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【2月18日】2018年度県有施設における温室効果ガス排出量について(環境政策課)

更新日:2020年2月18日 印刷ページ表示

 「群馬県地球温暖化対策実行計画(事務事業編)」(2011-2020)の8年目にあたる、2018年度の県有施設における温室効果ガス総排出量は121,411t-CO2でした。前年度比2.0%(基準年度の2007年度比8.2%)減少しました。
 県は、オフィス部門における県内最大の温室効果ガス排出事業者であり、率先して温室効果ガス排出削減を推進する必要があります。同計画では、2020年度の県有施設における温室効果ガス排出量を2007年度比11%削減する目標を掲げています。

1 2018年度実績

(1)県有施設の温室効果ガス総排出量

県有施設の温室効果ガス総排出量
2007年度総排出量
(基準年度)
(A)
2017年度総排出量
(前年度)
(B)
2018年度総排出量
(C)
前年度比 基準年度比
増減
(C-B)
増減率 増減
(C-A)
増減率
t-CO2
132,294
t-CO2
123,925
t-CO2
121,411
t-CO2
-2,514
-2.0% t-CO2
-10,883
-8.2%

(2)前年度比で減少した理由

  1. 2018年度は暖冬傾向であったため、重油や灯油等の燃料使用量が減少したこと等により、温室効果ガス排出量が減少した。
  2. 県有施設における主な使用エネルギーの電気について、電力会社において再生可能エネルギーによる発電比率が増加したこと等から電力排出係数が改善(0.475kg-CO2/kWh→0.468kg-CO2/ kWh)した。
【参考1】主なエネルギー使用量
エネルギー項目 2007年度
(基準年度)
2017年度
(前年度)
2018年度 前年度比 基準年度比
電気 208,964千kWh 185,707千kWh 185,100千kWh -0.3% -11.4%
重油 4,380キロリットル 3,149キロリットル 2,863キロリットル -9.1% -34.6%
都市ガス 4,238千立方メートル 3,393千立方メートル 3,318千立方メートル -2.2% -21.7%
公用車ガソリン 3,175キロリットル 2,567キロリットル 2,501キロリットル -2.6% -21.2%
灯油 2,153キロリットル 2,007キロリットル 1,741キロリットル -13.3% -19.1%

kWh:キロワットアワー

2 今後の方針

「エネルギーの使用の合理化等に関する法律」(省エネ法)に基づき、県有施設全体の電力使用量(kWh)の前年度比1%以上削減に向け、引き続き次のとおり省エネ・節電対策に取り組む。

  1. 「県庁エコスタイル標準行動」の定着とともに、省エネ改修やESCO事業の導入など一層の省エネ・節電等に取り組む。
  2. 公用車へのエコカーの導入推進 など