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【12月22日】2018年度の県内温室効果ガス排出量及び2019年度の県有施設における温室効果ガス排出量について(気候変動対策課)

更新日:2021年12月22日 印刷ページ表示

1.県内温室効果ガス排出量

県内温室効果ガス排出量の推移グラフ画像

図1 県内温室効果ガス排出量の推移

注1 2007年度までの排出量については、「群馬県温室効果ガス実態調査」(2009年度実施)による。
 2 「群馬県地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」(改定)の目標

1.2018年度の県内温室効果ガス排出量

 2018年度の県内温室効果ガス排出量は、17,765千トン-CO2で、基準年度(2007年度)に比べ9.1%減少しました。

2.県内温室効果ガス排出量の推移

  1. 2009年度は、リーマンショックの影響で排出量が大きく減少しました。
  2. 2012年度以降は、概ね横ばいで推移しています。
  3. 2015年度以降は、排出目標(18,140千トン-CO2)をクリアしています。
  4. 2018年度は、産業部門の排出量が増加しました。これは、製造業のうち、電気機械工業、化学工業の生産指数・出荷指数が増加したことが影響したと考えられます。

(出典)平成30年群馬県鉱工業指数(平成27年基準)

2.県有施設における温室効果ガス排出量

県有施設の温室効果ガス排出量の推移グラフ画像

図2 県有施設の温室効果ガス排出量の推移

注1「群馬県地球温暖化対策実行計画(事務事業編)」(改定)の目標
 2 2020年度の県有施設における温室効果ガス排出量の削減目標は、2007年度比11%削減。

1.2019年度の県有施設における温室効果ガス総排出量

 2019年度の県有施設における温室効果ガス総排出量は、113,139トン-CO2で、基準年度(2007年度)に比べ14.5%減少しました。

2.2019年度に減少した要因

  1. 2019年度は長梅雨の影響で7月の平均気温が前年度比で4.5度低かったことや、暖冬傾向により、燃料使用量が減少しました。
  2. 新型コロナウイルス感染症拡大による一部施設の閉館や県立学校の休校により、消費エネルギー量が減少しました。
  3. 県有施設における主な使用エネルギーの電気について、電力排出係数が改善(0.468kg-CO2/kWh→0.457kg-CO2/kWh)したことにより、温室効果ガス排出量が減少しました。

3.今後の方針

1.県内温室効果ガス排出量

 2021年3月に策定した「群馬県地球温暖化対策実行計画2021-2030」において、2030年度の県内における温室効果ガス排出量の削減目標を、基準年度(2013年度)比で50%削減(排出削減分44%+森林吸収分6%)としました。
 2050年に向けた「ぐんま5つのゼロ宣言」の実現に向け、同計画を強力に推進し、更なる温室効果ガス排出量の削減を目指します。

2.県有施設における温室効果ガス排出量

 「群馬県地球温暖化対策実行計画2021-2030」において、2030年度の県有施設における温室効果ガス排出量の削減目標を、基準年度(2013年度)比で44%削減としました。
 この目標を達成するため、全職員による省エネルギー行動のさらなる徹底等により、エネルギー使用量の削減に取り組むほか、高効率機器の導入による省エネルギー改修や再生可能エネルギー100%電気の導入推進などにより、温室効果ガス排出量を削減します。