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鳥獣被害対策支援センターでは、県内のカワウの生息情報をより多く収集し、効果的な被害対策に結びつけるため、Web アプリ「カワウG スコープ」を活用して、県民からカワウの目撃情報を収集しています。
カワウは魚を1日あたり500グラム捕食する大型の鳥です。河川や湖沼、養殖場などで魚が捕食され、大きな漁業被害となっています。また、ねぐらや繁殖地の周辺では、カワウの糞や鳴き声による生活環境被害、景観の悪化が問題となっています。
カワウの被害を低減させるため、採食地となる河川では、ロケット花火による追い払い、テグス(防鳥糸)による飛来防止、有害捕獲などの対策が実施されています。また、繁殖地ではドライアイス投入による繁殖抑制、営巣木へのテープ巻きによる追い払いなどを実施しています。
スマートフォンで「カワウGスコープ」にアクセスすることで、目撃した場所、日時などを報告することができます。報告された情報は閲覧することも可能です。
毎年繁殖し広範囲に分散するカワウの対策は、ねぐらや繁殖地、飛来箇所の把握が重要です。県では、報告された情報から、採食地の利用状況や新たな飛来箇所などを把握し、効果的な対策を実施します。
画面イメージ(報告用)
画面イメージ(閲覧用)
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