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令和6年3月18日、文部科学省から「子供の読書活動優秀実践校・園・図書館・団体(個人)」に対する文部科学大臣表彰について、令和6年度の受賞団体等が発表され、群馬県からは次の6団体が被表彰団体に選ばれました。
伊勢崎市立あずま小学校(伊勢崎市)
富岡市立丹生小学校(富岡市)
群馬県立聾学校
沼田市立利南幼稚園(沼田市)
安中市図書館(安中市)
太田市立宝泉東小学校読み聞かせボランティア(太田市)
※『令和6年度「子ども読書の日」記念 子どもの読書活動推進フォーラム』の中で実施されます。
子供の読書活動優秀実践校・園・図書館・団体(個人)に対する文部科学大臣表彰は、国民の間に広く子どもの読書活動についての関心と理解を深めるとともに、子どもが、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身につけていく上で欠くことができない読書活動の一層の推進に資することを目的に、平成14年度から行われている表彰です。
この表彰は、子どもが積極的に読書活動を行う意欲を高める活動において特色ある優れた実践を行っている学校・園・図書館・団体(個人)が対象となります。
PTAや地域のボランティアによる、週一回の読み聞かせの実施や利用しやすい図書室の工夫など、児童が読書に親しむ環境作りを行っている。読み聞かせは、コロナ禍においてもオンラインを活用し、継続して実施していた。また、児童や教師からのリクエストを公立図書館に伝え、必要な図書を取り寄せるなど、積極的な連携を図っている。
<主な活動内容>
1人1台端末で使用できる電子書籍「Yomokka!」の活用や、「Sagasokka!」を使用した図書館向きイベント「図書館なぞときイベント」を実施するなど、読書を通した自己肯定感の育成に取り組んでいる。令和5年度全国学力・学習状況調査の児童質問紙調査から、「読書好き」「1日30分以上本を読む」児童が、市内で最も多いことが分かる。
<主な活動内容>
前橋市立図書館や群馬県立図書館と連携して、教科学習で使える図書を借用し、作文や読書感想文だけでなく、俳句や短歌を作って新聞社に投稿する活動を行っている。また月に1度、教師や保護者による学年ごとの読み聞かせや、手話教室での聾者による手話を交えた読み聞かせを行っている。
<主な活動内容>
園内研修として読み聞かせ活動の工夫に取り組み、読み聞かせ活動を通して実施できる期ごとの「ねらい」や「内容」を洗い出し、指導計画に活用できる絵本リストを書き加え、実践を通して加除修正している。保護者によるおすすめの本の情報交換など、外部と連携しながら家庭への啓発を行っている。
<主な活動内容>
コロナ禍による活動制限明けには、未就学児童向けの事業を積極的に再開し、ブックスタート及び読み聞かせの会には特に力を入れている。また、読書週間期間中には推薦図書の展示を行い、夏休み期間中にはリサイクル図書の配布を行うなど、小中学生の読書活動を推進している。さらに、原爆写真のパネル展示を実施するなど、特色ある活動を行い、子供の読書活動推進に尽力している。
<主な活動内容>
保護者主体のグループであり、メンバーの募集から学習会の開催、本の選定、活動計画や本の一覧表作成、広報、PTA予算を活用した本の購入など一連の活動をボランティア主導で行っている。読み聞かせに関する研鑽にも非常に積極的で、子ども達のためのよりよい読み聞かせに努めている。素語りができるメンバーもおり、学校と連携して授業の中で素語りを実施するなど、活動の幅も広く、読書に対する興味関心を高めることに、大きく貢献している。
<主な活動内容>