ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 報道提供資料 > 【3月3日】2017年度の県内温室効果ガス排出量について(環境政策課)

本文

【3月3日】2017年度の県内温室効果ガス排出量について(環境政策課)

更新日:2020年3月3日 印刷ページ表示

温室効果ガス排出量

2017年度の県内温室効果ガス排出量は、1,792万トンで、前年度に比べ0.05%減少した。
 「群馬県地球温暖化対策実行計画(区域施策編)(改定)」(2011-2020)の基準年度である2007年度に比べ10.8%減少した。
※「群馬県地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」(改定)の目標
 2020年度における温室効果ガス排出量の削減目標は、2007年度比8%削減する。

二酸化炭素排出量

 温室効果ガスの約9割を占める二酸化炭素については、前年度に比べ0.9%増加し、2007年度比では5.2%減少した。

前年度比で減少した要因

 産業部門及び運輸部門で二酸化炭素排出量が増加したが、三ふっ化窒素等の排出量が減少したため、温室効果ガス総計は微減した。

表1 県内温室効果ガス排出量の状況
  2007年度
(基準年度)
排出量
(千トン-CO2)
2016年度
(前年度)
排出量
(千トン-CO2)
2017年度
排出量
(千トン-CO2)
前年度比
(%)
基準年度比
(%)
二酸化炭素(CO2)計 17,655 16,588 16,739 0.9 -5.2
エネルギー起源計 17,219 16,203 16,355 0.9 -5.0
産業部門 6,348 6,391 6,476 1.3 2.0
業務部門 2,860 2,392 2,297 -4.0 -19.7
家庭部門 2,762 2,786 2,697 -3.2 -2.3
運輸部門 5,079 4,463 4,713 5.6 -7.2
その他※注1 171 171 171    
廃棄物部門 436 384 384 0.0 -11.9
メタン(CH4)※注1 363 363 363    
一酸化二窒素(N2O)※注1 677 677 677    
ハイドロフルオロカーボン(HFC) 94 74 79 6.2 -16.4
パーフルオロカーボン(PFC) 268 45 26 -41.8 -90.1
六ふっ化硫黄(SF6) 1,045 33 22 -33.5 -97.9
三ふっ化窒素(NF3)   152 17 -88.5  
温室効果ガス総計※注2 20,102 17,932 17,923 -0.05 -10.8

※注1 エネルギー起源CO2の「その他」、「CH4」、「N2O」については、2007年度数値に固定
※注2 温室効果ガス総計の前年度比は、小数点以下第1位まで表示した場合、「0.0」となるため、小数点以下第2位まで表示

温室効果ガス排出量のグラフ画像
図1 県内温室効果ガス排出量の推移

部門別二酸化炭素排出量(2016年度から2017年度の傾向)

  • 産業部門:製造業及び建設業等の排出量はいずれも微増した。
  • 業務部門:エネルギー消費量が減少し、電力排出係数も改善したため、排出量が減少した。
  • 家庭部門:エネルギー消費量が減少し、電力排出係数も改善したため、排出量が減少した。
  • 運輸部門:長期的に減少傾向が続いていたが、ガソリン消費量の増加等により、排出量が増加した。

部門別二酸化炭素排出量の推移のグラフ画像
図2 部門別二酸化炭素排出量の推移

※2007年度までの排出量については「群馬県温室効果ガス実態調査」(2009年度実施)によるもの。2008年度以降は、鉱工業生産指数、県内エネルギー販売量等の統計指標等を用いた簡易手法により排出量を算出している。

部門別の主な指標の推移(2016年度から2017年度の傾向)

  • 産業部門:付加価値額の増加率がエネルギー消費量の増加率を上回ったため、付加価値額当たりのエネルギー消費量が減少した。
  • 業務部門:省エネ改修等により事業所等における省エネルギー化が進み、床面積1平方メートル当たりのエネルギー消費量が減少した。
  • 家庭部門:住宅用太陽光発電設備の普及が進んでいる。
  • 運輸部門:次世代自動車の普及率は着実に増加している一方で、自動車1台当たりのガソリン消費量が微増した。
部門別の主な指標
部門 指標 単位 基準年度
(2007)
2013 2014 2015 2016 2017 前年度比(%) 基準年度比(%) 目標値(2020)
産業 製造業の付加価値額当たりエネルギー消費量 GJ/百万円 24.6 22.9 21.3 18.5 21.1 20.7 -2 -16 18.5
環境GS認定等事業者数 事業者 908 2,572 2,638 2,869 3,081 3,133     5,000
業務 床面積当たりのエネルギー消費量 GJ/平方メートル 1.89 1.52 1.53 1.45 1.43 1.38 -3 -27 1.45
【再掲】環境GS認定等事業者数 事業者 908 2,572 2,638 2,869 3,081 3,133     5,000
家庭 家庭1世帯当たりのエネルギー消費量 GJ/年 46 43 40 42 40 40 -2 -14 40
住宅用太陽光発電設備普及率 1.4 7.2 8.2 8.5 9.2 9.7     15
運輸 次世代自動車の普及率 0.7 8.0 10.0 11.9 14.0 16.1     20
自動車1台当たりのガソリン消費量 リットル 832 606 572 565 561 565 1 -32 541
廃棄物 県民1人当たりのごみ g/日 1,153 1,050 1,051 1,031 1,005 986 -2 -14 890
リサイクル率 16.1 15.6 15.6 15.4 15.7 15.1     25
再生可能エネルギー 新エネルギー自給率 0.4 3.3 6.5 9.3 10.5 12.2     15
【再掲】住宅用太陽光発電設備普及率 1.4 7.2 8.2 8.5 9.2 9.7     15