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群馬県では、クマの人身被害防止対策の注意喚起の一環として、市町村からの目撃・出没件数を集計し、県のホームページで公表しています。
クマの目撃・出没件数は、例年であれば、9月以降、減少傾向となるところですが、10月の件数を集計したところ、増加しており、例年と異なる傾向となりました。
一般的にクマが冬眠に入るとされる12月までは残りわずかですが、餌不足や暖冬により冬眠せず、12月以降も出没する可能性がありますので、県民の皆様には、引き続き、クマへの警戒をお願いします。
記
128件(速報値)
例年9月以降、目撃・出没件数は減少傾向であるが、今年度は、8月から9月にかけて横ばいであり、10月は増加している。(参考8月:69件 9月:70件)
出没情報に注意する。
生ゴミや果実等の誘因物を放置しない。
クマ鈴やラジオなど音の出るものや市販されているクマ撃退スプレーを携帯する。
クマの行動が活発になる時間帯(早朝や夕方の薄暗い時間帯)の外出を避ける。
ハイキングやキャンプで出たゴミは必ず持ち帰る。
新しい糞や足跡を見つけた時は、すぐに引き返す。
慌てず、騒がずに、落ち着いて、クマから目を離さずにゆっくりと静かに後退する。
走って逃げたり、大声を出したりしない。(クマがパニックになって攻撃してくる危険があります。)
近くに避難できる場所(建物や車の中)があれば、避難する。
子グマを見かけても、近づいたり、写真撮影はしない。(近くに母グマが潜んでいます。)
クマ撃退スプレーを持参した場合は、目や鼻をめがけて噴射する。
もうダメだ!と思ったら、防御姿勢(お腹を地面に向けてうずくまり、頭や首を両腕で守る)をとる。