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特定外来生物セアカゴケグモの確認について(自然環境課)

更新日:2024年9月27日 印刷ページ表示

1 概要

 令和6年9月26日(木曜日)、太田市内において特定外来生物である「セアカゴケグモ」の成体(メス)8匹、卵のう21個が確認されました。県内では、平成17年8月以降散発的に確認されており、今回で17例目となります。

 発見された成体は既に駆除しており、現在までに発見地点周辺から新たな確認はされていません。また、現在までに咬まれた人も確認されていません。

2 経過

9月26日(木曜日)

  • 太田市内の企業敷地内の車両に、セアカゴケグモと疑われるクモの成体2匹が付着しているのを従業員が発見し、踏み潰して駆除。
  • 同企業から県自然環境課へ連絡、県自然環境課から太田市へ連絡。
  • 県自然環境課職員及び太田市環境対策課職員が、発見地点及びその周辺における生息状況調査を実施した結果、同車両から新たに成体3匹と卵のう15個を発見した。新たに発見した成体は、セアカゴケグモのメスの特徴である腹部背面に赤色の帯状の模様が確認できたこと、成体と卵のうを一体的に発見した状況から、セアカゴケグモのメス及びセアカゴケグモの卵のうと判定した。
  • 同車両からは、9月20日(金曜日)から21日(土曜日)にかけて、成体3匹と卵のう6個が発見され、従業員が踏み潰して駆除している。

3 今後の対応

 発見地点及びその周辺における生息の可能性を完全には排除できないため、引き続き、同企業並びに太田市と連携して情報収集するとともに、住民に対して太田市から注意喚起を行う。

4 セアカゴケグモとは

  • セアカゴケグモはオーストラリア原産のクモです。メスは体長が1センチメートル程度、暗褐色又は黒色で、腹部背面に赤色の帯状の模様があり、毒を持っています。オスに毒はありません。
  • 本来日本には生息しないクモですが、海外からの貨物等に付着して国内各地に侵入してきたと考えられています。
  • 基本的にはおとなしく攻撃性はありませんが、素手で触らないでください。
  • 駆除する場合は、市販の殺虫剤を噴霧する、熱湯をかける、靴で踏みつぶす等の方法があります。
  • 万が一咬まれてしまったときは、すみやかに医療機関を受診してください。

<参考>群馬県におけるセアカゴケグモの確認状況

  1. 平成17年8月:高崎市 成体8匹
  2. 平成25年1月:玉村町 幼体7匹、卵のう4個
  3. 平成26年9月:高崎市 成体1匹
  4. 平成26年10月:伊勢崎市 成体1匹、卵のう2個
  5. 平成27年11月:みどり市 成体1匹
  6. 平成29年9月:伊勢崎市 成体1匹
  7. 令和元年7月:玉村町 成体1匹
  8. 令和2年6月:前橋市 成体1匹
  9. 令和3年8月:みどり市 成体1匹
  10. 令和5年6月:太田市 成体1匹
  11. 令和5年9月:桐生市 成体2匹
  12. 令和6年2月:前橋市 成体1匹
  13. 令和6年5月:伊勢崎市 成体1匹
  14. 令和6年8月:伊勢崎市 成体1匹
  15. 令和6年9月:太田市 成体1匹、幼体複数、卵のう2個
  16. 令和6年9月:玉村町 成体1匹

セアカゴケグモにご注意を (PDF:240KB)