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【3月18日】中小企業等経営強化法に基づく経営革新計画4事業者を承認しました(商政課)

更新日:2020年3月18日 印刷ページ表示

承認状況

新規承認件数:4件
累計承認件数(令和2年2月28日現在):1,042件(中小企業経営革新支援法及び中小企業新事業活動促進法での承認を含む)

承認事業者

4事業者一覧
事業者名 所在地 計画のテーマ
株式会社サイトウティーエム 高崎市 精密画像検査装置の開発と販売及び検査業務の受託
パン工房ハイジ 埼玉県
児玉郡上里町(※注)
地元農家と連携した新商品開発による地域活性化への貢献
エーテック 富岡市 独自クランプ方式の開発による高付加価値分野への進出
株式会社フェローズジャパン 前橋市 第6回T-1グランプリ優勝メニュー!麦豚と茸のくわ焼き弁当の高度化

(※注) 法人は登記されている本社所在地、個人事業主は住民票住所がある都道府県へ申請します。
 店舗所在地は埼玉県ですが、代表住所が県内のため群馬県に申請しています。

「経営革新計画」承認の仕組み

中小企業等が「経営革新計画」を作成し、県の承認を得ると、県及び政府系金融機関の低利融資制度や、信用保証協会の保証枠の拡大、ものづくり補助金の加点など、各種の支援措置の利用が可能となります。

承認の条件

3~5年間の計画であること。

事業内容が、次のいずれかに該当し、かつ、本県の中小同業者において未だ一般化されていない新たな試みであること。

ア.新商品の開発又は生産
イ.新役務の開発又は提供
ウ.商品の新たな生産又は販売の方式の導入
エ.役務の新たな提供の方式の導入その他の新たな事業活動
経営革新を行うことによって、当該企業の付加価値額又は1人当たりの付加価値額及び経常利益が下表のとおり向上する見込みがあること。

5年計画

付加価値額又は1人当たりの付加価値額の伸び率:15%以上
経常利益の伸び率(ただし、計画終了年度の利益は黒字となること):5%以上

4年計画

付加価値額又は1人当たりの付加価値額の伸び率:12%以上
経常利益の伸び率(ただし、計画終了年度の利益は黒字となること):4%以上

3年計画

付加価値額又は1人当たりの付加価値額の伸び率:9%以上
経常利益の伸び率(ただし、計画終了年度の利益は黒字となること):3%以上

※(注)
付加価値額=営業利益+人件費+減価償却費
1人あたりの付加価値額=付加価値額/従業員数
経常利益=営業利益-営業外費用

【別記】企業概要及び計画概要等

株式会社サイトウティーエム
代表者:齊藤 孝則
所在地:高崎市剣崎町1140-18
従業員:31名
テーマ:精密画像検査装置の開発と販売及び検査業務の受託
計画内容:当社の主な事業の一つとして自動車関連部品の金属プレス製品の生産がある。試作品の対応から金型開発及びプレス加工、またそれらの2次加工である組立や溶接及び製品の最終検査を行っている。 近年、自動車部品の高機能品における品質要求は年々高まっており、その高い要求を満たすため主要部の寸法や外観検査を全数実施し品質の保証を行う必要がある。これらを背景に弊社では2016年よりカメラ画像を用いた画像検査装置を独自に開発し、様々な部品に対し自動画像検査装置を用いた品質保証体制の構築を行っている。そこで新たな取り組みとして、弊社が今まで蓄積した画像検査技術をコアに、様々なユーザーニーズに対応した画像検査装置を開発・販売する。また同時に検査業務の受託も行い、部品検査事業の伸張を目指し、当社の経営革新を進めていく。

パン工房ハイジ
代表者:相川 秀行
所在地:埼玉県児玉郡上里町七本木2615-1
従業員:3名
テーマ:地元農家と連携した新商品開発による地域活性化への貢献
計画内容:地元上里の小麦を使った食パンが人気であるが、さらに地元の食材を使った商品を開発することで、地元の生産者と消費者をつなぐ役割を担う。具体的には、第一弾商品として、地元のいちごを使ったロールケーキを開発する。その後も、地元産のフルーツや野菜を使用した商品を開発し、年間を通じて提供していくとともに、生産者を紹介するイベントも開催し、安心・安全な地元農産物のPRを行うなど、地域の活性化に貢献していく。

エーテック
代表者:矢野 秋夫
所在地:富岡市中高瀬755-3
従業員:9名
テーマ:独自クランプ方式の開発による高付加価値分野への進出
計画内容:当社は平成12年に設立し、当初は大型ブルドーザー等建設機械のブレーキ部品の加工を中心に行ってきた。その後、建築機械の油圧部品の製造に移行し、建築用重機の部品が大半を占めるようになってきた。売上は主な取引先4社でおよそ75%を占めている。独自開発したクランプが功を奏し、近年利益率の良い仕事がこのうちの1社から入るようになってきた。今後もここからの仕事が増加していくことが確実となっている。そこで、異形品に対応したクランプを継続開発することで生産性の向上を図るとともに、利益率の向上を目指すことで当社の経営革新とする。

株式会社フェローズジャパン
代表者:狩野 俊嗣
所在地:前橋市天川大島町1246-3
従業員:39名
テーマ:第6回T-1グランプリ優勝メニュー!麦豚と茸のくわ焼き弁当の高度化
計画内容:第6 回T-1 グランプリ優勝メニュー!麦豚と茸のくわ焼き弁当を販売したところ、冷めると肉質やご飯が硬くなり、出来立ての美味しさを提供することが困難である。そこで、冷めても肉質を硬化させないために麹の発酵機能を利用し、各種課題を解決しながら、「いつ食べても柔らかいくわ焼き弁当」の試作開発をし、豚肉加工品の新たな需要創出と市場獲得を目指す。