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【7月20日】雌雄モザイク型のノコギリクワガタと黄金色のアマガエルを展示します（ぐんま昆虫の森）

更新日：2023年7月20日印刷ページ表示

　この度、高崎市在住の方から、珍しい型のノコギリクワガタについてぐんま昆虫の森に個体の確認依頼があり、昆虫専門員が雌雄モザイク型個体であることを確認しました。人里に多いノコギリクワガタは個体数が多い普通種ですが、野外における雌雄モザイクの発見例は大変少なく、数年に一度あるかないかの稀な事象といえます。

　また、前橋市在住の方からは、珍しい色のアマガエルを発見したとぐんま昆虫の森に連絡をいただきました。この個体はいわゆるアルビノ個体で、最近では佐渡市での発見例がニュースになりましたが、こちらも非常に稀な事象といえます。

　いずれも採集者からぐんま昆虫の森に生きた状態で寄贈いただき、ぐんま昆虫の森で飼育し、7月22日（土曜日）から昆虫観察館本館2階で生体展示を行う予定です。

採集状況等

採集状況等一覧
	雌雄モザイク型のノコギリクワガタ	黄金色のアマガエル
採集日時	令和5年6月30日（金曜日）午後7時30分頃	令和5年5月9日（日曜日）午前8時頃
採集場所	高崎市若田町	前橋市鼻毛石町
採集者	高崎市在住のお子さん（8歳と6歳のご兄弟）	前橋市在住のお子さん
発見された個体	全体的にはオスの特徴が多く占めますが、頭部と胸部の左半分にメスの特徴が強く表れたノコギリクワガタの性モザイク個体。	アルビノとは、からだの色素が生まれつき不足している状態をいいます。