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ぐんま昆虫の森園内で1,000種以上の蛾類が確認されました(ぐんま昆虫の森)

更新日:2023年12月13日 印刷ページ表示

 ぐんま昆虫の森園内には多くの生物が生息しています。園内の昆虫に関しては、園の建設計画段階における委託調査で1,400種以上が確認されましたが、それ以降はまとまった調査が行われていませんでした。そこで2015年より昆虫の森ボランティアの有志の方と職員が協力して園内の蛾類について調査を開始しました。

 この調査によって昆虫の森園内からこれまでに42科1,018種の蛾類が確認されました。開園前の調査報告書では311種の蛾類が確認されていましたが、今回の調査によって3倍以上の種類が見つかったことになり、昆虫の森における種の多様性が示されました。

 また、この中にはニジオビベニアツバ、ツクシアオリンガなど群馬県では初記録となる種や、コシロシタバ、イチモジヒメヨトウなど群馬県レッドデータブック2022年改訂版で準絶滅危惧種とされた希少種なども含まれます。

   調査結果は「ぐんま昆虫の森産蛾類標本目録1,2」としてまとめられており、頒布する予定です。

ニジオビベニアツバの画像 イチモジヒメヨトウの画像

コシロシバタ

標本目録

開催場所

群馬県立ぐんま昆虫の森(桐生市新里町鶴ヶ谷460-1)

開園時間

4月~10月 9時30分~16時30分(最終入園16時00分)
11月~3月 9時30分~16時00分(最終入園15時30分)
※休園日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)、
 12月23日~1月5日ほかメンテナンス休園あり(公式ホームページ群馬県立ぐんま昆虫の森 <外部リンク>でご確認ください)

入園料

一般410円、大学・高校生200円、中学生以下 無料

報道提供資料 (PDF:476KB)