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歴史博物館では、春の特別収蔵品展 「いまさらですが…博物館資料の見かた・楽しみかた~ついでにハニワも大放出~」を開催します。
「埴輪の破片はどうやって復元するの?」「何でこの古文書は紙の下半分に何も書かないの?」など、皆さんがいだく疑問に答えながら、博物館資料の見かたや楽しみかた、魅力をお伝えします。また、現在埴輪ブームであることから、国指定重要文化財の「家形埴輪」をはじめ、当館が所蔵する貴重な埴輪を多数展示します。さらに、各時代・各分野の新収蔵品や人気の歴史資料をご紹介します。
金井烏洲、松本宏洞、小室翠雲、群馬県に関係の深い三人の近世の画家の作品を展示します。本紙(作品自体)だけでなく、本紙を引き立てる表装の職人技もご覧ください。
《松樹図》小室翠雲(当館蔵)
大正から昭和時代にかけて撮影された「平田松平・一夫撮影写真」の中から数点を出展します。戦前の前橋市街地の様子、高度経済成長期の街の風景など、昔の写真から、様々な情報をくみ取っていただければと思います。
《平田松平・一夫撮影写真》(当館蔵)
本県出身の考古学者である、東京大学名誉教授設楽博己氏のコレクションの一部を展示します。
5月11日(日曜日)は、設楽氏の講演会「考古ボーイのコレクション」と右島和夫当館顧問とのスペシャル対談「考古少年ものがたり~私たちは考古学に育てられた~」を行います。
《設楽博己コレクション》(個人蔵、当館保管)
令和7年4月19日(土曜日)~6月15日(日曜日)
県立歴史博物館 企画展示室
9時30分~17時00分(入館は16時30分まで)
休館日:月曜日(5月5日は開館)
一般600円、大高生300円、中学生以下無料
※障害者手帳をお持ちの方とその介護者1人は無料
※特別収蔵品展示と常設展示の両方がご覧いただけます