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本県は、日本列島のほぼ中央にあって、県西・県北の県境には山々が連なり、南東部には関東平野が開ける内陸県です。面積は約6362平方キロメートルで、その大きさは全国で21番目、関東地方では栃木県につぐ2番目です。県土の約6割が森林に覆われています。
地形は上毛かるたに「つる舞う形の群馬県」とうたわれるように空に舞う「つる」の形によく似ています。
2000メートル級の山岳、尾瀬などの湿原、多くの湖沼、吾妻峡をはじめとする渓谷や利根の清流など、変化に富む美しい大自然にめぐまれています。
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南部に平坦地が広がり、西部や北部に山地が多い群馬県では、地域によって気候が異なります。
平野部は、太平洋型の気候に加え、内陸であるため、夏はとても暑くなります。強い日差しで温められた空気が山を上がって雷雲となるため、雷が多いことも特徴的です。冬は、「空っ風」という冷たく乾燥した強い季節風が吹きます。
山間部では、夏でも冷涼な気候を生かして、夏秋キャベツの栽培がさかんです。冬は季節風の影響で、雪がとても多く降ります。