになっている方々のご希望に応えたいなと思う心もあって、私もやっぱり、そこは一応上州人ですので。ただ、そう思いつつも、やっぱり県民全体に裨益するような施設じゃないと、なかなか予算を確保するという理屈も立たないので、そういうことも、一昨日の要望にはちょっと難しいものもあったりする、それはそれで真剣に受け止めました。これをもちろんしっかり頭に置きながら、いろいろな人たちに意見も聞きながら、もうちょっとじっくり考えて、決断するときは、ちゃんと私の決断でやるということです。
 いつまでということは、ちょっと今のところはあれなんですけど、少なくとも基本構想がまとまっていくのが今年度中ぐらい。もしかしたら。いずれにせよ来年になるわけなので、(旧県民会館の解体については、)そんなに早急に方針を出すということはない。もう少しじっくり考えるということになると思います。

 

(記者)
 分かりました。それと、候補地についても以前、会見で言及をされていて、駅の近くなども含めて検討ということですが、その後どのように進んでいるかも教えてください。

 

(知事)
 どうぞ、地域創生部長。

 

(地域創生部長)
 こちらも今後、基本構想の策定の中で検討していきたいということで考えております。まだ特に具体的にどことか、そういうところは全部フラットで検討したいと思います。

 

(知事)
 まだ具体的なところは示していないんですけれども、大きな流れとしては、そういう感覚を持っていると。これから、例えば新しい文化拠点を造るということになると、やっぱり位置はすごく大事なので。つまり、新しい文化拠点は、それだけ予算を使って造るというのは、県民全体に裨益するような、他に無いものを造らないと、お金を使う意味がないわけですから。そういう意味で言うと、場所も駅の周辺というのは一つの選択肢なので、その大きな考え方だけは、みんなと議論して出しておこうということで発信をしたと。でも、具体的なことはまだ決まっていません。

 

●大規模災害時の死者や安否不明者の氏名の取り扱いについて
(記者)
 冒頭、災害に関しての発言があったんですけれども、それに関連してです。あっては困るんですけれども、大規模災害時の死者や安否不明者の氏名の取り扱いに関して、群馬県がどのようなスタンスに立っているのか、教えていただきたいと思います。
 この件に関しましては、東京都の小池都知事が、生存の可能性を考慮すると安否不明者の方は原則公表、死者の氏名については、政府に対して関東知事会としてルール作りを要望していると述べられたようですが、山本知事がどのようなスタンスか、お聞かせください。

 

(知事)
 まずは危機管理監から。

 

(危機管理監)
 まず、大規模災害が発生したときの氏名公表について、群馬県がどういった取り扱いをしているかということですけれども、大規模災害、特に群馬県の災害対策本部が設置されるような大規模災害が発生したときの被災者の氏名の公表ですけれども、群馬県については、令和元年に「群馬県の自然災害における被災者氏名等の公表に関するガイドライン」というものを策定しておりまして、それに基づいて行うこととしています。このガイドラインは、被災者本人ですとか、家族の権利利益を侵害しないように配慮したものとなっております。
 具体的には、例えば死者、行方不明者については、ご家族の同意を得た上で、さらに、住民基本台帳の閲覧制限がないといったことを確認した上で、氏名を公表することとしています。安否不明者については、効率的な救出・捜索活動につながるということもありますので、原則として速やかに氏名を公表することとしています。この場合には、家族の同意はいらないということとしています。
 ただ、やはり被災者ご本人の権利利益ということもありますので、住民基本台帳の閲覧制限がないかとか、ご家族やご本人の権利利益を不当に侵害するようなことはないかというのは、時間の許す限り確認した上で公表することとしております。群馬県の取り扱いは、こういう形で行うことになっております。

 

(知事)
 今言ったことに尽きると思うので、群馬県の考え方は今言ったとおりです。東京都も基本的に同じ方針なんだよね?

 

(危機管理監)
 基本的に同じだと思います。

 

(知事)
 小池知事が言っているのは、全国統一のルールを作るべきだというのは、おっしゃるとおりで、やっぱり国のほうが、ある程度基本の方針を出すべきだと私は思います。そうじゃないと、メディアの方々、いわゆる情報公開をしなきゃいけない、情報を世の中に伝えなきゃいけないメディアの方々との対応が、地域によって違ったりしているわけなので、こういう混乱を招くので、やっぱり全国的な統一ルールを作るべきだと思います。
 公表の基準については、まさに危機管理監が言ったとおりで、やっぱりご家族の方々の意向というのは、ある程度尊重しなきゃいけないところもあるので、結果としては、今、危機管理監が言ったような方針が群馬県の方針であり、ここから国から統一見解みたいなものが出てくるか分かりませんが、そういうことがない限り、群馬県としては、ほとんど東京と同じですけれども、この方針でいきたいなと思っています。

 

●中道改革連合が分裂の方向となったことについて
(記者)
 中道改革連合が結成から約7カ月で分裂の方向となりました。中道ができるときに、山本知事は「野党には野党の役割がある。頑張ってほしい」とおっしゃられていましたけれども、今回の受け止めをお願いします。

 

(知事)
 これ、気を付けながら慎重に言おうと思うんですけれども、私も一応、国会議員を20何年やっていましたけれども、それぞれ政治家には信念があるから、いろいろな信念に基づいた行動で、こうやって中央の政局とか、例えば与党の連立の枠組みとか、変わっていくものなんだと思うんですよね。
 こういう流れになったことについては、ちょっと余分なことを言わないように努めたいと思いますが、1つ、やっぱり感じることは、中道の方々の検証みたいな、あちこちのメディアで取り上げられているので、同じようなコメントもあるかもしれませんけれども、そのいろいろな検証、反省みたいな中で、なるほどなと思ったのは、政治というのは、やっぱり単なる数合わせではいかないなと。例えば、こっちの党がこのぐらい議席があって、こっちの党がこのぐらい議席があって、一緒になったら増えるみたいな、そういう二段論法みたいなものは、たぶん政治の世界では通用しないんだと思うんですよね。
 例えば、この2人の候補者が国会議員でいて、一つの大きな市の市長選で、こっちの人が違う人を応援したと。その市長選挙で、応援した一方の人が思ったよりも大差で勝った。だからといって、次の選挙でこの人の票は増えないんですよね。見ていると選挙というのは、中道をつくったこととか、今の動きについては、あまり余分なことを言うつもりはないんですけれども、あらためて政治家として思うのは、選挙は難しいなと。やっぱり数合わせでは動かないんだなということを、非常に痛感いたしました。

 

(記者)
 リベラル勢、野党というか、リベラルの方が中心ですけれども、これが退潮することによって、いろいろな影響が出てくると思うんですけれども、その点はどうお考えでしょうか。

 

(知事)
 いつもずっと言っているように、私は高市総理にはぜひ頑張っていただきたいと思っているし、やっぱり政治の安定というのは、すごく大事だと思っているんですけれども、一般的に言って、野党があまりにも弱いというのも、あまり健全じゃないなと。国会議員時代からずっと言ってきたことなので、そこは、これからどういう流れになるかも分かりませんが、やっぱりしっかりとした政治の安定は必要だし、特に高市総理には本当に頑張っていただきたいと思って応援しているんですけど、その中で、やっぱりある程度、違う選択肢とか、違う意見を言う人たちがいるというのは、それはそれで政治の健全さを保つためには必要なのかなと感じています。

 

●旧県民会館の暫定利用について
(記者)
 先ほどの県民会館の話に関してなんですけれども、その面会の中で、暫定利用という話も、例えばの話で出たということですが、その辺りについて教えてください。

 

(知事)
 一応、暫定利用したいというご要望も受けたので、これはこれとして、ちゃんと受け止めて、いろいろ議論したいと思いますが、あまり最初から結論を言わないようにしたいと思うんですけれども、そこはなかなか難しいと思うんですよね。そもそも落下防止ネットとか工事しているわけですから、何度か。結局、一旦解体しようと思っていたところで、この後、改修しない限りは、安全性についてやっぱり懸念は拭えないと。例えば、例のルネサンスの会の共同代表の皆さんも、それなりの意見もあって、例えばこういう建築家の方が「震度7は駄目だけれども、震度6なら大丈夫だ」と言ったとか、いろいろあるんですけど、じゃあ何で落下防止ネットとかが必要なのかと思うじゃないですか。何度もそうやって工事をやってきたわけですよね。だから、いろいろな考え方はあるんですけれども、震度7の地震の可能性だってあるし、震度6だって壊れないか分からないし、そういう懸念がある限りは、私の責任で止めたので、それについてのご批判は全部私が受け止めますということで止めたので。ちょっと、なかなかそこのところは、ここだけ直せば大丈夫かみたいな問題じゃなくて、事故が起こったときには取り返しがつかないので、そこは理解を求めていきたいなと思います。
 ただ、「それはやりません」とここで言いたいところなんですけれども、ちゃんと要望をいただいたので、それはそれで、我々としてもう一回、ちゃんと検証させていただきたいと。ただ、今、私の感覚で言うと、なかなか暫定利用みたいなものは、今の状況から言うと難しいのかなというふうには感じています。ただ、ちゃんとご意見をいただいたので、そこのところはもう一度検討したいと思っています。

 

(記者)
 先ほどのお話の中で、前橋市のホール不足の問題は、市の問題でもあるというようなご意見なのかなと感じたんですけれども、この件について、小川市長と何かお話しされたりということはありますか。

 

(知事)
 少なくとも県民会館のことについては、前橋市が県民会館について、いろいろと一歩踏み込むみたいなことはないです。それはもう、小川市長が依然として、基本的にそういうつもりはないとおっしゃっていたし、最初から、「もちろん県民会館は残したほうがいい」とおっしゃったんですけれども、「県の判断を尊重します」ということになっているので、決して小川さんを批判するつもりはないんですね。
 それはそれで一つの考え方だと思うんですけれども、我々の周りの意見としては、もう1回言いますけど、県民会館じゃないんで。そもそも、あそこの県民会館にノスタルジーを持っている方々の気持ちも分かるし、一時期は本当に文化の殿堂として機能していた時期もあると思うんですよね。ただ、やっぱり各地に大きなホールができて、いろいろな首長に聞きましたけど、やっぱりあそこを文化の殿堂だと思っている人が、残念ながらいない。あの施設を、例えば巨額のお金で改修するみたいなことを考えたときに、県民全体に裨益しない施設ですから。だから結局、県議会でも大多数のご賛同をいただいて、県民会館を廃止したわけですよね。旧県民会館、何でしたっけ、ご質問は、ごめんなさい。

 

(記者)
 市長と、前橋市のホールのあり方について・・・

 

(知事)
 旧県民会館がなくなると、前橋にはホールがなくなってしまうというのは、やっぱり一義的には、前橋のホールがあるかないかというのは、市が考えるべきことだなという意見が、県庁の中にも結構あるので、私もそれは一理あるなと思っているので、そう申し上げたんです。前橋市には前橋市の考え方があって、小川市長の考え方なので、それを批判するつもりはありません。
 ただ、普通に考えてみると、「前橋にホールがなくなってしまう」と言うんですけれども、それで、やっぱり考えてください。だって、どこも群馬県でしょう。前橋にホールがないから、県から巨額のお金をつぎ込んで造るという理屈が合いますか。では、高崎はどうなのかとか、藤岡はどうなのか、伊勢崎はどうなのかと言われるでしょう。だから、そういうところは、根本的に少し考えて、認識の違うところなのかもしれないけれども、考えてほしいなと思います。
 ただし、県民会館じゃなくなった。では、我々としてはまだ決めていませんけど、新しい文化拠点をしっかりと造るべきだと、県民全体に裨益するようなものを造るべきだということを言ったときに、県民会館としての機能を果たしていない県民会館にずっとお金をつぎ込んでいくみたいなことは、やっぱり有権者の納得を得られないと。何人かの(私の)周りの人たちが言っていたのは、「なぜ前橋である必要があるのか」と。つまり、県民会館を廃止したというのは、県民会館の機能は今、果たしていないと思ったから、それを県民会館として県が運営していたり、お金を払っていくという理屈がないということでしょう。では、廃止しましたという話で、そこに何で、もう一回、前橋じゃなければいけないのかという意見も結構あるんですね。
 私は、やっぱり県都前橋が文化で果たしてきた今までの役割とか、さっき言ったように、別に県民会館が憎いわけじゃないので、昔の有名なロックコンサートとか、全部、県民会館でやっていますから。
 だから、新しい文化拠点を造るんだったら、やっぱり県都前橋に造るというのが、今までの流れを考えるといいんじゃないかなと思っているんです。

 

●ご当地キャラカーニバルinぐんま2026について
(記者)
 今の県民会館にも少し関係するかもしれないんですけれども、ご当地キャラカーニバルの件で質問があります。これは基本的に、ぐんまちゃんのプロモーションと、群馬県の魅力発信、知名度向上というイベントなので、必ずしも県庁でやる必要はないのかなという気もします。
 というのは、私、一昨年、昨年と取材させていただいて、結構、関東一円から、親子連れでぐんまちゃんに会いたいとか、くまモンに会いたいとか。昨年、私が聞いた人では、横浜から来たお母さんがいらっしゃいました。「前橋は遠い。高崎でやってほしい」という声があったんです。
 これは、なぜ県庁でやるのか。もう一つ、例えばエンタメ系ですと、その後にアイドルフェスというのがあったと思います。あれは施設管理ということで、施設の活用の観点で県庁でやるということだと思うんですけれども、これは必ずしもそうではないと思うんですけれども、その辺はいかがですか。

 

(知事)
 私の考えもあるんですけれども、一応、知事戦略部長から、今の議論をした結果をちょっと話してください。

 

(知事戦略部長)
 記者さんからのご指摘、ごもっともなところがあるかと思います。確かに、県庁でなくてはいけないということはありませんので、会場につきましては、自由度をいろいろ検討していくというところもあるんですけれども、費用の問題もあるんですね。例えば県庁で行うとすると、当然、県庁は私たちの所有物ですので、会場費等が相当、大幅に削減できるというところもあります。例えば、ほかのところを使った場合、そこの会場借用料とか、そういったものが出てきたときに、現状の予算より、かなり膨らんでしまうというところもあります。そういった意味で、もろもろ費用対効果の費用の部分も考えたときに、現状、例えばアイドルフェスも含めて、県庁前で行っているという状況でございます。
 ただし、ご意見のところは、確かにごもっともなところもございますので、そういった点につきましては、また検討事項という形にしたいと思っております。

 

(知事)
 記者さんがおっしゃったとおり、高崎のほうは、確かに新幹線があって交通の便がいいということもあるんですけど、まず、議論したときに、全然、開催費が変わるから。県庁前広場だったら本当にコストが安い。しかも、ものすごく広い。我々は、そこをかなりしっかり予算を付けて、イベントができるように改造したわけですよね。そういう中で言うと、本当に、ある意味、目玉のイベントになり得る。しかも、やっぱり外のほうがいいんですね。
 そうやってみると、意外とあれだけの広さがあって、あまりコストもかからず、いろいろ考えてみても、苦情の面でも対応ができているということで、複合的な要因から言うと、やっぱり県庁前広場がいいだろうということになったんですね。
 それから、遠いというのはあるかもしれないけど、便利だからそこでやるというものじゃなくて、もちろん高崎も便利だし、いいところかもしれませんけど、前橋には前橋の魅力もあるし、藤岡にも、伊勢崎にも、太田にも、全部あるんだけど、やっぱり時間をかけても来てもらうということにも意味があると思って、前橋に来てもらうということもあるので、群馬県を幅広く知ってもらいたいという、いくつかの総合的な要素を勘案して、そこでやっているということです。

 

(記者)
 そうしますと、昨年のご当地キャラカーニバルでは、くまモンとぐんまちゃんが街中に出ていって、そこでまたグリーティングとか、会うようなイベントがあったかと思います。今回も、そういった街の中、県庁前広場だけではない、街と絡めたような企画というのもあるんでしょうか。

 

(知事)
 そこはどうでしょうか、知事戦略部長。

 

(知事戦略部長)
 前回、そういう形で試行的に行ったんですけれども、今回は、特に「ぐんまちゃんバ」を中心に、ここで集約開催という形で考えておりますので、今回は前回のように街中に出ていくということは考えておりません。
 先ほどのところで、例えば県庁に来る方のこともいろいろ考えまして、当然のことながら、県民駐車場、それからグリーンドーム前橋の一部の駐車場、それから前橋市役所北駐車場をイベント用の駐車場として使う予定でございまして、約2,000台弱の駐車スペースを用意させていただきます。
 また、グリーンドーム前橋と群馬県庁を往復するシャトルバスを1台、それから新前橋駅と群馬県庁を往復するシャトルバスを1台という形で、イベント当日に運行する予定でございますので、来場者の方が、ここに来るのが大変ではないような形の配慮というのもしっかりとさせていただきたいと思っております。

 

(記者)
 最後に一つだけ。昨年、来場者の方から「休憩場所がない」という声が、いろいろ聞かれました。特にお子さん連れの来場者の方が、お昼とか、ご飯を食べるところがなくて、なかなか大変だという話がありました。そういったところへの配慮というのはなさるんでしょうか。

 

(知事)
 どうぞ。

 

(知事戦略部長)
 そちらにつきましては、(県庁)32階、31階のスペース、そちらのほうと、あと1階の県民ホールのところで、その辺りの部分を配慮するような形の運営をしていきたいと考えております。

 

(知事)
 今、記者さんが言ってくれたことは、大変ありがたいことで、我々は、いろいろなフィードバックを受けながら進化させていきたいと思うんで。一応、スペースを設けているんですけど、今日もお話があったので、改めて、ちゃんと親子連れが休めるところがあるかというのは、今みたいに計画が立っていますが、もう一回少し議論して、もうちょっと便利にできるんだったら、今のご意見も頭に入れて対応したいと思います。

 

Newさんのひとこと

(知事)

 それでは、うちのNewさん(大塚副知事)がお待ちかねですので、Newさんコーナーです。

 

●魅力ある職場づくりに向けたロードマップ作成ガイドについて

(大塚副知事)

 先ほど知事から、冒頭、「ぐんま賃上げ促進支援金」について紹介をさせていただきましたが、私からも今日は、雇用・働き方に関する群馬県の取り組みとして、「魅力ある職場づくりに向けたロードマップ作成ガイド」というものを紹介させていただきます。

 雇用をめぐる企業さんの課題というのは、労働力不足による人手不足、それから人材定着、育成など、多様化しております。一方で、中小企業の皆さんからは、どういったことから取り組めばいいのか分からないだとか、あるいは、自社の課題を整理することが難しいといった声もいただきます。働く人のニーズも踏まえながら、働きがい、それから働きやすさ、この2つを両立していく、そんな職場環境が求められているところでありまして、魅力ある職場づくりが一層重要になっているということを認識しております。

 そこで県では、中小企業の皆さんが自社の現状を把握して、ありたい姿を描きながら課題を整理し、組織で一体的かつ具体的な実行計画を作成できるよう、今回、ガイドを作ったというものであります。このガイドは、各企業が自社の課題解決に向けた行動のロードマップを作ることができるという点が特徴になっております。

 ここ(スライド)にステップがありまして、自社の現状の把握、それから、ありたい姿を描く、課題を具体的に整理していく、実行計画を作って回していくと。その際の実践のヒントということも含めて、5つの内容が盛り込まれています。次のページをお願いします。

 群馬県では、このガイドの作成のほかに、魅力ある職場づくりのためのヒントを提供するセミナーを開催したり、9月から11月にかけて、順次、こういったセミナーを開催させていただきます。また、セミナーにお越しいただけない方のために、群馬県のウェブサイト上で、既にこういう取り組みをやっているという企業さんの素晴らしい例なども、取り上げさせていただいております。

 企業の皆さまには、先ほどご紹介したガイド、あるいは、ここにありますようなセミナー、事例集などを活用いただきながら、具体的な職場改善の実践につなげていただければということを考えております。

 魅力的な職場づくりというのは、企業さんにとって、また、そこで働く従業員の皆さんにとっても、大変重要な課題だと思っております。群馬県の企業の活動がより活発になり、また、従業員の皆さんの仕事がより充実したものとなるよう、県としましても、引き続き取り組ませていただきたいと考えております。私からは以上です。

 

(知事)

 ありがとうございました。Newさんが、いつもNewさんコーナーで、こうやっていろいろなテーマを取り上げてくれているんですけれども、そんなに派手じゃなくても、こういう地味でいいことを群馬県がいっぱいやっているということを、ぜひ県民の皆さんに分かっていただければなと思っています。

知事メッセージ

 ということで、最後に私のほうからも、「Newさんのひとこと」の後は、「知事のひとこと」ということで、少しお話をさせてください。

 今日の午前中に、古屋星斗さんというリクルートワークス研究所の研究員で、若いですよね、30代か40代かな、古屋さんという方をお招きして、特別会議室にほとんど全ての幹部を集めて、講演会をやってもらいました。全国知事会で、地域人材戦略についてのセッションで、ご講演というか、プレゼンを聞いて、本当に素晴らしいなと思って、ぜひ県庁の幹部に聞かせたいと思って、早速、実現して来ていただいたんですよね。

 その中で、ちょっとうれしいことがあったので、ご報告をしたいと思うんですけれども、一応、マスコミオープンでやっていたので、お聞きになった人もいると思うんです。古屋さんが今日、群馬県で幹部の前でお話をしていただくというところで、いろいろ群馬県の資料を調べて、1つ感銘を受けたのは、群馬県は統計がすごくしっかりしていると、他の県に比べて。これは非常に大きな強みだと言っていただいたんですよね。これがすごくうれしかったのは、事実なんです。「クマゲキ」チームの話を、確か群馬テレビの「がるがる」で取り上げてくれたときに、岩手県のクマ研究家みたいな先生がよく出てくるんですよ。名前は忘れたんですけど、この人が実は群馬テレビの取材に答えて、クマ対策の話をしているときに、群馬県をすごく褒めてくれたのは、群馬県はクマの捕獲データがすごくしっかりしているんですよ。種類も頭数も、ちゃんと正確に記録しているということで、他の県はあまりやっていないというところに驚いたんだけど、本当に群馬県の職員は、真面目にそれをきちっと記録しているということで、今日、古屋さんからそういう話があって、とてもうれしく思いました。

 それから、古屋さんとの講演会が、ものすごく迅速に実現したと。さっき出てきた、みんなそうなんですけど、知事戦略部長も、仕事が早い。地域創生部長もニコニコしているけど、すごい辣腕の部長で、早いんですよね。こんなに早く、こういう結構引っ張りだこの人に、すぐアポを取って連れてきてくれるというのは、やっぱりいつも言っているように、群馬県職員は本当に地方公務員の中でもNo.1だと言ったら、最初のあいさつに、古屋さんは非常に感銘を受けたと。そういうことを言う人はいないらしい、どこの知事も。こういうのは、とても大事だと言ってくれて。私は6歳児なので、お世辞は言わないんで、本当に心からそう思って仕事ができているということです。私は非常に幸運な知事だなと思って、とてもうれしく思ったことも、皆さんにご報告をしたいと思います。

 次の「ふらっとギャザリング」で、また歌わなければいけないので、back numberか何かも、一応これは常に知事の義務だから、2曲ぐらい歌うんですけど、もう1曲は、ちょっとまだ発表していないんですけど、「群馬県庁No.1」という歌を今作っているので、間に合えば、これを発表しようかなと思っています。どうでもいい話で、すみませんでした。

 もう一つ。今日、会見にちょっと遅れてしまって、申し訳ありません。ずっと今、前立腺がんの治療をやって、この間、少し前に重粒子線の治療が終わったんですけれども、やっぱり放射線というのは、後から影響が出てくるということがあるんです。お話ししたとおり、重粒子線をやって、相当、がん細胞もほとんどやっつけたと思うんですが、ある意味、少し前立腺が腫れているような状態ということもあって、やっぱりトイレが近いんですね。これが、なかなか簡単に解消するわけではなく、薬もいただいているんですが、そういうことで、結構、何か行事が終わると、ぱっとトイレに行かなければいけないということで、今日5分遅れたということで、大変失礼いたしました。そういう、少し副作用と呼べるものがあって、夜中に何回も起きるというのはありますが、今のところ、あとは全て順調です。この間、重粒子線を終えた群馬大学の医療チームも、ほぼというか、大体、計画どおり完璧にできたと言っていますし、数値も非常にいい感じなので、このまま完治に向けて、あと1年間、ここで何度か記者さんにも聞かれましたが、ホルモン治療を続けて、来年の選挙の前ぐらいには根治させたいと思っています。

 ということで、今週も体調十分、ご機嫌力マックス98%ぐらいで、大谷選手の不振で2%引かれていますけど、先週も今週も元気に過ごしているということを皆さんにご報告し、何かあったときには、全て包み隠さず、ここでしっかりご報告するということも併せて申し上げます。

 Newさん、何か最後にありますか。いいですか?最後に決めの言葉とか。ということで、あまりNewさんをいじるなと怒られているので、これにて今日の会見を終わりたいと思います。ありがとうございました。

( 以上で終了 )
文章中の()内については、メディアプロモーション課において加筆したものです。