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【1月25日】中小企業等経営強化法に基づく経営革新計画5事業者を新たに承認しました(地域企業支援課)

更新日:2023年1月25日 印刷ページ表示

承認状況

新規承認件数:5件(令和4年12月28日承認)

承認事業者

承認事業者一覧(新規承認)
事業者名 所在地 計画のテーマ
RS-K 高崎市 自動車運転教育の体系化による商品化(スマート運転術)事業
有限会社梶山鐡工 伊勢崎市 製造現場のDX 化による経営革新計画の推進
松井田工業株式会社 安中市 溶接スパッタの抑制と生産性向上事業

令和4年12月28日時点での累計承認件数は、1,204件。(令和4年度の累計承認件数は24件。)

※2件の事業者は、報道機関への情報提供を希望していないため掲載していません。

「経営革新計画」承認の仕組み

 中小企業等が「経営革新計画」を作成し、県の承認を得ると、県及び政府系金融機関の低利融資制度や、信用保証協会の保証枠の拡大、ものづくり補助金の加点など、各種の支援措置の利用が可能となります。

承認の条件

  1. 3~8年間の計画であること。
    ※計画期間は、研究開発期間(0~5年)と事業期間(3~5年)とで構成。
  2. 事業内容が、次のいずれかに該当し、かつ、本県の中小同業者において未だ一般化されていない新たな試みであること。
     ア.新商品の開発又は生産
     イ.新役務の開発又は提供
     ウ.商品の新たな生産又は販売の方式の導入
     エ.役務の新たな提供の方式の導入
     オ.技術に関する研究開発及びその成果の利用
     カ.その他の新たな事業活動
  3. 経営革新を行うことによって、当該企業の付加価値額又は1人当たりの付加価値額及び給与支給総額が下表のとおり向上する見込みがあること。
経営指標の向上
事業期間 付加価値額又は1人当たりの付加価値額の伸び率 給与支給総額の伸び率
3年 9%以上 4.5%以上
4年 12%以上 6%以上
5年 15%以上 7.5%以上

【別記】企業概要及び計画概要等

新規承認

RS-K

代表者

菊池 裕介

所在地

群馬県高崎市上滝町900-1

従業員

1

テーマ

自動車運転教育の体系化による商品化(スマート運転術)事業

計画内容

 当社は2003年10月、自動車修理業として創業した。モータースポーツに参加する自動車加工が主業であるが、一般自動車の修理、メンテナンス、カスタマイズ等も行っている。
 自動車修理・メンテナンス等に関わる中で「人・車・社会に優しい運転」が交通事故を減らす事に繋がるのではないかと思い、2018年頃から運転術の研究を本格的に開始した。
 自身の体験を基礎とした運転に関する独自の考え方と、それを裏付ける心理学や人体工学を独学で学び、公的機関や民間事業者の依頼を受け、依頼内容に応じて都度テーマを決めてセミナーや勉強会(仮称:スマート運転術)を行ってきた。
 これらの経験から、自身の愛するクルマで悲しい思いをしてしまう人を減らせるのでは無いかと思った。
 そこで、蓄積されたノウハウ(一般的な運転講習では得られない知識・技術)を体系的に整理し、商品化(スマート運転術)する事によって、新たに自動車運転の教育事業を展開する計画である。

有限会社梶山鐡工

代表者

梶山 明久

所在地

群馬県伊勢崎市境下渕名1892-2

従業員

18

テーマ

製造現場のDX化による経営革新計画の推進

計画内容

 当社は昭和48年に創業以来、自動車部品のプレス製造を行ってきた。
 自動車メーカーに部品を供給する部品会社の発展と共に事業を拡大してきたが、メーカー同士の資本提携の影響や新型コロナウイルス感染症の影響により、下請け部品メーカーである当社の事業環境はますます厳しくなっている。
 そこで当社では製造現場でのデータとデジタル技術の活用(DX)を推進することで製造現場の省人化を実現し、新たな高付加価値ビジネスへの人員配分により労働生産性の向上を図るとともに、来るべき自動車業界のEV化やカーボンニュートラルを見据えて経営の革新を進める計画である。

松井田工業株式会社

代表者

中嶋 威夫

所在地

群馬県安中市二軒在家1373-1

従業員

8

テーマ

溶接スパッタの抑制と生産性向上事業

計画内容

 溶接時に溶接用ワイヤーは、母材の鉄に接触するとスパッタという金属粒として母材に付着してしまう。本事業ではスパッタの発生抑制による品質向上と生産性向上を実現する。課題は以下の通り。
1.スパッタ発生量95%削減の作業工程開発。
2.ねらい位置ずれによる不良品発生率0%の作業工程開発。
3.原価低減の作業工程開発。
 課題解決策として、新たな設備を導入して、スパッタ抑制と不良品発生率0工程を実現するための各種試作開発と、従業員へ技術の水平展開をすることで競合優位性を獲得して収益を向上させる。この課題解決を活かし、今後減少が予測される自動車関連部品の製造から、住宅建材の溶接分野への荷重を高めていく。