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令和5年3月20日、文部科学省から「子供の読書活動優秀実践校・図書館・団体文部科学大臣表彰」の令和5年度の受賞団体等が発表され、群馬県からは次の5団体が被表彰団体に選ばれました。
玉村町立上陽小学校(玉村町)
高崎市立中居小学校(高崎市)
フェリーチェ玉村国際小学校(玉村町)
甘楽町図書館(甘楽町)
虹の会(千代田町)
※『令和5年度「子ども読書の日」記念 子どもの読書活動推進フォーラム』の中で実施されます。
子供の読書活動優秀実践校・図書館・団体(個人)に対する文部科学大臣表彰は、国民の間に広く子どもの読書活動についての関心と理解を深めるとともに、子どもが、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身につけていく上で欠くことができない読書活動の一層の推進に資することを目的に、平成14年度から行われている表彰です。
この表彰は、子どもが積極的に読書活動を行う意欲を高める活動において特色ある優れた実践を行っている学校・図書館・団体(個人)が対象となります。
子供たちが図書室を積極的に活用し、読書に親しむための取組を継続的に行っている。地域ボランティアの積極的な協力による読み聞かせを継続的に行われている。校内では学校司書が中心となり、子供たちのニーズや教育課程を踏まえて、時期に合わせた各種の取組を行っている。全国学力・学習状況調査の「読書が好きか」という質問では、全国と比較すると10ポイント以上上回っている。
<主な活動内容>
「学校図書館経営全体計画」に基づいて全校体制で図書館教育を推進している。高崎市子ども読書推進計画の理念や基本目標を踏まえ、学校図書館を運営している。配置5年目の学校司書(学校図書館指導員)が図書館教育にも精通しており、様々なアイデアをもって生徒をひきつける学校図書館を作っている。また、市教育センターにおける研修の講師も務め、市内の学校図書館指導員の指導的立場にある。
<主な活動内容>
英語の書籍を活用することで各学年とも英語に親しみをもち、英語力が確実に身に付く活動を行っている。英語の書籍を読むだけではなく理解した上で、書ける、話すことへの段階が踏めるよう進めている。資料を活用して授業を進めることにより、適切な情報を集める力が身に付き、学習課題を解決する意欲を高めている。本への興味を抱かせるような企画で図書館が好き、本が好きという児童を増やしていける図書館作りを目指している。
<主な活動内容>
若者向けの本の特集展示や読書感想画指定図書等の特設コーナーを設置し、読書への関心を高めた。また、児童生徒作成のポップ展実施や小学校の見学の受入れなど、学校との連携も大切にしながら読書活動を積極的に推進している。「ポポラの日」として毎月、町の子育て支援センターに図書館の司書を派遣し、未就学児や保護者に対して読み聞かせやブックトークを実施し、その機会に図書館利用の推進も行っている。
<主な活動内容>
多くの施設と連携して活動し、町立図書館のほか、町立小学校、保健センター、自立支援センターなどでも読み聞かせ活動を実施している。読み聞かせ時には、折り紙やペーパークラフト、読書感想画などを併せて行い、読書推進の工夫を行っている。町保健事業のブックスタートの取組では、読み聞かせの実施やその方法の支援、配布する本の選定、図書館の利用方法の支援などの活動も行っている。
<主な活動内容>