本文
かつて南上州を中心に活動した組合製糸「南三社 ※(碓氷社・甘楽社・下仁田社)」に焦点を当てながら、明治から戦前にかけての製糸技術や経営の変遷について紹介します。
※群馬県南西部で活動した代表的な組合製糸「碓氷社」、「甘楽社」及び「下仁田社」の3社を総称して南三社という。
(1)概要
明治5年の富岡製糸場の設立によって日本に導入されて器械製糸技術は、その後、勤務を終えて故郷に戻った工女たちや、国内で改良された繰糸器の登場により、日本各地に大きく広まっていきました。一方群馬県では、依然として、生糸生産の大部分を占めたのは江戸時代から続く座繰製糸でした。
その背景には、品質向上に向けた座繰製糸の改良と、繭の生産から生糸への加工、販売までを一貫して行う組合製糸の成長があったのです。
(2)パネル展示
(3)実物展示
※期間中、商標の展示は随時入替えを行います。
令和5年6月1日(木曜)~8月29日(火曜)
場所:県立世界遺産センター(セカイト)2階 トピックス展示コーナー
休館日:毎月最終水曜日(6月28日、7月26日)